2016年09月02日
漢方の五行説 相剋論 わかりやすくラジオでお話し中です。
五行相剋(ごぎょうそうこく)とは
対立 抑制しあう 弱くする 作用です。
肝臓が悪いと→ 必ず胃腸を攻撃します。
心臓が悪いと→ 必ず肺臓を攻撃します。
脾臓が悪いと→ 必ず腎臓を攻撃します。
肺臓が悪いと→ 必ず肝臓を攻撃します。
腎臓が悪いと→ 必ず心臓を攻撃します。
原病式曰く
火(心臓)をもって金(肺臓)を燃やしたら
熱が極(きょく)に達っするから
かえって水が出てくる。
かえって水が出てくる。
肝臓が火の極致になりますと 涙が出ます。
心臓が火の極致になりますと 冷や汗 脂汗が出ます。
脾臓胃腸が火の極致になりますと 涎(よだれ)が出ます。
肺臓が火の極致になりますと 鼻水が出ます。
腎臓が火の極致になりますと 唾が出ます。
胃腸脾臓は肌と肉を支配します。
口と目が開けっ放しで涎を垂らして寝ている方を見た事有りますか?
女性でしたらお嫁にいけない!!
女性でしたらお嫁にいけない!!
筋肉に力がなくなり
口を開けっ放し 目が開きっぱなしの
寝姿となります。
胃腸を丈夫にすれば解決
弱くならないように生活注意
過食 刺激物 を要注意です。
いかに食べ方寝方 過ごし方が病気を発生させること
気が付いていない事が多い。
胃腸(脾臓)は全ての臓器の
総指令長と言われています。
胃腸は身体の中で一番の要です。
食べた物を消化吸収 取り入れて
粘膜 皮膚 筋肉 骨 各臓器に
血 気 津液 精液を 供給する事で身体は元気に
なれます。
例えますと 車で言いますと
血 気 津液 精液 は
ガソリンみたいな物です。
漢方薬は 本人 親の臓器 子の臓器
相剋する臓器との関連を見ながら
漢方処方をする事が大切です。
ちなみに五行とは?
木 火 土 金 水 この五つです。
木の人→ 肝臓 の弱い体質の人
火の人→ 心臓 の弱い体質の人
土の人→ 胃腸の弱い体質の人
金の人 → 肺臓の弱い体質の人
水の人 → 腎臓の弱い体質の人