2016年06月02日
雨季の注意点 水の取りすぎが
醫方集解
(中医師考試必読 漢方専門書)
に記載されていることです。
(中医師考試必読 漢方専門書)
に記載されていることです。
内経曰く
地の湿気を感じると 皮 肉 筋 脈を損ねる
諸んな
湿の腫れや膨満感は皆
脾臓に属する
湿の腫れや膨満感は皆
脾臓に属する
湿なる者は土(胃腸・脾臓)の気である
土(胃腸・脾臓)なる者は火(心臓)の子である
(木(肝臓) 火(心臓) 土(脾臓)だから)
故に 湿は ことごとく
よく
熱を生じる事ができる(湿は熱を生じる)
夏の熱が萬物を潤うがごとし(必要な時期)
だから
湿は 外から感じて得たものもあるし
或いは
低い湿気のところに
座ったり
横になったり
寝たりして得る場合
低い湿気のところに
座ったり
横になったり
寝たりして得る場合
或いは
雨に打たれて 受ける場合もある
体の中から 傷つけられて
得た物もある(生物 冷たい物 酒 冷たい麺類 過度なセックス ストレス)
脾臓が虚だと腎臓も虚になる
そうすると
湿が出るのをふせいだり
それを制する事ができなくなる
有るものは
風湿に傷つけられた (防風 荊芥を主役に用いる)
熱(高熱の環境)と湿 (黄連 黄芩を主役に用いる)
寒と湿 (麻黄 桂枝 生姜を主役に用いる )+湿
暑と湿 (香薷 厚朴が主役に用いる)
裏が虚(不足)な物は
宜しく
脾臓を実にすべし
湿が 勝つと 脾臓(胃腸)が運行しない
土(脾臓・胃腸)が水(腎臓)を制御できない
それで
皮膚に 水が溢れると張って腫れる
若し
湿が 足の太陽 (膀胱)に行くと下痢する
水が 心の下に 停滞すると嘔吐する
水の 寒が 肺を射るとフーフー言って咳をする
湿が勝ると→ 体が痛くて重い
熱が勝ると→ 体が熱い
湿が勝ると→ 体が冷たい、
梅雨時の要注意点
雨季は蒸し暑く
湿気が多くなる季節です。
湿気が多くなる季節です。
病気の原因には
気候の変化からくるものが有ります。
湿の邪を受けると;→体が重い、汚く濁る、下へ落ちる(足元 下半身がむくむ )
湿邪は胃腸(消化器)や筋肉 皮膚を傷つけます
湿による 害
胃腸が弱い方;食欲不振 吐き気 嘔吐 消化不良 腹部膨満 下痢
胃酸がでる 味がわからない 食中毒にかかりやすい
手足がしびれる 手足がむくむ
●関節が腫れる リュウマチが悪化再発しやすい
関節痛酷くなりやすい
皮膚; 湿疹ができやすい 腫れやすい
頭;めまい 頭重
湿が頭に溜まるとめまいをする
多くの方が湿からくるめまいの場合
湿を取り除くとめまいがとれています。
★梅雨時の要注意点
雨季は蒸し暑く 湿気が多くなる季節です。
病気の原因には 気候の変化からくるものが有ります。
風 に当たり過ぎて病気になる
寒さが原因となって病気になる
暑さが原因となって病気になる
湿によって病気になる
燥 乾燥によって病気になる
火 高熱の環境で病気になる
特に水分代謝の悪い体質の方はこの時期は要注意です。
皮膚から空気中の水分を吸収しやすい為 湿が原因で上記の様な症状を発症しやすくなります
疲れやストレス 睡眠不足は特に免疫力を低下させて皮膚のバリア機能が低下するため 湿が体に入り込んできます。
雨の中を歩かない
疲れを貯めない
睡眠不足をしない
暴飲暴食をしない(腹八分に収める よく噛む30〜50かい)
冷たい水 熱いお湯も飲みすぎは良くない
お茶(苦い性質は胃腸を冷やして吐き気 食欲不振もたれ 消化不良 胃酸過多を作ります)
★関節の痛む人などは雨の日は外を出歩かない方がよい
何故
湿の性質は下に落ちる性格があり下半身を犯しやすい
湿は;関節に溜まれば関節が腫れる
皮膚に;たまれば 筋肉がパンパンに張って歩行時に痛む
★雨季に雨の中を歩くと体が重くなるのは何故
体の弱い人は湿が皮膚から体内に取り込まれる為 湿邪の外を受ける
★雨季に強い人 胃腸が丈夫で気や血が充足している為 湿を体内に取り入れないし 余分な水分は排出できる
弱い体質は;胃腸が弱い人 胃腸が弱いと各臓器の機能の低下するため 気が不足 血が不足 冷えて免疫力低下
水分代謝悪く発汗も十分でない為 湿を体内にも貯めやすく 皮膚が弱い為 湿が皮膚から侵入する事を防げない
★避けたい食べ物 湿邪と寒邪
生ものや冷たい物 冷たい麺料理 水
冷たい日本茶は特にダメ
熱いお茶も飲みすぎはダメ
お茶の性質は苦く 胃腸を冷やして胃酸過多にする玉露は特に苦味が強い為だめ
★最適な食べ物
四川料理は最適です
唐辛子や山椒などの香辛料をきかせて高温多湿の気候から体を守る為のメニュウです
暑い時はカレーや辛い物が食べたくなりませんか?
中国の四川省は盆地で、湿気が多く高温多湿 体に悪い」
関節痛やリュウマチ 胃腸障害を起こしやすい地域です
だから 辛い物を食べて汗をかいて健康を保つ 体を温めて発汗させて湿を体外に排出する料理となったのです。
体力を保つ 抵抗力の有るからだをつくる
睡眠を10時〜2時の時間を必ずとる
食物は胃腸を補う為に30〜40回は噛む
★湿度は何パーセントが適切か 60%
人の身体は約60%が水分です。
その為 湿度は60%が最適です
赤ちゃんは80%が水分です
木の家は湿度を調整してくれます
★食中毒への注意
味が変と感じる物は食べない
添加物の沢山入った物は食べない
古い油であげた 天ぷらは食べない
食べすぎをしない 腹八分目
生ものは必ず 生姜 ニンニク等肉や魚の虫や菌を殺す薬味を
胃腸は全ての臓器の総司令部です
胃腸が動けば全ての臓器が動きます
点滴で食べれなかった方が食べれるようになると
身体の回復が早くなります。
食べる事は全ての臓器が活動を始めると言う事です。
そのような時はまず 患者さんの好きな食べ物を
食べて頂く事が回復を早めると思います。
★リンパマッサージは浮腫みに効果的です。
足 手 首 背中 もみこんで下さい
細くなります。 1ブロック 10分めやす
オータニ漢方の オイルマッサージを使用しますと特に効果的です
胃腸の弱い方 はこのオイルでお腹を温めて下さい
グレープフルーツのアロマオイル(精油)が消化器系の働きを促進させます
★雨季 湿を摂る薬膳料理
ささげがゆ
山薬とえんどうなつめの三色蒸し
枸杞子と豆腐のあえもの
エビ焼き飯
ホウレンソウ粥
ホウレンソウ粥
きくらげがゆ
クリ粥
クリ粥
蓮子の百合煮