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小屋入り4日目は、照明ありの通し稽古。

音響さんはお休みなので、小道具担当の柴垣くんが音出しを担当。(けっこう、うまいのです)

消え物も使って、リハーサルクラスのかなり贅沢なお稽古をさせてもらいましたよ。
色々とハプニングがおきましたが、これできっと本番は大丈夫です。

さて、明日から公演です。
上演時間は90分ほど。
15日、17日は売り切れ。
16日(土)は。まだ空いております。

今夜は、「サヨナフ」をやることになった経緯について、少し触れておきたいと思います。

ちょうど2年前、くじらの関係者が招集されました。

大竹野さんの奥さんで、現在くじら企画のプロデューサーである小寿枝さんから、

「ウイングフィールドさんが25周年で、公演をしませんか?と声をかけてくださっています。
私は、ぜひ、雁さん主演で芝居をやりたいのだけれど、どうですか?」とのことだった。

いくつか演目の候補があがり、最終的に、雁さんの意志で、この「サヨナフ」に決まった。

サヨナフの初演と再演の永山則夫は、俳優の風太郎さんが演じた。

当然のことだが、永山は、風太郎さんに当て書きされたもので、風太郎さんに誂えたスーツのように、見事にマッチしていた。

その役を雁さんが演じるということは、相当大変で、
雁さんは、雁さんの則夫を作り上げようと、この話が決まった2年前から、ずっとずっと、則夫に向き合ってきたと思う。

「僕がやりたい、て、言うてしもたしなあ」と、
ぼやきのような、弱音のような、覚悟のような、この言葉を、稽古中に、何度聞いたことだろう。

悩みを解消できるような、ええ事を言うてあげられないので、私はお稽古前に肩をモミモミ。

雁さんだけでなく、それぞれに悩んで、悩んで、役作りしてきました。

一人でも多くの方にお運びいただけたらとおもいます。

神さま、どうか、怪我や事故なく無事にお芝居が楽日を迎えさせてください。