藍田マリンちゃんが撮影に来てくれました。
マリンちゃんは、女優さんであり、写真を撮るお仕事もされています。
今回はくじら企画の写真撮影のスタッフをしてくださっています。
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さて・・・
私が演じる、則夫のお母さんのヨシさんについて少し触れようかとおもいます。
ヨシは、幼いころひどい虐待をうけ、親に捨てられ、
極寒のロシアの街へ10歳にも満たない年齢で移住。
ところが不幸にもロシアのパルチザンによって
7000人もの人が虐殺されるという事件がおきました。
幼いヨシが、どのようにして焦土と化した極東の町で生き延びたのか?
彼女は詳細を語ることはありませんでした。

よく言われることですが、虐待は世代間で連鎖すると。
愛を知らず、愛し方もしらず育ったヨシは、
8人も子供を産んだのだけれど、
愛ある家庭というものを育むことができなかったようです。

特に、則夫に関しては、産みたくなかったという気持ちがあり
夫に似ていた、ということも相まって、無関心であり
憎悪の対象でもあったと思われます。

家庭の中で一番優しい子供にしわ寄せがいくとも聞きますので、
則夫が本当は家族の中で誰よりも
一番、感受性が強く優しい子供だったのだと思います。

則夫は、母に対し、一方で愛を求め、それが得られず、激しく憎悪をつのらせていきます。
則夫は、母親の過去を知らなかったそうです。
刑務所に入ってから、鑑定をおこなった石川医師から母の過去を知らされた。
その後、則夫は、母に手紙を送り続けます。
カナ文字しか読めない母のために、大きなカタカナ文字で手紙を書いた。
返事がこなくても、母が亡くなるまで、送り続けたそうです。

マリンちゃんが親子の迫力のシーンを撮ってくれました。
ヨシさん役とも格闘し、則夫とも格闘しています。
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余談ですが、マリンちゃんには
わたしの結婚式の時も写真をお願いしました。うふっ。
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藍田マリンちゃんのブログはこちら↓
撮影の日の模様、その他、プチ情報、くじら関係の情報が網羅されています。
http://marineaida.blog.shinobi.jp/Date/20171207/1/

「サヨナフ」
― ピストル連続射殺魔ノリオの青春 ― 
ウイングフィールド提携公演
■作:大竹野正典
■演出:くじら企画
■出演
秋月雁 戎屋海老 九谷保元 栗山勲 
下村直裕(劇団大阪新撰組) 
藤井美保 小栗一紅 森川万里(桃園会)
■場所
ウイングフィールド (心斎橋)
TEL 06-6211-8427
■日時  
2017年
12月15日(金) PM7時30分 開演
12月16日(土) PM1時00分 開演
12月16日(土) PM6時00分 開演
12月17日(日) PM2時00分 開演
□チケット料金□
■前売券 2800円
■当日精算券 2800円
■当日券 3000円
■中高生券 1500円
※受付開始・開場は開演の30分前です。

小栗のチケット予約先
http://ticket.corich.jp/apply/82469/009/
私に直接お申し込みでも⭕️

劇団チケット予約
http://stage.corich.jp/stage/82469
■スタッフ
舞台監督 谷本誠
照明 林 鈴美
音響 大西博樹
小道具 柴垣啓介(劇団ひまわり)
制作 秋津ねを(ねをぱぁく)
製作 塚本修 後藤小寿枝

故 大竹野正典さんが
2005年に書いたチラシの文章
「サヨナフ」
― ピストル連続射殺魔ノリオの青春 ― 
 三年前の夏、私はこの作品を書くに当たって、永山則夫に関する書物をむさぼり読んだ。
しかし、その世界に 耽溺する程、彼の存在が、生々しい肉となって立ち現れ、私は日夜彼の亡霊にうなされ、悩まされ続けた。
深入 りすればする程、永山則夫が嫌いになる。彼がもし隣人であったなら、出来うる限り彼を避け、傍に近寄る事な ど無かったであろう。
 彼と暮らしたあの夏(本当にそう思っている)を、今でも時々思い出す。背筋に怖気が走る。
一ヶ月練習した 書きかけの台本を破り、役者の迷惑も顧みず、私は七転八倒した。
本番一週間前にかろうじてあがった台本に、 私は不安と恐怖を憶えた。
 永山則夫よ、この芝居は少しでも君という人間を伝えられただろうか?過酷過ぎる人生を送った君の純真と矛盾を、少しでも表現できたのだろうか?
 私の背中に永山則夫がピストルを突き付けて立っている。
私はしかし、脂汗をかきながらも、これが私の芝居 なのだと開き直り、射殺までのテンカウントを数えている。