【ボードゲーム・レビュー・評価】ディズニーヴィランズ（Disney Villainous）

■ディズニーヴィランズの外箱・パッケージ

本日のおすすめのボードゲーム
「ディズニーヴィランズ」のレビュー・評価・解説です。

■スペック
プレイ人数　：　2～6人
対象年齢　　：　10歳以上
デザイナー　：　プロスペロ・ホール
外箱の大きさ：　縦26.8㎝×横26.8㎝×高さ6.5㎝
（パッケージサイズ）

■ディズニーヴィランズの評価
平均点（Average score）
　▶7.0（Max.7.0/Min.7.0）
初心者向き度（For beginners）
　▶3pt.≪★★★≫
盛り上がり度（Excitement）
　▶3pt.≪★★★≫
テーママッチ度（Theme matching）
　▶4pt.≪★★★★≫
戦略性度（Strategic）
　▶3pt.≪★★★≫
運度（Luck）
　▶4pt.≪★★★★≫

評価については、こちらを参照ください。
http://blog.livedoor.jp/ogu_resort/archives/2016-05-08.html

■ディズニーヴィランズのルール・レビュー・評価

≪ディズニーヴィランズのテーマ（目的）≫
ディズニーヴィランズは、ディズニーの悪役になって、独自の能力を探求し、物語の中で各自の異なる目的の達成を目ざすボードゲーム（カードゲーム）。いずれか１人が目的を達成したら、ゲーム終了です。そして、その人の勝利です。

≪ディズニーヴィランズのルール≫
全員、担当する悪役を１人選び、それに対応するボード、悪役デッキ、運命デッキ、ガイド、駒を持ちます。悪役デッキから４枚を手札にします。更に、スタートプレイヤーは０パワー、２番目の人は１パワー、３番目と４番目の人は２パワー、５番目と６番目の人は３パワーを持ったら、ゲームスタートです。

自分の番になったら、以下の３つを順番に実施します。
①駒の移動
②アクションの実施
③手札補充


①駒の移動
自分のボード上の任意の場所に自分の駒を移動します。同じ場所には留まれません。また、ロックされた場所にもロックが解除されるまでは移動出来ません。

②アクションの実施
移動した場所に描かれたアクションを任意の順番で１シンボルにつき１個ずつ実施します。

③手札補充
手札が４枚になるように悪役デッキからカードを補充します。

上記を繰り返していき、デッキのカードが尽きたら、捨て札をシャッフルします。

悪役によってボード上に描かれているシンボルに違いがあり、そのシンボルによって出来るアクションが決まってきます。
アクションの種類は以下のとおりです。
・パワーを得る
・手札からカードを１枚プレイする
・自分のボードに出ているカードを活性化する
・他の人の運命カードをプレイする
・自分のボードに出ているカードを移動する
・自分のボードに出ているヒーローカードを移動する
・ヒーローを討伐する
・カードを捨てる

手札からカードをプレイしたり、場のカードを活性化させて能力を使うのにパワーが必要になるものがあります。他の人の運命カードをプレイする場合は、任意の人を指定し、その人の運命デッキからカードを２枚とり、どちらか１つをプレイします。これによって、その人のボードの上半分が隠れることになり、出来るアクションが減ります。ボード上には４つのエリアがあり、自分のボードに置かれたヒーローを討伐するには、ヒーローが置かれたエリアにある自分のカードの強さがヒーローのカード以上になる必要があります。討伐に成功すると、隠れていたアクションがまた使用できるようになります。


ヴィランズの目的は以下のとおりです。
フック船長：ロックされている場所をアンロックし、ピーターパンを運命デッキから公開し、そのピーターパンをジョリー・ロジャー号まで移動させて討伐する。
ジャファー：ロックされている場所をアンロックし、ジーニーを運命デッキから公開し、催眠術を使う。更に魔法のランプをプレイし、サルタンの宮殿まで移動する。
マレフィセント：自分のボードの４か所全てに呪いカードをプレイした状態で、自分の手番を新たに迎える。
ハートの女王：トランプ兵を全てウィケットに変え、自分のボードの４か所全てにプレイする。そして、ショットを使用して成功させる。
アースラ：トライデントと王冠をプレイし、アースラの隠れ家まで移動する。そして、トリトン王を運命デッキから公開し討伐する。その状態で自分の手番を新たに迎える。
プリンス・ジョン：２０パワーを持った状態で自分の手番を新たに迎える。

以上をゲーム終了条件まで繰り返しておしまいです。

≪ディズニーヴィランズのレビュー・評価≫
ディズニーヴィランズは、ディズニーの悪役の１人になって、自分専用の目的をいち早く達成する非対称型の面白いボードゲーム（カードゲーム）です！
ディズニーの世界観がしっかり表現されたカードやボード類にディズニー好きならワクワクさせられます。他の人の目的達成度が後半は常に気になるなか、こっそり自分が目的達成に向けて進めていくのが楽しいです。

他の人の目的の理解、自分の目的の理解とカード構成の理解が初プレイ時になかなか出来ないので、とっつきにくい印象があります・・・

■ディズニーヴィランズの好き度数・おすすめ度数
好き度（Like）
　▶3pt.≪★★★≫
おすすめ度（Recommended）
　▶3pt.≪★★★≫
子どもと度（With kids）
　▶1pt.≪★≫