コンクリート擁壁の場合は、超難しいです。クラックが発生していれば、その原因をコンクリート診断の手順で行えばよいのですが、古い擁壁でもクラックがないものが多く、それが健全と言って良いのか悪いのか、目安がありません。
こんくりーと21

コンクリート擁壁の劣化原因は、無筋コンクリートではアルカリシリカ反応、鉄筋コンクリート擁壁では、それに加えて中性化・塩害などがあります。アルカリシリカ反応は骨材の膨張圧が劣化原因なので亀甲状のクラックが発生し、中性化・塩害では鉄筋に錆ができることによる膨張圧によってクラックが生じたりします。いずれも、クラックができれば劣化を知ることができますが、クラックがない場合には、目視判断だけではなかなか難しいです。

少なくともコンクリート擁壁を診断しようとすれば、コンクリート診断士程度の知識が必要です。コンクリート診断士を受験するには、2日間の講習を受けて、その後に受験ということになります。更新は4年毎です。結構労力がかかりますが、にわか知識は怪我の元です。