つい先ほど、買い物中のこと。

「なぁ、なぁ、なぁ、なぁ、姉さん!・・おせでけろっ!」

・・・と、コートのフードを引っつかまれ、声を掛けられた。

歳は・・・50台半ばかな・・と思われるおぢさんと、その息子さん・・ぐらいの青年の2人連れ。

フードを引っつかんで声を掛けたのはおぢさんの方だ。

見ると、洗濯用の洗剤を選んでいるらしい。

「こいづで洗ったらいいんだが?」

・・・と、青年に持たせているのは柔軟剤。

「それは、柔軟剤だから洗えないですよ」と答える。(フードは掴まれたまま。むしろ引っ張られ加減)

「んだが。んだべ。ほれ、みれ〜」

・・・・・・・おぢさんは青年に勝ち誇る。


洗剤はこの辺り、これは柔軟剤、ここら辺が漂白剤と教えてあげる私。(親切だっ)

(ここでフードを掴んだ手を振りほどく。・・・んにゃろっ!)


「ありや、悪がったー。(フードの件)
・・・んだげっと、こいづらみな一緒に入れだらいいんだが?」

・・・いやいや、一緒に入れたらダメ・・

「なんだいやー、オレみな一緒に入れでだ〜。
 ソフランど、ワイドハイターど、トップど〜・・・」

・・・・柔軟剤はすすぎの最後に入れるの・・

「んなー(; ̄Д ̄)!!ほしたら(乾したらじゃないよ。そしたら・・ね)せんたっきずーっと見張ってねげねのだいが?」

・・・・全自動だったら、柔軟剤いれるところがありますよ・・

「あー、あーあー。あれ、あの穴っこがれ?」

・・・・そうそう、あの穴っこ。


ついつい調子に乗せられた私だった。


柔軟剤を手にした青年は終始無言でニコニコ。


勢いのあるおぢさんだったなぁ・・・。


服装は作業着。ニッカボッカって奴?

言葉は多分・・・津軽弁。

買い物籠の中には、280円のお弁当とお酒と柔軟剤。



冬場だけ、仙台でお仕事してるのかな、と想像した。

家では奥さんがお洗濯してくれる。

暖かい家族の存在を、なんとなく感じた。