神宮外苑銀杏並木と投機資金今年の正月

2007年12月24日

クリスマスイブと税制改正

 今年のクリスマスイブは、27日の忘年会で行うビンゴの景品の買出し、最近まったく調子の悪いアイアンショットを正月のコンペに何とか間に合わせようとする付け焼刃の練習場通い、燃えないごみが今日で最終日だということで軽く行った自分の部屋の掃除、「やっぱりクリスマスイブはイルミネーションを見なければ」ということで折角行ったが初詣と同じ状態で少々がっかりしたミッドタウン視察、などで過ごしました。

 毎年、年の瀬は、与党と財務省が税制改正大綱を公表し、翌年度の税制をどのように改正するか概要を明らかにする季節です。

 今年も12月13日に自由民主党が、12月19日に財務省がそれぞれ税制改正大綱を発表しました。
 大きな目玉は例年に比べ少ないような気がします。そんな中でも非上場会社のオーナー経営者に取り大きな朗報は、中小企業の事業承継を円滑化しようという趣旨のもと「取引相場のない株式等に係る相続税の納税猶予制度」の創設です。

制度の内容は
(1) 「中小企業の事業継続円滑化法(法案は来春の通常国会に提出される予定)」に 基づいて経済産業大臣から認定を受けた一定の中小企業の事業承継相続人(その会 社の株式について、自分自身で所有していた分と相続により新たに取得した分を合 計し、さらに同族関係者所有分と合わせて、その会社の発行株式等の過半数となっ ていること、かつ、その同族関係者の中で筆頭株主である事業後継者をいう。)  が、
(2) 当該会社を経営していた非相続人(会社の発行済株式等について、同族関係者と 合わせてその過半数を保有し、かつ、その事業承継相続人を除き同族関係者の中  で、筆頭株主であったことを要する。)から、
(3) 相続等によりその会社の株式等を取得しその会社を経営していく場合には、
(4) その事業承継相続人が納付すべき相続税額のうち、その会社の議決権の3分の2に 達するまでの株式等に関して、その課税価格の80%に対応する相続税の納税を猶予 し、
(5) その事業承継相続人が納税猶予の対象になった株式等を死亡の時まで保有し続け た場合等の一定の場合には、猶予税額を免除する。
 というものです。

 大綱段階では詳細は分かりませんが、納税猶予の適用が受けられるのはあくまで筆頭株主だけですので、親の会社を兄弟で承継する場合などには、どちらが多く株を所有するかでもめることになりそうです。
 
この納税猶予制度の詳細は、再来年である平成21年度税制改正で明らかにされ、事業継続円滑化法の施行予定日である平成20年10月1日以降に発生した相続にさかのぼって適用される予定です。

 いずれにせよ、この納税猶予が適用される事業承継相続人の納税する相続税は大幅に軽減されることになります。



ohnogi_cpa at 22:55│Comments(0)TrackBack(0)

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
神宮外苑銀杏並木と投機資金今年の正月