建築巡礼

     心震える建築を求めて

<写真の無断転載を禁止します>                                All photo by K.Ogura    

光明寺本堂

光明寺

























播磨高野と称される五峰山に位置する真言密教寺院。
1859年に火災で焼失、1925年に武田五一の設計により再建された。
四本の向拝柱には伸びやかな海老虹梁が架かる。

瑞龍寺仏殿

zuiryuji


















石川県高岡市に建つ禅宗様仏殿。
一重裳階付きの総欅造りで富山県唯一の国宝建築(1997年指定)
鉛瓦葺きの珍しい屋根は、他には金沢城石川門に例があるのみ。

一乗寺三重塔

一乗寺 (38)
























兵庫県加西市の山間に建つ和様三重塔(国宝)
奈良・京都以外では最古の塔(1171年)
稚児棟がない屋根には僅かな照り起りがつく。
本堂へ向う石段を上り下りしながら全方位を鑑賞できる。

醍醐寺三宝院

 醍醐寺     

















本堂脇にある<酒づくしの庭>
苔と白砂で瓢箪徳利と杯を表現。現在非公開。
村野藤吾は佳水園庭園に於いて、ここを模した中庭をデザインしている。


ル・トロネ修道院

ル・トロネ修道院2

















建築家フェルナン・ブイヨンが獄中で書いた小説『粗い石
その舞台となったル・トロネ修道院は、南プロヴァンスの人里離れた山中にひっそりと建つ。
装飾を極力排除し、石のみで造られる簡素な空間はフランスロマネスク建築の代表例。
ブイヨンと同じくオーギュスト・ペレに師事したコルビュジエは、ラ・トゥーレット修道院設計の際
ここを訪れ、多大な影響を受けた事で知られる。


本門寺五重塔

本門寺 (40)
























組物、棰ともに初層は和様、二層以上は禅宗様。
屋根は一・二層は本瓦葺き、三・四層は銅板瓦棒葺き、五層は銅板本瓦葺きと
三種の異なる屋根で葺かれる。
関東に残る五基の五重塔のうち最古(1608年)であり、桃山期唯一の五重塔。

伊佐爾波(イサニワ)神社

isaniwa
























 

全国約三万社ある八幡宮のうち八幡造によるものは四例しかない。
大分の宇佐神宮と柞原(ユスハラ)八幡宮、京都の岩清水八幡宮、
愛媛の伊佐爾波(イサニワ)神社である。
その中で本殿を間近で見ることができるのは伊佐爾波神社のみ。
内殿と外殿の屋根の重なり、両端に延びる谷樋は八幡造の特徴。

飛鳥寺

飛鳥寺

























日本最古の本格的寺院。法興寺又は元興寺ともいう。
塔を中心に東西北に金堂を配した一塔三金堂式の伽藍だったが
鎌倉時代に落雷で焼失、江戸時代に現在の姿に整備された。
本尊の飛鳥大仏(重文)は日本最古の仏像。
作者は法隆寺釈迦三尊像(国宝)と同じく鞍作止利。

大池寺書院

daitiji

















周りを池に囲まれている事から大池寺という。
書院より蓬莱庭園(小堀遠州作)を臨む。

住吉大社

住吉大社 (32)


























切妻・妻入り、箱棟、直線垂木、板壁等の特徴を持つ住吉造り。
奥行は大社造りの二倍の四間。
神明造り、大社造りと共に日本最古の神社建築様式。

乙法寺三重塔

oppouji

























新潟県胎内市乙(きのと)の海岸線近くに建つ和様塔。
日本海に面する数少ない三重塔。

イル・ジェズ教会

シェズ教会

















フランシスコ・ザビエルで有名なイエズス会の元総本部。
平家建をあえて二層に分け、上下層を左右の渦巻装飾で繋いだファサード。
最初のバロック建築といわれている。堂内にはザビエルの右手が安置されている。


吉水神社書院

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<義経潜居の間>
最古の書院建築。海老束がない違い棚。

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釘隠しは木製の六葉。鴨居は長押に付樋端を打つ。

善水寺本堂

善水寺


 














建物の隅柱を伸ばし軒反りを美しく見せる隅伸び。柱の長さが異なるため隅の頭貫が傾く。
中世以前の建築に見られる技法。

永保寺観音堂


永保寺

























角度の急な長刀反りの軒、垂木を隠す板軒、簡略化された組物、花頭窓の省略、
前面吹き放しに板敷床(和様)など禅宗様の定石を崩して新たな造形を試みる。


明通寺

明通寺


















日本海と京都を結ぶ鯖街道の入り口として栄えた小浜は、海のある奈良と呼ばれ古寺が多い。
明通寺は福井県唯一の国宝建築(本堂と三重塔)を擁する寺院。

円覚寺舎利殿

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鎌倉期を代表する禅宗様仏堂。神奈川県唯一の国宝建築。
禅宗様建築は鎌倉時代に宋から禅宗とともに伝わる。
同建物は太平寺仏殿(鎌倉市)を移築したもの(室町時代)。
原則非公開。

唐松観音堂

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日本屈指の急勾配の崖に建つ観音堂。
1976年の再建の際、コンクリートの束、床のタイル貼り、転落防止の金網設置等
にアレンジされたが創建当初のフォルムはほぼ保たれている。

斑鳩寺三重塔

斑鳩寺三重塔 (6)

















いかるがでら。別名はんきゅうじ。兵庫県太子町にある聖徳太子ゆかりの寺院。
西の法隆寺と呼ばれる。三重塔初層隅木の手挟<三日月に手を伸ばす猿>

テンピエット

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聖ペテロ殉教の地に建つ礼拝堂。
ローマに於けるブラマンテの代表作。(1510年完成)
同ローマの円形神殿から着想。

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