2017年01月08日

ピルによる死亡例 頭蓋内静脈洞血栓症、肺塞栓症、脳塞栓症・下肢深部静脈血栓症

お正月の間
ロバート・メンデルソン 著

「こうして医者は嘘をつく」
現代医学の9割はムダ

と言う本を読みました。
その中に

第2章
なぜ 薬を飲んではいけないのか?

劇薬ステロイドの問題/
ピルは病気を呼び寄せる

FDAは全国(アメリカ)の医者に40才以上の
女性にはピル以外の
避妊薬を勧めるよう通達した。

さらにピルを服用している40才以上の女性に小冊子を配布し
心臓病のリスクが異常に高まる事を警告するよう医者に要請した。
・・・・・・

比較的若い女性にとってもリスクは小さくない。
心臓病だけでなく肝腫瘍や頭痛、うつ病、癌を引き起こす恐れがあるからだ。

ピルの服用者は、そうでない人に比べると
心筋梗塞で死亡する確率が
40歳以上で5倍
30歳代で3倍である。
それ以外の病気の発症率を比較しても、
脳卒中が4倍
血栓塞栓症5倍以上
高血圧症が6倍である。

ピルの巨大市場を維持するために
医者は「ピルの服用は妊娠より安全です」女性に教える。


270ページの中の 1ページ程
文章を抜粋しました。
この本を読まれる事をお勧めします。

そこで日本でのピルの副作用報告の資料を
佐々木先生が見せて下さいました。
この副作用報告を見た時
本当に心から悲しくなったそうです。

現在
全国から沢山の婦人科の症状をお持ちの患者様が
ご来局されます。
子宮筋腫や子宮内膜症等々に ピルは処方されていますが


 生理不順や生理痛等まで
簡単にピルを処方されているところが
非常に気がかりです。
このブログが
女性の方々に お役に立てる事を願い
書いてみました。


安全性速報   2014年1月 13-02号
ピルは
ドロスピレノン と エチニルエストラジールという 
二つの成分を配合しています。


2010年11月16日〜2014年1月7日の間に
ピル
(ドロスピレノンとエチニルエストラジール)
との因果関係が否定できない
血栓症による死亡が3例報告されました。

●血栓症があらわれ、致死的な経過をたどることがあるので 
血栓症が疑われる次のような症状があらわれた場合
ただちに
ピルの投与を中止して下さい。

血栓症が疑われる症状
★下肢の急激な疼痛、浮腫
★突然の息切れ、胸痛
★激しい頭、四肢の脱力、麻痺 講語障害
★急性視力障害  等々

上記のような症状が現れた場合
直ちに中止し、救急医療機関を受診してください。

【症例 1】頭蓋内静脈洞血栓症
年齢 20歳
服用理由 月経困難症 不規則月経
既往歴;なし   合併症; 貧血 
併用薬;クロチアゼパム
1日投与量;
ドロスピレノン3mg
エチニルエストラジール0.02mg偽薬4錠

投与期間;7日間
服用量:24錠

【経過】 副作用
処方10日前;
A病院に初回来院。ホルモンレベル正常。

処方日;本剤をA病院にて処方
投与開始日;1錠

投与2日後;頭痛が発現

処方6日後;
体調不良のためB病院内科受診。
主訴として朝から頭痛、吐き気、動悸あり。
血圧105/68 心電図、血液検査問題なし
貧血が酷い状態であった。
点滴実施。
ドンペリドン、レバミピド、ビオヂアスターゼ投与。足に痙攣無し。麻痺なし。

処方9日後;
B病院内科受診。頭痛あり。血圧103/70
異常所見なし。
クロチアゼパムを頓服で処方。
貧血状態悪く婦人科は相談する事を患者は勧められた。
A病院(処方医)再診
患者主訴;「具合が悪い」。吐き気。食欲低下を認める。バイタルサイン正常。
ケトン体尿検査(−)
補液施行後、頭痛を訴えた為、処方医は脳外科医への受診を勧める。
(本剤の総投与量は7錠 即時内服を中止)
患者はC病院脳外科を受診
診察時点では、明らかな麻痺症状など認められず、検査予約をして帰宅。
嘔吐。歩行困難あり。

処方10日後  体動困難となる。

処方11日後 
朝、母親にベット上で失禁した状態で発見され、D病院へ搬送。
CT、MRI撮影。
E病院は紹介搬送。
E病院紹介搬送時意識レベル
(JCS 掘300)、痙攣あり。
CT所見より脳静脈洞血栓と診断した。
同日緊急入院となり、ヘパリンで治療開始した。

処方12日後
水頭症が悪化し呼吸不全となったために、気管挿管を行った。
抗リン脂質抗体(−)ANCA(−)

処方13日後  死亡。
【解剖結果】
同日解剖。目立った外傷はなく、
心筋梗塞並びに先天異常を示唆する所見も認めなかった。



【症例2】 肺塞栓症
女性    年齢 10才代後半
服用理由 月経困難症 子宮内膜症
既往歴 なし  合併症 なし 
併用薬;
ロキソプロフェンナトリウム水和物、
レパミピド(処方開始時から7日間のみ)

1日投与量;
ドロスピレノン3mg
エチニルエストラジール0.02mg偽薬4錠

投与期間;526日間

BMI;22.7 喫煙なし、 
血栓性素因;問診上なし(線溶固系マーカーの測定なし)
前治療薬なし。未経妊。

【経過】 副作用
投与開始日;月経困難症および子宮内膜症の治療のため、本剤(1錠/日)の投与開始。
同日ロキソプロフェンナトリウム水和物と
レパミピド(いずれも7日分)も処方された。

投与499日後
最終処方日;本剤を2シート(56錠)処方
投与526日後
家族より連絡を受けた管理人が安否確認の為訪室し、室内で倒れているのを発見。
(投与526日目の外出時と同じ服装)。
本剤の残りの錠数は36錠であった。
【解剖結果】
死亡推定日;投与526日
死因;肺動脈血栓症(肺動脈の本幹に血栓あり、下肢に肉眼的な血栓なし)
併用薬;なし
既往歴;なし
禁煙;なし
アルコールは検出されなかった。
奇形および外傷なし。
死後5日以上経過していたものの、
血液検査さらには死後CT撮影も施行したが、特に顕著な所見は認められなかった。


【症例3】 脳塞栓症・下肢深部静脈血栓症
女性 
年齢 40才代
服用理由 月経困難症 
既往歴 なし  合併症 子宮筋腫
併用薬;
ジクロフェナクナトリウム、テプレノン、
コハク酸ソリフェナシン

1日投与量;
ドロスピレノン3mg
エチニルエストラジール0.02mg偽薬4錠

投与期間;約1年 

BMI;23.6 喫煙なし、 経妊;2回
血栓性素因や血栓症の既往歴; 
問診上なし(線溶固系マーカーの測定なし)
前治療薬なし。
子宮頸部細胞診;
NILM、直径4.5僂龍攫雎紡減
月経困難症の治療のため子宮筋腫による貧血が無い場合、ヤーズの内服を提案
ジクロフェナクナトリウム、テプレノン
処方。

【経過】 副作用
処方開始日;
貧血が無い事を確認し、月経困難症の治療のため本剤1シート処方。
ジクロフェナクナトリウム、テプレノン
処方。

処方46日後;
本剤を服用して、特に副作用の訴えが無いことから、本剤を3シート処方。

処方126日後
本剤3シート 
ジクロフェナクナトリウム、テプレノン
処方。

処方207日後
右足がつるとの訴えがあるが、把握痛なし。
経膣超音波にて子宮筋腫のフォローアップを施行。
子宮全体で7冂度と少し増大していた。
症状の改善を図るために手術療法が望ましいと話したが、積極的でなかった。
本剤3シート 
ジクロフェナクナトリウム、テプレノン
処方。
頻尿の訴えもあるためコハク酸ソリフェナシン処方

処方222日目
コハク酸ソリフェナシン処方

処方254日目
コハク酸ソリフェナシン処方

処方294日目
経膣超音波施行。超音波上は子宮筋腫の増大などなし。本剤3シート処方

投与中止から 2〜3週間
右足の腫れ。痛みを訴え、整形外科を受診

処方369日後(投与中止日)
呼吸苦を訴え、救急搬送。
意識レベルJCS;1-3 頻呼吸、呼吸苦、
血圧94/74 HRI;126 
SPO2;100%(酸素投与下)。
救急車内収容時、上肢屈曲、下肢伸展、強直。
車内にて心配停止。
病院到着後、心拍再開。以降2回心停止。
その都度蘇生させたが、意識回復せず。
脳保護のため、断念。
RCC7単位。 FFP8単位輸血。

中止1日後
RCC3単位輸血
造影CTにて肺塞栓症、下肢深部静脈血栓症、胸水を確認。
ヘパリンおよびワルファリンによる抗凝固療法を開始。


中止6日後
腎不全が穏やかに進行。
尿量低下。フロセミド使用。

中止7日後
持続血液透析濾過法を開始。
両側胸水をドレナージ。

中止9日後
瞳孔散大、血圧急上昇。
脳虚血に由来する脳圧亢進と考え、
濃グリセリン、果糖配合製剤投与。

中止16日後
脳死と判断して矛盾の無い臨床的状態となる

中止19日目
心停止、呼吸停止、瞳孔散大、対光反射なし。
死亡確認


 【警告】
本剤の服用により、血栓症があらわれ、
致死的な経過をたどることがあるので、
血栓症が疑われる次のような症状があらわれた場合は
直ちに投与を中止し、適切な処置を行う事・
血栓症が疑われる症状

●下肢の急激な疼痛
●浮腫
●突然の息切れ
●胸痛
●激しい頭痛
●四肢の脱力・麻痺。
●講語障害
●急性視力障害   等
患者に対しても、この様な症状が現れた場合は直ちに服用を中止し、
救急医療機関を受診するよう説明すること。

重要な基本的注意
(1) 省略
(2) 本剤の服用により、年齢(40才以上)
禁煙 肥満 家族歴等のリスク因子の有無にかかわらず
血栓症があらわれる事があるので血栓症が疑われる初期症状が
あらわれた場合は投与を中止するなど適切な処置を行う事。
血栓症が疑われる初期症状
嘔吐・吐き気、頭痛、
下肢の腫張・しびれ、発赤、熱感等

(3) 血栓症のリスクが高まる状態(体を動かせない状態、顕著な血圧上昇、脱水等)
が認められる場合は、投与を中止するなど適切な処置を行う事。

(4) (5) (6) 以降省略


【重大な副作用】
血栓症(頻度不明)
血栓症(四肢、肺、心、脳、網膜等)が
あらわれる事があるので観察を充分行い、下肢の急激な疼痛・浮腫・突然の息切れ
、胸痛、激しい頭痛、四肢の脱力・麻痺、
講語障害、急性視力障害の症状があらわれた場合には
直ちに投与を中止し、適切な処置を行う事


関連ブログです。
 2017年1月9日
生理不順は古来より漢方書物に原因と治療法が記載されています

2017年1月10日
 「生理痛は古来より漢方書物に原因と治療法が記載されています」


※木室ミヱ子の症状別改善別レポートも合わせてご覧ください※


ohtani_kanpou at 07:00│Comments(0)新聞記事・県薬会報 

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