2016年04月01日
陰陽五行論と健康
漢方の世界は自覚症状で
病気をつかみます
西洋医学は
血液検査や機械検査で病気をつかみます。
ために酷く悪化しなければ
病気をつかめない
中医学の言葉があります
「上工(じょうこう)は未病を治し
中工(ちゅうこう)はすでに病む人を治す」
上工(じょうこう)とは力のある医師
中工(ちゅうこう)とは平凡な医師
名医は病気を未然に防ぎ
やぶ医者は病気になってからやっと
深くなって取り組むため
多くの人が死に至らしむ。
検査結果に出ないと安心されている方
要注意です
普段の生活の中で
体のシグナルを見落とさない事が重要です。
肝臓を病めば
目が悪くなり(充血しやすくなる)
怒りっぽくて
酸っぱい物を好むようになり
その影響は春に出やすい。
心臓を病めば
舌が悪くなり(紅色となり 弱ると巻き舌になる)
へらへら笑い (笑うが力がない よく喜ぶ)
苦い味を好む 影響は夏に出やすい
胃腸を病めば
口が悪くなり(口内炎や口角炎になりやすい)
憂鬱(思い悩むことが多い)で
甘い味を好む
影響は土用の日(特に夏の土用の事 土用)
に出やすい
※各季節の終わりの18日間を土用とする
肺臓を病めば
鼻が悪くなり(鼻炎を起こしやすい)
悲しむことが多くなり
辛い味を好むようになり
影響は秋に出やすい
腎臓を病めば
耳が悪くなり(耳が遠くなる)
恐怖感が強くなる(物事を恐れて不安になることが多い)
塩味を好み
影響は冬に出やすい
周囲の人は何の臓器に当てはまるでしょうか?
辛い味に強い
苦い味に強いと自慢する方がおられます
これは
辛い味に強いのは肺臓が弱体化しているため
苦い味に強いのは心臓が弱体化しているため
自慢することではありません。
病気のシグナルです