今年の11月8日(金)に日本大学理工学部駿河台キャンパスで、2019年度地盤品質セミナー≪宅地防災の普及に向けて(仮称)≫というのが開催されるそうです。

私は話題提供として、「地盤品質判定士業務の事業化(仮称)」について話すように言われています。原稿の締切が、今月末なので、そろそろブレーンストーミングを始めないといけないと思って、ブログにメモします。

地盤品質判定士という資格が、6年位前に地盤工学会主導でできたのですが、資格をつくったあとの事業化についてはあまり考えられていなかったそうです。私は、どのように事業化するつもりなのかを知りたくて、資格を取り「なかのひと」になったわけですが、なんの答えもありませんでした。

私自身は、1990年代の後半から個人相手の宅地関連の相談や、裁判関連の仕事をしています。ニーズが有るのははっきりわかるのですが、ビジネスになるかどうか、どうすれば利益が出るのか、ということをずっと模索していました。

数え切れないほどの案件をこれまでにやりましたが、大半が無償でした。お礼にお菓子をもらったり、野菜(!)をもらったりしていました。

ここ数年、ようやくビジネスとしてある程度成立するようになりましたが、それは地盤品質判定士会から教わったわけではありません。彼らは、いまも答えのない海をさまよっています。

昨年、関西に地盤品質判定士会関西支部というのができました。設立総会があるというので、申し込んだところ、私がそういう仕事をしていることを知っている人から「幹事になってくれ」と言われたので引き受けました。

そして、大阪府などと繋がり、個人等からの相談事が関西支部に舞い込むようになりました。大阪人は遠慮がないのか、東京と違っていっぱい相談が来ます。

それを手分けして対応する、ということになっていましたが、手分けできませんでした。

いわゆるコンサルタント会社の方々は、実際の案件をやったことがないし、企業の中でやるのは不可能だということでした。個人相手の案件で、企業が責任を取れないということです。

相談事は数万円仕事です。それで会社に迷惑を掛ける訳には行きませんから、理解できます。

私に一番最初にこの種の仕事が来たのは、ある超大手コンサル経由でした。「会社に泥を塗る訳にはいかないので、あなたやって」という依頼でした。当社に泥がつくのは構わないということだったのでしょう。

でも、私は建設コンサルタント業は、将来は街の工務店のようなビジネスにするのが良いと考えていたので、経験を積むために引き受けました。