2016年07月08日

豚の油は漢方薬の世界では薬です。醫方集解を翻訳しました。

コレステロールが悪者扱いされていますがpics1417
丈夫な血管や筋肉や骨を作るには
大変  大きな活躍をします。

豚脂は筋肉の枯渇を改善する薬です。仲景の処方を紹介します


醫方集解に紹介されている 処方をご紹介します
台湾の台北で醫方集解の本を本屋さんで購入しようとしました
店主 曰く
最近は 台湾の人も 北京語の古文体を読むのが難しく
学生もこの本を読めない為
絶版になりました

大変 貴重な本です
大切に 扱って下さいとのことです

翻訳してご紹介します。

木室ミヱ子は漢方薬の勉強はすべて
台湾から取り寄せた 北京語の古文体の本で
勉強しました。
何故?
台湾の漢方の先生が言われました。
日本の漢方薬の本はすべて翻訳が間違っている

だから 日本の漢方薬が効かないのだ
翻訳した日本の本を読んでも 
ちんぷんかんぷん
分かりにくい

嘆かわしいことに
日本の大学に留学して 日本の間違った漢方薬を
台湾の大学で講義している

漢方薬を学ぶならば 醫方集解を
勉強すべきだ。

醫方集解の本を読んで 
非常にわかりやすい
頭に入りやすいのです。

漢方薬を 勉強されている方
ぜひ
醫方集解から勉強してください。
いくら 熱心に頑張って
勉強しても
間違った知識では
漢方薬はマスターできません。

漢方薬を勉強している方々に
お役に立てると思い
翻訳 公表しましました。

 
治過労四肢筋液耗竭。(過労で手足の筋肉や筋が涸渇(枯れて渇く)
數數轉筋。筋がひきつる )
爪甲皆痛。爪や甲が皆痛む
不能久立。長く立つ事ができない
名曰筋極名前は曰く 筋の極という

肝主筋。肝臓は筋を司るから
筋極六極之一筋の極は六極の一つである
經曰く内経曰く)
陽気者精則養神陽気なる者は精力で精神を養う
柔則養筋柔は則ち筋を養う
筋骨過労。(筋や骨が過労すると
耗其津液津液が消耗する
不能栄養滋養する事が出来ない
故勁急而筋數轉故に急いで強い筋肉に立て直す
爪甲者筋之餘爪は筋の余りなり
筋属木(筋は木に属する
猶木枯則枝葉皆萎木が枯れると枝や葉が皆 萎える
不能久立長時間立つ事が出来ない
筋衰不能束骨也筋が萎えて 衰えて 骨を束ねる事ができない


処方 
猪油(豚のあぶら らーど)  生姜汁 
  各 2 升 酒 5合 
(合計4升を4分の3迄煮詰めて酒5合を入れる)
分三服用 (3回に分けて服用)


是足厥陰薬也(これは肝臓の薬なり)
津竭筋枯(津液が枯れると筋が枯れる)
非草木之薬卒能責效。
(草木の薬ではなかなか効果が出てこない)
猪膏潤能養筋(豚の脂(ラード)は潤うから 筋を養う)
姜汁辛能潤燥(生姜の汁は 辛で燥を潤う)
酒和血而性善行(酒は血を和して 酒の性格は良く走るから)
取易達四肢也(容易に四肢(手足)に達する)

本方除薑汁(猪膏酒から生姜汁を除いて)
加亂髪煎。(毛髪を加えて煎じ)
髪消薬也(髪が溶けて消えたら 薬が完成)
名猪膏髪煎(名前を猪膏髪という 仲景の処方)



コレステローは細胞を構成する細胞膜や性ホルモン、
副腎皮質ホルモンなどのホルモン、
脂肪の消化吸収にかかわる胆汁酸、
そして ビタミンD の材料となる物質で、
生命維持に 欠かせない成分です。
とくに 脳や神経系は最も多くのコレスレテールを必要としています。

コレステロールを抑制すると
脳の 血管がもろくなったり、
「うつ」になる可能性があるのです。

閉経後の女性は
ホルモンの関係で、
コレステロール値が上がる傾向があります。

これは、加齢、閉経にともなう自然な現象で、
アメリカでは 中高年女性にはコレスレロール降下薬は不要だとされています。

ところが、
日本では、基準値を目安にすぐにコレスレロール降下薬が処方されます。
降圧薬を飲み、
さらに コレスレロール降下薬を飲むと
全身の細胞への酸素供給が悪くなり、
体が冷えたり、
重だるいといった症状を
引き起こしやすくなる可能性があるのですが・・・・・・。

コレスレロール降下薬の市場規模は3000〜5000億円といわれています。
世界のコレスレロール降下薬の生産量の6割が日本人が消費しているという話もあります。


コレステロールが悪者扱いされていますが
丈夫な血管や筋肉や骨を作るには
大変大きな活躍をします。

何故 悪者扱いされるようになったのか

健康な人も対象にすれば
コレスレロール降下薬を与えられる 対象者が増える
結果 
日本の総コレステロール値は
世界基準に比較して低い

当薬局に
ご来局される方は
今だに この古い 
日本流の基準値で薬を投与されている方が多いのです
日本の従来の基準値
男女ともにすべての年齢 140〜199

世界基準 (新しい基準値)
男性30〜80歳 151〜254
女性 30〜44歳 145〜238
   45〜64歳 163〜273


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