2009年02月26日

虎リストラ使命“つなぎ監督”…真弓の「肩たたき」

 主力の大半が30歳を超えているチームの若返りをどこまでうまく果たせるか。阪神・真弓明信監督(55)の腕の見せどころだ。側近コーチには、今季からの2年契約で、あくまで次世代への「つなぎの監督」となる意向を伝えているなど、長期政権を築くつもりはハナからなく、リストラを使命と考えている。

 岡義朗チーフ野手コーチがこう明かす。

 「監督は何年もやるとは考えていない。とにかく、次の世代の監督にスムーズに引き継ぎをすることを考えてやると言っている。自分にも『(監督の任期が)1年限りのつもりでおれよ』といわれた」

 南信男球団社長は岡田前監督在任中の5年間で「選手を育てながら勝つことが難しいということがよくわかった」と述懐。「つなぎ政権」を自任する真弓監督は岡田前監督にできなかったチームの若返りを期待されることになる。

 真弓監督は先発投手の若返りを明確に打ち出している。昨年2勝の石川俊介投手(23)や4勝の上園啓史投手(24)といった20代前半の若手に「10勝近くしてくれればいいと思っています。勝ち星というよりも、どれだけローテーションをしっかり守れるか」と先発ローテの軸として育てることを宣言している。

 その一方で、若手の伸び悩みが深刻なのは野手陣。たとえば岡田前監督の下で今ひとつ芽を出し切れなかった桜井広大外野手にしても、一本立ちをいつまでも待っている余裕は首脳陣にない。

 和田打撃コーチは「桜井にしても、やるなら今しかないよ。後ろの世代にだっていっぱいいるんだからね。とにかく金本、矢野が元気なうちに誰かが抜かしてほしいんだ。彼らベテランが抜けても『阪神タイガース』は続いていくわけで、ぽっかり穴を開けちゃうわけにはいかんのよ」と指摘。桜井も、今季中にモノにならなければ淘汰(とうた)される運命となる。

 周囲には「1年限り」の覚悟も漏らす真弓監督。今季、誰に肩たたき(戦力外通告)をして、誰を抜擢(ばってき)するか、その“目利き”に注目だ。

oiuneuy at 18:31│Comments(0)TrackBack(0)clip!

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