第46回小熊秀雄賞の最終選考会を、7日午後4時から旭川市高砂台の旅館「扇松園」で開き、授賞作品に大江麻衣さん(三重県四日市市)の「にせもの」(紫陽社)と、与那覇幹夫さん(沖縄県那覇市)の「ワイドー沖縄」(あすら舎)の2作品が決定しました。
 
今回は全国から118点の応募があり、最終選考会ではその中から選ばれた最終候補作品6点の作品を選考しました。出席した選考委員は、工藤正廣さん(詩人・北大名誉教授・札幌)、石本裕之さん(詩人・旭川高専教授・旭川)、アーサー・ビナードさん(詩人、エッセイスト・東京)、堀川真さん(絵本作家・旭川)の4人です。
 選考は、会員ら約30人が見守る中で公開で始まりましたが「6作品はどれもすばらしい作品」という点で一致。このため、議論は白熱しましたが、最終的に上記の2作品とヤリタミサコさんの「私は母を産まなかった/ALLENとMAKOTOと肛門へ」に絞られました。その結果、上記の2作品はいずれも小熊賞にふさわしく甲乙つけがたいとして、同時授賞が決定しました。

 4選考委員の選評と作品紹介は、あらためてこのホームページ上で紹介します。授賞式は5月18日午後4時から旭川市のトーヨーホテル琥珀の間で開く予定です。


■大江麻衣(おおえ・まい)さん略歴
大江P1070110-001
1983
年、三重県四日市市生まれ。

詩集に『道の絵』(私家版・2009年)。

『にせもの』は第二詩集。





■与那覇幹夫(よなは・みきお)さん
P1070126-001
与那覇2  
1939年 沖縄県
宮古島市(旧平良市=ひららし)生まれ。
詩集に  詩集『赤土の恋』(現代詩工房/第7回山之口貘賞)、『風の言ぶれ』(批評社)、『体温』(まろうど社)、『鶴よ 46億年の神歌』(パレット舎/第25回現代詩人賞候補)がある。