2017年01月15日

漢方薬は誤った服用は死をも招きます。正しい服用では副作用は有りません。


間質性肺炎で死亡 小柴胡湯、大柴胡湯で ニュースが走りました。

防風通聖散を脂肪を燃やすで誤った服用をしますと
間質性肺炎になる可能性は非常に高い
だから
木室ミヱ子は
しつこく しつこく 警告します。

漢方薬は正しく使えば 副作用は有りません。

使い方を間違えれば 副作用は有ります。

先人の方々が書かれた漢方の書物を正しく理解して
正しく使いこなしているか?
ということです。
 
昭和60年頃 漢方専門薬局を開局したばかりの頃 
肝臓疾患の方は 
殆どの方が病院で大柴胡湯、小柴胡湯を処方され長期連用していました。
 
すでに、GTP、GOT、γーGTPは正常値、
肝臓に炎症は無く
体も冷えている  
逆に補中益気湯や四物湯や六味地黄で温めて 体力を回復させなければ
 抵抗力が落ち色々な合併症を患ってしまう。

その様な方でも小柴胡湯、大柴胡湯を連用されていました。
服用してはいけませんよ。

患者様に説明させて頂きますが、
理解して頂くのに随分と時間がかかったものです。
 病院の先生の言葉が重いですね 
なかなか 理解できない方も沢山おられました


大柴胡湯は 表裏の剤の風邪薬です。
 内容は
麻黄4兩(146G)、桂皮、甘草炙、
芍薬各2兩(73G)大黄、黄芩各3兩(109.5G)です

表裏の風邪薬です

麻黄と 桂皮が入っているのです。
是だけ見ても 風邪薬と分かるでしょう

麻黄は傷寒 
桂皮は傷風に使う 代表的な風邪薬です

大黄が入っているのです。
普通便や軟便や下痢の方は絶対に服用してはいけません。
大黄の便秘を治療する漢方薬ががはいっているのです。

それを 肝炎等に長期連用 服用させていたのです。
2〜3年

小柴胡湯は和解剤の風邪薬で 
内容は
柴胡8兩(292G)、半夏 半升(116.8G)、
人参、甘草、黄芩、生薑各3兩(109.5G) 大棗12枚です。


大柴胡湯、には黄芩 大黄 
小柴胡湯には黄芩;といって非常に冷やす剤

黄芩;は 特に肺臓の熱性を取り除きます。
肺臓の炎症疾患にはとても大きな役割をする、
なくてはならない単味です。

大黄は 脾臓、胃腸、肝臓にいりて尿、大便を出し吐血、鼻血等
一切の実熱、を出す非常に大きく熱性を取り除くものなのです。

当オータニ漢方薬局では 
大柴胡湯 小柴胡湯は 風邪薬として
 症状のごく軽い方は 3日分〜
こじらせて長引かせている風邪ですので 5日分をお渡ししています。

常備薬として家庭におきたいという方は
20日〜30日ご購入される方もおります。
東京や北海道沖縄 
すぐにはバイク便でお送りできない地域です。

上記の風邪薬は治まり次第ストップしなければなりません。

大柴胡湯、小柴胡湯は
風邪をひいてこじらせ
肝臓、胆のうまで風邪が入った症状です。 

吐き気、寒くなったり暑くなったり(寒、熱往来)脱力感、食欲不振、
不眠、イライラ、煩わしさ、胸や脇腹が張る、微熱等があり

便秘があるか 
下痢、軟便、普通便なのか 
どちらであるかによって 処方が決まるのです。

服用期間3〜5日で
肝臓まで入った風邪の症状は 
ほぼ改善致します。

従って服用する場合
風邪の表裏の剤
和解の剤として3〜;5日で止めるべきであるのに
何年間も服用させた結果。

食欲不振となり気力や抵抗力も低下し軟便や下痢、冷え性→
体力消耗→ 免疫力もなくし抗生物質も効かない体にしてしまったのです。

間質性肺炎は西洋医薬の鎮痛薬や風邪薬 抗生物質 抗ヒスタミンでも
長期常用する事で発生する事は実証されています。

大柴胡湯 小柴胡湯で間質性肺炎が発生したというのであれば
これは長期連用しすぎ 
 正しい 服用をせずに 服用方法を誤った事での結果です。

 私が懸念している事の1つに小柴胡湯 大柴胡湯より一層 比較にならない程
使い方を気をつけなければならない漢方薬がございます。

 大承気湯 桃核承気湯 防風通聖散これらの漢方薬をやせ薬として
よく宣伝し販売されているということです。

大承気湯 桃核承気湯は
攻裏の剤として

防風通聖散は表裏の剤として

風邪をこじらせた時 
服用する漢方薬で

大便がでれば服用を中止しなければなりません。

大便がでれば熱はとり除かれ風邪の症状は改善するからです。

これらの漢方薬を長期連用しますと
 便秘をとおりこして軟便、下痢、食欲減退、
胃腸も冷やしすぎ、胃痛、冷え性、目の下のクマ まぶたが重くて下がる、
シミ、クスミ、肌荒れ、脱力感、健忘症、鬱 持病発生、様々な症状を引き起こします。

乳糖デンプン添加で漢方薬の濃縮度が低い漢方薬は
飲んでもすぐには効果は期待できませんので
 副作用も服用後 すぐには分かりません。

 濃縮度が 低い為にすぐには副作用が発生せず 
恐いのは知らず知らずのうちに
上記のような症状となり 気付かない
やせ薬だからと思い飲み続けることです。

その様な場合 大部分の方が年齢のせいで体力が無くなったのでは
と考えておられます。

濃縮度の高い漢方薬でしたらすぐに結果がわかりますので間違えて
服用しました場合すぐに下痢となりますので
原因が解り中止できる利点がございます。

下記3点の成分です。

1、大承気湯の成分; 大黄(だいおう) 芒硝(ぼうしょう) 厚朴(こうぼく) 枳實(しじつ)
 
2、桃核承気湯成分; 桃仁(とうにん) 桂枝(けいし) 大黄(だいおう) 芒硝(ぼうしょう) 甘草(かんそう)

3、防風通聖散成分; 当帰(とうき) 芍薬(しゃくやく) 山梔子(さんしし) 
 川芎(せんきゅう) 連翹(れんぎょう) 荊芥(けいかい)
 防風(ぼうふう) 麻黄(まおう) 生薑(しょうきょう) 大黄(だいおう) 
白朮(びゃくじゅつ) 薄荷(はっか) 桔梗(ききょう) 黄芩(おうごん) 
甘草(かんそう) 滑石(こっせき) 石膏(せっこう)

商品の成分表示には
芒硝を 別名で記載しています
●硫酸ナトリウム+水塩
●乾燥硫酸ナトリウム  等々です。

内容成分から説明致しますとと
1の(大承気湯)と
2の(桃核承気湯)は下剤効果の有る
攻裏の剤の風邪薬です。

3、の(防風通聖散)も大便があり次第中止しなければならない
下剤効果の高い 表裏の剤の風邪薬です。

間違って服用した場合
小柴胡湯、大柴胡湯の比ではありません。

第2の間質性肺炎という事故が起きない事を祈るばかりです。


※木室ミヱ子
間質性肺炎は肺胞が硬く萎縮して空気を取り込めない
息ぐるしい 深呼吸をしようとすると咳嗽をする
筋肉が痛む 特に肩甲骨痛や背中痛です。

醫方集解  の著書に記載されています
肺が熱をもつと筋肉が委縮する  吐血する 咳嗽をすると!

間質性肺炎の方は肺に熱がある為 体幹部が熱い
熱は気を食べます。
気が不足しますと脱力感となります。

 熱は水分を取り除き 筋肉を乾燥させ 硬く 全身が硬く 委縮
全身の筋肉が痛んできます
身長も脳も縮みます。
記憶が消えるのもそのせいと考えております。
伸縮性の乏しい肺胞となり 呼吸が難しくなります。

大柴胡湯や小柴胡湯は素晴らしい処方です。

上記の漢方薬は風邪薬です。
長期に連用しますと必ず 胃腸障害が発生し
消化不良 消化吸収力低下 栄養を体内に十分に取り込めない

粘膜→ 皮膚 →筋肉の順に弱体化します。
肺に充分は栄養を与えられなければ 肺臓は疲れやストレスで火が上がりやすくなり
間質性肺炎が発症していると私(木室ミヱ子)は考えております

その証拠に間質性肺炎の方は
必ず胃腸障害があります ※



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この記事へのコメント

1. Posted by 新見   2017年02月22日 09:00
5 高校2年の息子の事です。1年半前位の夏にカビ真菌による湿疹が、顔胸背中腕に出来、皮膚科でニゾラールやヒルドイドローションを処方され、数ヶ月で段々良くなってきましたが、その部位が赤くなり痒くカサカサになり、ニキビが沢山出来て赤い湿疹もできたのでニキビの薬アクアチムクリームと湿疹の薬ロコイド軟膏、スタデルムクリーム、アズノール軟膏、漢方薬の十味敗毒湯、ビタミン剤、ザイザル錠を処方されて、1年位経ちました。皮膚科の先生は、自分の脂に皮膚が負けてる状態だから、しっかり良く洗顔をして清潔に…と言うので、その様にすると、カサカサヒリヒリになり、すぐにアズノール軟膏を顔全体に塗ってます。ロコイドは酷い時のみ2週間程度処方されしばらくお休みし、また酷くなると処方されの繰り返しです。
正直全くよくなりません。
あたまにも湿疹ができ始め、ビーソフテンローションと酷い時のみアンテベートローションを塗ってますが、今は頭全体がカサカサ痒くて、フケの様にポロポロあります。
息子も年頃で、顔が湿疹で真っ赤で痒い状態で学校に行くのも嫌だと言って酷い時は度々休みます。
皮膚科の薬に疑問を持ち、いろいろな商品を調べて、良いと思われる物をひたすら試しましたがダメです。
どうしたらいいのか…助けてください。

2. Posted by 木室ミヱ子   2017年02月22日 14:05
新見様へ

皮と毛を支配するのは肺臓
肌と肉を支配するのは胃腸です。
軽い皮膚病の場合 外からだけで治るのですが。
痒み 赤身 乾燥 腫れ 等々の症状が深い場合
内臓から建て直さなければ治りません。

皮膚科で治らないのは 皮膚の再生が出来ない 皮膚が乾燥する
ような事ばかりしているからです。
だから 治らないのです。
皮膚は再生するのです。
綺麗は肌にもどります。
大丈夫ですよ。
漢方無料相談 15分がございます。
一度お電話 予約されて 
お電話相談される事をお勧め致します。

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