2012年08月22日

熱中症予防、疲れ残さず 冷やして体調を整える

夏の期間 
 熱射病は体を冷やす事 心臓に負担をかけない事
 肺臓に熱を移さない事
しつこく 
ラジオ(FMKITAQやFMきらら)で
お話しして参りました。
その事を裏付ける

新聞記事を見つけました。

〜2012.7.28 日本経済新聞 引用〜
★熱中症対策 冷やす 湿を取る
日経新聞で最新のスポーツ医学
アイシング〈冷やす事
最近では熱中症予防や疲労回復手段に注目
 


熱中症を予防、疲れ残さず

 スポーツでも毎日の暮らしでも、目標達成のために欠かせないのは常にベストコンディションで臨むこと。ロンドン五輪で戦っているトップアスリートは、体調管理のために最新のスポーツ医学の成果を応用しており、その一つがアイシング(冷やすこと)だ。かつては捻挫、突き指など負傷時の応急処置に用いられてきたが、最近では熱中症予防や疲労回復の手段として注目されている。


冷やして体調を整える

スポーツ選手にとって夏の練習は暑さとの戦いだ。練習中の熱中症は、体調を大きく崩すことにつながる。予防の基本は徹底的な水分補給と適切な休息だが、最近はそれに加えてアイシング手法を熱中症予防に利用できないかという検討が行われている。

首筋などを冷やす

スポーツ医学の専門家で選手の熱中症対策にも取り組んできた国立スポーツ科学センター・スポーツ医学研究部の小松裕副主任研究員は「応急処置としてのアイシングに使われるアイスバッグ(ビニール袋などに氷水を入れたもの)を首筋、わきの下など、皮膚のすぐ下に太い血管が通っている場所に当てることで、熱のこもった体を冷却する効果がある」と話す。
 アスリートたちが普段の練習時にも行ってきた方法のひとつだが、最近では臨床研究でもその効果が認められはじめた。例えば、横浜国立大学教育人間科学部では人口気象室を用いて、アイスバッグや市販の冷却スプレーなどの冷却効果を評価。アイスバッグの使用がもっとも快適で体温調節を助ける効果が高いという結果が得られた。
 小松副主任研究員は「運動の休憩タイムや日常生活でも暑さを辛いと感じたときなどに、早めにアイスバッグによるアイシングを行うことが体調管理に役立つ」と話している。
 運動後の疲労回復を目的としたアイシングもスポーツ選手に広まっている。慶応義塾大学スポーツ医学研究センターの石橋秀幸研究員は「筋肉を酷使した後は、目立った痛みや腫れはなくても、筋肉繊維に小さな断裂が起こっている。筋肉の回復が遅れると筋肉痛の原因となるので、予防手段のひとつとしてアイシングが行われるようになった」と話す。



アスリートのアイシング手法を健康管理に生かす局所を数回冷却
温冷交代で入浴

 運動後の疲労回復にとって重要なのは、まずクールダウンとも呼ばれる軽い運動やストレッチをしっかり行うこと。その後で、筋肉の腫れなどを感じたときにアイシングを行う。
 石橋研究員は「大切なのは広い領域を均一に冷やすことと、決して冷やしすぎないこと」と指摘する。「冷水にひたしたタオルを軽くしぼり、肩、肘、足首などに巻くという方法がいい。冷たさを感じなくなったら、再び冷水にひたす。これを2〜3回繰り返す程度がよい」と話す。
 このほか、アスリートが全身の疲労蓄積によるコンディションの低下を防ぐために工夫しているのが入浴法だ。
 国立スポーツ科学センターでは、風呂の湯に炭酸ガスを飽和状態になるまで溶け込ませた「炭酸泉」を導入。アスリートたちが練習後に利用している。
 一般の人にも勧められているのは入浴にアイシングの効果をとりいれた「温冷交代浴」。通常の温浴と冷水浴をくり返すことで、全身の血流を改善しむしくみなどを予防する。

五輪選手に学ぶ

 家庭なら冷水浴をシャワーに置き換えることもできる。
 例えば、夏場なら40度の湯船に3分程度つかってからシャワーで冷水を浴び、再び湯船につかるなどの方法がある。これを2〜3回繰り返すといい。
 ロンドン五輪開催中は選手たちのサポート活動に携わる予定の小松副主任研究員は「トップアスリートはアイシングのほか食事の管理から睡眠に至るまで、さまざまな方法を総動員して体調管理に挑んでいる。ロンドン五輪をテレビで観戦するときは、そんな裏側の努力にも思いをはせてもらえたら」と話す。
 ここ一番という勝負の時に最高の結果を出すため、徹底した体調管理を行うトップアスリートたちから、我々も学ぶことはたくさんありそうだ。(ライター 荒川直樹)

アイスバッグの使用を

 アスリートたちがアイシングに使うのは、ビニール袋に氷水を入れたアイスバッグが基本だ。アイスバッグなら温度が零度以下にならず、冷やしすぎを防ぐことができる上、筋肉や関節の幅広い部分を包むことができるからだ。逆に避けたいのは、市販の保冷剤を直接体に当てること。石橋研究員は「保冷剤などを関節に当てると、直に接する骨などを冷やしすぎることになり、局所に障害を残すこともある」と話す。
 最近ではスポーツ用品店やドラッグストア、通信販売などで購入できるアイスバッグの製品もある。折りたたみ式のビニールバッグに氷水を入れやすいキャップがついたもので、コンビニエンスストアなどで手に入る氷を使って簡単にアイスバッグを作ることができる。

〜2012.7.28 日本経済新聞 引用〜


新聞記事を見つけました。

水の摂り過ぎは水毒です。


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ohtani_kanpou at 07:00│Comments(0)TrackBack(0)

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