2016年04月06日

★七情(喜ぶ・怒る・憂う・思う・悲しむ・恐れる・驚く)と健康


東洋医学では よく 「心身一如」※1
※1 体と心は一体
心が健康でないと 病気を引き起こす
喜ぶ・怒る・憂う・思う・悲しむ・恐れる・驚くの
7つの異常な感情の高ぶりが病気を引き起こす

と言われるように 心の乱れが身体に影響し、
身体の状態が心にも影響すると考えます。
そして
この心の状態には
七情(喜 怒 憂 思 悲 怒 驚)があり
それぞれの感情の高ぶりが各臓器に 負担をかける
事になります
例えば
怒りやすい人は 肝臓を患いやすく
肝臓を病んでいる人は怒りやすい。

思い悩む人は 胃腸を患いやすく
胃腸を病んでいる人は思い悩む

いつも びくびく 怖がりの人は腎臓を患いやすく
腎臓を病んでいる人は 怖がりでびくびくする
 腎臓をますます 傷つけていく

それぞれの感情がそれぞれの臓器を傷つけていくのです

身体の健康の為にも 
いつも
心を安定に保つことが大切となります。

喜:喜びすぎると気がゆるみ 精神を集中できなくなる 裏の関係にある 小腸に悪影響を与えます

怒; 怒りすぎれば 気が上昇し 人事不省に
陥ってしまうことがあります。

憂う思う; 物事を思い悩む過ぎると 気は結ぶ
精神は乱れる 脾臓 胃腸に悪影響を及ぼします

悲しむ;悲しみ過ぎると 気は消える
気力体力がなくなり 非常に疲れる 食欲不振となります
肺臓 大腸に悪影響を及ぼします

恐怖:恐れによって 気は下がり 物事を忘れて
不安になることが多くなり 腎臓 膀胱に悪影響を与えます。
 
驚く; 驚きすぎると気は乱れ 感情が不安定になり
腎臓 膀胱に悪影響を与えます。


ohtani_kanpou at 07:00│Comments(0)TrackBack(0)漢方薬について 

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