2006年07月28日
漢方薬に副作用ある?小柴胡湯、大柴胡湯
2009年12月9日移転のお知らせと漢方薬 化粧品の注文の件について
「先生 漢方薬にも 副作用が強くて 死ぬお薬も有るんですってね。」数日前店頭での質問です。
間質性肺炎で死亡 小柴胡湯、大柴胡湯で、、、、 ニュースが走りました。
10年程前だったでしょうか?
原因はAという病気にAの漢方薬を投与せずXやYや症状に当てはまらない
風邪薬の漢方薬を慢性疾患薬として 長期間連用した結果です。
小柴胡湯や大柴胡湯の扱い方を著しく間違った結果で有り
当時 言葉にならない程の怒りを感じました。
漢方薬は正しく使えば 副作用は有りません。
使い方を間違えれば 副作用は有ります。
先人の方々が書かれた漢方の書物を正しく理解して
正しく使いこなしているか?
ということです。
昭和60年頃 漢方専門薬局を開局したばかりの頃
肝臓疾患の方は
殆どの方が病院で大柴胡湯、小柴胡湯を処方され長期連用していました。
すでに、GTP、GOT、γーGTPは正常値に回復し、肝臓に炎症は無く
体も冷えている
逆に補中益気湯や四物湯や六味地黄で温めて
体力を回復させなければ
抵抗力が落ち色々な合併症を患ってしまう。
その様な方でも小柴胡湯、大柴胡湯を連用されていました。
服用してはいけませんよ。
ご説明させて頂きますが、
理解して頂くのに随分と時間がかかったものです。
病院の先生の言葉が重いですね
なかなか 理解できない方も沢山おられました
特のご高齢の方程その兆候が強い
大柴胡湯は表裏の剤の風邪薬 で4.8g中
柴胡1.2g 黄芩0.6g 半夏0.6g 芍薬0.6g
枳實0.4g 生姜0.3g 大棗0.6g 大黄0.5〜1g
小柴胡湯は和解剤の風邪薬で 4.5g中
柴胡 1.5g 半夏0.6g 黄芩0.6g 人参0.6g 大棗0.6g 生姜0.3g 甘草0.3g
大柴胡湯、には黄芩、大黄 小柴胡湯には黄芩といって非常に冷やす剤
黄芩は 特に肺臓の熱性を取り除きます。
肺臓の炎症疾患にはとても大きな役割をする、
なくてはならない単味です。
大黄は 脾臓、胃腸、肝臓にいりて尿、大便を出し吐血、鼻血等
一切の実熱、を出す非常に大きく熱性を取り除くものなのです。
当オータニ漢方薬局では 大柴胡湯 小柴胡湯は 風邪薬として
症状のごく軽い方は 3日分〜
こじらせて長引かせている風邪ですので 5日分をお渡ししています。
常備薬として家庭におきたいという方は
20日〜30日ご購入される方もおります。東京や北海道沖縄
すぐにはパイク便でお送りできない地域です。
上記の風邪薬は治まり次第ストップしなければなりません。
大柴胡湯、小柴胡湯は風邪をひいてこじらせ
肝臓、胆のうまで風邪が入った症状です
吐き気、寒くなったり暑くなったり(寒、熱往来)脱力感、食欲不振、
不眠、イライラ、煩わしさ、胸や脇腹が張る、微熱等があり
便秘があるか 下痢、軟便、普通便なのか どちらであるかによって 処方が決まるのです。
服用期間3~5日で肝臓まで入った風邪の症状は
ほぼ改善致します。
従って服用する場合
風邪の表裏の剤 和解の剤として3~5日で止めるべきであるのに何年間も服用させた結果。
胃腸を冷やしすぎで消化力が低下 気や血や津液や精液を製造する力が低下し
肺臓に気を与える事ができなくなります
肺臓は気をエネルギーとして活動しています
気が不足しますと 水を作る事ができなくなります
結果 肺臓が乾燥し 炎症を起こす
肺臓に火(熱)がつく
肺臓が熱だとは筋肉が萎縮する
あらゆる 全ての萎縮する病気は肺臓の熱から起きると言われています
結果
肺胞が委縮し硬くなる→息苦しい 呼吸が浅い 筋肉が痛い
となり 間質性肺炎とつながります
間質性肺炎は西洋医薬の鎮痛薬や風邪薬 抗生物質 抗ヒスタミンでも
長期常用する事で発生する事は実証されています。
それ等の薬は胃腸が弱い人はてきめんに
食欲不振となります
結果 間質性肺炎になっていると考えられます。
大柴胡湯 小柴胡湯で間質性肺炎が発生したというのであれば
これは長期連用しすぎ
正しい 服用をせずに 服用方法を誤った事での結果です。
私が懸念している事の1つに小柴胡湯 大柴胡湯より一層 比較にならない程
使い方を気をつけなければならない漢方薬がございます。
大承気湯 桃核承気湯 防風通聖散これらの漢方薬をやせ薬として
よく宣伝し販売されているということです。
大承気湯 桃核承気湯は攻裏の剤として防風通聖散は表裏の剤として
風邪をこじらせた時 服用する漢方薬で
大便がでれば服用を中止しなければなりません。
大便がでれば熱はとり除かれ風邪の症状は改善するからです。
これらの漢方薬を長期連用しますと 便秘をとおりこして軟便、下痢、食欲減退、
胃腸も冷やしすぎ、胃痛、冷え性、目の下のクマ まぶたが重くて下がる、
シミ、クスミ、肌荒れ、脱力感、健忘症、鬱 持病発生、様々な症状を引き起こします。
乳糖デンプン添加で濃縮度が低い漢方薬は飲んでもすぐには効果は期待できませんので
副作用も服用後すぐには分かりません。
濃縮度が低い為にすぐには副作用が発生せず
恐いのは知らず知らずのうちに
上記のような症状となり
やせ薬だからと思い飲み続けることです。
その様な場合 大部分の方が年齢のせいで体力が無くなったのでは
と考えておられます。
濃縮度の高い漢方薬でしたらすぐに結果がわかりますので間違えて
服用しました場合すぐに原因が解り中止できる利点がございます。
下記3点の成分です。
1、大承気湯の成分; 大黄(だいおう) 芒硝(ぼうしょう) 厚朴(こうぼく) 枳實(しじつ)
2、桃核承気湯成分; 桃仁(とうにん) 桂枝(けいし) 大黄(だいおう) 芒硝(ぼうしょう) 甘草(かんそう)
3、防風通聖散成分; 当帰(とうき) 芍薬(しゃくやく) 山梔子(さんしし)
川芎(せんきゅう) 連翹(れんぎょう) 荊芥(けいかい)
防風(ぼうふう) 麻黄(まおう) 生薑(しょうきょう) 大黄(だいおう)
白朮(びゃくじゅつ) 薄荷(はっか) 桔梗(ききょう) 黄芩(おうごん)
甘草(かんそう) 滑石(こっせき) 石膏(せっこう)
内容成分から説明致しますとと
1の(大承気湯)と2の(桃核承気湯)は下剤効果の有る
攻裏の剤の風邪薬です。
3、の(防風通聖散)も大便があり次第中止しなければならない
下剤効果の高い表裏の剤の風邪薬です。
間違って服用した場合小柴胡湯、大柴胡湯の比ではありません。
第2の間質性肺炎という事故が起きない事を祈るばかりです。
☆漢方薬の原料は、草・根・木・果肉・鉱物・種・根菜部・金・石・土・水・獣の類・骨が防風通聖散材料であり、殆どが 【イ】(草・根・木・皮・果肉・鉱物・種・根菜部) です。
毒素のあるものは、ブシ等ですが、そういうものは加工ブシとして毒素を抜きます。
使い方を誤りますと何でも悪い結果がでませんか?
※木室ミヱ子
間質性肺炎は肺胞が硬く萎縮して空気を取り込めない
息ぐるしい 深呼吸をしようとすると咳嗽をする
筋肉が痛む 特に肩甲骨痛や背中痛です。
醫方集解 の著書に記載されています
肺が熱をもつと筋肉が委縮する 咳嗽をする 痰に血が混ざる 吐血する!
間質性肺炎の方は肺に熱がある為 体幹部が熱い
熱は気を食べます。
気が不足しますと脱力感となります。
熱は水分を取り除き 筋肉を乾燥させ 体が硬く曲がりにくくなります
全身の筋肉が痛んできます
身長も脳も縮みます。
記憶が消えるのは脳が委縮したせいと考えております。
大柴胡湯や小柴胡湯は素晴らしい処方です。
上記の漢方薬は風邪薬です。
長期に連用しますと必ず 胃腸障害が発生し
消化不良 消化吸収力低下 栄養を体内に十分に取り込めない
粘膜→ 皮膚 →筋肉の順に弱体化します。
肺に充分な栄養を与えられなければ 肺臓は疲れやストレスで火が上がりやすくなり
間質性肺炎が発症していると私(木室ミヱ子)は考えております
その証拠に間質性肺炎の方は
必ず胃腸障害があります ※
2008年4月
お肌の悩み解消サイト『ケアナビ.Com』を開設いたしました。ご覧下さい
アドレスは http://www.keanabi.com/です。
ケアナビが貴方の町へ行きます。こちらをクリックして下さい。
関連ブログです。
2008.12.27防風通聖散の副作用、漢方薬7日分でダルイ、きつい、大便状態が改善されています。
2008.12.26防風通聖散の副作用 ダルイ、きつい、浣腸しても大便が出ません
2007.7.20 防風通聖散の副作用
2007.6.4.柴苓湯での慢性腎不全 漢方薬での改善結果
2007.5.20.柴苓湯と慢性腎不全
2007.2.24.桂枝加茯苓加ヨクイニン湯と女性疾患
2007.1.11.冷え性と当帰芍薬散
2006.8.22常習便秘というアリ地獄から抜け出る事のできる漢方薬 (宿便 慢性便秘)
2006.7.28.漢方薬に副作用ある?小柴胡湯、大柴胡湯
2006.12.13.間違った漢方の服薬指導
「先生 漢方薬にも 副作用が強くて 死ぬお薬も有るんですってね。」数日前店頭での質問です。
間質性肺炎で死亡 小柴胡湯、大柴胡湯で、、、、 ニュースが走りました。
10年程前だったでしょうか?
原因はAという病気にAの漢方薬を投与せずXやYや症状に当てはまらない
風邪薬の漢方薬を慢性疾患薬として 長期間連用した結果です。
小柴胡湯や大柴胡湯の扱い方を著しく間違った結果で有り
当時 言葉にならない程の怒りを感じました。
漢方薬は正しく使えば 副作用は有りません。
使い方を間違えれば 副作用は有ります。
先人の方々が書かれた漢方の書物を正しく理解して
正しく使いこなしているか?
ということです。
昭和60年頃 漢方専門薬局を開局したばかりの頃
肝臓疾患の方は
殆どの方が病院で大柴胡湯、小柴胡湯を処方され長期連用していました。
すでに、GTP、GOT、γーGTPは正常値に回復し、肝臓に炎症は無く
体も冷えている
逆に補中益気湯や四物湯や六味地黄で温めて
体力を回復させなければ
抵抗力が落ち色々な合併症を患ってしまう。
その様な方でも小柴胡湯、大柴胡湯を連用されていました。
服用してはいけませんよ。
ご説明させて頂きますが、
理解して頂くのに随分と時間がかかったものです。
病院の先生の言葉が重いですね
なかなか 理解できない方も沢山おられました
特のご高齢の方程その兆候が強い
大柴胡湯は表裏の剤の風邪薬 で4.8g中
柴胡1.2g 黄芩0.6g 半夏0.6g 芍薬0.6g
枳實0.4g 生姜0.3g 大棗0.6g 大黄0.5〜1g
小柴胡湯は和解剤の風邪薬で 4.5g中
柴胡 1.5g 半夏0.6g 黄芩0.6g 人参0.6g 大棗0.6g 生姜0.3g 甘草0.3g
大柴胡湯、には黄芩、大黄 小柴胡湯には黄芩といって非常に冷やす剤
黄芩は 特に肺臓の熱性を取り除きます。
肺臓の炎症疾患にはとても大きな役割をする、
なくてはならない単味です。
大黄は 脾臓、胃腸、肝臓にいりて尿、大便を出し吐血、鼻血等
一切の実熱、を出す非常に大きく熱性を取り除くものなのです。
当オータニ漢方薬局では 大柴胡湯 小柴胡湯は 風邪薬として
症状のごく軽い方は 3日分〜
こじらせて長引かせている風邪ですので 5日分をお渡ししています。
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20日〜30日ご購入される方もおります。東京や北海道沖縄
すぐにはパイク便でお送りできない地域です。
上記の風邪薬は治まり次第ストップしなければなりません。
大柴胡湯、小柴胡湯は風邪をひいてこじらせ
肝臓、胆のうまで風邪が入った症状です
吐き気、寒くなったり暑くなったり(寒、熱往来)脱力感、食欲不振、
不眠、イライラ、煩わしさ、胸や脇腹が張る、微熱等があり
便秘があるか 下痢、軟便、普通便なのか どちらであるかによって 処方が決まるのです。
服用期間3~5日で肝臓まで入った風邪の症状は
ほぼ改善致します。
従って服用する場合
風邪の表裏の剤 和解の剤として3~5日で止めるべきであるのに何年間も服用させた結果。
胃腸を冷やしすぎで消化力が低下 気や血や津液や精液を製造する力が低下し
肺臓に気を与える事ができなくなります
肺臓は気をエネルギーとして活動しています
気が不足しますと 水を作る事ができなくなります
結果 肺臓が乾燥し 炎症を起こす
肺臓に火(熱)がつく
肺臓が熱だとは筋肉が萎縮する
あらゆる 全ての萎縮する病気は肺臓の熱から起きると言われています
結果
肺胞が委縮し硬くなる→息苦しい 呼吸が浅い 筋肉が痛い
となり 間質性肺炎とつながります
間質性肺炎は西洋医薬の鎮痛薬や風邪薬 抗生物質 抗ヒスタミンでも
長期常用する事で発生する事は実証されています。
それ等の薬は胃腸が弱い人はてきめんに
食欲不振となります
結果 間質性肺炎になっていると考えられます。
大柴胡湯 小柴胡湯で間質性肺炎が発生したというのであれば
これは長期連用しすぎ
正しい 服用をせずに 服用方法を誤った事での結果です。
私が懸念している事の1つに小柴胡湯 大柴胡湯より一層 比較にならない程
使い方を気をつけなければならない漢方薬がございます。
大承気湯 桃核承気湯 防風通聖散これらの漢方薬をやせ薬として
よく宣伝し販売されているということです。
大承気湯 桃核承気湯は攻裏の剤として防風通聖散は表裏の剤として
風邪をこじらせた時 服用する漢方薬で
大便がでれば服用を中止しなければなりません。
大便がでれば熱はとり除かれ風邪の症状は改善するからです。
これらの漢方薬を長期連用しますと 便秘をとおりこして軟便、下痢、食欲減退、
胃腸も冷やしすぎ、胃痛、冷え性、目の下のクマ まぶたが重くて下がる、
シミ、クスミ、肌荒れ、脱力感、健忘症、鬱 持病発生、様々な症状を引き起こします。
乳糖デンプン添加で濃縮度が低い漢方薬は飲んでもすぐには効果は期待できませんので
副作用も服用後すぐには分かりません。
濃縮度が低い為にすぐには副作用が発生せず
恐いのは知らず知らずのうちに
上記のような症状となり
やせ薬だからと思い飲み続けることです。
その様な場合 大部分の方が年齢のせいで体力が無くなったのでは
と考えておられます。
濃縮度の高い漢方薬でしたらすぐに結果がわかりますので間違えて
服用しました場合すぐに原因が解り中止できる利点がございます。
下記3点の成分です。
1、大承気湯の成分; 大黄(だいおう) 芒硝(ぼうしょう) 厚朴(こうぼく) 枳實(しじつ)
2、桃核承気湯成分; 桃仁(とうにん) 桂枝(けいし) 大黄(だいおう) 芒硝(ぼうしょう) 甘草(かんそう)
3、防風通聖散成分; 当帰(とうき) 芍薬(しゃくやく) 山梔子(さんしし)
川芎(せんきゅう) 連翹(れんぎょう) 荊芥(けいかい)
防風(ぼうふう) 麻黄(まおう) 生薑(しょうきょう) 大黄(だいおう)
白朮(びゃくじゅつ) 薄荷(はっか) 桔梗(ききょう) 黄芩(おうごん)
甘草(かんそう) 滑石(こっせき) 石膏(せっこう)
内容成分から説明致しますとと
1の(大承気湯)と2の(桃核承気湯)は下剤効果の有る
攻裏の剤の風邪薬です。
3、の(防風通聖散)も大便があり次第中止しなければならない
下剤効果の高い表裏の剤の風邪薬です。
間違って服用した場合小柴胡湯、大柴胡湯の比ではありません。
第2の間質性肺炎という事故が起きない事を祈るばかりです。
☆漢方薬の原料は、草・根・木・果肉・鉱物・種・根菜部・金・石・土・水・獣の類・骨が防風通聖散材料であり、殆どが 【イ】(草・根・木・皮・果肉・鉱物・種・根菜部) です。
毒素のあるものは、ブシ等ですが、そういうものは加工ブシとして毒素を抜きます。
使い方を誤りますと何でも悪い結果がでませんか?
※木室ミヱ子
間質性肺炎は肺胞が硬く萎縮して空気を取り込めない
息ぐるしい 深呼吸をしようとすると咳嗽をする
筋肉が痛む 特に肩甲骨痛や背中痛です。
醫方集解 の著書に記載されています
肺が熱をもつと筋肉が委縮する 咳嗽をする 痰に血が混ざる 吐血する!
間質性肺炎の方は肺に熱がある為 体幹部が熱い
熱は気を食べます。
気が不足しますと脱力感となります。
熱は水分を取り除き 筋肉を乾燥させ 体が硬く曲がりにくくなります
全身の筋肉が痛んできます
身長も脳も縮みます。
記憶が消えるのは脳が委縮したせいと考えております。
大柴胡湯や小柴胡湯は素晴らしい処方です。
上記の漢方薬は風邪薬です。
長期に連用しますと必ず 胃腸障害が発生し
消化不良 消化吸収力低下 栄養を体内に十分に取り込めない
粘膜→ 皮膚 →筋肉の順に弱体化します。
肺に充分な栄養を与えられなければ 肺臓は疲れやストレスで火が上がりやすくなり
間質性肺炎が発症していると私(木室ミヱ子)は考えております
その証拠に間質性肺炎の方は
必ず胃腸障害があります ※
2008年4月
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アドレスは http://www.keanabi.com/です。
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関連ブログです。
2008.12.27防風通聖散の副作用、漢方薬7日分でダルイ、きつい、大便状態が改善されています。
2008.12.26防風通聖散の副作用 ダルイ、きつい、浣腸しても大便が出ません
2007.7.20 防風通聖散の副作用
2007.6.4.柴苓湯での慢性腎不全 漢方薬での改善結果
2007.5.20.柴苓湯と慢性腎不全
2007.2.24.桂枝加茯苓加ヨクイニン湯と女性疾患
2007.1.11.冷え性と当帰芍薬散
2006.8.22常習便秘というアリ地獄から抜け出る事のできる漢方薬 (宿便 慢性便秘)
2006.7.28.漢方薬に副作用ある?小柴胡湯、大柴胡湯
2006.12.13.間違った漢方の服薬指導
ohtani_kanpou at 10:00│Comments(8)
この記事へのコメント
1. Posted by sakaguti 2011年06月19日 16:49
イライラ等の精神症状に柴胡加竜骨牡蛎湯が効果がなかったためお血であるという判断から桃核承気湯を使用する場合大便が出ても継続使用してもかまわないものでしょうか?
アトピーも持っており熱邪はかなりこもっています。
アトピーも持っており熱邪はかなりこもっています。
2. Posted by 木室ミヱ子 2011年06月21日 17:41
柴胡加竜骨牡蠣湯が効果がなかったといって 一概に於血とは言えません。肝臓 心臓 脾臓 肺臓 腎臓の五臓に熱がありますと精神がイライラする場合もございます。
桃核承気湯は大便が出ましたら 中止して下さい。
飲みすぎは体を虚弱にして体力を消耗させ
気が不足します。「気が足りないと鬼を見る」で鬱症に進行させてしまいます。即中止して下さい。
アトピー性皮膚炎は脾臓からの熱が大きく影響します。
皮膚の熱邪を取り除くには脾臓の熱を取り除く事が重要ですが桃核承気湯には脾臓の熱を取り除く剤は含有されていません。桃核承気湯は大黄が含有され大便を出します。大便を出す事で体の熱は取れますが、大便が出た後は中止するのが原則です。
桃核承気湯は大便が出ましたら 中止して下さい。
飲みすぎは体を虚弱にして体力を消耗させ
気が不足します。「気が足りないと鬼を見る」で鬱症に進行させてしまいます。即中止して下さい。
アトピー性皮膚炎は脾臓からの熱が大きく影響します。
皮膚の熱邪を取り除くには脾臓の熱を取り除く事が重要ですが桃核承気湯には脾臓の熱を取り除く剤は含有されていません。桃核承気湯は大黄が含有され大便を出します。大便を出す事で体の熱は取れますが、大便が出た後は中止するのが原則です。
3. Posted by 里村 2013年08月08日 10:59
以前のエントリーですが、ダイサイコトウで検索し拝読しました。
現在、漢方処方を標榜している内科で、 生理痛、便秘、不安感にツムラのダイサイコトウとトウカクジョウキトウを処方してもらい半年になりますが、
飲み忘れると途端に便が出ないうちは飲み続けて問題無いということでしょうか。
以前は別の漢方薬でしたが、便秘に効かなくなりました。
ただ、生理痛には前の薬のほうが効果があったようでこの3ヶ月、生理痛がまた起こるようになりました。 前の薬は名前を忘れてしまったのですが…
現在、漢方処方を標榜している内科で、 生理痛、便秘、不安感にツムラのダイサイコトウとトウカクジョウキトウを処方してもらい半年になりますが、
飲み忘れると途端に便が出ないうちは飲み続けて問題無いということでしょうか。
以前は別の漢方薬でしたが、便秘に効かなくなりました。
ただ、生理痛には前の薬のほうが効果があったようでこの3ヶ月、生理痛がまた起こるようになりました。 前の薬は名前を忘れてしまったのですが…
4. Posted by 木室ミヱ子 2013年08月09日 16:57
大柴胡湯や桃核承気湯は風邪薬です。生理痛や不安感はますます悪化します。即、中止して下さい。
生理痛や不安感は他に原因があります。原因を掴み、症状と処方が一致する漢方薬を服用して下さい。
大柴胡湯や桃核承気湯には大黄が入っていますので、便秘の場合、大便は出ますが長期に続けて服用すべきではありません。便秘の原因を掴んで、毎日の食事で自然と快便の方向に向かう漢方薬に変更すべきです。大黄やアロエ、センナ等で便秘がなくなることはありません。造血機能を低下させるため、長期の服用は便秘の悪化につながり、大量の大黄やアロエ、センナを服用しなければ大便が出ない状態となり、体も色々な症状が次々出る事が考えられます。
生理痛や不安感は他に原因があります。原因を掴み、症状と処方が一致する漢方薬を服用して下さい。
大柴胡湯や桃核承気湯には大黄が入っていますので、便秘の場合、大便は出ますが長期に続けて服用すべきではありません。便秘の原因を掴んで、毎日の食事で自然と快便の方向に向かう漢方薬に変更すべきです。大黄やアロエ、センナ等で便秘がなくなることはありません。造血機能を低下させるため、長期の服用は便秘の悪化につながり、大量の大黄やアロエ、センナを服用しなければ大便が出ない状態となり、体も色々な症状が次々出る事が考えられます。
5. Posted by 里村 2013年08月10日 23:46
早速のご返信ありがとうございます。
トウカクジョウキトウは生理痛には向かないのですね。
以前飲んでいたのはケイシブクリョウガンだとわかりましたので、また替えてもらいます。
便秘なのですが、元から殆ど外食せず、野菜中心で豆乳とバナナが好物と、
改善の余地が無いというか…
薬を飲まないと全く出なくなります。
漢方薬を出してもらう前は浣腸していたほどです。
トウカクジョウキトウは生理痛には向かないのですね。
以前飲んでいたのはケイシブクリョウガンだとわかりましたので、また替えてもらいます。
便秘なのですが、元から殆ど外食せず、野菜中心で豆乳とバナナが好物と、
改善の余地が無いというか…
薬を飲まないと全く出なくなります。
漢方薬を出してもらう前は浣腸していたほどです。
6. Posted by 木室ミエ子 2013年08月12日 14:57
便秘とは、大きな大便を出そうとすると硬くて大きくて肛門が切れそうで便秘薬(アロエ センナ 大黄)を服用してもなかなか出にくい状態になるのが、本当の便秘です。
排便力が無い為に、大便が力んでも出にくいのは、便秘ではありません。
気力が不足している為に大便が出ない、排便力が弱いのです。
このような方は、出し切れずに残った大便が大腸にある為、大腸が水分を吸収しますので、最初の大便が出口で硬く、後は軟便、便秘薬(アロエ センナ 大黄)を服用すると下痢をする。
このような方は胃腸が弱く、気を増す漢方の胃腸薬を服用しますと大便がすっきり出ます。
本当の便秘の方は漢方の胃腸薬を服用しますと、益々大便が硬くなり大変な目に遭います。
あなたは後者の体質ではないでしょうか?
このような方は胃腸が弱い体質です。
本当の便秘の方は胃腸が強いのです。
後者としますと、漢方薬の気を増す胃腸薬服用で改善します。お近くの漢方の先生にご相談されると宜しいですよ。
排便力が無い為に、大便が力んでも出にくいのは、便秘ではありません。
気力が不足している為に大便が出ない、排便力が弱いのです。
このような方は、出し切れずに残った大便が大腸にある為、大腸が水分を吸収しますので、最初の大便が出口で硬く、後は軟便、便秘薬(アロエ センナ 大黄)を服用すると下痢をする。
このような方は胃腸が弱く、気を増す漢方の胃腸薬を服用しますと大便がすっきり出ます。
本当の便秘の方は漢方の胃腸薬を服用しますと、益々大便が硬くなり大変な目に遭います。
あなたは後者の体質ではないでしょうか?
このような方は胃腸が弱い体質です。
本当の便秘の方は胃腸が強いのです。
後者としますと、漢方薬の気を増す胃腸薬服用で改善します。お近くの漢方の先生にご相談されると宜しいですよ。
7. Posted by かさ 2015年10月26日 14:56
初めましてm(__)mとても勉強になりました。
あの、私自己免疫性肝炎発症しまして
13年でGPO等はもう通常なのですが
どうもだるく漢方飲みたいなと思っております。以前ツムラの加見〜?みたいの飲んで合いませんでした。なんという漢方が合いますかね、体に熱が常にあります。自分では
補中益気湯、大柴胡湯、小柴胡湯あたりかと思いました汗 よかったらお教えください
あの、私自己免疫性肝炎発症しまして
13年でGPO等はもう通常なのですが
どうもだるく漢方飲みたいなと思っております。以前ツムラの加見〜?みたいの飲んで合いませんでした。なんという漢方が合いますかね、体に熱が常にあります。自分では
補中益気湯、大柴胡湯、小柴胡湯あたりかと思いました汗 よかったらお教えください
8. Posted by 木室ミヱ子 2015年10月26日 16:43
患者さん自身の免疫細胞が、患者さんの肝細胞を攻撃し障害を与えていることが考えられますが、詳細な肝細胞障害の発症機序(仕組み)は明らかになっていません。
また、多くの患者さんの血液中に、自分の細胞を異物とみなす“自己抗体”と呼ばれる抗体が検出されます。
肝臓の検査数値は正常なのに倦怠感。
これは良くある症状です。
30年ほど前の事ですが、
肝炎や肝硬変に大柴胡湯、小柴胡湯が中心に処方されていました。
その時、肝臓の血液検査の数値は正常にもかかわらず、
数年間飲み続けた結果、倦怠感・気力の不足となりました。
気力を与えるには、人参、黄耆(おうぎ)、白朮(びゃくじゅつ)、茯苓(ぶくりょう)、蒼朮(そうじゅつ)等々、沢山薬剤が御座います。
しかし、貴方の場合、気力を与えるだけでは身体に熱(火照り)があると言う事ですので、気だけを与えてしまうと、逆に火照って不眠となる可能性が御座います。
肝臓、腎臓、肺臓、心臓、胃腸、脾臓。
身体のどの臓器からの熱の発生かにより、扱う薬剤が異なってきます。
補中益気湯では貴方の身体は火照って不眠となる可能性が高いですよ。
大柴胡湯、小柴胡湯はこじれた肝臓にまで入った風邪を治す風邪薬です。
風邪からくる倦怠感は改善できますが、倦怠感を治療する漢方薬ではありません。
問診しなければ分かりません。
火照る熱にしても、どの程度の火照り具合なのか?
山火事状態?それとも小火(ぼや)くらい?
火照り具合で使う薬剤の量も製剤も異なります。
また、多くの患者さんの血液中に、自分の細胞を異物とみなす“自己抗体”と呼ばれる抗体が検出されます。
肝臓の検査数値は正常なのに倦怠感。
これは良くある症状です。
30年ほど前の事ですが、
肝炎や肝硬変に大柴胡湯、小柴胡湯が中心に処方されていました。
その時、肝臓の血液検査の数値は正常にもかかわらず、
数年間飲み続けた結果、倦怠感・気力の不足となりました。
気力を与えるには、人参、黄耆(おうぎ)、白朮(びゃくじゅつ)、茯苓(ぶくりょう)、蒼朮(そうじゅつ)等々、沢山薬剤が御座います。
しかし、貴方の場合、気力を与えるだけでは身体に熱(火照り)があると言う事ですので、気だけを与えてしまうと、逆に火照って不眠となる可能性が御座います。
肝臓、腎臓、肺臓、心臓、胃腸、脾臓。
身体のどの臓器からの熱の発生かにより、扱う薬剤が異なってきます。
補中益気湯では貴方の身体は火照って不眠となる可能性が高いですよ。
大柴胡湯、小柴胡湯はこじれた肝臓にまで入った風邪を治す風邪薬です。
風邪からくる倦怠感は改善できますが、倦怠感を治療する漢方薬ではありません。
問診しなければ分かりません。
火照る熱にしても、どの程度の火照り具合なのか?
山火事状態?それとも小火(ぼや)くらい?
火照り具合で使う薬剤の量も製剤も異なります。