2013年09月10日

脳卒中予防 血栓溶解剤 高血圧薬 解熱鎮痛薬は悪影響です

本日早朝テレビにて 脳卒中について放映されていました。

【漢方薬の現場で感じる事】木室ミエ子
血圧降下剤や抗コレステロール薬 抗中性脂肪薬 抗血栓溶解剤等を
予防の為に服用しているにも関わらず 逆に患者数は増えている

脳卒中は
急激に意識を失って倒れ、半身不随に陥るのが典型的な、脳血管障害。

 【漢方薬の考え方】
漢方薬では脳卒中を中風と呼びます
脳卒中の引き金は
1.風の邪  2.寒の邪  3.暑の邪  4.湿の邪  5.燥の邪  6.火の邪
6つの邪気の中で
風の邪が百病の長なり
風にあたり発生する事が多い

脳卒中(中風:ちゅうふう)は
体が虚に乗じて発生する(血や気が不足しているという事)
※血や気が充足していれば過労してもストレスや 風にあたっても発生しない。 

引き金(疲れストレス や風邪 )
気と血が旺盛ならば発生しない
倒れた直後は風邪として処方します。
防風 桂枝 麻黄 川芎 等の薬剤を使用します

その後 
寒や風の邪気が取れましたら
気や血を多いに補う処方
当帰 川芎 芍薬 茯苓 人参 白朮 生地黄 
に移行して言語障害や身体障害が取れるように処方致します。
手術後の後遺症等々も 漢方薬で改善します。


【脳卒中に成り易い体質の方】
胃腸の弱い方です
胃腸が弱い為に栄養の消化吸収率や消化率が低い
その為 粘膜や皮膚 筋肉に栄養が不十分になり
→粘膜が弱い 皮膚が弱い 筋が乾燥して硬いと言う 症状に進行します。


粘膜が弱い方は→血管が切れやすい為に同時にアザが出来やすい 
それも意識なしで 気がついたら 自然とできている
筋肉が乾燥して干からび萎縮傾向にあるため 体が左右傾いている 肩左右の高さが違う
顔の左右のバランスが悪い
結果 舌も右手側左手側どちらかに傾いている

舌が曲がっている方は脳血管障害のリスクが高いと言われています

脳卒中の直前は必ず 食欲不振 空腹感がない
味がしない 痰が出る等々の症状が付随して発症します

このような症状が現在揃っている方は
引き金は 怒る 激怒する 疲労 睡眠不足等は
絶対に避けて下さい。
上記の引き金が続きますと  近々起きる可能性が高い


胃腸を丈夫にする事が血管を強化して
予防に繋がります
しかし 今 薬の服用により逆な事が行われています
バイアスピリン 脳血栓予防として大多数の方が
何気に副作用を全く意識することなく服用されています
バイアスピリンはアスピリンの低用量のお薬
小児用バッファリンです。

解熱鎮痛薬であり性格は 酸です 
酸は胃腸を荒らします。
長期に服用しますと
食欲不振 もたれ はきけ 胃痛胃腸の強い体質の方でさえ 胃弱を発生させます

胃腸の弱い体質の方は大きく影響するのです。
バイアスピリンの長期連用は血管を弱体化させ切れやすい血管にします
胃腸が弱体化する事は粘膜 皮膚 筋肉が弱体化です。
粘膜が弱い 血流が大きいところでは切れやすくなるのです

もう一つ大きな恐怖
普段から 血栓溶解剤を服用しますと
手術中 血液が止まらず 手術が出来ずに死亡されている方が多いのです。
胃腸の強い方は血圧が高くても脳卒中にはなりません 
粘膜が強く皮膚も筋肉も強く 血管が切れにくい為です

病院の先生方もバイアスピリンを使いたいけど
血管がもろくなる が悩みの一つにあるようです。



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