2007年02月25日

小さめの大福と金利引き上げ

昨日は午前中に、先日の人間ドックで検査未了の糖尿病検診を行い、午後から幕張メッセまで車を飛ばして、クライアントの展示会「国際製パン・製菓関連産業展」に行ってきました。
名前の通り、出店の多くはパンとお菓子の関連業者で、各ブースとも試食コーナーが充実しており、試食は私に取ってあまり興味は無かったのですが、皆さん結構楽しんでいました。(甘いのが苦手なので・・・・・というかっこ良い理由ではなく、おなか一杯お昼を食べた直後だっただけです。それでもクライアントで出された小さめの大福1個、しっかり食べてきました。出来ればお茶もほしかったなぁ。)。
端から試食していたら、本当に糖尿病になりそう・・・・・。

さて、先週の水曜日(2月21日)にやっと日銀が金利を引き上げましたね。
当日開いた日銀の政策決定会合で福井総裁が「無担保コール翌日物金利(※)の誘導目標を年0.25%から0.5%に引き上げる」ことを提案し、副総裁1人が反対しましたが、賛成8人で可決しました。
※銀行など金融機関同士が資金繰りのために、担保なしでお金を借りて翌日返す取  引を「無担保コール翌日物」というそうです。その金利を日銀が0.5%に誘導する  ということです。
 
 昨年の7月14日にゼロ金利政策を解除し、同金利の誘導目標を.25%にして依頼、次はいつ引き上げられるかと注目されていましたが、ようやく実現しました。
この金利が引き上げられると、長期の市場金利や預金金利に上昇圧力がかかるとともに、株安、円高になるのが一般的です。
 しかし、今のところ円安傾向は変わりませんし、東証一部の全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)が平成3年11月以来15年3か月ぶりの高値を付け、足元の市場は、懸念された事態とは正反対の動きを示しています。
なぜこのような状態になっているかですが、政策決定会合の決定事項に次の2つの事項が盛り込まれているからです。
 …拘国債の買いオペは当面、これまでと同じ額、頻度で実施する。
 ∪莵圓の政策運営は極めて低い金利水準による緩和的な金融環境を維持する。
 国債の買いオペとは、日銀が市場から国債を買い入れることにより、市場に流れる資金量を増やす政策です。
 また△砲茲蝓∈しばらくは金利を低い水準に保ち、急激に金利を引き上げることはないことを市場に約束したことになります。
 このことから、市場は日米ならびに日欧の金利差は当面縮まらないと予測し、ヘッジファンドなどが低金利で調達した円資金を元手に高金利の海外資産に投資する「円キャリー取引」を引き続き行なっているため、円安傾向に変化が出ていないのです。
 円安傾向に変化が出ていないため、円安修正リスクを意識しこのところで遅れ気味であった輸出関連株が値上がりし、前掲のように東証株価指数になったようです。

 今回の金利引き上げは、持ち直しつつある景気を再度萎縮させることなく、正常な金利水準に戻したいとする日銀福井総裁の思いが今のところ通じたようで、まずは成功であったような気がします。
これからある一定期間を置きながら、0.25くらいづつの引き上げがあるのでしょう。
投資家に取り、継続的な金利引き上げはやはり円高を予想するものです。他方、金利引き上げでも景気に陰りが見えないならば、外債へ向かっていた資金が株式市場へ流入することもありえます。

当面(2万2000〜3000円まで)日本の株は買いかも・・・・・。


ohnogi_cpa at 18:46│Comments(0)TrackBack(0)

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