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お知らせ

第55回小熊秀雄賞贈呈式のお知らせ

更新日:2022年05月06日

 4月9日の最終選考会で、4時間に及ぶ激しい議論の結果、第55回小熊秀雄賞は、津川エリコさん(アイルランド在住)の『雨の合間』に決まりました。その贈呈式を下記の通り開催します。
出席予定だった津川さんが、搭乗する飛行機が急にキャンセルになり、来旭できなくなりました。リモートで、ダブリンの津川さんと会場とをつなぎ、スピーチと自作詩の朗読をして頂く予定です。


■第55回小熊秀雄賞贈呈式
 日時 2022年5月14日(土)午後3時から
 会場 アートホテル旭川(旭川市7条通6丁目)

 記念講演 平山秀朋さん(小樽在住)
 演題 『小熊秀雄をめぐる文学的営為〜旭川、椎名町、小樽〜』
  HBC社員だった平山さんの父親の遺品の中から、小熊の妻・つね子の肉声テープが見つかった。つね子が語る、夫・小熊秀雄の実像とは…。

 参加費 500円(会員外700円)

■贈呈式の後、コロナ対策をしっかり取って懇親会を開きます。軽いアルコールと軽食を用意します。参加費は2500円。ぜひ、ご参加ください。

 ※新型コロナウイルス感染防止のため、発熱等体調がすぐれない時にはご参加をお控えください。
ご参加される場合は、必ずマスクをご着用ください。

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第55回小熊秀雄賞決定アイルランド・ダブリン在住 津川エリコさんの詩集『雨の合間』に 5月14日 アートホテル旭川で贈呈式

更新日:2022年04月13日

  第55回小熊秀雄賞の最終選考会が9日に行われ、津川エリコさん(72、アイルランド・ダブリン市)の詩集『雨の合間』(デザインエッグ)に贈ることを決めました。


 対象は2021年1月から12月までに刊行された詩集。94点の応募がありました。

 実行委員会の選考担当による第一次審査で18点を選出。その中から二次選考として、選考担当と4人の選考委員が各2点を推薦し、6点が最終選考会に進みました。

 最終選考会は、実行委員会の会員ら20人が見守る中、旅館「扇松園」(旭川市高砂台3丁目)で、午後3時から始まりました。実行委員会の坂井勝さんが進行役を務めました。

 4人の委員が6冊の詩集について順に講評する形で進み、4時間に及ぶ激しい論議の末に、津川さんの詩集『雨の合間』を第55回小熊秀雄賞に選出しました。


 受賞詩集は、見開きのページに横書きの詩が、左に日本語、右に英語でレイアウトされ、A5判105呂43編の詩を収録しています。

 選考委員の堀川真さんは「横書きの詩集が最終選考会に残ったのは初めてではないでしょうか。詩集を読んでいる感覚ではなく、どこから読んでも一枚ずつのカードをまとめたものを読んでいるような楽しさがあります」と評価しました。

 また、米国人のアーサー・ビナードさんは「7割は英語で書いて、自分で日本語に翻訳していると思う。英語の詩の方がいいと僕は思います。大事な何かをつかんだうえで言葉を探す、それが彼女の表現の土台をなしています。小熊的なしなやかなユーモアにも満ちています」と強く推しました。


 津川さんは、1949年、釧路市生まれ。幼児期に父親が病死し、母の再婚で旭川へ。旭川東高、道教大旭川分校(現道教大旭川校)を卒業。旭東高校時代、詩に親しみました。神奈川県で塾教師として働いた後、1989年にダブリンに移住。おもに日本語教師として働いたということです。


 授賞を知らされた津川さんから、実行委員会に届いた喜びのコメントは次の通りです。

 ――「最終候補」という名の賞を頂いたのだと受け止めていました。でも、もし旭川に住んだことのある私が受賞したら旭川の人たちが喜んでくれると思わずにもいられませんでした。旭川東高校時代、半世紀前、私は詩を書き始めました。それ以来の我流が続いています。その当時の国語の先生は『小熊秀雄論考』の著者、佐藤喜一先生でした。今、岩波の小熊詩集を手に、先生のことを思い出し不思議な気持ちでいます。一次、二次の審査に関わったすべての皆様に感謝するばかりです。


             ◇


 第55回小熊秀雄賞贈呈式は、5月14日(土)午後3時から、アートホテル旭川(旭川市7条6丁目)で開催します。受賞者には、正賞の『詩人の椅子』と副賞30万円が贈られます。


 津川さんは、母親の墓参りを兼ねて来日し、贈呈式に出席する予定だということです。

 



55選考会jpg

会員が傍聴する中で、6点の詩集をめぐり激しい議論が交わされた最終選考会=4月9日午後、旭川市高砂台の旅館「扇松園」で

 

 
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第55回小熊秀雄賞 最終選考会ノミネート作品決定

更新日:2022年03月16日

 第55回小熊秀雄賞の最終選考会に進む詩集が決まりました。
 下記の6点です。(受付順・敬称略)


『一本の樹木のように』(新星出版) 佐藤モニカ
『旋律になる前 の』(思潮社) 紫衣
『糸むすび』(土曜美術出版) 橋爪さち子
『レゴリス 北緯四十三度』(思潮社) 林美脉子
『崖 ハンタ』(あすら舎) うえじょう晶
『雨の合間』(デザインエッグ) 津川エリコ   
 
 1月31日の応募締め切りまでに、94点の詩集が事務局に届きました。その中から市民実行委員会による第一次選考を通過した18点を4人の最終選考委員が読み込み、6点に絞りました。
 最終選考会は、4月9日午後、旭川市で開催します。  
 新型コロナ感染症の影響で、予定を変更する可能性があります。ご理解ください。

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第54回小熊秀雄賞 贈呈式

更新日:2021年10月13日

冨岡悦子さん、高岡修さんに正賞「詩人の椅子」贈る
第43回小熊賞受賞詩人花崎皋平さんが記念講演

 第54回小熊秀雄賞の贈呈式を10月9日(土)午後、アートホテル旭川で開催しました。受賞したのは、冨岡悦子さん(62、東京都)の『反暴力考』と、高岡修さん(73、鹿児島市)の『蟻』の2詩集。当会の橋爪弘敬会長から、冨岡さんと高岡さんに、正賞の『詩人の椅子』と副賞の賞金が贈られました。

 4月10日に開催した最終選考会で、甲乙つけがたいとして2作品に賞を贈ると決定しました。贈呈式は5月に行う予定でしたが、コロナ禍のため延期していました。

 贈呈式では、橋爪会長が「桜に彩られる季節の贈呈式だったはずが、もうすぐ初雪を迎えるこの時期になってしまいました。コロナ禍の下、やっと光が見え始めたこの時期にお2人を迎えて晴れの贈呈式を開催できることを心からうれしく思っています」と挨拶しました。

 選考委員の1人、詩人の佐川亜紀さんが横浜からインターネットを通じて、「小熊賞はどうあるべきか、ということに強いこだわりを持つ4人の選考委員が、毎回、喧々諤々(けんけんがくがく)の白熱した論議の末に選ぶんです」などと最終選考会の様子を紹介しながら、選評を行いました。

 そして2人の受賞者がスピーチと詩の朗読を行いました。
 冨岡さんは「『反暴力考』は3冊目の詩集です。教員の仕事を続けていて、苦しい思いをしている人、子どもは、見守るしかないという状況に何度も遭遇しました。何もできないという焦燥感の中に今もいます。この詩集が、その人たち一人ひとりに届けばいいなと思います。そして言葉の力を誰よりも信じている人間でありたいと思っていますが、まだまだこの闘いは続くと思います」

 高岡さんは「私が小熊賞を受賞したことを知った俳人の西川徹郎さんから、旭川に来るならぜひ会いたいと連絡があり、旭川に着いた昨日、初めて会って、12時までじっくり話し合いました。昔から本を出したら交換して来たんです。この『蟻』は一カ月くらいで書き下ろしたものです。テーマがやって来ると集中的に書くというやり方で20冊の詩集をだしてきました」

 記念講演として、第43回小熊賞を受賞している花崎皋平さん(90、小樽市)が、「長編叙事詩、長編物語詩を愛好する」と題して話しました。

 贈呈式の後は、冨岡さん、高岡さん、花崎さんを囲む会が開かれ、市民実行委員会の会員らが参加して、和やかな時間を過ごしました。 


 
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第54回小熊秀雄賞 贈呈式

更新日:2021年09月28日

お待たせしました。


第54回小熊秀雄賞 贈呈式
10月9日(土)アートホテル旭川で開催します。


 4月10日に開催した最終選考会で、冨岡悦子さん(61、東京都)の『反暴力考』と、高岡修さん(72、鹿児島市)の『蟻』の2作品が、甲乙つけがたいとして、同時受賞と決定しました。


 2人の受賞者には、正賞の『詩人の椅子』と副賞の賞金が贈られます。


 記念講演として、第43回小熊賞を受賞している花崎皋平さんが、「長編叙事詩、長編物語詩を愛好する」と題して話します。


 贈呈式は5月に開催予定でしたが、新型コロナの影響で延期しました。


 日時 2021年10月9日(土)午後3時から

 会場 アートホテル旭川(旭川市7条通6丁目)

 

 記念講演 花崎皋平さん(第52回小熊秀雄賞 受賞詩人)

 演題 「長編叙事詩、長編物語詩を愛好する」

 参加費 500円(会員外700円)


 ■贈呈式終了後、冨岡さん、高岡さん、花崎さんを囲んで、懇親会を開きます。感染対策を慎重に講じて、軽食とアルコールなどもご用意します。ぜひ、ご参加ください。参加費は2500円です。


 ※問い合わせ 事務局 あさひかわ新聞・工藤 
      TEL: 27-1577 携帯: 090-7510-1796 mail: info@asahikawa-np.com


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緊急のお知らせ

更新日:2021年04月26日

 5月22日(土)午後3時から、アートホテル旭川(旭川市7条6丁目)で開催する予定だった第54回小熊秀雄賞の贈呈式は、延期することにしました。 

 新型コロナの感染拡大で、首都圏など広い地域に緊急事態宣言が出されたこと、また、旭川でもクラスターが発生していることなどが理由です。 

 「コロナ」の状況を見ながら、8月から9月にかけて、適切な時期に開催したいと考えています。

 どうぞご理解ください。               

小熊秀雄賞市民実行委員会 
会長 橋爪 弘敬
 
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第54回小熊秀雄賞決まる

更新日:2021年04月13日

冨岡悦子さん『反暴力考』
高岡修さん『蟻』の2詩集に

5月22日 アートホテル旭川で贈呈式

 第54回小熊秀雄賞の最終選考会が10日、扇松園(旭川市高砂台3丁目)で行われ、冨岡悦子さん(61、東京都)の『反暴力考』と、高岡修さん(72、鹿児島市)の『蟻』の二作品を選出しました。

 対象は2020年1月から12月末までに刊行された詩集。全国から107点の応募がありました。

 選考委員は、アーサー・ビナード(詩人・エッセイスト)、佐川亜紀(詩人)、堀川真(絵本作家・名寄市立大准教授)、松井晶彦(演出家)の4氏。実行委員会の坂井勝さんが進行役を務めました。

 実行委員会による第一次審査で18点を選出。その中から二次選考として、実行委員会と4人の選考委員が各2点を推薦し、10冊の詩集が最終選考会にノミネートされました。

 最終選考会は、旭川市高砂台の旅館「扇松園」で午後3時から始まりました。新型コロナの感染対策として、今回は会員に公開せず、運営委員と一次選考委員12人が見守る中で行われました。

 4人の選考委員が、それぞれ推薦する詩集について講評する形で進み、3時間を超える論議の末に、「甲乙つけがたい」として2作品に賞を贈ると決めました。授賞をしらされた2人は次のようなコメントを寄せました。

 冨岡さん 「1968年から続く伝統ある小熊秀雄賞受賞の知らせを受け、たいへん光栄に思います。『反暴力考』は、目の前の現実にうちひしがれ、挫折感を味わい、それでも現実に向き合おうとする人間の声に、全身全霊で耳を澄ました受容の書です。『反暴力考』には、複数の声がひしめきあっています。それは身近な少年少女の声であり、仕事に消耗した人の声であり、死者たちの声であり、活字を通して対話を交わす人の声であり、私自身の体内の声でもあります。このたび受賞を通じて、小熊秀雄の名につながることは、今後の詩作の大きな励みとなります。ありがとうございました」

 高岡さん「『犀』『蛇』『胎児』『原始の人』というように、ひとつのテーマを集中的に書き下ろしてきた私だったが、いつの頃からか「蟻」をテーマとした詩集を書きたいと思うようになった。ところが、いつまで経っても、その詩集はやってこなかった。初めてのことだった。20冊は詩集を出したいと思っていた私にとって、結局、『蟻』は19冊目の詩集となった。ぎりぎりのところで目的を果たしたことになる。そんな詩集で、本土最南端で詩を書き続けてきた私が、本土最北端で優れた詩業を成し遂げた一人の詩人の賞を受賞する。これほど嬉しいことはない」

 第54回小熊秀雄賞贈呈式は、5月22日(土)午後3時から、アートホテル旭川(7ノ6)で開催する予定です。受賞者には、正賞の『詩人の椅子』と副賞の賞金が贈られます。

冨岡悦子 写真 (1)  高岡修 写真
冨岡悦子さん                           高岡修さん


01小熊写真3

白熱した議論が交わされた最終選考会=10日午後、市内高砂台の扇松園で
 
 
 
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緊急の連絡とお詫びです

更新日:2021年04月04日

4月10日に開催する予定の最終選考会の会員への公開は、感染リスクを考慮して、大変残念なのですが、取り止めることにしました。傍聴を申し込まれた方、本当に申し訳ございません。

 「選考会は延期を」との声もあったのですが、市民の会の運営委員の議論と4人の選考委員の方々の意見を踏まえて、机上にパーテーションを設置する、空気清浄機を持ち込むなど充分な感染対策を取った上で、最低限の傍聴で行おうと決断しました。

 首都圏から来旭する選考委員もいらっしゃいますから、公開の取り止めについては、どうかご理解ください。私たちとしても、会員の方たちに傍聴していただけないのは、忸怩たる思いです。

 次回は、皆様と一緒に白熱の論議を見守れる状況になるのを祈るばかりです。ご自愛されてご活躍ください。

               2021.04.04

小熊秀雄賞市民実行委員会 事務局
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第54回小熊秀雄賞の最終選考会ノミネート作品が決まりました

更新日:2021年03月15日

以下の10点の詩集です。(受付順)

 慂‥腓領沺挂畋執夫 (福島県いわき市) モノクローム・プロジェクト

◆愀嘉腓ら』高良勉 (沖縄県島尻郡) 思潮社

『逆立』北村岳人 (東京都小平市) 港の人

ぁ愴針塾蝋諭拮擴悦子 (東京都大田区) 響文社

ァ愎晴(ティルル)とさえずり』宮内喜美子 (東京都三鷹市) 七月堂

Α慳楹个瓩燭藾陲髻拊翅写脆 (埼玉県坂戸氏) 版木舎

А悒戰鵐帖”にのって』熊井三郎 (奈良県北葛城郡) 竹林館

─悗えしうた』森れい (苫小牧市)  緑鯨社

『蟻』高岡修 (鹿児島市) ジャプラン

『たぶん書いてはいけない』南雲和代 (東京都北区) 土曜美術社出版販売

 ※なお、最終選考会は、4月10日(土)午後3時から、扇松園(旭川市高砂台3丁目)で開催します。
選考は原則として、会員に公開で行いますが、今回は、「三密」を避けるため、申し込み先着10人とさせていただきます。コロナ禍の感染症対策ということでご了承いただきたいと思います。

 受賞作の発表は、4月12日(月)午後1時から、旭川市役所の市政記者クラブで行います。
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第53回小熊秀雄賞贈呈式 長田典子さんに正賞「詩人の椅子」贈る 『旅の文法』の柴田三吉さんが記念講演

更新日:2020年10月23日

 第53回小熊秀雄賞の贈呈式を10月17日午後、アートホテル旭川で開催しました。受賞したのは長田典子さん(64、横浜市)の詩集『ニューヨーク・ディグ・ダグ』(思潮社)。市民実行委員会から、長田さんに正賞の『詩人の椅子』と副賞30万円が贈られました。

 コロナ禍のため、例年は4月に行われる最終選考会が9月にずれ込み、贈呈式もこの日の開催になりました。

 橋爪会長は、「この贈呈式は桜の咲く頃に終わっているはずでした。コロナの影響で、それから5カ月、何とか開催することができ安堵しています。長田さんの詩は個人史的ではありますが、9・11、3・11を通して社会を洞察した、素晴らしい作品です。重苦しい雰囲気の中で、詩はみなさんに光をもたらしてくれるものだと信じています」と挨拶しました。
 4人の選考委員の一人、松井晶彦さん(演出家・旭川市)は、「選考は非常にもめました。私は詩は大いなるフィクションだと思っており、長田さんの『ニューヨーク・ディグ・ダグ』をフィクションとして読みました。リズミカルであり、緻密で複雑に作られている作品です。社会性を持った新しい詩です」と講評した。
 黒蕨真一・旭川市教育長が祝辞を述べた後、長田さんがスピーチしました。
 「現代詩から解放された現在詩を書きたい、と思って書いてきました。何か新しいものを、という一念で、常に前衛的であることを目指してきました。小熊秀雄賞を受賞したことは、私に大変な勇気と励みを与えてくれました。ありがとうございました」と誠実な口調で、お礼の言葉を述べました。

 記念講演は、詩集『旅の文法』で前年度第52回小熊秀雄賞を受賞した柴田三吉さんが「詩のリズムと音楽性—小熊秀雄・今野大力を中心に」と題して、約1時間20分にわたり話しました。

 式の後は、長田さんを囲む会が開かれ松井さんや柴田さん、市民実行委員会のメンバーらが参加して、和やかな時間を過ごしました。

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