2019年11月17日

2019年11月17日

【ボードゲーム・レビュー・評価】ブラックロック城(Blackrock Castle)

■ブラックロック城の外箱・パッケージ
ブラックロック城0ブラックロック城01

本日のおすすめのボードゲーム
「ブラックロック城」のレビュー・評価・解説です。

■スペック
プレイ人数 : 2~4人
対象年齢  : 7歳以上
デザイナー : ギュンター・バース
外箱の大きさ: 縦27.3㎝×横37.4㎝×高さ3.9㎝
(パッケージサイズ)

■ブラックロック城の評価
平均点(Average score)
 ▶7.0(Max.7.0/Min.7.0)
初心者向き度(For beginners)
 ▶4pt.≪★★★★≫
盛り上がり度(Excitement)
 ▶3pt.≪★★★≫
テーママッチ度(Theme matching)
 ▶4pt.≪★★★★≫
戦略性度(Strategic)
 ▶2pt.≪★★≫
運度(Luck)
 ▶4pt.≪★★★★≫

評価については、こちらを参照ください。
http://blog.livedoor.jp/ogu_resort/archives/2016-05-08.html

■ブラックロック城のルール・レビュー・評価


≪ブラックロック城のテーマ(目的)≫

ブラックロック城は、ブラックロックの領主が亡くなるまえから、相続人たちはブラックロック城と財産を巡って争っていました。しかし領主の幽霊が財産を監視しています。賢いものだけが、城の落とし穴を抜け、財宝に到達できるのです、というテーマのボードゲーム。いずれか1人が自分の担当する3つの騎士全てで肖像画室からペアとなる肖像画を手に入れ、財宝室に到達させたら、ゲーム終了です。そして、その人の勝利です。

ブラックロック城1ブラックロック城2

ブラックロック城3ブラックロック城4


≪ブラックロック城のルール≫
全員、自分の色の騎士駒3個、肖像画の枠1つ、フック付きロープ3つを持ったら、ゲームスタートです。

自分の番になったら、サイコロを振ります。サイコロの目には白と黒と灰の騎士の目があります。出た色の兜をかぶった自分の騎士を1歩前後左右どちらかに移動させます。1マス1つの騎士しか置けません。やることは、これだけです。

騎士の兜の色と同じ色の肖像画室が3つの角にあるので、それぞれそこを目指します。肖像画室に入ったら、肖像画を2枚獲得できます。この肖像画をペアにすることを目指します。兜の色と同じ肖像画室に入った以降は、他の色の肖像画室にも入ることが出来るようになります。

ゲームを進めていくと、自分の他の色の騎士がペアの肖像画を獲得する場合もあります。もしかしたら、他の人が獲得してしまう場合もあります。

肖像画は、肖像画室に入ることで交換できますし、自分の騎士同士でも交換可能です。更に、他の人が持っている場合、その他の人とも強制的に交換することができます。自分の騎士同士での交換は自由に行えますが、他の人との交換の場合、その騎士駒と隣接する位置に移動することが条件となります。

ペアの肖像画を持った騎士のみ、真ん中にある財宝室に入ることができます。一度財宝室に入った駒はそれ以降動かせません。サイコロでその色の目が出たら、残っている任意の駒を選べます。

このゲームの最大の特徴はなんといっても落とし穴です。落とし穴は遊ぶごとに位置を変えられる仕様になっています。また1つのタイルで落とし穴にはまるのは1か所だけなのですが、対角線上に他の騎士が乗っているとその重みで落とし穴に落ちなくなっています。

ですので、移動したときは落ちなかったのに、対角線上の騎士が移動してしまったことで落とし穴にはまるなんてこともあります。落とし穴に落ちた場合、落ちる直前にいたマスに戻ります。

フック付きロープは、他の人もしくは空いているマスを1つ飛び越えて移動することができます。一度使ったフック付きロープは箱に戻します。

以上をゲーム終了条件まで繰り返しておしまいです。

≪ブラックロック城のレビュー・評価≫
ブラックロック城は、遊ぶごとに変えられる仕様の落とし穴にはまらないように、自分の駒を移動させていきゴールを目指す面白いボードゲームです!
駒がガクッと落とし穴にはまったときは、何とも言えませんw 見た目も可愛くて、ルールは簡単なので、子どもでも楽しめます。

ゲーム終了まで同じことの繰り返しになり、作業感が強くなってしまう面もあり、冗長に感じるかもしれません・・・


■ブラックロック城の好き度数・おすすめ度数
好き度(Like)
 ▶2pt.≪★★≫
おすすめ度(Recommended)
 ▶2pt.≪★★≫
子どもと度(With kids)
 ▶4pt.≪★★★★≫


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