8月22日(金)19:30頃、会社を出発!
レンタカーしたエスティマに、7人で乗り込む。

21:30頃 5合目須走口駐車場に到着。
すっごい深い霧で全然前が見えない。(駐車も命がけ)
小雨がぱらついていたけど、とりあえず00:00まで仮眠して様子を見ることに。
社内はギチギチ、なんとか眠りに落ちようとするが、これから登り始める人達の活気で、ぜんぜん眠れなかった(耳栓してたのに、、、)

雨もそんなに強くならなかったため、隊長からGOサインが出る。
外はめちゃめちゃ寒い!!
うっすら頭痛がしたので、頭痛薬を飲んでみた。(高山病ではなく、多分風邪)

トイレに行くと、アメリカンティーンネイジャーのKaiteが「what's this!!!!!」と叫び、和式トイレを前に呆然と立ち尽くす。
そらそうだ。
英語で上手く説明できないので、仕方なくデモを見せることに(笑)
Kaiteも苦笑いを浮かべながらも「alrighty、、、」と果敢にチャレンジ。
アメリカンティーンネイジャーも無事に和式トイレ克服。

DSC026261:00 頭にヘッドライトをつけて、5合目をいざ出発!!
登山口で記念撮影するも、あまりの霧でカメラに水滴がつき、心霊写真みたいになった。

最初は森の中の階段を登っていくんだけど、暗闇と霧で2m先が見えない。
ヘッドライトがなかったら何にも見えない漆黒の世界。。。ちょっと怖い。
寒かったから、長そでTシャツ+半そでTシャツ+フリース+ウィンドブレーカーを重ね着したら、あっという間に汗だくに。

隊長が「ヴォーンヴォーン」って音は、山小屋の発電機の音だと教えてくれる。
音がだんだん近づいてきた
2:30頃 6合目到着
とりあえず、深呼吸&ストレッチ。
風船を使っての、超深い呼吸にトライ。肺が空気でボワっと膨らむのが分かる。
長そでTシャツは絞れるほどに汗を吸っていたので、とりあえず脱いでみた。
半そでTシャツ+フリース+ウィンドブレーカーに。
Kaiteは6合目のトイレが洋式だと喜んでいた(笑)

DSC026353:00 本6合目到着
着いたらすぐに、風船深呼吸!!
とまって深呼吸すると、とたんに息が楽になるし、体も軽くなる、、、気がした(笑)
スタミナつける為に、赤飯のおにぎりを食べる。
空気が薄いせいなのか、なかなか思うように飲み込めない。
自称スーパー晴れ女のYumiKong(タメの同僚)のおかげか、雨が上がる。
Kaiteは登山地図を見て「なんで6合目の次が7合目じゃないの!?Oh My God!」と
たしかに、本6号は反則だ。。。

ちょっと進むだけで、ランニングの後みたいに浅くハッハッハッハッと息があがってくる。
かなり苦しいので、無言で進む。
だんだん空が白んできて、回りの風景が見えてきたっ!
、、、河原がそのまま斜面になったみたいな、石ころだらけの殺風景(笑)

4:20 7合目到着
風がビュービュー吹いて、朝一番のスキー場ばりに寒い。
初めて、携帯酸素「ふじさんそ」を吸ってみた。なんとなく効いた気が、、、
異常な睡魔と寒気に襲われる。
YumiKongと山小屋の前のベンチに座り、リュックをかかえまるまって、眠り込んでしまいそうになる。
が、隊長に、体が冷えるからと起こされる。
霧雨で軍手は濡れて、体も冷えて足がガクガクする。
ウィンドブレーカーの上にカッパを着こむ。

今まで登ってきた過程で、一番キツイと思った。(この先にもっとキツイところがあるとは想像だにしなかったので。)
歩き出してもすぐに疲れる。
睡魔と寒さと息苦しさで、1カーブごとに止まって深呼吸し、肺に意図的に息を送りこむ。

東の空が薄く光る。御来光の予感。
石ころだらけの斜面にどっかりと倒れこむ。
息があがって、しばらくは喋れない。そんな時は風船深呼吸。

眼下には、うっそうとした雲海が広がっている。
雲の絨毯というよりは、密度の濃そうな雲の巨大クッションがぎっしり敷き詰められた感じ。
飛びこみたくなる!
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雲海のすぐ上には、ラピュタにでてきた龍の巣みたいな雲が!
思わず「バルス」と言ってしまったら、隊長に「やめて下さい(笑)」と怒られた。
すぐ反応してくれるラピュタ好きがいて、ちょっとウレシイ(笑)

雲海と龍の巣のサンドイッチの間から、オレンジ色の卵の黄身みたいな太陽が覗く

05:10 御来光
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今まで、いろんな日の出を見てきたけど、こんなに神秘的な御来光は初めてみた。
苦しさも、この一瞬だけは、全く感じてなかったなー。
頂上と7合目から下は思いっきりガスっていたので、丁度私たちのポイントからしか御来光は見えなかったみたい。ラッキー
御来光を見て、もう目的を90%達成した気分。
いつでもリタイアしてもいい気分になる(笑)
(でも、ほんとにシンドかったから、8合目でリタイアするかもって真剣に思ってた。)

御来光のおかげでちょっと気持ちが楽になり、次の山小屋までは、止まらずに進めた。
5:30 本7合目到着


DSC02659上を見上げると、霧の中に次の山小屋が点々と見える。
見えるけど、果てしない、、、、、
思うように呼吸できない。
隊長に超小股で歩いていいんですよ、と言われ、歩幅10cmぐらいで歩いてみる。
深呼吸しながらの牛歩。
すると、バックンバックンしてた心臓も、ちょっと治まってバクバクぐらいになる。

6:30 8合目
みんなからかなり遅れをとるも、第一目標の8合目になんとか到着。
隊長に「上り続けられそうですか?」と言われ「とりあえ行けるとこまで行ってみる」となんとか返事をする。

さらに風が悪化。冷たい風が吹きつける。手がかじかむ。

7:00 本8合目
このあたりから、記憶に残っているのは、足元の岩場と自分の心臓の拍動のみ。
思考完全フリーズ。
息を吸う、息を吐く、足を前に出す、この3パターンだけ。

7:50 8合5勺
心臓が「ドンッ、ドンッ、ドンッ」って胸を強打してる。口から出て来そう。

本当に一番辛いのは、ここからだった。。。

歩きながら立ちくらみがして、岩陰にしゃがみこんだ。
(後で写真みたら、丸まりすぎて岩と同化してる自分を見つけられなかったwww)
そんな時、とっても元気なおばちゃん登山隊が私の横を通過「がんばれ!休み休み行きなさい!あと40分!!」
おばちゃん達の温かい声援、ありがとう、でも、時間は言わないでほしかったー

8:30 9合目
YumiKongが心配して待っててくれた。
まだまだ余力がある彼女は「リュック持ってあげるよ!」と言ってくれた。
私167cm、彼女約150cm、私の方が大きいのに、小柄な彼女にリュックを持たせていいのか???一瞬迷うだけの思考力は残っていた。
でも、結局元気モリモリの彼女にリュックをお願した。
そんなに重いリュックじゃなかったのに、ドラゴンボールの鉛のトレーニングウェアを脱いだみたいに、体が軽くなる。
(Katieは残念ながら足を痛めリタイア、日本人の中に一人でよくがんばった!)

もう、モーローとして、なんで自分が歩いてるのかよく分からない。

「もうちょっとで鳥居だよ!」YumiKongの声で頭をあげると、霧の中に鳥居が見えた。あと3カーブ!

鳥居の前で同じ部署の人(上司?)が待っててくれた。
あーーー、ついに来たよ!感無量!!
YumiKongのおかげだよ!She is my HERO!!!

鳥居で記念撮影。
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9:00 ついに、富士山頂到着!
あーーーーーーーーーー、もう登らなくてイイんだ。。。
深呼吸し続けなくてイイんだ。。。

景色は霧しか見えないので、頂上に着いたんだーって感動があまりない(笑)
富士山の頂上の神社をお参り。
とにかく寒くてガクガクするので、暖をとりに山小屋へ。
お汁粉を食べて一息入れる。ホントウニオイシイ
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体中がエネルギーで満たされる感じ

同僚が頼んだ味噌ラーメンを一口もらったら、札幌一番かもしれないのに、どこの有名ラーメン店よりも美味しかった。

しばらくすると山小屋の人が、今富士山に吹いてる風は、そよ風レベルです。
これから本当の嵐がくるので、今すぐ下山するようにと、大声でアナウンスした。
風に吹き飛ばされて御鉢(噴火口)に落っこちたら困るので、御鉢回りも断念(私は、もうそんな気力体力残ってなかったけど)

DSC02688タッチアンドゴーで、すぐ下山開始。
砂利というには大きすぎる石の道は、とっても歩きづらく、そして埃っぽく、滑りやすい。
何度か滑って転んだ。
7合目をおりたら、そこには麓まで一直線に伸びる「大砂走り」が!!
そこから2時間、ひたすら下った。
勢いに任せて滑り下りる方が、一歩一歩踏みしめて下りるより、楽だった。
さすがに下りもここまで長いと、しんどい。

13:10 麓に到着〜
足が棒のようです。
無事に登って戻って来られました。山の神様ありがとうございます。

お・し・ま・い