〜すべての人に居場所と出番を〜足立区議会議員 『おぐら修平』 ブログ

派遣社員、藤田幸久衆議院議員秘書などを経て07年4月から区議会議員5期目。 現場主義を理念に掲げ、格差・貧困問題や非正規雇用対策、子育て支援、お互いに支えあい助け合う地域づくりなどを重点政策として取り組んでいます。

家賃や光熱水費の滞納から福祉に繋ぐ仕組み作り

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4年前にコロナ禍で仕事がなくなり収入もないため警備会社を退社して寮を出たものの、仕事も見つからず、所持金数百円になりホームレス状態だった40代男性。

当時、生活保護申請やアパート転宅などサポートしていて、その後、仕事も見つかり生活は落ち着いた様子でしたが、昨日、保証会社から連絡がきて、家賃滞納ですでにアパートを出てしまっていて、携帯電話の電源を切っていて連絡がつかないとのこと。

(※保証会社の緊急連絡先になる家族や友人・知人がいないため、私が緊急連絡先に登録)

こちらからも電話してみたのですが、やはり電源を切った状態で連絡がつかず。

毎回のことですが、相談に繋がるのは、
・すでにアパートや寮を退去した後で、ネットカフェで寝泊まりや友人・知人宅に居候、公園などで野宿など住まいがない状態
または、
・長期の家賃滞納で退去が目前に迫られている
という状況で、すぐに相談に繋がればと思うことばかりで難しいです。

住まいがない状態に対して、実家に戻ればいいのではないかという声も何度か聞いてきましたが、相談者の多くが複雑な家庭事情で、親からの虐待や親きょうだいも困窮しているなど、そもそも親きょうだいと連絡を取ってうない、連絡を取れる関係にないという方ばかりであったのも共通する課題。

家賃滞納や光熱水費の滞納の早期発見、早期解決に向けて、足立区では、家賃滞納や光熱水費の滞納などから、
「福祉まるごと相談課」
に繋ぐ取り組みを実施しているのですが、実際に相談に繋がった実績が少なく、早い段階でまずは相談に繋ぐため、各関係機関との連携強化に取り組んでいます。

宮城氷川神社例大祭、神輿に参加

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宮城氷川神社例大祭、神輿渡御に参加。

地域によってお祭りを開催する時期は若干異なりますが、足立区では9月に神社のお祭り、神輿渡御が行われるところが多いです。

また、地域によって神輿を出すのは2年ごと、3年ごとだったり、毎年神輿渡御が行われるところもあるなど様々で、町内の新田稲荷神社は3年ごとで、宮城氷川神社は毎年神輿渡御が行われます。

神輿は地元の神輿の会、宮城睦会を中心とした地域の皆さん、地元の城北信用金庫や水再生センターの職員さんなど多くの担ぎ手と、子ども神輿も地域の子どもたちで盛況に行われ、途中、休憩場所では町会・自治会や地域の皆さんによる飲食の接待など、お祭りを通した地域コミュニティを実感します。

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■あだちの盆踊り・あだちのまつり 2024

足立区内の各地域で開催される盆踊りやお祭りの日程一覧。こちらもぜひご参考まで。

★9/25(水)19時〜第50回 貧困問題オンラインセミナー「移民・難民、困窮する外国人支援の現場から」 開催!

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★第50回 貧困問題オンラインセミナー

今回は、難民申請や仮放免、住まいを失い困窮する外国人のあらゆる全ての生活医療支援に取り組まれている、一般社団法人つくろい東京ファンド、ほしぞら医療班の武石晶子さんをゲストにお招きして開催。
ぜひご参加お待ちしています!

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「移民・難民、困窮する外国人支援の現場から」

日時:9月25日(水)19時〜20時半
(ZOOMウェビナー)

講師:武石 晶子(一般社団法人つくろい東京ファンド、ほしぞら医療班)

★申し込み:https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_uKvc8R0nRnec0hOGpy-APw#/registration
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(区民相談)街路灯の明かりが自宅の中に

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近所の方から、
「街路灯の明かりが家の中に入ってきて夜中もずっと明るいままで…
角度を変えるか上から何か被せるか出来ないかしら?」
と相談を受け現地確認。

たしかに、なぜかここだけが街路灯の角度が斜めになっていたので、街路灯を管理する担当部署に住所と街路灯番号をお伝えして、後日、現地確認していただくことになりました。

ちなみに、足立区が管理している道路「区道」に設置してある街路灯は、画像の通りアルファベットと数字で管理していて、例えば、街路灯の照明が消えているなど何かございましたら、

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足立区 安全設備課
電話 03-3880-5709
メール setubi@city.adachi.tokyo.jp
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こちらにご連絡いただければ幸いです。

東京都が管理している都道(環七)や、国土交通省が管理している国道(国道4号 日光街道)の街路灯は東京都や国がそれぞれ管理。

〜小さなことから一つひとつ〜

決算特別委員会での質問に向けて

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今日は全員協議会で、令和5年度の一般会計と国民健康保険・介護保険・後期高齢医療、3つの特別会計決算、財政状況について担当部署より説明。

(※全員協議会=重要なテーマについて検討するために議員全員が集まって開かれる会議)

来週9月20日(金)から令和6年第3回定例会で議会が始まり、
今回は委員である
・厚生委員会
・エリアデザイン調査特別委員会
での質問と、
10月2日から10月10日まで行われる決算特別委員会で計3回の質問を予定しており、その準備中です。

特に決算特別委員会は、税の使い道や足立区で実施してきた事業、政策の中身を検証して次年度に活かしていく重要な場面。

これまで取り上げ続けてきたテーマとしては、
・がん検診の受診率の向上に向けた対策
・国民健康保険料の未納を未然に防ぐ対策と失業などで収入が激減した時の減免制度の周知徹底
・毎年約2000人ペースで増加している高齢者の一人暮らしの住まいの確保に向けた支援策
(居住支援協議会の機能強化、居住支援法人の設立支援なども)
・地域のまちづくり等々、新たな住民参画の仕組み作り
・福祉事務所の職員、ケースワーカーの増員と専門資格取得のための研修などの支援強化
・交通過疎地域のコミュニティバスをはじめとする整備
など。

これらの政策テーマについて、決算書類の中身を詳細にチェックしていくと、状況がよくわかり、次年度の改善に向けた政策提言を行っています。

〜暮らしの声を政策に〜


★令和5年度普通会計決算の状況
https://www.city.adachi.tokyo.jp/zaise/ku/kuse/zaise-k-r5futsu.html

まずは口に出す、人に相談することの大切さ(生活困窮相談)

生活困窮相談でよくあるのは、相談を受けている内容の他にも、例えば、複数の借金があったなど隠れた課題が後でわかることです。

同時に複数の課題を抱えていて何をどうすればいいのかわからず重要な点が抜けていたり、都合の悪いことはなかなか人に言えないことなどもその背景にあるのではと思うところ。

切羽詰まった状態で一人で悩みを抱えていて、自分で何とかしようとするのですが、どうにもならない状況になってようやく相談に繋がる事例が多く、困窮者支援団体の方は
「(将棋の例え)詰んだ状態になってやっと相談に繋がる。」
ということを述べていましたが、まさにその通り。

まずは早い段階で自分が抱えていることを人に話すことが、大事だといつも思うところです。

また、相談を受けた側は、その内容について注意したりジャッジしないことも大事なポイント。

相談する側からすれば、「また怒られる」「ダメ出しされる」と困っていることが話せなくなるので。

人に話すことで頭の中が整理される、頭の中で抱えていたものを口に出すこと話すことで心の中がすっきりするもので、具体的な課題が改善しなくても、
「おかげさまでありがとうございました。」
といった場面を何度も目の当たりにしてきたところで、話せる友人や知人、家族がいれば話や相談してみる。公的な相談窓口、民間支援団体の相談窓口に相談してみる。

自分で一人で抱えないということが問題を早く改善していくためにも大切なポイントだと思います。

こちらもぜひご相談ご活用いただければ幸いです。

足立区 福祉まるごと相談課

足立区 オンライン相談

〜足立区のおいしい給食作りました!〜

〜足立区のおいしい給食作りました!〜

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(小松菜バター醤油スパゲッティ)
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(エビクリームライス)


「小松菜バター醤油スパゲッティ」と、学校給食で子どもに人気NO.1メニューの
「エビクリームライス」

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先月、セブンイレブンの足立区内の店舗で限定販売していた足立区のおいしい給食メニューと同じものを自家製で初挑戦。

エビクリームライスは安定の美味しさ。小松菜とベーコン、バターの組み合わせもとても良かったです✨

足立区の学校給食レシピは、こちらの画像をクリック ↓
皆さんもぜひお試しください!

また、足立区役所 南館14F 展望レストラン「ソラノシタ」では、実際の学校給食と同じレシピで作ったおいしい給食ランチ、えびクリームライスと週替わりメニューもございますので、区役所にお立ち寄りの際にはこちらもぜひ!

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7/23(火)19時〜第48回 貧困問題オンラインセミナー「ホームレス、困窮者支援の現場から」

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★第48回 貧困問題オンラインセミナー!

今回は池袋で炊き出しや夜回り、住宅支援などホームレス、困窮者支援に取り組んでいる、
特定非営利日法人 TENOHASI(てのはし)代表理事の
https://www.tenohasi.or.jp/
清野賢司さんを講師にお招きして開催。

ぜひご参加お待ちしております。

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第48回 貧困問題オンラインセミナー

「ホームレス、困窮者支援の現場から」
〜炊き出し、夜回り、貧困問題の現場に迫る〜

◎日時:7月23日(火)19時〜20時半
(zoomウェビナー)

◎講師:清野 賢司(せいの けんじ)
(特定非営利法人 TENOHASI(てのはし)代表理事)

元公立中学校社会科教員、池袋で食糧支援、夜回りなどホームレス状態、困窮者の支援に取り組む。

★申込み:https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_NicvwGFtRiycytOR5-E1Uw#/registration

本会議3日目。Z世代の特性や賛否両論を狙ったシティプロモーション

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本会議3日目。

先日に続いて各議員から、災害対策、各地域のまちづくり、高齢者福祉、子育て等々、多岐にわたるテーマで質問がなされた中で印象に残ったのが、
13歳〜29歳、Z世代向けの行政情報の発信に関する質問で、
時間対満足度「タイパ」タイムパフォーマンス重視であること。

例えば、
・YouTube動画は1.5倍や2倍速で見る。
・オンライン録画授業も2倍速。
・Tik tokは十数秒程度。
・曲はAメロ飛ばしてサビしか聴かない。

といった習慣に世代間の違いを改めて認識したことや、

「ワケあり区、足立区」
https://www.city.adachi.tokyo.jp/citypro/wakeariku.html
という、あえてネガティブなイメージを持つメッセージを入れて賛否両論、話題になることを狙ったシティプロモーションに対して、否定的な議会質問が多かったことなど、
世代間の違いや、多種多様な受け止め方を実感する場面でした。

今回は本会議質問の出番はなく、来週の厚生委員会、エリアデザイン調査特別委員会の質問準備中。

〜現在も続く困窮相談の数々〜

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〜現在も続く困窮相談の数々〜

・住まいを失い所持金がほぼゼロの20代男性。
・住まいを失い所持金もなく生活保護の申請に行ったところ、劣悪施設へ入所させられようとしていた20代女性。
・住まいがなく足立区内にあるビジネスホテルに宿泊、全財産6千円となった30代男性。

これらの相談は、
私も駆けつけ支援スタッフを務め、
反貧困ネットワークなど困窮者支援団体や法律家などで構成する、
「新型コロナ災害緊急アクション」
の緊急メール相談フォームに寄せられた足立区に関連する相談の一部で、
(※相談は5年間で3,000件以上)

足立区の案件は、ほぼ私が対応してきたものの、
議会等で直接お会いして面談したり、福祉事務所に生活保護申請同行の時間がなく、関係者の皆さんにお願いする場面も多々あり。

また、個別にホームページやSNS、支援者、知人を通じての相談も多く、
・九州地方の方から生活保護申請の際の持ち家や車の保有の相談。
・生活保護利用中の方から足立区の福祉事務所の対応についての相談。
・関西方面の自治体の福祉事務所の対応についての相談。
・3年前に住まいを失い所持金もなく生活保護でアパート転宅した30代男性の家賃滞納。
などの相談に対応中。

生活が困窮している。
住まいを失い所持金もないという状況に至るまでの背景は、百人いれば百通り。

まさに千差万別で、
一つひとつ個別ケースにあわせて、いかにして抱えている課題を改善していくか。
生活再建に向けて、こじれた紐を一つひとつほどくようにサポート中。
また、現場で見えた課題をどうすればいいか?
生活保護をはじめとする制度の改善に取り組んでいます。
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Profile

おぐら修平

■1974年 三重県尾鷲市生、派遣社員、藤田幸久 衆議院議員秘書(東京12区 北区/足立区西部)などを経て、07年 区議選で初当選、現在5期目。
■現在、コロナ災害対策自治体議員の会 共同代表(貧困問題に取り組む全国超党派の自治体議員)、千住消防団第8分団班長、新田商店会顧問など務める。
日本最大のコンテスト「マニフェスト大賞」で貧困問題の取り組みについて2年連続で最優秀賞を受賞!
◎フェイスブック
http://www.facebook.com/ogura.shuhei
◎おぐら修平公式サイト
http://www.ogura-shuhei.com

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