【ボヘミアン・ラプソディー(11/24)】

Bohemian Rhapsody2

洋楽オンチな私はフラッシュ・ゴードンのテーマの歌声『フラッシュ!アアー』がきっかけで、その後キムタクのアイスホッケー・ドラマ『プライド(2004)』の時にクイーンのCD『ジュエルズ』を購入して劇中に使用された曲を中心に聴いていました。まあ、その程度のなんちゃってクイーン・ファンの私ですが、本日やっと見ることができた本作に人目をはばからず号泣、また号泣。フレディ・マーキュリーの魂が憑依したような演技を見せたラミ・マレックは『MR.ROBOT/ミスター・ロボット(2015)』の頃から注目していました。彼もフレディ同様マイノリティの出身ですので、『よくここまで頑張った!』と思うと更に泣けてきました。映画でのゲイの描き方が不十分である、との批評を読んだことがありますが、個人的にはあれで十分だったと思います。実在の人物を描くいわゆるバイオ・ピック(伝記映画)はアカデミー賞でも評価されることが多く、今年のゲイリー・オールドマンのチャーチル首相の記憶も新しいのですが、ラミ・マレックも当然賞レースに顔を出すことでしょう。よくよく見るとラミ・マレックのギョロ目顔はフレディとは似てないのですが、その仕草などトータルで見るとやはりソックリであり、クイーンの曲を聴くともはやラミの顔が先に思い浮かんでしまうほど、それほどのインパクトがありました。ブライアン・メイを演じたグウィリム・リーも良かったですね。

Bohemian Rhapsody

しかし本作は伝記映画というジャンルに留まらず、今年の映画界の奇跡として後世まで語り継がれることでしょう。クイーンという伝説のロックバンドの音楽が見る者を酔わせ、彼らの歌詞が見る者の心に語りかけ、彼らのパフォーマンスが見る者を奮い立たせ、彼らの人生が見る者の指針や目標になり、彼らの友情が見る者の仲間を思う気持ちに通じて、彼らの家族を大切にする心が見る者の大切な人を思い出させ、彼らを演じた役者の涙が見る者の涙に変わる。クライマックスのライヴ・エイドの会場にいたわけでもないのに、まるで自分がその場でフレディの圧巻のパフォーマンスを目の当たりにしたかのような、そんな陶酔感を得たのは私の長い人生でも記憶にありません。人生観を変えるような、信じられない映像体験は何もCGやVFXだけが創りだすわけでないと実感しました。Google Play Musicではライヴ・エイドの21分間の音声を初収録した本作のサントラをまるごと聴くことができます。しばらくはこれを聴きながら余韻に浸りたいと思います。そういえば本日(11月24日)はフレディの命日でした(1991年に他界)。全く意識していませんでしたが、なんだか彼に呼ばれて劇場に足を運んだ気がします。

Bohemian Rhapsody1

ところで私は先日体調を崩しまして、二日ほど会社を休んでしまいました。インフルかと思いましたが、検査結果は陰性でした。平日も残業したあと映画館に通いつめたり、相変わらず記憶を失うほど飲み過ぎたり、53歳のおじさんにはちょっとキツかったようです。しかし30本映画鑑賞のヤマ場と考えていた勤労感謝の日からの三連休には間に合い、最後の追い込み中なのです。本日(11/24)現在、25日間で19本。洋画9本に対して邦画10本ですので、洋画中心の生活を送っている私にしては邦画を随分見ていると思います。今日は慣れない錦糸町まで下見を兼ねて遠征。明日も錦糸町で邦画を三本見る予定です。11月30日まで最終的には26本くらいですかね。目標の30本には届きそうにありませんが、我ながらよく頑張っていると思います。

Bohemian Rhapsody3

さて、この一ヶ月パスポートですが、同じ映画を何度も見ないという前提ならば一ヶ月に30作品を見るのは至難の業だと思います。同じ系列のシネコンはどこに行ってもほぼ同じ映画を上映していますし、人気作にスクリーンを多く配分しますので、マイナーな作品は朝一番や夜遅くになってしまう。そして最近TOHOシネマズはシネマイレージ・サービスの一部を見直し、6ポイント鑑賞および一ヶ月フリーパスポートで見ることができる座席数を制限するようになりました。この制限が曲者で、ネットの予約サイトや専用アプリでも鑑賞可能か確認できるようになっていますが、混雑状況によっては購入直前にアウトになることもあるのです。今日も私は珍しくうちのオクトパシーを連れて朝一番の『ボヘミアン・ラプソディ』を日比谷で鑑賞。号泣・大感動に浸りながら次にジャッキー・チェンの『ポリス・ストーリー REBORN』を見ようとしたら受付の女の子に『もう一杯です、夕方の回でしたらとれますが、どうされますか?』と言われる始末。ガーン、朝一番の時点では大丈夫だったのに・・・くそ〜ついでに押さえておくべきだった!それはわかっていたのに、『ボヘミアン・ラプソディ』の予告編が始まっていたので、慌てていたのがよくなかった。仕方がなく地下鉄で錦糸町に移動してオリナスで『生きてるだけで、愛。』を申し込むとこちらもアウト。しゃーない、更に同じ錦糸町の楽天地に移動して『人魚の眠る家』を見て今日はおしまい。さすがにぐったり疲れました・・・

このように色々経験して私は一ヶ月フリーパスポートを使いこなす自信がついてきたのです。自分自身への戒め・反省の意味もありますが、これから初めて使う方への参考になればと思います。

”ず窓口で申し込まねばならない。インターネットで予約はできない。

∈雑状況によっては満席でなくてもお断りされる。ネットもしくはアプリで事前に必ずチェックすること。ただし、それもある程度直前になると見れなくなるので、人気作ならばダメ元で申し込む必要がある。

E日見ることが決まっているのなら必ず二本目、三本目も座席を確保するべし。窓口のお姉さんも『他にございませんか』と親切に聞いてくれる。翌日以降の席を予約できるのか不明(今度聞いてみます)。

ぅ▲討外れた場合を想定して、バックアップ・プランを考えておく。場合によっては近隣の映画館のスケジュールも押さえておく。

ゥ僖好檗璽箸鮖箸せ呂瓩榛△禄演が近い作品から見ておく。人気作はあとでも見れる。

ν醜霾圓鮓飽きたら終演時刻と上映時間から本編が始まる時刻を逆算しておいて、そのギリギリに入場する。TOHOシネマズの場合、大体10〜15分くらいの余裕がある。『前通りま〜す』と言って着席済のお客さんを横切ることくらい気にしない。この時間と移動時間を把握しておくと、通常不可能なハシゴも可能になる。

6ポイント鑑賞とフリーパスポートを同時に使用することはできない。今日カミサンの分を6ポイント鑑賞で、と言ったらダメ、と言われた。あくまで本人しか使えないので、勿論譲渡するのも禁止。

ではまた。