先週は、盛りだくさんの一週間なので、先にこいつを書いてしまおう(ブレイブ・ストーリーの書評はどーした?)
月曜日 図書ボランティアに行きました。
今年は、役員やってないからね。ボランティアぐらいしなきゃねえ。
そんなことでもしなきゃ、今年は去年のように「毎日でも学校へついてください」とは、言われてないし。
でも、子供がなにやってるか?把握しておかないと、家の中にいては「連絡無いから、問題起こしてないのね?」と、思いがち…。
なので、図書ボランティアを、月1回のペースで参加することにしました。
その日は、あいてる時間に、返却された本を書棚に戻していると、4年生達がどやどやと入ってきました。
写生の授業の一環で、構図を決めるためにデジカメであちこちを撮ってまわってるんですって…。
その、デジカメって、いったいどこの誰の?
と、思ったら、みんな同じタイプのデジカメを持って歩いている?
ということは、教材????
最近の学校ってーーーーーー???????
デジカメ、教材??????
本を書棚に戻す作業を続けていると、息子のクラスの子達が、どうやら私が邪魔な位置にいたらしく、
「そこ、どけてくださーい」
と、言うではないですか。あらあら、邪魔になってたのね。
でも、驚いたのが、隣にいたもう一人の子が、
「そういう言い方はよくないよ…」
と、「どけて」と言った子を注意している…。これには、驚きましたね。
まだ「オバサン!ジャマ!!」と、言わないだけいいじゃないと思ったんですが、4年生にもなると、大人への言い方を考えるのでしょうかね?
また、先生が入て、私を見かけると、息子の様子について、ちょっと話し始めました。
「SKY君。がんばってますよー。今日も給食残さずに食べましたし、今日は『お母さんが来る』って、特に張り切ってました。
でも、頑張ってる分、無理もしてるんでしょう。今日なんか、3べんぐらい、かじられましたから」
あらたいへん!!
ははは。やつの、噛み癖、なおってなかったんかい…
自閉児の噛み癖は、不安な証拠。
帰ってから、なぜ囓ったのか?理由を聞いても、「かじりたくなったから」としか答えない。
そりゃそーでしょうよ。あんたは、かじることで、安心したいんだもの…。
あー。やっぱり、ボランティアでも学校へ行く機会つくって、よかった。
呼び出しがないからって、まったく問題起こしてないワケじゃないのね…。やっぱり…。
火曜日 息子のクラスの参観日。
どうやら、社会の授業のようですが、先生、教科書を使いません。
そのかわり、クイズがはじまりました。
市の「水道」についてのクイズです。
市の人口は、先生が生まれた年から比べると現在人口は4倍。
ところが、水を使う量は、10倍。
さて、いったいなぜ、こんなに水を使うのでしょう?
ヒントは、昔なくて、現在あたりまえになってるものです。
答えは、水洗トイレ
なるほどなるほど…。今の子達は、水洗トイレじゃないトイレなんて、見たことない子も多いでしょう?
昔のボットントイレの話も、先生からおもしろおかしく聞かされて、しかも1時間クイズ形式で、最初から最後まで終わったものですから、こりゃ、楽しいわ。
どんなに集中できないうちの自閉君でも、こりゃ、聞き逃したら損だわ。
先生、すごい!
なにより、驚いたのが、うちの息子を含め、みんな姿勢が悪い。
いや、驚いたのは、姿勢が悪いことではなく、それは今に始まったことではないので、問題はその後。
席につけるようになったうちの息子もまだまだ姿勢が悪く、足を、がばっと広げて座っている…。
他の子達も、くずれた座り方をして、ざわざわしているというのに、先生が、ちょっと号令をかけると、
なんと!うちの息子を含め、子供達が姿勢をただすではないですか!!!
奇跡を見ている気がしましたね。
なんせ、学級崩壊起こしていたクラスですよ?
去年も、おととしも、先生方さんざん手焼いてるんです。
おととしの先生なんて、常にヘロヘロになりながら「姿勢気にしてたら、授業がすすまない…」と、最終的には、目をつぶってらしたし、
去年の先生は、女性でしたから、そこは女性らしく、ちょっとヒステリックぎみに「君たち!今の態度は良いことだとおもってるんですかっっ?」って、常に叫んでらしたし…。
それが、ちょっとの号令で、魔法のようにみんな一斉に姿勢をただす…。
この、先生…。魔法使いか???
(あ、現在読んでる本が『ハリー・ポッター 謎のプリンス』な私…)
懇談の時に、その話があったのですけど、やっぱり、シールをご褒美に最初はモノで釣って。
そのうち、子供達が「モノで釣られたらできる」ようになると、もうなんでもかんでもご褒美は与えないように締めていく。
今は、ちょっと声かけただけで姿勢をただす。
やっぱ、この、先生…。全国の発達障害児がいるクラスを受け持ってもらいたいわ…。
帰り際、私が息子の机の中(あいかわらず、持って帰らないプリントやお手紙が山のよう)を、整理していると、みんな帰ってしまわれまして。
そこへ、先生が、やっぱり息子が今、頑張っている話をしだしました。
「下に妹さんがいるでしょ?やっぱりね、普段お母さんが妹さんにとられている時間が多いかと思われますが、『お母さんが学校に来る』となると、SKYの目の輝きが違うんですわ。
今日も、給食全部食べましたしね。授業中も張り切ってましたよ」
私自身は、息子に比重かけてるんですけどねえ…。
子供達からするとどっちかにお母さん手かけている感じがするんでしょうねえ。
そうそう、デジカメの件を質問したところ、やっぱりこれは「学校で買った物」らしいんです。最近の、小学生って恵まれてるわあ…。
ところで、給食。
2年生の頃は、まったく奴は給食を食べませんでした。
牛乳に、手をつけるだけ の毎日でした。
1年生の頃、給食係が配膳をするのではなく、自分でめいめいよそっていたというルールを、2年生になってもひきずり、
給食係が配膳するという新しいルールにパニックを起こして、配膳した係りの子に牛乳を投げつける! ということをやってくれた子でした。
娘のこどばの教室で、親の会の会合に出たとき、強者のおかあさんが、
「あら、うちは学校に『うちの子は給食食べませんから』と、言ってあるの。『食べられない』んじゃなくて『食べません』って」
と、言ってのけたのを聞いて、自閉症児というのは慣れない空間では、例え給食に好きなモノが出たって、食べられないんだ…というのを知りました。
それから、なんとか少しずつでも食べてくれるようになって…、
そういえば幼稚園の頃、給食とお弁当とどっちもあったけど、奴は給食の日は嫌いだったものなあ。
先日、新しい新番組、「マイボス・マイヒーロー」という、長瀬智也がトウのたった高校役やってるドラマがはじまりましたが(でも、違和感ないんだ…。長瀬、十代の頃から老け顔だったせいか?爆)
第一話で、長瀬扮する真喜男が、購買のプリンを買おうと走ってるシーン見て、息子「中学も高校も同じなのか?」と質問してきました。
最初、なんのことやら…?と思ってきいていくと、どうやら、昼ご飯を購買で買うというシステムは、中学でもできるのか?と、いう問いらしく、
「中学まで義務教育だから給食だよ。購買でお昼ご飯が買えるようになるのは高校行ってから」
と、聞いて、
「がーん!高校まで待たなきゃいけないのか・・・・・・」
と、ショックを受けていました。
息子よ、そんなに給食制度が恨めしいかい?
さて、水曜日は娘の授業参観…。私は、いきなり玄関で教頭先生とはちあわせた。
去年暮れ、息子の問題行動に対し「おかあさん、毎日でも学校に来てください」と言った女性教頭先生だ…。
・・・・・・・と、長くなったので、つづきます。