大石コーチのテニス上達日記

ウッドからカーボンへ、クローズからオープンスタンスへ、トップスピンからエッグボールへ…。テニスの進化とともに歩んできた25年のテニス歴だから、変化への対応力には自信がある。 ナダルみたいにボディーを使ったフルスイングはできないけれど、ナダルを夢見る若者のボールくらいは「まだまだだね!」って受け止めたい。 生涯上達を目指すベテランコーチの日記にはうまくなるためのヒントが満載!

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フリーポイント

ちょっと遅れましたが、
みなさま、今年もよろしくお願いいたします。

全豪オープン、錦織選手惜しかったですね。
まだまだ今シーズン始まったばかりですから
引き続きまた応援していきましょう。

さて近年、テレビ解説や選手のコメントで、
「フリーポイント」という聞きなれない言葉を耳にします。

「サービスゲームでのフリーポイントによって楽になれた」

などと使うのですが、

さっそく調べてみると、どうやらラリー3球目以内に
早目に攻撃することで取れたポイントのことのようです。

例えばサービスゲームならこの3通り。

自分のサービスエース(1球目)
相手のリターンミス(2球目)
甘いリターンを次のショットで決める(3球目)

試合の中で、長いラリー戦に持ち込むだけでは、
体力が続かないし、冷静でいられなくなります。

“サーブで相手を崩し、チャンスボールを一発で仕留める”

このポイントパターンが多くなるほど、
自分は自信が湧き、相手のメンタルは追い込まれて、
ゲームの流れはこちらに来やすくなるというわけです。

サーブをどこにどう打つと、
リターンがこうなるから、
ここにこうやって決める

皆さんも攻撃的にポイントを取りたいときは
ラリー3球分の攻撃パターンをイメージしてから
サーブを打つようにしましょう。

もちろんサービスの球種とコースを練習するのが
まず第一ですが。


サーブ回転


















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楽なラケット

今年の自分のテニスを振り返ると、

何より大きかったのは
ラケットを軽量高反発モデルに変更したことです。

飛距離の制御不能に苦労しつつ、
一度味わった「楽さ」からも離れられず、
なんだかんだで1年くらいたったでしょうか。

そういえば最近急によくスピンがかかるようになり、
振り切ってもボールが入るようになりました。

これまで重いラケットでスピンをかけようとしていたから
間に合わないし肘も痛かったのでしょうか。

「楽に飛ぶラケットを使い、スピンで飛距離を制御する」

今どきのプレースタイルのご利益に気付きました。


IMG_0016


















ステイバック

全米覇者ワウリンカのプレーに感動し、
「スタン・ザ・マン」Tシャツを購入しようとするも
すでに完売していて、ガッカリです。

彼のフォームの好きなところは、
「ひねる」「タメる」「踏み込む」「振り切る」
などの基本動作ひとつひとつが大きくて、
見ていて分かりやすいところです。

彼のコーチ、マグナスノーマンも
現役時代は豪快なフォアで有名でした。

さて、もしあなたがワウリンカのような
ダイナミックなプレーをしたいと思うなら、
フォームだけでなく、
彼の戦術も真似しなければなりません。

ポジションをベースライン後方に取るということです。

相手が速い攻撃を仕掛けてきたときに
慌てて小さく当てるのではなく、
あらかじめポジションを下げて余裕を作り、
いつも通りしっかり振り切るのです。

この、ポジショニングと戦術のことを
「ステイバック」と言います。

片手バックの方は、どうしてもスイングが大きくなるので
バック攻めをされたときに振り遅れて困ることが多いです。

そんな時こそ、この対処法が有効かと思います。
もちろん、振り切るための基本動作は必要ですが。


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