For James Bond 007 Lovers Only

ボンド映画をマニアックに伝えるつもりが、いつのまにやら映画・ 読書全般についてエラそうに語りつつ・・・良質なミステリーと その完璧な映画化こそがエンターテイメントの真髄と信じる。

2017年08月

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下北沢ダイハード

私は小田急線沿線に20年住んでいますので、下北沢駅は通勤でほぼ毎日通過しています。たまには帰りに途中下車して古レコードを物色したり、ちょっと怪しげな整体で中国人女性の激しいマッサージに悶絶したり、友人のお世辞にも上手とはいえないライブ演奏にため息をついたり。最近はきくち英一さんと打ち合わせと称して居酒屋で一杯引っ掛けるのも下北沢南口方面なのです。私にとって愛着のある街、下北沢は本多劇場を筆頭に小劇場やライブハウスがひしめき、ヴィレッジヴァンガード(ヴィレヴァン)下北沢店はサブカルの聖地でもあります。そんな役者さんやミュージシャンの集まる下北沢を舞台に一話完結の不条理ドラマを気鋭の劇作家11人が手がけたのがテレビ東京ドラマ24枠の『下北沢ダイハード』。個人的に結局7-9月期のドラマでちゃんと見ているのはこれだけです。決して有名俳優ばかりではありませんが、脚本もよく練られているし、深夜枠らしく色っぽい場面もある。そしてなんといっても私が最近大注目している松本穂香ちゃんが第6話『未来から来た男』に登場したので、さすがテレ東!アッパレ!と思ったわけです。

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『未来から来た男』とはスーパーコンピューター『ママゾン』が人類を支配した2037年から現代の下北沢に送り込まれたロボット『シーモキーター』のこと。ターミネーターのお約束通り、裸で送り込まれた佐藤二朗はヴィレヴァンを訪れたコヤマ・サラ(松本穂香)を捕捉します。サラは福島から東京に出てきたばかりの田舎娘ですが、サブカルに興味津々。実は彼女は20年後にサブカルゲリラのリーダーとしてママゾンに叛旗を翻す女の子だったのです。シーモキーターは彼女がサブカルに目覚めないように店内で行く手を阻みますが、店内のオタク連中に囲まれ・・・

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現在絶賛放映中の朝ドラ『ひよっこ』を私は飛ばし飛ばし見ているのですが、前半の乙女寮で一際異彩を放つのが青天目澄子(なばためすみこ)を演じる松本穂香。強烈な福島弁、眼鏡っ子、そして食いしん坊でよく寝る女の子をシュールに演じています。その影響なのか、それともテレ東が朝ドラのイメージを崩さないように配慮したのか、コヤマ・サラも更に輪をかけてキョーレツな方言を話すのです。もはや一般の日本人に理解するのは不可能なので、『下北沢ダイハード』では字幕が出てきます(笑)。私は青天目澄子とコヤマ・サラを完璧に演じる彼女を見て100%福島県人だと思ったのですが、どうやら大阪の堺市出身で、普段は関西弁が出ると聞いて更に仰天したのです。あれは完璧に演技だったのか・・・恐るべき女優の登場だと思いました。

↓文春オンライン・インタビュー記事より
松本穂香(文春オンライン)

松本穂香は有村架純の事務所の後輩という20歳の新進女優さん。その眼鏡を外した素顔は私の好きな波留に似ているような気もするので、個人的にピンポイント、ど真ん中ストライクのルックスなんです。そんな色白で透明感あふれる美人の割にコメディエンヌの素質も十分(関西人気質?)。意外にも長身(162cm)で、インスタの『週間松本穂香』の動画は無防備でまだまだ愛くるしい。既に引く手あまたで秋以降のスケジュールは一杯だろうし、いずれCMにもばんばん起用されるでしょう。化粧品メーカー担当者がこの美貌を黙って見過ごすわけがない。間違いなくネクスト・ブレイクする女優。やはりNHK朝ドラの準主役若手女優は要注目ですね!『しゃべくり007』のゲストにも早く呼んでね〜

夏菜(下北沢ダイハード)

『下北沢ダイハード』はこれまでの作品も出色の出来でしたが、特に第1話の『裸で誘拐された男』は完全に騙されました(私が鈍いだけ?)。さらに先々週の第5話『最高のSEXをする女』の夏菜も素晴らしい。勿論彼女が脱ぐわけないと思っていましたが、胸元をわざと開けて谷間を見せつけ、ニーハイに着替えて彼氏をその気にさせる役柄が可愛くて超セクシー。夏菜が素晴らしいプロポーションの持ち主だってことは世の中の常識ですが、個人的には『GANZ実写版』も消化不良気味だったので、このくらいハジけた役の方が彼女に合っていると思います。さらに最終11話『父親になりすます男』では番組進行役の古田新太がついに登場するようですので、最後まで楽しみなドラマです。下北沢に縁のある人は勿論、シモキタなんて知らない皆さんも是非どうぞ!

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ではまた。

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さゆみんこと映画ソムリエの東紗友美さんは映画コメンテイターとして多忙の傍ら、日本や海外の映画ロケ地を訪ねる旅で我々映画ファンを楽しませてくれる。パンフレットや映画雑誌で彼女のコメントを読んだことがある人も多いであろう。31歳になったが、なんといっても文句なしに美しくて可愛い。そんな彼女が『007は二度死ぬ』のロケ地である坊津町秋目とホテル・ニューオータニを訪問したレポートをシネマズ特集にアップした。その記事に大感激した私は当ブログで拝啓 東紗友美さま〜貴女はボンドファンの救世主です!という記事で熱烈なラブコールを送ったのである。当ブログはTwitterでも自動でアップされる設定になっているので、すぐさまご本人から『いいね!』を頂き、私のTwitterアカウントもフォローされたので、『これは脈アリかも?』と思っていた。しかしマネージャーさんが私のような勘違いおじさんの相手をしているかもしれないし、アイドルのストーカー行為で逮捕される中年ヲタのニュースに登場するのはゴメンだ。私は『ゴールドフィンガー』でボンドが呟く『Discipline, 007』(『規律を守るのだ、007』の意。字幕では『任務優先』でした)を脳内で念仏のように唱えて自らを戒める毎日であった。

GF Discipline, 007

しかし4月の外国人ツアー後にDr.AnoとFresh 'Toru'-Cさんが作成したReal Bond Musiq 4 Real Peopleの完成版MixCDが三枚届くとそのうち一枚をさゆみんに直接手渡しせよ、という到底インポッシブルなミッションが私に与えられた。むむむ・・・調子に乗って『いいね!』を彼らに自慢をしたことで墓穴を掘ったか・・・と後悔したものの、同じさゆみんでも元モー娘の道重さゆみよりはハードルは低いはずと冷静に考え、まずはインスタをまめにチェックすることにした。すると彼女は明らかにSNSではインスタを重視していることがわかる。ファンと思われる男も結構コメントしていて、東紗友美さんもコメントをちゃんと読んでいるようだ。私もロジャー・ムーア卿の訃報時には思わず彼女のインスタにコメントしてしまったが、なんでもかんでもコメントしても鬱陶しくて逆効果であろう。ここは任務優先、スパイらしく本人に気づかれないように動向をチェックしてじっとチャンスが来るのを待つのだ・・・

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するとインスタで『ダイバージェントFINAL』の公開初日(8/19)イベントとして角川シネマ新宿のトークショーに出演と告知が出ているではないか!ついに苦節半年、とりあえず遠目だけでも生さゆみんを見れると確信した私は興奮に震える手で映画館の予約サイトを覗いてみる。すると最前列はキレイに埋まっていた。ぬぬぬ、さすがさゆみん親衛隊はあっという間に最前列を占拠したか、、、恐るべし・・・いや、こんなにキレイに予約済ということはマスコミ・カメラマン席ではないか?すると二列目のど真ん中以外は結構空いている。私は迷わずそのど真ん中鎮座野郎のすぐ左隣の席を予約したのである。通常の映画の座席予約では絶対にやらないが、隣の男がどんな奴であれ、やはり真ん中に座ることがアピールにつながる。これで『さゆみんLOVE』のような特製うちわでも持っていれば必ずや彼女の目にとまるであろう。

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しかし当日の目的は『さゆみんLOVE』ではなく、MixCDを手渡しすることだ。私は『007は二度死ぬ』への熱い思いと10月のイベントについて二枚の手紙にしたため、ツアー時に配布された特製ポストカード、秋目プロジェクトの絵ハガキと缶バッチ、そして勿論MixCDを100円ショップで購入した小洒落た手提げ紙袋に入れてトークイベントが終わるのを待った。降壇するときに彼女めがけて突進したら危険人物とみなされて警備員さんに取り押さえられるかもしれない。しかしトークが終わってもインスタで告知した写真タイムはマスコミ向けのみで、我々一般人向けに記念写真を撮らせてくれる雰囲気はない。私は動揺して、すぐに登壇者が消えた横の出入り口を目がけて全力ダッシュを試みた。そして関係者以外立ち入り禁止のためのパーティションを突き破り、さゆみんを探したのであった。

CR Board Break

すると彼女はロビーでファンと思しき輩数人に囲まれている。私は親しげに話しかけている男との間に強引に割り込み、『ボンドファンのものです!』と自己紹介した。すると彼女は『ボンド命さんですよね!』と私自身を完璧に認識してくれたのだ。もうそれからは私も興奮して何を話したか覚えていない。ただ握手した彼女の手が冷たかったので、『こんな冷たい手でごめんなさい』と謝っていたことは印象に残った。なんという優しい女性なのだ。そこで間髪入れずに『じゃあ僕が温めてあげるよ』なんてキザなセリフを吐いておけば更にアピールできたのだが、まあそれじゃやりすぎというものであろう。それでも握手したまま007秒くらいは見つめ合うことができたし、プレゼント一式をちゃんと渡してツーショット写真も撮れたので、『さゆミッション』は完璧にこなした。彼女はいずれ海外の007ロケ地を訪ねるらしい。残念ながら私は同行することができないが、アドバイスくらいできるし、なんだったら現地のボンドファンのおじさんをガイド代わりに紹介することもできるはずだ。さゆみん、ありがとう。そしてこれからもよろしく。やはり強く願えばボンドおたくの夢は叶う。それはボンドの神様がきっと我々のことをちゃんと見てくれているからなのだ。

ではまた。

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10月のイベントまであと1ヶ月半あまり。南さつま市役所より鹿児島ロケ地ツアーと交流イベントのチラシが届きました。気になるツアーの料金は二泊三日で55,007円(税込)。鹿児島No.1の城山観光ホテル一泊つきで、初日のバス・ツアーには美人添乗員さん(浜美枝さんの再来?)と私がガイド役を務めます(チラシにも私の名前を載せていただきました)。GSE南薩観光さんのHPにも予約ページがアップされていますので、興味のあるファンの方は是非ご参加ください。

GSE南薩観光さんHPはコチラ

鹿児島ロケ地ツアー2017・チラシ

秋目サミット2017に単独参加される方はがんじん荘に宿泊してください。秋目までの交通手段は基本的に個人単位でお願いしますが、参加者の情報を集めてなるべく乗り合いできるようにお手伝いしたいと思います。

秋目サミット2017・チラシ第一弾


尚、新しく製作される記念プレートに名前を記載してもらうことも可能です。申し込み方法などは後日改めて告知します。

ではまた。

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・・・(前編)より続く・・・

セブン ボンド風の男

アンヌ隊員1

逗子マリーナでのジェットパック体験を終え、JR鎌倉駅から四匹のおっさんは赤坂を目指します。電車の中ではウルトラセブンの話題に花が咲き、『やはりウルトラヒロインの中ではダントツにアンヌ隊員役のひし美ゆり子だよね〜』『でもヌード発表は子供心に衝撃的だったなあ』『キングジョーが登場するエピソードの冒頭にはアクアラングで日本に上陸するボンド風の外人が登場してたよ』『神戸ロケだからやっぱり『007は二度死ぬ』を意識していたんですね〜』などと盛り上がり、あっという間に新橋駅に到着。銀座線で赤坂見附駅を降りた一行はアストンマーティン赤坂に寄り道したものの、6月末でお店がクローズしていることを発見。ガーン、それでも気を取り直し、ジェットパックの疲労が残る50代の老体にムチを打ちながら坂道を歩き、ホテル・ニューオータニに到着。Hさんが事前に偵察済の『アウトリガー』が最終目的地であります。

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ニューオータニのアウトドアプール『GARDEN POOL』は都内シティホテル最大級を誇りますが、そのプールサイドに、期間限定(7/15〜9/18)の『POOL SIDE DINING OUTRIGGER (プールサイドダイニング アウトリガー)』がオープンしています。アウトリガーといえばボンドファンは『リビング・デイライツ』のアストン・マーティン・ヴォランテに装備されたスキーを思い出すことと思います(outriggerは船を安定させる舷外の張り出しが原義です)。恐らく水つながりで船舶用語をお店の名前にしたと思いますが、ゆるくボンドネタもあって個人的に嬉しくなりました。

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こちらのダイニング・レストランはプール客・宿泊客優先ですが、一般客も入ることができます。まだ明るいうちは子供連れのファミリー層中心でしたが、夜になるとぐっとアダルト率が高まってゆきます。さすが高級ホテルに宿泊するお客さんですので、いかにもセレブな男女ばかり。彼女をお姫様だっこしながら悠々とプールを横切るイケメン男子や、何故か美女二人をはべらせたジゴロ風のプレイボーイもいますし、インスタ映えするモデルのような女性二人組など、まさに眼福そのもの。美女たちと遊んでいる男たちの関係を勝手に妄想するだけでも楽しめます。一杯1200円のビールを筆頭にメニューもなかなか高級ですが、プールの客層のレベルも高級。やはりチューハイ一杯300円の居酒屋では味わうことができないラグジュアリー感満載で、水着の美女ほどボンドおたくの栄養になるものはない。私にとってまるで寿命が一年伸びたかのような至福のひとときでした。このまま通い続ければ不老不死になれるかも??(笑)

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結局我々はパーフェクト・モヒートやミント・ジュレップなどを飲みまくり、延々4時間以上粘って美女と料理とボンド・トークで盛り上がりました。プールの女性の写真を撮ったら追い出されるに決まっていますので、近くに座った美女たちの写真を何枚か撮影しましたが、さすが撮影OKの女性はご自分に自信がある方ばかり。普通の男女はプール上がりにホテルの白いガウンを着るのですが、まるでその肢体を男性客に見せつけるかのように水着のままでいる美女も多数。来年も是非来たいですねえ〜ボンドファンの男性陣は9月18日(月)までやっていますので、是非!・・・というより私自身がもう一度来ようかな??

・・・ということで美女とお酒に酔った私は肝心のトーク内容を殆ど思い出せず、断片的な記憶を呼び戻しながら追記してゆきます。

・毎年お手製のボンドお土産をくれるNさんの今年の作品は『二度死ぬ団扇(うちわ)』でした。

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・ジェニファー・ローレンスの『パッセンジャー(2016)』の音楽はトーマス・ニューマンだったが、『スカイフォール』『スペクター』と非常に似たメロディが流れていた。同じことが『ファインディング・ドリー』の深海シーンにも言える。ニューマンは使い回しが好きなの?

・シリアス路線のダニエル・クレイグは次回作『Bond25』で自分自身の死を描くのでは?そしてジェームズ・ボンドという名前は『Bond26』よりMI6のNo.1スパイの偽名となる(私個人の妄想です、すいません。でも役者を交代させる理由付けとしてはまんざらでもないと思ってます)。

・イギリスのエレクトロニック・バンド『アート・オブ・ノイズ』のアルバム『ビロウ・ザ・ウェイスト(1989)』に収録されている『ジェームズ・ボンドのテーマ』はNさんオススメ。

ビロウ・ザ・ウェイスト
アート・オブ・ノイズ
ポリドール
1989


・こちらもNさんオススメの007カバー・アルバムで、Penelope Saiの『Sings 007』。

Sings 007
Penelope Sai
Imports
2016-11-11


・音楽にも造詣が深いKさんオススメは2017年4月20日に銀座にオープンした大型商業施設『GINZA SIX』のテーマ曲として配信限定でリリースされた椎名林檎とトータス松本が歌う『目抜き通り』。イントロと間奏が完璧にボンド映画風ですが、デュエット部分はむしろ華やかなミュージカル調の楽しい曲です。スペシャル・ムービー(1分30秒)もいいけど、是非ダウンロードでフル・バージョン(3分16秒)も聴いてみてください。

GINZA SIXテーマ曲『目抜き通り』スペシャル・ムービーはこちら
GINZA SIX

・もう一曲Kさんオススメはボンドファンとしても有名な世武裕子の『私の愛したスパイーナチュラル・ボーン・プログレ』。歌詞に『ボンドの秘密兵器』『スパイ映画に出てくる悪役の顔』が登場して嬉しくなります。映画『だいじょうぶ3組』のサントラに収録されており、Kさんがお好きなスパイとプログレの要素がダブルで楽しめる一曲。

映画 だいじょうぶ3組 オリジナル・サウンドトラック
世武裕子
メディアファクトリー
2013-03-06


・しかしKさんが本当にオススメしたいのはボンドとは全然関係ないけど、ドコモのCMで一躍有名になったSHISHAMO(ししゃも)。ルックスはちょっとアレですけど(笑)、実力派のガールズバンドですね。堤真一のように『こっちのししゃもか・・・』とならないように『明日も』と新曲の『ByeBye』は押さえておきましょう。声はaikoに似てますね〜

SHISHAMO 4
SHISHAMO
GOOD CREATORS RECORDS / UNIVERSAL SIGMA
2017-02-22


・ボンドガールズのオマケ・その1(すんごい美人!芸能人だったのかな?)

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・ボンドガールズのオマケ・その2(実は二人共成人した娘がいるママ友!)

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・アウトリガーの超・可愛いウェイトレスさん。メガネっ娘好きにはたまらないでしょ。性格も100点満点でした!

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ではまた。

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Jetpack M1

今年の夏もやってきました、私の尊敬するボンドお友だちNさん、Hさん、Kさんとのサンダーボール作戦!今回はfziroさんからオススメいただいた逗子マリーナでのジェットパック体験に50代の4人が無謀にもチャレンジしてきました!全員見事宙に舞ったあとは場所をホテル・ニューオータニのプールサイドに移してまるでこの日は『サンダーボール作戦』と『007は二度死ぬ』の二本立てのような気分。しかも今年は随所に超ハイレベルな水着美女軍団のお迎えがあり、ボンド気分は過去最高レベルだったかも?

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Jetpack Poster

Jetpack DAD

ボンドファンならばジェットパックは常識ですが、平成生まれの良い子のキミのために解説すると『サンダーボール作戦(1965)』の冒頭でボンドが脱出用に用意しておいた『ランドセル式に背負うロケットの新兵器(公開当時のパンフより抜粋)』のことです。『ハンディ・ロケット』と呼ばれることもあります。『ダイ・アナザー・デイ(2002)』でもQ工房でボンドがイタズラしていました。映画本編よりポスターの方が断然カッコイイですね。我々ボンドファンは一度は体験してみたいのですが、ロサンゼルス・オリンピック(1984)の開会式に登場したロケットマンのように本当に空を飛ぶのは素人には不可能。そこで水上バイク等のジェット水流を利用し水圧で空を飛ぶのがマリンスポーツのジェットパックなのです。

Jetpack M

8月20日(日)お世話になったのは湘南エリアでは唯一こうしたスポーツの体験プランを提供している『フライフィールド逗子』さんです。ジェット水流を利用したマリンスポーツを総称してアクアボードと呼びますが、他に鉄腕アトムのように両足から真下に水圧が出て浮かび上がるジェットブレードやフライボード、サーフィンのようなホバーボードもあります。ところで意外にも難易度としてはジェットパックが一番難しいそうです。これは経験した者しか分からないと思いますが、10kgもある機材がとても重く、腕力も必要なので、女性や子供はまず無理。そういった意味で、これを成功させた我々四匹のおっさんは立派でしょ?翌日以降みんな筋肉痛に悩まされていますけどね。料金は20分で8500円。ウエットスーツの貸出(1080円)もあります。

『フライフィールド逗子』さんのHPはコチラ

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さて、企画を持ち込んだ張本人でもありますので、当然に私が一番手で出動。笑顔でジェットパックを装着してもらいますが、やや緊張してインストラクターの説明も全然頭に入ってきません。映画と同様、あっという間に準備が整い、海側に背を向けてそのままジャンプしてくださいと言われます。私自身、海水に入るのは久しぶりなので、一瞬躊躇しますが、そこはもうスカイダイビングだって経験済のボンドおたくの本領発揮で、意を決してザブンと飛び込みます。仰向けにプカプカ浮かんでちょっと沖の方に誘導されてからいよいよ本番。両足を海中でバタバタさせ、腹筋を使って身体を起こし、海上で直立の体勢をとると、水上バイクに乗ったお兄さんがエンジンをかけてジェット水流が私のジェットパックに伝わります。両手で掴んだハンドルが海面に対して垂直になるといよいよ本番。左右均等にバランスをとらないとすぐに倒れてしまいますが、何度か試行錯誤を重ねて宙に浮かぶことができました。

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ビデオを見直してみると自分ではかなり上昇したつもりだったのですが、そうでもないか?でも9分間に4回宙に浮かび、何度か海面をタッチアンドゴーしたり、くるくる回ったり(決して意図したわけではありません笑)とアクション俳優の面目を保つパフォーマンスを見せて9分間のチャレンジは終了。何度も海面に叩きつけられ、うつ伏せになった場合は身体をくるりと反転させて呼吸を確保する、の繰り返しでかなり消耗します。本当は20分間できたのですが、とても体力が持ちませんでした。ただし52歳で普段殆どスポーツらしいことをしていないおじさんの割にはまあまあですかね。そのうち気が向いたら動画をYouTubeにアップします。

Jetpack N

二番手は50代というよりむしろ還暦に近い?Nさん。3分ほど海面で悪戦苦闘した後、見事に20秒ほど浮かび、途中方向を変えてビデオカメラ目線もキメるなど、さすがベテランの味でした。水泳で鍛えた肉体も素晴らしい。お疲れさまでした!

Jetpack K

三番手はいつも大変お世話になっているKさん。ボンドというよりラルゴ?という外野の声も気にせず、10分あまり格闘したあと意地の一発を炸裂。お疲れさま!

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オオトリはHさん。本日お披露目したシーマスターの最新作『コマンダー』は外していましたが、普段ルームランナーなどでかなりシェイプアップしているそうで、何度も宙に舞いました。やはり普段身体を鍛えて、体重も絞ったほうが上手に飛べるみたい。本日のMVPでした。

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隣でフライボードをやっていた若い女の子は大変上手で、すぐに数メートル上昇していました。難易度は低いそうですが、彼氏と思われる若手男子は全然ダメでしたので、やはり彼女にセンスがあると思います。今度はこちらもチャレンジしたいですね。

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我々四匹のおじさんはヘトヘトになりながら現場をあとにしましたが、入れ替わり水上バイクに乗るためにやってきた美女軍団はお色気ムンムンで記念写真にもセクシー・ポーズ連発!そもそも別荘地である逗子マリーナを闊歩する女性たちは美人ぞろいで、フライフィールドの受付の女の子も真っ黒に日焼けして大変可愛らしい。気分良くジェットパックの任務を完了して、絶好のスタートを切った我々は次なる目的地ホテル・ニューオータニを目指したのでした。

・・・(後編)につづく・・・

ではまた。

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ハナコ嬢:ダニエル・クレイグの出演が決まりましたね。

ボンド命:はい、つい先日まで『何も決まってない』なんて言っていたくせに『The Late Show』という番組で自分がやると明言しましたので、全世界のボンドファンはとりあえず安心したのでは。私自身は恐らく来年末くらいに開催されるBond25のキャスト発表記者会見までは何が起きるか分からないと思っていますが、まあ彼がボンドで間違いないですね。

ハナコ嬢:『スペクター』公開の時に『次やるとしたら手首を切ったほうがマシだ』と発言したことについて謝罪していました。

ボンド命:そんな彼の左手首にはオメガ・シーマスターの新作『コマンダー・ウォッチ』がちらりと見えました。その時にMCのスティーブン・コルベアが『確かに。赤ちゃんを産んだばかりのお母さんに次はどう?って聞くようなものだからね』というようなことを言ってました。毒舌で有名な彼だからクレイグも爆笑していたけど、よくよく考えたらかなりアブナイ発言ですよね。女性差別的でした。

ハナコ嬢:そうよ、ポリティカリル・コレクトネス(PC)はもはや海外では常識ですからね。決して政治的に正しいという意味ではなく、特に有名人は一言で言えば人種・性別・年齢などにおいて公平であるべきで、偏見がない言葉遣い・態度で臨むべきということ。白人至上主義者集会の暴動事件で火に油を注いだトランプ大統領にはちょっと呆れました。もう彼の暴言には慣れっこですけど。

ボンド命:日本ではあまり身近に感じませんが、海外のドラマや映画を見ていると何気なくPCに配慮しているのが判ります。例えば特別捜査チームを組むと女性や黒人俳優、アジア系などがバランスよく配置されている。金髪の美男美女だけではないですからね。

ハナコ嬢:『キングコング: 髑髏島の巨神』では中国のキレイな女優さんが出てました。

ボンド命:ジン・ティエンね。あれは中国のテンセント・ピクチャーズが製作に入っている影響かと思います。バーター?

Spiderman Homecoming

ハナコ嬢:『スパイダーマン:ホームカミング』ではピーター・パーカーが好きになる女の子が黒人のローラ・ハリヤーで驚きました。

ボンド命:今までのシリーズでは『パーカー・ガール』はみんな白人の女性でしたからね。私は校内放送のアナウンサー役、アンガーリー・ライスに彼が一目惚れすると思いました。彼女は『ナイスガイズ!』でライアン・ゴズリングの娘役がとっても可愛らしかったので、印象に残っています。

ハナコ嬢:ボンド命さんの大好きな007シリーズのPCはどうなの?

ボンド命:イアン・フレミングの原作の設定は白人・男性至上主義と言われても仕方がなく、初期の映画も敵はさておき、味方側は全て白人で占められていました。

ハナコ嬢:流れが変わったのはブラック・パワーの台頭をきっちり取り込んだ『死ぬのは奴らだ(1973)』でしょ?

ボンド命:そうですね、子供心にロジャー・ムーアが黒人女性のロージー(グロリア・ヘンドリー)とベッドインするシーンを見たときはショックでした。

ハナコ嬢:彼女が最初の黒人ボンドガールだったの?

DAF Thumper

ボンド命:いえ、『女王陛下の007(1969)』で細菌をばらまく美女軍団にもいたけど、インパクトのある役柄だと『ダイヤモンドは永遠に(1971)』でバンビとコンビを組んでいたタンパー役のトリナ・パークスだと思います。先日彼女からFBのお友だち申請が来ていて、自己紹介欄に『黒人最初のボンドガール』と書いてました。当時の写真を使った2018年版カレンダーも発売されるらしく、短い女優としてのキャリアの中でタンパー役をとても誇りに思っているようです。

ハナコ嬢:ロジャー・ムーアの時代はプールサイドにわんさか水着美女がいる場面が多くて、黒人やアジア系は珍しくなかったけど、主役クラスだとグレース・ジョーンズ、ダルトン時代は目立った黒人女性はいなくて、ブロスナンになってからハル・ベリーですか。彼女は黒人というよりは褐色の肌という感じですけど。

ボンド命:ブロスナン時代のPC的な配慮といえばやはりMが女性になったことですかね。『ゴールデンアイ』の時は違和感ありましたけど、ジュディ・デンチの演技力で回を追うごとにサマになってきましたね。やはり貫禄がありました。彼女だったら女性防衛大臣だって務まると思います。

ハナコ嬢:Mが男性に戻ったと思ったらマネペニーが黒人になりました。ナオミ・ハリスはジャマイカ系ですね。

Our Kind of Traitor

ボンド命:この前ジョン・ル・カレ原作の『われらが背きし者』をレンタルで見たのですが、彼女がいきなりオッパイ・ポロリだったので驚きました。PCにそぐわない話題ですいません。でもどうしても言いたかったので・・・

ハナコ嬢:フェリックス・レイターが黒人俳優でも違和感ありませんね。『ネバーセイ・ネバーアゲイン』のバーニー・ケイシーも懐かしい。

ボンド命:最近の007シリーズでのPCで忘れてならないのはLGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)への配慮ですね。ゲイを公言している俳優やスタッフを積極的に起用しているようにすら感じます。レズビアンといえばプッシー・ガロアが懐かしい。

ハナコ嬢:こうしてみると007シリーズはPCには十分配慮しているように思えます。

ボンド命:でも最近思うのは4月にツアーで来日した人も、FBで積極的に投稿する人も圧倒的に白人が多いことですね。集まったボンドファン仲間の写真を見てもあまり黒人がいないように思えます。もしかしたら007シリーズが意外に取り込めていない客層なのかもしれません。

ハナコ嬢:Bond25のボンドガールが楽しみですね。

ボンド命:アジア系だったら中国人かな?中国マネーは無視できないし。ボリウッドのインド女優でもいいですよ。待望の日本人ボンドガールは次のBond26でお願いします。

ハナコ嬢:私もボンドガールになれるかしら?

ボンド命:ハナコ嬢は既に私の脳内ボンドガールですよ!

ではまた。

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先日おかげさまで52歳の誕生日を迎えることができました。FacebookやMixiでメッセージを頂いたボンドファンの皆さま、本当にありがとうございます。Facebookのお友だちの数やいいね!の数に一喜一憂することはありませんが、一部の方と奇跡的な出会いを実現できたのは事実ですので、素直にザッカーバーグに感謝したいと思います。

それにしても最近は007おたくとしてイベントがてんこ盛りで、ちょっと大変なことになっております。最近の活動の補足とこれからの予定をご紹介します。

【マルティン・ムルダー氏の『007は二度死ぬ』ガイド本、販売開始】



4月のツアー時にツアー参加者やパーティ、九州ツアーに参加した日本人にも無料で配られていたガイド本の追補・完全版がアマゾンなどで販売されています。3000円弱で購入できますので、興味のある方は是非。英語ですが、ものすごい情報量で、写真を見るだけでも楽しいのです。巻末の『Special thanks to』の項目には私の名前も追記頂いております。彼が感謝しているという9人の内、日本人は中山氏と私だけですので、大変光栄ですね。

【Steve Oxenrider氏と仲良しになりました】

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上記の『Special thanks to』にも名前があるOxenrider氏はアメリカ在住のすごいコレクターです。これまでも貴重なオフショット写真やベタ焼き(コンタクトプリント)を何枚も送ってくれたのですが、『007は二度死ぬ』は1967年の公開時に劇場で25回もご覧になったほどお好きとのこと。彼に比べたら私の『スペクター』18回鑑賞など、まだまだ大したことない。きくち英一さんがニューオータニの庭でコネリーと格闘した場面の写真も別角度のものを多数所有しており、ご本人に渡しましたら非常に喜んでいらっしゃいました。Oxenrider氏は『007は二度死ぬ』の出演俳優・スタッフ50人以上のサインを所有しているとか。そんな彼にはこれまで当ブログで取り上げた撮影秘話をたまに教えてあげているのですが、欧米のファンに向けて是非一冊の本にまとめて欲しいと言われております。私の夢は(何度もここでアピールしていますけど)『007は二度死ぬ・50年目の真実』という本を出版することなんですが、先に英語で書いて日本に逆輸入しちゃおうかな?欧米のファンクラブや非公式サイトに寄稿することも勧められていて、案外そちらの方が近道かも。引き続き頑張ります!

【ブログ管理人画像を変更】

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当ブログのPC版には管理人の画像が右上に表示されるのですが、これまでエイダン・ターナーだったものを自分の似顔絵にしてみました。スマホアプリの『coconala』で『まぼたん』さんに描いてもらいました(たったの1,000円)。ボンド風に描いてください、とお願いしましたら数日で完成。結構気に入ってるんですけど、どうですかね?今後は名刺などにも使用したいと思います。才能あふれる『まぼたん』さんもヨロシク!応援しています!

<今後の予定>

【8月12日(土)23:00〜】

おなじみ長崎市民FM『Bond Style』ライブ放送。見逃した方は録画アーカイブもすぐにアップされますので是非ご覧ください。私は再びライブ・トーク中の三人に何かイタズラをしようと画策中。秋山さん、川下さん、Dr.Ano、頑張ってね〜

<8月13日追記>

長崎市民FM

3時間のムーア追悼特番、お疲れ様でした。毎度のことですが、最初から最後までクォリティの高い007トークで、こういう目線・観点からボンド映画を見るのか、と私も大変勉強になりました。ムーア作品の主題歌を順番に流して最後は『二度死ぬ』で〆る、まさに神回だったと思います。秋目サミット2017で再会できるのを楽しみにしております!

長崎市民FM Bond Styleの視聴はこちら

【8月19日(土)12:15〜】

ダイバージェントFINAL P

・角川シネマ新宿『ダイバージェントFINAL』の公開初日イベントのトークゲストとして我らがさゆみんこと映画ソムリエの東紗友美さんが登場します。このことをインスタの告知で知った私はすぐさま二列目中央の席をゲット!これまで私のブログ記事のツイッターなどで『いいね』を何度か頂いてましたが、ついに憧れのボンドガールとご対面!

角川シネマ『ダイバージェントFINAL』公開初日イベント

インスタの彼女のコメントを引用すると、

ダイバージェントお好きな方、是非お越しください。私なんかでよろしかったら時間があれば現場での写真などもできるだけ対応させていただきます!!早速チケット取っていただいたというコメントくださった方、本当にありがとうございます!!とっても嬉しい!お会いできること、楽しみにしております。

東紗友美さんインスタグラムはこちら

こ、これはもしかしてイベント後に一緒に写真を撮ってくれるということか??私にはDr.Ano監修/Fresh'Toru'-C氏作成の007 MixCDをさゆみんに手渡しするという重大なミッションが残されていますので、いよいよチャンス到来かも。結果は後日!

【8月19日(土)夕方】

都内某所で特撮ファン主催のきくち英一さん生誕パーティに招待されました。私にとって子供の頃の二大ヒーローが奇跡の競演か?詳細レポートは後日。

【8月20日(日)】

ボンドお友だちNさん、Hさん、Kさんと毎年恒例のサンダーボール作戦2017を決行。今年は逗子マリーナのジェットパック体験で空に舞います。全員50代のおじさん軍団の運命はいかに?fziroさん、情報ありがとうございました!動画も公開できるかな?

【8月21日(月)】

Kiyoshi Miyakoshi




都内某所で宮越澄(きよし)監督ときくち英一さんにお会いします。宮越監督は若手俳優時代に『007は二度死ぬ』の火口基地セットでモノレールを運転する役などでパインウッド・スタジオでの撮影に参加されました。どんな秘話が飛び出すか、楽しみですね!

【8月26日(土)】

都内某洋食レストランで小出智男先生・豊島一虎先生・きくち英一さんとお食事会。やっと二人の先生のサインをもらえそうです。

【9月下旬】

三沢郷の007サウンド研究でお世話になった作家・音楽評論家の山口雅也氏に推薦いただきまして、某月刊レコード誌の取材班が私の自宅を訪問予定。私の007レコード・コレクションは諸先輩に比べると全然大したことないのですが、記事になるのかな?試しに今月号を購入してみましたが、相当なマニアが登場する企画のようで、かなりビビってます・・・ボツにならずに掲載されますように・・・

【10月5日〜8日】

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再び鹿児島へ。『007秋目サミット実行委員会』から正式に依頼状を頂きました。『秋目サミット』という言葉が正式に使われるようになったのは嬉しいですね。南さつま市役所と秋目の皆さん、精一杯頑張りますので、どうぞ宜しくお願いします。

ではまた。

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YOLT豊島一虎氏

先日越谷の神影(しんかげ)流武道場に突撃取材したのですが、小出先生と私が道場を出発して近くのファミリーレストランで話していた頃、きくち英一さんが道場を訪ねていたそうです。道場の場所を伝えたのは私自身でしたが、まさか同じ日にニアミスしていたとは!きくちさんはその時は20分ほど神影流二十五世宗家・豊島一虎先生と『007は二度死ぬ』の撮影裏話で盛り上がったとか。結局きくちさんも8月6日(日)の演武会に招待されて、私のカミサンと三人で日本橋劇場にお邪魔したというわけです。実は豊島先生ときくちさんには宮越澄(きよし)さんという共通の友人がいらして、三人が本件をきっかけにお互いに電話で連絡をとりあって旧交を温めたそうです。宮越澄さんは『特捜最前線』や『西部警察』など数々のテレビドラマの監督として有名ですが、日大芸術学部でJFA創設時にきくちさんとご一緒でしたし、役者として『007は二度死ぬ』でロンドンの撮影にも参加されています。ショーン・コネリーとお会いしたときの貴重なオフショット写真もお持ちとのことで、近いうちにきくちさんからご紹介頂けることになりました。私の『二度死ぬ』コネクションはここにきて急速に広がりを見せており、ちょっと目が回りそうですが、進展がありましたらまた報告したいと思います。

↓左から豊島一虎先生、吉原知里三段、私、きくち英一さん。
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さて、先日ご招待いただいたのは

第61回 菊水流 吟と舞

という大会でした。場所は日本橋劇場(日本橋公会堂)で、今年から劇場が変わったそうですが、こちらの舞台装置も素晴らしく、吟詠と舞、創作着付舞(着物の着付けをしながら舞台上で舞うもの。なかなかエロティックでした)、薩摩琵琶演奏、更には元山荘風氏による書道と吟詠の共演など、実に興味深い舞台でした。日本人でありながらなかなか目にすることができない伝統芸能でしたので、数百年の歴史の重みを感じつつ、それを継承してゆく方々の真剣な眼差しに感服し、日本の文化の素晴らしさを再認識した一日でした。

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そうはいってもやはり本日のお目当ては神影流の豊島先生・小出先生、そして門下生・弟子の方による披露・協賛・祝賀演武であります。

13. 居合道 神心無想流 
   神影流 三段 吉原知里

24. 吟詠居合道 『日本刀』
   神心無想流 目録五段 岡村心蒼
   神心無想流   三段 小池洵風

32. 居合道 神心無想流 [試し斬り含]
   剣道・居合道 錬士五段 山本智吉

33. 二人居合道 神心無想流 [試し斬り含]
   剣道・居合道 教士七段 山本吉男
   剣道・居合道 錬士五段 山本智吉

39. 杖道の形
   神影流 三段 吉原知里

吉原知里三段

40. 杖道 組太刀之形 神影流
   杖 藩士八段 小出智男
   剣 教士八段 村木六十教

小出先生杖道

48. 神影流 剣道形 [試し斬り含]
   打太刀 藩士八段 小出智男
   仕太刀 神影流二十五世宗家 豊島一虎
   介添 教士八段 村木六十教
   介添 教士七段 山本吉男

豊島先生&小出先生1

豊島先生&小出先生2

それぞれが素晴らしい演武の連続で私は大感激しました。舞台上に武道の達人が登場するとそれまでガヤガヤしていた観客席が急に静まり返ります。張り詰めた空気を一閃するような見事な杖・刀さばき、そして気合の掛け声。藁や竹を真剣で切り落とす『試し斬り』も初めて生で見ることができましたし、クライマックスとなる豊島先生vs小出先生の祝賀演武は本日一番の盛り上がりを見せました。個人的に一番驚いたのは豊島先生の表情。楽屋にお邪魔したときも帰りの記念撮影時にも終始にこやかなご様子でしたが、ひとたび舞台に上がるとお顔つきが一変します。周囲を威圧するほどの迫力ある『気』とはこのことか、と遠く離れた客席からも感じ取りました。サムライ時代の本物の果し合いでは睨み合った時点で気圧されたら既に死を覚悟したのでしょう。こちらも大変貴重な経験となりました。

↓中央が小出智男先生。
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演武会では楽屋まで押しかけて記念写真を撮らせていただきました。残念ながら用意していた大判写真にサインを頂くことは叶いませんでしたが、神影流武道場の大会記念誌を二冊頂きました。ショーン・コネリーの写真も掲載されており、映画にも出演された二十四世中島将弻(しょうひつ)宗家の略歴もありますので、『007は二度死ぬ』を研究する上で貴重な資料となります。お二人の先生には近日中にまたお会い頂けそうですので、宜しくお願い申し上げます。私も剣の道について勉強せねば!

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ではまた。

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