2013年01月31日
目の粘膜 角膜を強化するには胃腸 脾臓を強化する事です。
※木室ミヱ子
目の角膜は胃腸 脾臓が大きく関わります。
胃腸・脾臓が弱いですと
【 ●食欲不振 ●消化不良 ●消化吸収力低下 ●はきけ
●嘔吐 ●胃痛 ●胸焼け ●もたれ ●味を感じない味覚障害
●おいしさを感じない ●空腹感が無い ●義務的に食べる】
等々の症状が発生します。
消化吸収力が弱いですと 栄養素を各臓器に充分に提供する事
ができず 血や気や津液 精液不足の体となります。
その結果
各粘膜に充分な栄養を与えることができなくなり
粘膜の部分
目や鼻 口 膣等は弱体化していきます。
鼻炎症 花粉症 口内炎 アレルギー性結膜炎等の症状が発生しやすくなります。
目の角膜を強化して行くには 胃腸を強化することです。
胃腸は温めて乾燥させる事を好みます。 強化させる事です
◆胃腸を弱体化させる行為
●冷たい水を飲む
●冷たい物を取りすぎる (アイスクリーム 刺身等の生もの)
●水分を取りすぎる
●コーヒーやお茶など苦い味で胃腸を冷やす
●繊維の硬い物を取りすぎる
●よく 噛まずに食べる
●睡眠不足
●ストレス続き
●過労続き
引用:日本経済新聞(夕刊) 2013年1月25日(金)
目が乾く冬は角膜びらん注意 長時間のパソコンも原因に
目がゴロゴロする、違和感が消えない。
こんな症状があれば、目の黒目の表面部分にある角膜が傷む
「角膜びらん」を起こしている可能性がある。
目を強くこすったり、子供と遊んでいる時に引っかかれたりと、
日常生活でも危険が潜む。
最近はパソコンを長時間見つめて作業をした
結果、
角膜びらんになるケースも増えている。
乾燥する冬場は特に注意が必要だと専門家は指摘している。
■起床時に違和感
昨年12月のある日、
目が覚めて目を開けようとした時、右目にゴロゴロとした違和感を覚え、
痛くて目を開けていられなくなった。
数時間すると少し痛みは和らいだが、
室内にいても光がまぶしく感じた。
テレビ画面も焦点が合わなかった。
近所の眼科医を受診すると、
「再発性角膜びらん」だといわれた。
医師には角膜がはがれている様子を撮った写真をみせられた。
何らかの原因で角膜に傷ができてはがれやすくなり、
何度も繰り返していると説明を受けた。
Aさんは医師とのやりとりを通じ、子供とぶつかって目を傷めたことがあり、
以前にも目がゴロゴロしたことがあったのを思い出した。
角膜は主に上皮、実質、内皮の3つに分かれ、
一番上にある上皮は5つの層からできている。
上皮の一部がはがれた状態のことを「びらん」と呼ぶ。
ひどくなると激しく痛み、充血し涙が出る。
Aさんのようにまぶしさを感じるケースも多い。
起床時に起きやすいのが特徴だ。
びらんは爪で角膜をひっかいたり、
異物が目に入ったりすることなどがきっかけでなる一般的な症例だ。
例えば、ネイルアートなどでツメを必要以上に長く伸ばしている場合などは要注意だ。
誤ったコンタクトレンズの使用でも起こることがある。
1日使い捨てのコンタクトレンズを着けたまま寝てしまった場合などだ。
目が覚めると角膜にコンタクトレンズがぴったりとくっついており、
それを無理やり引きはがそうとして角膜の細胞まで削ってしまった例などが報告されている。
乾燥もよくない。
パソコンを使った作業では、
つい画面を長時間みつめがちだ。
まばたきの回数が減って目が乾燥し、
角膜が傷つきやすい状態になりやすい。
大阪大学の西田幸二教授は
「涙が足りず、目が乾きやすくなるドライアイの症状を抱えている人も要注意だ」と指摘する。
また冬場は夏よりも乾燥しやすいので発症が増えるという。
糖尿病患者や一部の抗がん剤を使っている場合でも起こることがある。
びらんでも5層ある角膜上皮細胞のうちの上層だけが少しはがれたケースは、
通常1〜2日程度で傷が治ることが多い。
より軽症なら「朝起こって、昼過ぎには治ってしまう例もある」
と道玄坂糸井眼科医院(東京・渋谷)の糸井素純院長は話す。
目が少し痛む程度で、本人が自覚すらしていないこともあるという。
■繰り返し剥がれる
これに対し、
「再発性角膜びらん」の場合は
少しやっかいだ。
治療しても、びらんが何度も繰り返し起こってしまうからだ。
数日から数カ月の間隔で角膜上皮が繰り返しはがれてしまう。
再生が追いつかなくなり、
5層全てがはがれ、上皮に欠損部分ができてしまうこともある。
角膜が深く傷つくと、こうした状態になりやすい。
「傷が深いと、上皮の底にある基底膜まで変化してしまい、
上皮が再生しても基底膜が正常に戻るまで治るのに時間がかかる」(西田教授)
このため、基底膜が完全に回復する前に、
上皮が再びはがれてしまう。
数週間から数カ月のうちに再発することが多い。
ただ専門家によると、
角膜びらんそのものでは感染症を併発しない限り、
失明の危険性はほとんどないという。
角膜びらんの一般的な治療は、
涙に似た成分が入った目薬をさしたり
、抗生物質などの軟こうを目に塗ったりする。
起床時に目を開けた瞬間にはがれることが多いため、
寝る前に投薬する。
目を開けた時に角膜がまぶたにくっつかないよう滑りをよくする。
症状が強い場合は、
軟こうを入れた後に眼帯で保護し、
まぶたの刺激を和らげる。
連続装用できる治療用コンタクトレンズを付けて
角膜とまぶたが直接触れるのを防ぐ治療法もある。
このほか、はがれた患部を細い針でつついて細胞の再生を促す手術や、
レーザーで悪くなった細胞を取り除く手術などもあるが、
「設備が整っている医療機関で実施する必要がある」
と糸井院長は注意を促している。
再発性の場合、傷が完全に修復されるまで1〜2カ月かかる。
このため、痛みや目の充血の程度が軽くなったとしても治療を中断しないことが大切だ。
びらん対策で重要なのは、目の乾燥をなるべく避けることだ。
目薬をまめにさしたり、
意識的にまばたきをしたりして涙が出るのを促す。
暖房を付ける際は乾燥にも注意しよう。
そして目に違和感を覚えたら、すぐに眼科を受診したい。
(吉野真由美)
引用:日本経済新聞(夕刊) 2013年1月25日(金
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