2018年06月02日

マグノリア

フルーム の大逆転劇に鳥肌が立ったジロ・デ・イタリアも終わり、後には未決着だったドーピング疑惑の問題が残っていたりもする訳ですが、とにかく人は圧倒的なものには理屈抜きで惹きこまれるのだということを再確認したジロでもありました。

(フルーム の潔白を、いまだかつてないほど強く祈っています!)

私がどっぷりと浸った過去のヒーロー達の勝利は、どれが剥奪されてどれが残ったのかもわからなくなっているけれど、それでも彼らの眩しい輝きを見てしまった記憶は消されない。

その輝きを偽物と呼ぶのか、汚れていると言うのか、見方により違うだろうし、私にはそのどちらでもなく、ダークな時代の壮絶なヒーロー達として今も特別な存在でもあります。


さて6月。

7月には某検定試験をひかえているので勉強月にせねばなりません。

しかし体の調子っぱずれも続いているため、やはり休みの日にはスイッチの切り替えトレーニングが必要でもあります。


妹がマグノリアの咲いているのを見つけたというので、それは見なくてはと出かけました。

残念ながらまだ蕾だったり枯れてしまっていたり、とても高い枝にしか咲いておらず今日はよく見えなかったのですが、それでもこの堂々と大きな木と大輪に開くはずの花の佇まいは静かな迫力があり、美しい空気に包まれていました。


空気をどう写せばいいのだろう。


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その後はいつもの緑豊かな公園へ、植物に懐かれに。

もう6月ですが、木の葉を揺らして吹く風は青嵐と呼びたい。

気持ちよかった。凧がよく上がっていました。

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花々は小さくとも遠くともどれも女神のようで。

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oiharamumay at 23:59|Permalink 日記帳 

2018年05月30日

TOJ東京ステージはスタートだけ

子供時代の記憶。日曜の朝、うとうとしていると外から私を呼ぶ友達の声。

「あーそーびーましょ!!」

え?!まだパジャマだよ。母が早く着替えなさいと急かす


デジャヴな日曜の朝でした。

前日TOJ伊豆ステージ観戦してすっかり満足したので、東京ステージは行かなくてもいいかなぁなんてベッドでゴロゴロしていたら、友達からメッセンジャー。

彼女も行かないと言っていたのに!日比谷スタートだけ見に行くというので慌てて飛び起きました。


なんとかたどり着き、久しぶりにスタート前の日比谷公園をうろうろ。

ここでも出走前のクネゴのお見送り。


日比谷公園は思ったより混んでいなかったけれど、日比谷シティ前のスタート地点と周回コースへのバス待ちの列は物凄い人。

その観客の盛り上がりとスタートを合わせて見物して、その後の大井埠頭周回コースへは行かずに買い物へ。


毎年、東京の真ん中であんな風に盛大にレースがスタートする様子を見ていると、自分のことでもないのに変だけど、なんとなく誇らしい気分になります。

日比谷シティ前のビルには以前仕事でよくきた場所だから、「我が街にロードレースが走って行く」という気分が少しだけ味わえるからかも知れません。

交通規制など難しいことも多いと思いますが、全国各地にレースがあるといいなあ。

ツアーオブジャパンも、本当にもっと日本をツアー出来ればいいなあ、なんて夢を見ます。

ツールド沖縄のコースとか、北海道とか、しまなみ渡ったり、個人的には猪苗代〜磐梯山〜吾妻小富士とか絶対ムリでも、妄想するのがやたら楽しいのです。


色んなサインがあってよく見ると楽しい。
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スタート後の日比谷公園界隈は静かです。
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このゴジラ好きなの。
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oiharamumay at 18:30|Permalink 自転車・ロードレース 

2018年05月29日

TOJ伊豆ステージに行ったこと

土曜日、ツアー・オブ・ジャパン伊豆ステージを見に行きました。

5月の緑の中を走る自転車レースは本当に美しい!

レースを楽しむ以前にそれはもう名画のようで、心が清らかに洗われました。


サイクルスポーツセンターはロードレースやベロドロームのトラック競技を見に行ったこともあるけれど、TOJは初めて。

新城選手がリタイアしたし、最近はあまりレースに燃える見方はしなくなったので、のんびりおまつり観戦気分。

(新城選手が走っていたらかなり真剣に応援しただろうけど)


それなのでレース自体について書けることはないのですが、会場全体がのどかで、それでいて熱くて、とっても良い雰囲気でした。

また来よう。


しかし目はつい、今年で引退のクネゴを追ってしまうな。

シモーニのファンだった私は一時期「クネゴこのヤロ!」と思っていたりもしたけれど、長年見続けている選手だし、日本にも何度も来てくれたこのジロのチャンプには、やはり思い入れしてしまいます。


それからケイリンのブースにテオ・ボスがいたのにはびっくり。

(さっきまでまったりしていたのにドキドキソワソワ…だってファンなんだもん)

もちろん一緒に写真を撮ったり、握手もしてもらいました。

ボスは私服ジーンズ姿にジャージ羽織っただけだったけど、びしっと上下をジャージで決めたブフリ選手が気さくで筋肉もわかりやすくて(笑)、すっかりファンになってしまったわ。

彼らは短期登録でケイリンを走っているので、以前から見に行きたい行きたいとは思っていたけど、実際に選手と会うと

「この筋肉が走るところがどうしても見たい!見に行くべき!!」

と思います。

宣伝効果絶大。


こんな冊子ももらいました。

トラック競技の種類の解説。

助かる。

確かに保存版だわ。

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ロードレースを見に行ったのにケイリンの話になってしまいましたが

最後にベロドロームの売店でトートバッグを購入したら焼肉のたれを二本ももらいました。

800円以上でもらえると書いてあった気がするけど1600円で二本とは(笑)


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左がテオ・ボス。クールでした。
気さくなブフリの写真は余計なの(私)が写っているので非掲載。
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帰りに寄った修善寺の杉山水産、美味しかった!
アジフライもふっくら迫力。
教えてくれたケイくんヒロコちゃんありがとう〜。

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oiharamumay at 18:33|Permalink 自転車・ロードレース 

2018年05月25日

十番で体メンテ

毎日麻布十番におります。

昨日は前から気になっていた、職場から徒歩4分の指圧治療院で体のメンテをしていただきました。


足湯しながら問診の後、指圧開始。

これはこれは、体質に合った治療院に巡り会えたかも。


この治療院を見つけたのはツイッターからで、TLに並ぶ自転車乗りのアイコンの名前が「じゅうばん」とあったので(麻布十番?)と思って見たら治療院をやっていらしたという流れ。

共通の知人も何人かいそうな予感がしたので、見知らぬ治療院に飛び込むよりも良いかなと予約したのでした。


案の定、共通の知人も話題も多く、リラックスして施術が受けられました。

体の状態からのアドバイスも、食生活から運動まで、リアルに理解出来る気がしました。


つまり、


自転車あるしローラー台が1番でしょ?!


という結論なのですが(笑)


しばらくジョギングやウォーキングはひかえます。

自転車がいいね、という初心に戻りました。


それにしても、自転車趣味というだけで共通言語というか話が色々はやいですね。

ローラー台ある?とすら聞かれなかったし。(あるの前提)


ちなみに先生は見るからにクライマーです!

指圧 整体居士会 安陪治療院



1人だと思い込みが偏るし、体を動かすべきという方向にどうしても走りがちになるので、今はアドバイスを聞くことが必要みたいです。

そして体調が整えば、気持ちも調律される気がする。



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oiharamumay at 18:04|Permalink 日記帳 

2018年05月19日

これも5月病というのか

風邪をひいて高熱を出して、入社して初めて病欠しました。

たかが風邪なのですがついでにめまいが始まり、そうしたらやたらと気弱になって、後から考えると可笑しいほど悲観的なことばかり考えて数日を過ごしました。


ところで今週は気候が厳しかったらしく、体調を崩している友達が何人もいることがSNSでわかりました。

うち一人は重大な病気で入院。


やっとめまいが治った今日、ベッドでごはんを食べながら、入院中の友達とLINEで話しました。

病院食の画像が送られてきて、

「左端のは何?」

「なめこおろし」

なんて会話。


自宅で病気療養中の他の友人とも、近況報告のやりとりをしたり。


ツイッターを使い始めたばかりの頃、海外の友人たちと

「これからの老人は、家から出られなくなってもSNSがあるから孤独じゃなくなるね」

と話したのをふと思い出しました。

まだ老人じゃないけど。


友人が早く回復しますように。


まだ本調子じゃないので、今夜のジロはゾンコラン・ゴールなのにもう眠くて起きて入られません。


さっき懐かしい夢を見た。

夢の中では大抵、目的地にたどり着けないものだ。

目的地を目指して彷徨うあの街並み。

知っている町なのに出くわす知らない道。

その道が、そしてその心細さが、強烈に懐かしかった。


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oiharamumay at 23:00|Permalink 日記帳 

2018年05月14日

努力してます

ジロ・デ・イタリアの季節ですね。

土曜日は恒例の友人宅TV観戦会でした。


観戦会と言っても久し振りに会ったおしゃべりと飲み食いがメインになります。

話題はレース観戦旅、選手、新しく買った自転車の話などなど。

レースの動かない序盤はTV解説も余談になるわけで、これはロードレース中継の大変正しい見方ではないかと思います。

現地観戦ならレースが来るまで飲んだり食べたり盛り上がって待つし、TVなら店に集まって飲みながら見る。


毎日はそうもいかないので、日常の何かをしながらテレビを見ています。

それだけで物足りなければ友達とSNSやチャットで話しながら見る。


いかに自分なりの楽しみ方、盛り上がり方が出来るか勝負かなあ。

などと近頃初心に戻って見てます。


最初に興味が湧いた時、意識的に「好きになろう」「気持ちを盛り上げよう」と、結構努力していました。

自転車を理解するためにコンポの絵を描いてみたり、素材の特色を調べたり、選手の情報を得ようと英語だけでなく読めないのに各国語サイトを探し回ったり。


その頃色々あって気持ちが沈みがちで、カラ元気でも出さなきゃ!と見始めたのがきっかけでしたから。

パンターニやシモーニやガルゼッリの走る姿を見て、「これなら元気を引っ張り出せるかも」と思えたことは、当時一筋の光でした。

今はそんな深刻な状況ではありませんが、自然体?では心が冷えきっているので、元気を出す努力はしっかりやろうと思います。


というわけで、TV観戦会も「ドレスコードはピンクだよ〜」と声をかけたら、ちゃんと応じてくれた友達がいました。

しかもお茶目なチーバ君のハート柄ピンクTシャツ!


私は気持ちの上げるため、昔のミスターチクラミーノをリスペクトなTシャツ。

みんなにはスルーされましたが古くてごめん(笑) 

下の写真モノクロですが、一応バラ色とシクラメン色のあいのこみたいなシャツもこの上に羽織って。

5月は毎年、スマホの待ち受けはペタッキです!

パンターニは思い入れが切なすぎて待ち受けには出来ないんだ。


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oiharamumay at 12:49|Permalink 日記帳 

2018年05月11日

江戸東京たてもの園 看板建築展

ゴールデンウィーク、江戸東京たてもの園の看板建築展に出かけた。

展示室に入ったらちょうど学芸員によるミュージアムトークが始まったところで、聴いて行こうか迷う間も無く話に引きこまれてしまった。


関東大震災の話から展示は始まる。

地震後の火災を描いた絵、焼け野原となった東京。

その焼け跡にバラック建築が立ち並ぶようになる。


バラックの町の様子、考現学の話、そして区画整理から銅板貼りの看板建築まで、写真、絵、模型の展示となるが、ミュージアムトークはまるでドラマティックな物語のように生き生きと語られ、感動的でありました。


銅板の看板建築は江戸東京たてもの園の見どころであり、いつでも青銅色の姿をうっとりと眺め、写真もブログなどによく投稿しています。

しかしできた時には青ではなく銅色だったんだね!

考えてみれば当たり前のことなのに、気がつかなかったわ。

たてもの園の景色から想いをはせる世界が、また広く大きくなったようです。


また、前の仕事から金属加工の職人技にはまった自分には、銅の細工自体にも魅せられ、関東大震災後、東京復興のために集まった職人さんたちが、地元に戻り看板建築の技を伝え残した話にも身を乗り出してしまいました。


展示中にまた見に来よう。

できればミュージアムトークのある時に!


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oiharamumay at 19:43|Permalink 日記帳 

2018年05月10日

ブルーの理由

褒められてのびる人とか、怒られて頑張る人とか、けなされてそれをバネに奮起するとか、色々あるとは思いますが、それらを人のタイプとして分けるのは賛成できません。

怒られてためになることもあれば、褒められて頑張れることもある。

場面ごとの適切さがあるはずですわ。


人は毎日けなされ続けると、それが真実だと心のどこかで思い始めてしまうんだなー。

案外些細に思えることでも、積み重なって、自己否定やら鬱が始まる。

繰り返されることで、誰か1人の言葉が世界の真実みたいに思えてきたりして。


日々容姿をけなされるうちに、鬱に傾いてきた自分に驚いているところです。

子供の頃から背が高くて、人一倍姿をあれこれ言われ慣れててきたので耐性は普通よりあるはず。

それに頭では、別に問題なしとわかっているのに!

なのに動きが萎縮しはじめます。

もしこれが10代女子だったりしたら、拒食症になる子がいるのも当然だろうな。


意地悪なことを言う人はどこにでもいるのだから気にするな、と言うのは正しいけれど、それとは別の問題があります。

世の中、言う側を批判する風潮がもっともっと当たり前になるべきではないか。


勝手に傷つくな、強くなれ。


これは、生きるための自分の意識としては正しい。


けれど世の中のありようとして、


言いたいことを言え。

傷つく方が悪い。


これが全てではあまりにも偏っている。


いささか愚痴です。

問題に立ち向かい反論すべきことなのですが、多くの人と同じく、反論しても上との関係が悪くなるだけで利がなく、静かに立ち去る用意をするのみなのであります。


明日からは、楽しい話をしよう。


(強い猫のようにありたい)


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oiharamumay at 18:04|Permalink 鞄からこぼれたもの 

2018年05月08日

薫る花にはなれませぬ

それぞれの自己主張について、近頃やたら考えてしまう。


生きるための赤ちゃんの主張、社会性に一歩を踏み出した幼児の主張、青年の主張、勘違いした恋愛の恋人たちの主張、とある組織での権力の主張、夜明けの猫の主張、静かだけれど強く薫る花の主張

生存や繁殖のための本能的・科学的なものから、理不尽な人間ぽいものまでさまざま。


聞く耳どころか息継ぎすらせず自己主張し続ける人間は、本人の欲求とは逆に孤独な道をまっしぐら。

自分の素晴らしさを絶えず全方向に主張し続けるあの人。


耳を塞ぎたくなる。


黙れ。と言いたくなる。


そして自分は薫る花を理想と思い始めてしまう。

言葉やそのための道具をしまいこみ、つつましさ、無口さを美徳とし、俯いて黙り込む。


でもやっぱり、言葉から逃げてはいけないなあ。


沈黙がすべて美しいと思いこむことは、食べずに贅肉なく痩せていることが美のすべてと信じることに似ている気がする。



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oiharamumay at 19:13|Permalink 鞄からこぼれたもの 

2018年01月22日

澄みわたり凍りつく

年末、日光、中禅寺湖に旅行した。


中禅寺湖の草木は雪と氷に覆われていた。

それはふわふわ真っ白な世界ではなく、鋭く澄んでいて異世界のようだった。

木の枝が凍る場所とは知らず普通の雪の湖を思い描いて出かけたので、思いもかけない凄みある美しさに心から驚いてしまった。

無知が良かった珍しい例(笑)


東照宮は大晦日の前々日だったせいか人が少なくて、雪景色と合わせてのんびり楽しめた。

小学生以来の鳴き龍は、拍子木の神秘的な反響に心が洗われた。

どれもこれも記憶の中より、思ったよりずっと面白くてときめいた。


この小旅行で、「思った以上に」心動かされたことがたくさんあった。

近頃の私の想像は、全然現実に届いていない。

「行けば楽しいのはわかっているけど」という表現を人は時々使うけれど、どんなに楽しいかなんて全然わかっちゃいないのね。

何かに出会うためには動かなければ

ということが言いたいわけではなくて。


とにかく中禅寺湖の草木はひたすら冷たく美しかった!

それが一番言いたいこと。


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oiharamumay at 23:54|Permalink 日記帳