一般質問の事前調査。いろいろデータをまとめてみました。

①青梅市の農業振興費と農家数の推移(写真1)
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最近10年間で、青梅市の農業振興に総額10億円の予算があてられている。
しかし、農家数は減少の一途。

②青梅市の農場就業人口(写真2)
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ほとんどが70才以上。このままだと青梅市の農家は10年後には壊滅。

③青梅市の農業 組織形態と農業経営体数(写真3)
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法人はほとんどなし。家族経営が全部と考えてよい。

④青梅市農家の販売金額(写真4)
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販売額の平均は年間200万円。経費を引くと利益はほとんどないと考えてよい。

○考察
・毎年、青梅市の予算が当てられいるが、農業振興の効果はほとんどないと結論づけてよい。
・後継者不足で、あと10年ほどで青梅市の農業は壊滅する。
・農家の収入が低いので、若者の参入が難しい。
・法人の農業参入を促すのが一つの策である。

例えば、今年、町田市が農地をあっせん。和郷という農業法人組合が町田市に参入。
和郷メンバー農家の売り上げは平均で約4000万円。
http://v.youku.com/v_show/id_XNTkwNTM4NzA0.html

売上4000万円もある農家がある一方、
青梅市でも農業政策を行ってきているが、
なぜ青梅市では厳しい状況が続いているのだろうか?
原因はなんだろう?