4/25(土)は関東近郊にお住まいのボンドお友達3人と春のオフ会を開催致しました。先月の私の秋目訪問の報告と新作『スペクター』の情報交換が目的でしたが、その前にボンドお友達のWさんにお願いして、ホテルニューオータニと銀座を訪問。007ファンならば常識ですが、『007は二度死ぬ』のロケ地となった場所があちこちにあります。ただしニューオータニがスペクターに協力する『大里化学』の外観として使用されたことはあまりに有名であり、ロケ地をガイドするウェブサイトは無数にあって全然目新しくないですよね。ここはもう少しマニアックに東京ロケ地を何回かに分けてご紹介したいと思います。そしていよいよ今年の10月に開催予定の『秋目サミット2015』のティーザー告知第一弾もありますので、乞うご期待!私は来年の撮影50周年に向けて本気で『007は二度死ぬ』を盛り上げてゆくつもりですよ!

まずは赤坂(住所は千代田区紀尾井町です)のホテルニューオータニ。まあ、ここは東京近郊在住であればいつでも気軽に訪れることができる『007は二度死ぬ』ファンのシンボル的存在であります。撮影からおよそ50年経過後も変わらぬ外観を維持しているとはホテル業界の奇跡でありましょう。建て直しのウワサもあるそうですが、文化遺産などに指定していただいて、永遠に保存して欲しいですね。

↓映画『007は二度死ぬ』より

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ボンドが大里化学に向かうシーンに映るのはザ・メインと呼ばれる回転展望レストランがある棟ですね。最近食中毒事件が起きたそうですが、早く営業再開して欲しいです。

↓現在の姿。

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↓映画『007は二度死ぬ』より

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↓現在の姿。ボンドが警備員に銃撃されながらも逃げ延びたエントランスの柱もそのまま残されています。思わず柱に頬ずりしちゃいました(苦笑)

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↓映画『007は二度死ぬ』より

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劇中のストーリー展開とは前後しますが、ボンドがヘンダーソンを訪ねた後、彼の背中をナイフで一突きして殺害した男を追いかけたシーンを撮影したのもニューオータニです。ただし日本庭園の様子は当時とは大きく変わっており、ボンドとマスクの日本人が格闘した場所や車が待機していた場所は現在確認できません。枯山水(水を使わずに小石や砂で池を表現した日本庭園)は現在のニューオータニにも残っていますが、映画で見える広大な芝生は見当たらないのです。ただし映画の中で印象的な鹿の像はガーデンレストラン『石心亭』の入口にひっそりと保存されています。

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また、鹿が映るシーンの右端に見える春日灯篭は恐らく同じと思われるものが建物のそばに二つ保存されております。

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ところで、ヘンダーソン邸はニューオータニの施設ではありません。若林映子は雑誌のインタビューで港区白金台の『八芳園』(実は私が23年前に結婚式を挙げた場所ですけど・・・)で撮影されたと語っているようですが、どうやら彼女の勘違いみたいです。ネットで調べると大田区大森にあった料亭『福久良』もしくは『悟空林』ではないか、と指摘する007ファンの方もいるようです。ただし既に取り壊されており、あの独特な外観を持つ建物をこの目で確かめることは不可能ですが、付近の図書館などで取り壊し前の写真を探し出そうと思っております。果たして真相はいかに。こうなったらとことん調べようっと。

↓映画『007は二度死ぬ』より

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余談ですが、このシーン、よく見るとアキが運転するトヨタ2000GTの左の助手席側にアキ、ボンドが右側に映っております。これは恐らく直前のシーンではスクリーンに向かって右から左に車を走らせていますので、その動きが自然につながるようにフィルムを裏返しにしたと思われます。初期のボンド・シリーズにはこの裏返しテクニックを使ったと思われるシーンがいくつか確認できます。

さてその後、ボンドお友達Wさんと私は赤坂から銀座へ移動しました。コネリー・ボンドが日本の海岸(東京湾??)に上陸した後、理容室のドアを開けると何故か『どこでもドア』のように国技館に通じているシーンが撮影された場所です。背景に『BAR タランテラ』の文字がはっきり確認できる狭い路地です。ここは非常にわかりづらい場所ですが、劇中でも映る銀座の『西五番街』のすぐ近くです。

↓映画『007は二度死ぬ』より

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映画の中では映っていませんが、洋書の007研究本『DRESSED TO KILL/JAMES BOND THE SUITED HERO』の73ページに映画のシーンとほぼ同じスチル写真が紹介されており、その右上に『Lupin(ルパン)』の看板が映っています。恐らくインパクトが強すぎるので映画で映らないように撮影していたと思われますが、この看板が今でもこの路地に残っていますので撮影場所としては間違いないでしょう。情報をいただいてご案内してくれたWさん、ありがとうございました。

↓『DRESSED TO KILL/JAMES BOND THE SUITED HERO』より

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↓現在の『Lupin』

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また、映画ではっきり確認できる『西五番街』の大きなアーケード看板は数年前に撤去されており、現在は確認できません。銀座一帯は高級ブティックが立ち並ぶハイソな街になりましたので、雰囲気にそぐわないと判断されたのでしょう。Wさんからいただいた2003年当時の写真もご紹介します。うーん、残念。

↓映画『007は二度死ぬ』より

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↓2003年当時(Wさん提供)

銀座西五番街

↓現在の西五番街

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・・・ロケ地巡りの東京編はまだまだ続く・・・

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さて、最後に告知です。全国の007ファンの皆さま、今年の10月の三連休(10/10(土)、10/11(日)、10/12(月・体育の日)は秋目のがんじん荘にいらっしゃいませんか?ボンド・ファンの集い『秋目サミット2015』を大々的に開催したいと思っております。

テーマはズバリ、

1.2016年の『007は二度死ぬ』撮影50周年イベントを盛り上げよう!
2.シリーズ最新24作『スペクター』公開直前トーク!
3.鹿児島ロケ地巡りツアー!
4.シリーズへの思いを熱く語らナイト!
5.次世代を担う若い007ファンを育てよう!

とりあえず今回のオフ会に来てくれたボンドお友達は参加いただけるとのことで4人は確定。他にも数人参加してくれそうな007ファンの方がいらっしゃいますので、楽しいイベントになりそうです。皆さんもいかがですか?詳細は後日アップしますが、当ブログのコメント欄などで参加表明いただけると嬉しいです。15名くらい集まらないかな〜

ではまた。