2016年04月05日

漢方の 陰陽五行論と健康 木 ・火 ・土・ 金 ・水

肝2
★肝臓を病めば 
目が悪くなり(充血しやすくなる) 
怒りっぽくて 
酸っぱい物を好むようになり
その影響は春に出やすい。


★心臓を病めば心臓
舌が悪くなり(紅色となり 弱ると巻き舌になる)
へらへら笑い (笑うが力がない よく喜ぶ)
苦い味を好む 
影響は夏に出やすい


★胃腸を病めば 胃腸
口が悪くなり(口内炎や口角炎になりやすい) 
憂鬱(思い悩むことが多い)で
甘い味を好む 
影響は土用の日(特に夏の土用の事 土用)に出やすい


★肺臓を病めば 肺
鼻が悪くなり(鼻炎を起こしやすい)
悲しむことが多くなり 
辛い味を好むようになり
影響は秋に出やすい
 

★腎臓を病めば 腎
耳が悪くなり(耳が遠くなる)
恐怖感が強くなる(物事を恐れて不安になることが多い)
塩味を好み 
影響は冬に出やすい


 貴方の周囲の人は
木(肝臓の弱い体質の人)
火(心臓の弱い体質の人)
土(胃腸の弱い体質の人)
金(肺臓の弱い体質の人)
水(腎臓の弱い体質の人)

どの臓器に当てはまるでしょうか? 
 
辛い味に強い
苦い味に強いと自慢する方がおられます
これは 
辛い味に強いのは肺臓が弱体化しているため

苦い味に強いのは心臓が弱体化しているため
自慢することではありません。
病気のシグナルです 。

漢方の世界は自覚症状で 病気をつかみます

西洋医学は
血液検査や機械検査で病気をつかみます。
ために 
酷く悪化しなければ 病気をつかめない

中医学の言葉があります
「上工(じょうこう)は未病を治し
中工(ちゅうこう)はすでに病む人を治す」

上工(じょうこう)とは力のある医師
中工(ちゅうこう)とは平凡な医師

名医は病気を未然に防ぎ
やぶ医者は深い病気になって
やっと 取り組むため
多くの人を 死に至らしむ。

検査結果に 出ないと安心されている方
要注意です。
普段の生活の中で
体のシグナルを見落とさない事が重要です。

何も病気が無かったのに突然死したと 恐れている方がおられます


突然死される方は 
検査結果ばかりを重視して
日頃の 自覚症状を無視しているのです。
検査が正常であれば 健康と思い込んでおられる。

それは
男性によく多く見られます。
検査に行くのが怖い。
色々と病気が発覚しそうで
だから 病院にもなかなか行こうとしない
だから 手遅れになる。

逆に女性は普段から
すぐに具合が悪いと 
その症状に対して取り組もうとされる
だから
男性のように 病院に行くことを恐れることは
余り 無い方が多い。
 

春になると 気温が上昇し始め 
陽気が高まってきます。
すべての 
生物が活動的になり始める季節であり
人間もまた 
外に出て 
大自然の活力を十分に吸収するのが 
健康の秘訣となります。

ただし 
春は肝臓や胆のうが弱りやすいので注意が必要です。
春の山菜をお勧めします。
春野菜が苦いのは意味があります。
春が肝臓が旺盛となり火が出やすく
火がでると 怒りやすくなります。


春野菜の苦い味は肝臓の火を取り除くのです。
フキノトウ 菜の花 タケノコ
のびる うど  タラの芽
フキ セリ  こごみ
うるい わらび ゼンマイ

 神様がその季節を乗り切るために
人間に与えてくれた
食べ物と思います。 

フキノトウ
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菜の花 
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タケノコ 
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のびる 
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うど  
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タラの芽
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フキ 
huki











セリ  
seri











こごみ
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うるい 
urui











わらび 
warabi











ゼンマイ
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ohtani_kanpou at 07:00│Comments(0)TrackBack(0)漢方薬について 

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