2006年09月04日

風邪薬 初期のひきはじめ春、夏、秋、冬に応じた漢方薬の風邪薬



未病は体の危険信号 健康に役立つ漢方薬のウソ・ホント ぐらんざ塾 

〜関西 オータニ漢方薬局相談会のご案内〜2010年9月19日(日)神戸市中央区三宮 センタープラザ西館




風邪は、百病の元といわれます
色々な持病をお持ちの方は風邪を引かれることにより、風邪がひきがねとなりそれぞれ
持病に沿った病で、きつい思いをなさいます。
漢方薬の風邪ぐすりには、
初期の風邪   発表の剤
裏に入った   攻裏の剤
表と裏に入った   表裏の剤
こじれて臓器にはいった風邪  和解剤 と分かれ
発表剤以外は全て症状が中に入り込んでいます事から一人一人それぞれの体質により症状が異なりますので、百人いらっしゃれば百人 漢方薬の処方が異なります。
ですから、攻裏の剤、表裏の剤、和解剤を作り置きとして、常備薬として置きますには、自分が風邪をこじらせた場合どのような症状が決まって出る症状なのか、つかめていなければ以上の風邪ぐすりをお渡しすることはできません。
しかし
風邪のひきはじめは表だけですのでひいて2〜3日、初期症状として皆様同じ漢方薬で改善いたします。
がその中でもことわりがございまして

夏は夏用の、 秋は秋用の、 冬は冬用の  春は春用の風邪ぐすりとして
処方しなければなりません。
夏は暑くて、体温を発散させなければなりませんので気孔は開き汗は良く出ますので
悪寒したり、高熱と言う事は余程体が弱い人でない限り、普通の体質の方には有りえません。
従って、麻黄湯、桂枝湯、葛根湯等強い発汗剤を単品で服用すべきではありません。
長期服用致しますと、発汗しすぎて、喘息や長期の咳を作るという事になります。

秋は乾燥です。
空咳等多い季節です。潤う剤や肺臓を補う剤が必要です。

冬は寒い為 体温を保持しなければなりません、その為、気孔は締まり発汗しにくい為、高熱が出やすくなります。
発汗剤の麻黄湯、桂枝湯、葛根湯はふんだんに使用しなければなりません。
発汗させて汗がでれば、熱は下がり風邪は治るのです。
イブプロフェンやアセトアミノフェン等の鎮痛、解熱剤はせっかく体が体温をあげて汗をかかせて熱を下げようという流れを体温を下げて発汗を止めますので逆にこじれて長引かせてしまうのです。

春は風が強く、また温かくなったり、寒くなったり忙しい季節です。風剤や肝臓の熱を取り除く柴胡剤等が必要となります。
大きく分けて4段階に分かれますが、当漢方薬局では 
初期のひきはじめ薬はその時期、時期に応じ、また流行性の症状を、鑑みながら
その都度 処方を変更いたします。
風邪を改善しながら、体を補う事も考慮致しますので、風邪のひきはじめ薬服用だけで
毎年必ず入院したり、会社に休暇届けを出す事が無くなりましたとか、お子さんの場合特に夜中病院に走る事が 少なくなりましたと 大変喜んでいただいております。
3日分(9包)   1890円
5日分(15包)  3150円
7日分(21包)  4410円 です。

冬の風邪、初期の場合 
薬を使わずに自宅で治す方法
発汗させれば、熱は下がります。体を温めて発汗させてください。
または 市販のしょうが湯にしょうがをすりおろして加えて飲まれて下さい。

私事ですが、小学生の頃、私が風邪を引きますと父は私をフトンの中で自分の腕の中にいれ、暑くて 暑くて父の隙をねらってフトンの外に出ようとすれば、ギュッと腕を締めて 一晩中汗をかくまで フトンから外に出しませんでした。
お陰で翌朝はケロリとしていました。
風邪で休みたい私にとりましては当時は非常に残念な事でした。
逆に アセトアミノフェン剤を服用した同級生は長引いて3〜7日間、休み羨ましいかぎりでした。
父は独身の頃、長期の入院で西洋薬に懲りていましたので、市販のくすりや富山のいれ薬は、自宅にふんだんに用意されていても飲ませようとはいたしませんでした。





風邪ひきはじめ薬

















2008年4月
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ohtani_kanpou at 10:00│Comments(0)TrackBack(0)漢方薬について 

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