
最近お会いする方々が「一度現地に行ってみたいのだけれど現地に迷惑がかからないように行くには、どうしたら良いでしょう、相談に乗ってください」と言われることが多くなってきました。
支援物資は今は持っていかないように、現地で頑張ってシャッターを開けたお店にマイナスにならないよう
現地に行って、現実を見てくることはとても大切なことです。
できれば、行ける方には是非行っていただければと思います。
また、現地の方々にご迷惑にならないように、買い物をしてくることも支援です。
むやみに写真を撮ったり、現地の方々にカメラを向けないでください、お願いします。
どうしても、というときは事情を話して理解していただいてからにしてください。
とても傷つきやすくなっておりますので、少しの間そっと見守る時期です。
3年後、5年後にはきっと元気になっていると思いますから・・・。
私たちも、そういう時がありました・・・。
全てを恨みたくなるような、悔しくてやり切れない時がありました。
静かに、サラリと行って帰ってきてください。
そして、観光地として頑張っているところでは楽しんで帰ってきてください。
復興には、悲しいくらいに個人的な「格差」があります。
OGPは、7年前の新潟県中越大震災後に震災をきっかけに発足しました。
そのときから、一番困っている人、弱い人の気持ちの底上げを目的に支援活動をしてきました。
本当に困っている人は、文句も言えない、助けてともいえない、そんな聞こえない声に耳を傾けて活動をさせていただけれはと思います。
それは、とても難しいことです。
通常通りの経済活動(勤務)が、大切な社会貢献になります。
ですから、ボランティアに行くことだけが復興支援ではありませんから。
時々、行けないことを「何もできない」とおっしゃる方がおりますが、そんなことはないですよ
みなさんの思いはしっかりと現地の方々に伝わっています。
間接的な支援も大切なことですから。
日本だけではありません、世界中の心のあるみなさま「ありがとうございます」
皆様の思いは届いています。
これから被災地では、皆様のそんな素敵な思いをエネルギーに変えて、前に進む「勇気の種」が芽を出してくるはずです。
OGPがあの時、気づいたように・・・。
これからも、被災地を応援していきましょう!
いまは、自暴自棄になったり、誰かのせいにしなくては生きていけないほど苦しい時だけど、必ず前に向かって進んでいける時が来ます。その時まで外からの応援団は静かに寄り添いましょう。
そして、立ち上がるエネルギーが湧きあがってきたら追い風を送ろうではありませんか。
「人はまだまだ捨てたもんじゃない」「あきらめず、腐らず、前を向いて生きていきたい」
「若者に今こそ背中を見せるとき」「夢と感動・勇気と希望を!」
離れていても、心は繋がっている。
昨日までのことは、尊い思い出として大切に心の中にしまっておきましょう。
生まれてきたことを、生きていることを恨みたくなることもあるでしょう。
いつの日か、全てのことに感謝することができるようになるまで、いつまでも待っています。
「悔しくて、つらくて、かなしくて・・・。」
そんな時は、いつでも声をかけてください。



















