翌日が休みだったもので、日が明けてからのブログの更新になってしまったこと
お詫び申し上げます。申し訳ございません。

インターン8日目、DTP講座は6日目最終日となりました。
先日、五十嵐先生の口から「生徒がいなくなると目頭が熱くなるんですよね」と
聞いて、内心そんなに悲しくなるものなのかと半信半疑でいたのですが、
実際に生徒たちが最後の講習を終えて教室から出ていく姿を見ていると
寂しさがこみ上げてきました。もう、明後日の模擬授業をするときには
生徒が後ろの扉を開けて入ってくることはないんですね。
先生の仰っていたことの意味がわかりました。

 6日目最終日の内容は、ついに総集編の「三つ折チラシ」の作成である。
publisherを名刺に引き続き使ってする作業で、また、これまで作ったデータを
載せる作業もあり、それは「Irfan View」と言う画像編集ソフトを使って
画像を切り出して保存する作業で、word、ppt、pubに続き4つ目のソフトウェアを
使うことになるので少々難しいかと思った。
だが、先生は必要な作業だけを教えていらっしゃり、またIrfanはps等と比べても
操作画面がごちゃごちゃしておらず比較的に操作は簡単なので生徒は
意外にもこなせていたようだった。
恐らく、これまでのソフトを使った経験からどのタブからどのように設定するのか
などのノウハウが自然と身についてきたんだと思う。
若い人は環境になれるのが早い。 

そして、あっという間に4時を迎えて、更に7時を迎えた。
最終日の最後の課題は今日が締切ということも相まって、
名刺の時よりも粘り強く残っていた子が増えた気がする。
最後の最後まで自分のやりたいようにやる。
「やりたい」はあっても、それを実現する方法はこれまでなかった分、
ここでのDTP技術との対面はどの子にとっても貴重なものだと思う。
今後も活かせてもらえるといいな。


さて、この三つ折チラシ作成作業において留意することを挙げる。
【技術面 注意事項・指導】
・<pub>三つ折チラシを作る際、最終的にチラシの両面に印刷をする。
両面印刷する際の設定は「印刷」→「プロパティ」→「両面」のクリックして進む。
「両面」のチェックボックスには「なし」「短辺おり」「長辺おり」があり、「短辺」をクリックする。
そうすると裏表で逆さまにならないようになる。
・ <pub> 印刷プレビューを見る際に留意することは、印刷プレビューは印刷すると設定されている
プリンターの使用に影響されるため、カラーのものを見たいのであれば、
「プリンタ・用紙の設定」からカラー印刷できるプリンターに変えるよう設定する。
なお、「印刷」から設定を変更すると誤って印刷を「ok」してしまう可能性があるため
必ず「ファイル」→「ページ設定」からやらせること。僕は失敗しました。


生徒のみんなが作業をしている傍ら、インターン生はベジエ曲線でトレースしたイラストと、
出来上がった名刺と3つ折チラシのjpg化をした。
pubもpptも保存形式で「JPEG変換」という選択ができる為、PrintScreenをして・・・などは要らない。
(名刺を個別で切り取る際はirfanを使ったが)
変換の際、解像度について問われるので、Webにアップするか等の用途に合わせて
「dpi」を変更する。今回は「JPEG変換」をクリック後、「変更」ボタンから「dpi」を変更した。
jpg化をしたあとは、webにアップをした。3つともやり方は同じなので、一度覚えたら
使いまわすことができる。

【簡易なやり方の説明】
①載せたい画像を集める。
②psを開いたら、写真をドラッグ&ドロップ
③「作成」をクリックする
④HTMLフォトビューワーを選択するとフレームやタイトル、サブタイトル、サムネイルサイズ、
表示サイズの選択を促すダイアログボックスが表示されるので、それを選択する。
④保存先を決める。今回は後で消してもいい(フォルダを移動するため) のでCドライブ上にする。
⑤保存フォルダ名を入力する。このフォルダ名は後で清陵ネットワークからリンクさせるのに入力します。
⑥最後に保存をして、HTMLで表示されるかを出来上がったフォルダの「index.html」から確認する。
⑦学内のネットワークにつなぐために、指定のサーバーに移動する。 
¥マークを忘れずに。$マークはドライブを意味する。
⑧「DTP基礎」というページにリンクをさせるために、「dtp-kiso」というフォルダの中に、先ほど作成した
写真とhtmlなどが入ったフォルダをコピー又は切り取りして移動します。
⑨その後、「dtp-kiso」フォルダ内の「index.html」のソースをドリームウィーバーで開いて、
htmlを追加で書き込んで終了。

htmlの知識がなくても、コピーして貼り付けて必要な箇所の訂正のみなので、
覚えられると簡単である。 だが、自分はサーバとホームページの関連がちゃんと理解しきれていないので
なんとか身につけたいと思った。


今日までで知識量は大量に増えたが、これを如何に整理するかが今後の自分の財産になるか
どうかを左右する。日誌が「日記」になっていた分、しっかりと整理しなおそう。
それと、dtpに限らず、もっと生徒の可能性を発掘できる情報の分野があるはずである。
また、DTP講座のような「生徒の可能性の発掘」=「教育」かどうかは混在してはならないと思う。
情報の教育とは、月並みではあるが、パソコン教室と同じに捉えられてしまう。
何が情報の教科として必要なのか、僕はまだ一部しか見ずに悩んでいるような気がした。
全貌を見て、どのような時間数で、何が求められているのか。
これはしっかりと要項などを読まなければならない。
難しい文章を読んでいるとおねむになってしまう私だが、対峙する時が来るようだ。

残りのインターンシップでは模擬授業をして、実戦経験を身につける。 
わからないことを探し出して、全部分かるようにする気持ちでぶつかっていこうと思います。
よろしくお願いします。

以上。