こんばんは!
今朝の合同新聞の記事で
「喝!」を いただきました。
大分市議会議員 小野仁志です。
それにしても、やっぱり新聞のチカラってすごいですよね!
「新聞見た?」って 何人の人から言われたか・・・って感じです。
いやぁ あんなふうに書かれるとは 思ってもなかったんですが・・・
46番目の椅子に、ギリギリ滑り込んだ自分としては死活問題になりかねませんよねぇ!
なーんてわめいても、後の祭り。
どんな意図であれ、若手議員への期待だと受け止めて
もっともっと、がむしゃらにやってかなきゃ いかんなぁと思っています。
がんばります!
それにしても ブログを更新するのが久々です。
間があいちゃって
ほんとにすいません。
あいかわらず、議員ってどんなブログを書いたら良いのだろうか?
と 頭を悩ませてたんですが、もうそんな事を気にするのはやめにします。
思ったことを、思ったように、どんどん書いていきたいと思います。
この日記を見てくれた方々が
「マジかよ!こんな奴が市議会議員かよっ!」
と思うことも、あるかもわかりませんが、
やっぱり、今の地方議会には「なにかしらの刺激」が必要だと思ってますので
そっちのほうに 期待して頂きたいと思っています。
さて、この日記を書いていない間にいろんな事がありましたよね。
トリニータがホームで勝ったり、アウェイで引き分けたり
イチロー選手が9年連続200本安打を達成したり(スゴイですよね!ほんとにおめでとうございます!)
まぁ、スポーツばっかりなんですが・・・
そして、やっぱり政権交代が、
僕にとっては、非常に大きな出来事でした。
僕は、政権交代したら、起こるであろう一つの変化に注目していました。
それは「ディスクロージャー」
つまり 情報公開です。
自民党政権と、民主党政権の最大の違い
といっても過言ではないメディア政策。
これは、全国紙やテレビといった
大手マスメディアの報道のみを情報源とする方にとっては
知らされていない、といっては言いすぎかもしれませんが、
なかなか知り得ることのできない 重要政策だと僕は思っており
また、「大手マスメディアによる記者クラブ問題」の解決に向けて
大きな一歩になるはずでした。
自民党政権では、記者会見といえば、
記者クラブ所属の特定の報道機関の記者しか入れませんでした。
だから なんで問題なんだ? と思うかもしれませんが
会見に出席できる、できないの制限があると
記者会見が、真剣勝負の場にならないからだと、
ビデオジャーナリストの、神保哲生さんが言っています。
僕なりに簡単に言うと、
記者クラブに所属する報道機関は
あんまし、政府を怒らせるような質問をしちゃうと
記者クラブをはずされて 記者会見に出席できなくなるかもしれないから
ぬるーい質問しか、しなくなっちゃうんじゃなかろうか
ということです。
そして記者クラブ内で メモ合わせした ぬるーい会見内容が
大手マスメディアを通じて、僕たちに回ってきているかもしれないというわけですね・・・
そして、僕たちにとっては、それが貴重な情報源であるわけです。
たまんないっすよねぇー
そこで、やってきたのが民主党でした。
2002年から岡田幹事長により、
あらゆるメディアが、党が主催する記者会見に参加できるようになってました。
代表が誰にかわっても、その方針は変わらずでした。
「記者会見はオープン」が
民主党のひとつのウリだといってもいいんでないでしょうかね。
「政権交代しても、記者会見はオープンでやる」
そう言い続けてきて、
実際、政権交代を果たした後
鳩山政権の最初の就任会見が
非常に注目されていました。(記者クラブの問題を認識してた人からは・・・)
しかし、実際には・・・
最初の就任会見は、完全にオープンではありませんでした。
ひそかに(そして一部の人に)
期待されていたように、
「政権交代すれば、記者クラブが解放」となり
真剣勝負の記者会見での情報が
僕たちに届くことは、また先延ばしとなりました。
「公約違反だ」と
大手メディアに、報じられることもありません。
メディアの問題を、メディア自身が表に出さない事により
残念ながら、多くの国民がこの事実を知らないかもしれません。
そして
「公約違反だ」と
自民党の議員に、追求されることもないのでしょうね。
きっと。
今まで、自民党はオープンにする気すらなかったんでしょうから。
そもそも僕自身
無所属のいち地方議員ですし
どっちがどうのこうのと いうつもりは全くないんです。
政権交代。 少しずつ変化があるかもしれないけれど
政治が抱える根本的な問題、根っこの問題。
これは、かわらないんじゃないかなぁ、僕はそう考えていました。
中央集権から 地方分権へ。
まかせる政治から、ひきうける政治へ。
つまり、僕は常々考えていたんですが
これからは、誰かに任せていてもなんにも変わんなくて
自分に出来ることは、どんどん自分でやっていかなくちゃいけない
そんな時代なんだと思います。
そして僕にとってのそれが
「なんにもバックが無いのに選挙に立候補したこと」であるのです。
いやぁなんだか
長くなっちゃいましたが、ひとりひとりの意識が変わることで
世の中どんどん変わっていくと僕は思います。
そのためにも
僕たちは、自分たちの世の中で何が起きてるかを知り、
それに対して問題意識を持ち、
なおかつそれに対してなにか働きかけるような行動力が
求められているのかなぁ と思っています。
ちなみに岡田外務大臣が
外務省の記者会見を全メディアにオープンにすることにしましたよね。
この辺りから、すこしずつ主要メディアにも記者会見の問題が
のってきているように感じました。
この流れが、他の省庁にも広がっていけば、と思います。
それではまた。
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