我が国の性感染症の実態は深刻な状態です。


性感染症に対する正しい知識と、性交に伴うリスクについての認識の無い青少年が多いため、性器クラミジアの感染が10代の女性に多く、 HIV/AIDSも先進国の中で日本のみが増加している。


文部科学省は、平成16年から、学校・地域保健連携推進事業として 「性感染症予防のための講習会」 を希望する高校に、産婦人科の専門医 を学校に派遣し講習会を開催することに決まり。


大阪府 教育委員会は 平成17年より 希望する高校に 講習会を開催することになり、大阪府医師会を通じて、大阪産婦人科医会に依頼がありました。



平成 17年度は、 高校 22校、中学校 4校、
平成 18年度は, 高校 42校、中学校 2校
平成 19年度は、高校 39校、 中学校 数校の講演を行い
平成 20年度は 高校 24校 小学校先生、父兄 1校、学校保健研究会 1
平成 21年度 高校30校  8172名  講演
平成 22年度 高校33校 
これまでに 約5万人 の生徒に講演してきました。



平成20年度より
「大阪府子どもの健康を守る地域専門家総合連携事業(文部科学省委託)」の一環として、府内公立高等学校(府立・市立高等学校、府立工業高等専門学校を含む。以下同じ)に専門医師(産婦人科医等)を派遣し、学校と地域保健の連携を推進するとともに、生徒の性感染症予防等に関する指導・助言を行い、性感染症予防教育の充実を図る。






slid 1


最近でとりわけショッキングな報告は,文部科学省・内閣府の外郭団体である財団法人日本青少年研究所が公表した『高校生の生活と意識に関する調査』中のものです。

「結婚前は純潔を守るべきである」
という意見についてどう思うかの回答を日本,米国,韓国,および中国の高校生間で比較しました.

「全くそう思う」とする者が中国・韓国で約半数,米国では−皆さん“進んでいる’’と思われがちですが−そのまた約半数21.8%でした.ところがわが日本の場合,特に女性ではわずか6.3%に過ぎません.これほど性の自由化は進んでいるのです.


  「結婚前は純潔を守る」 即ち 結婚前は sex をしないと答えたのは


 韓国、中国は男女は、7割以上で、 
 アメリカの女子 5割5分
 日本の女子は、結婚前はsexをしないのは3割です。 


 このことについては、各自しっかりと考えていただきたい


性感染症とは


slid12



性感染症の、病原体としては


主な性感染症(病原体)


その他の性感染症

 

 大阪産婦人科医会では、平成16年(2004年)より、毎年11月、12月に産婦人科に受診した人々の性感染症について調査を行っております。


平成20年(2008年)の 大阪府に於ける性感染症の現状についてみますと


大阪府における各性感染症の頻度



性器クラミジア感染症が59%と非常に多く、次いで性器ヘルペスウイルス感染症が20.4%で、尖圭コンジローマ、淋菌感染症、梅毒と続いています。