カテゴリ: 被災地日記

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平成22年8月16日早朝の電話 

阿部金二さんが永眠されたと訃報が入りました。

しばらくは茫然としていました。

中越地震以降今日まで、沢山の学びをいただきました。
阿部金二さんから教えていただいた初動が一番大切だということ。
隊員を危険な場所に人命救助に向かわせる時に、連隊長として隊員の命を常に案じつつ、その究極の状況判断を下し、遂行していった勇気ある方でした。

被災住民の命を守るばかりでなく、避難所での生活にも配慮をしてくれた。
自衛隊のテント生活をする中、昼間の電源が切られて真っ暗で困っていた時も自衛隊の方が
すぐに対処してくれた。

雨が降ってグランドに設営された自衛隊のテントの中に雨水が入り込んできた時も
隊員の皆様が雨に打たれながら、あれほどたくさんのテントの周りに休みなく長時間にわたり
溝を掘ってくれました。
おかげ様で安心して眠ることが出来たことを思い出します。

地震から少しだけ時間が過ぎ落ち着いてきたころ、阿部さんと出会いました。
大きな身体で、穏やかで優しい瞳をされていました。
地震の時のこと、自衛隊の皆様にお世話になったことを堰を切ったように話したような気がします。
阿部さんはNPOを設立していた私に惜しみなく、災害に対する知識を教えて下さいました。
間もなく中越沖地震が発生し、わたしも現地に支援に向かった。
7月の暑い日照り続きの被災地では、太陽が市民の心も体も容赦なく照りつけていた。
そんな中、阿部さんを介し、高田自衛隊の方々とも連絡をとることができた。
随分助かりました。

その後、阿部さんが赴任した、浦安市の方々ともつないで頂いた。
浦安市の社会福祉協議会の方を紹介していただいた。
そして間もなく、その方から中越沖地震の被災者へのステキな贈り物が届けられた。
手作りのビーズのブローチや軍手、雑巾など段ボール箱いっぱい。
そして励ましの手紙も・・・。
すぐに被災地で配り、被災地でとても喜ばれました。
また、思い出します。昨年の9月の片貝の花火には、小千谷市へお越しいただいていたのにと・・・。
昨年9月に杉並区で開催した、防災フォーラム2009で講演をしていただきました。
今年は浦安の社会福祉協議会の皆様が研修で小千谷市へ9月9日にお見えになります。
全て阿部さんのおかげです。

昨日新潟から阿部さんの葬儀に向かう際にも、新しい出会いを下さいました。
上越の万九さん、三国の鈴木さん、そして浦柄の伊佐さん御夫妻、小杉さん。
みなさん素晴らしい方々です。
流石に阿部さんです、こんな時まで・・・涙が出てきます。
「人と人、心と心の繋がりを大切に」生きていきたいと思います。
忘れません、阿部金二さん。
そしてあなたから教えていただいたことを無駄にはしません。

「ありがとうございました!」

心より御冥福をお祈り申し上げます。

合掌

長岡技術科学大学の修士課程を卒業され、今春から社会人になる武澤さんがOGP事務局へお越しくださいました。
OGPが主催する子ども元気フェスティバルなど様々な場面でご協力頂きました。
また、中越地震で大きな被害のあった山間地の小さな集落支援も沢山力を尽くして下さいました。
本当にありがとうございました。
少ししかない時間をさいて、事務局まで来て下さったことがとても嬉しかったです。
 
先日は新木一志さんも来て下さって、本当にうれしかった。
 
これからも、どんな時でも心はつながっていると思っています。
 
また、会う日までお元気で、イメージ 1いつも応援しています。
 

 
先日、近郊の大学生が卒業と就職決定の報告に来て下さいました。
未来への多いなる夢を話して下さりとても頼もしく思いました。
社会へ出ても、初心を忘れずに大きく羽ばたいてほしいと思います。
あなたならきっと大丈夫、そう感じました。
 
自分より弱い人、困っている人の力になって人々が暮らしやすい社会づくりを目指して下さい。
 
地方の経済活性化が日本の経済の礎になります。
地方から首都圏へ、首都圏から地方へと人や物が循環する仕組みづくりを考えていきましょう。
 
親孝行したい時に親は無しと言いますが、生き生きと生活している姿をみせてくれることが
何よりの親孝行です。
 
思う存分あなたらしく生きてください。
応援しています。
 
いつでも連絡を待っていますよ。
 
☆魚沼市で第4回魚沼子ども元気フェスティバルが開催決定いたしました。
  長岡技術科学大学のみなさんボランティア募集しています。
  VOLTofNUTSのみなさん宜しくお願い致します。
 
  その他どなたでも興味のある方お待ちしています。
   ご連絡ください。
 
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平成22年2月20日(土)

千葉県八千代市へ行ってまいりました。
八千代市は人口192,000人のまちです。
上野駅から京葉線の特急で約50分くらいで八千代台という駅がありそこからバスで15分くらいで
会場である八千代市役所へ到着いたしました。
休日でありながら沢山の参加者がありました。
八千代市・市民活動サポートセンター主催でこの度第7回目です。

1部 
≪基調講演≫
講師 若林和枝
演題 人と人、心と心のつながりを大切に!!
    
   「中越大震災から学ぶ小千谷からのメッセージ」

2部
≪パネルディスカッション≫
コーティネーターは千葉市の桑波田和子さんです。
パネリスト  若林和枝 
       佐藤 寛 八千代市自主防災組織連絡協議会 会長
       市川 洋 NPO法人あごらwith八千代市手をつなぐ親の会 施設長

八千代市からは市の安全環境部 総合防災課 主査 古川 洋さんもお越しになり
一般市民・地域活動団体(NPO含)市民活動サポートセンター(中間支援組織)が合同となった
素晴らしいフォーラムになり、質問も沢山いただき、熱心な防災意識と地域問題に対する解決意欲
を感じて帰ってまいりました。

また小千谷市にも山本山を拠点とした「千本桜の会」がありますが、
八千代市では真ん中を流れる新川沿いに桜の花を植え、未来の子どもたちに良い環境を
残すためにと「千本桜の会」が活発に活動しております。
日本を象徴する花です。
私も大好きです。桜の花をめでながら生きていることに感謝をしたいものです。

自分以外の人達の幸せを願って生きる幸せはとても充実したものです。
これからも自分より弱い人や、困っている人に寄り添って一緒に歩んでいきたいと思います。

障害をもった家族の暮らしを支えるNPO、国際交流で災害時の外国人対策を考えている団体、子育て中の若いお母さん達、様々な方々との出会いは、私にとってもとても貴重なことです。
これからも、協力していきたいと思います。
八千代市の皆様、ありがとうございました。
今度は小千谷市へお越しください。
いつでもお待ち申しあげております。
















      

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新潟県北魚沼郡川口町木沢は標高300メートルの山間にあります。
そこから少し下に下った道からの風景です。

私が20年前に初めて見て感動した景色は、変わることなくここにあります。
5年前の地震からの傷跡も、今は真っ白な雪に覆われて、何事もなかったかのようです。

風景写真は夕方4時ごろに写したものですが、南東に向かってシャッターを切っていますから
少しオレンジ色ですけど、輝く眩しい朝の陽ざしと稜線をぜひ皆さんに直接観ていただきたいものです。

雄大な山々と宇宙を思わせる太陽が、きっと誰しもの心に、何かを気付かせてくれることでしょう。
迷いがある人は、答えを得ることができるでしょう。

国道17号線を10分ほど上ると、もうそこは異空間です。

その場所で1月16日(土)~17日(日)に『里山再生よりみち大学』冬の講座が開催されます。
参加者を募集しております。

講師陣も大変魅力的な先生に来ていただきます。

石本敬志先生(北海道気象庁)・雪のことをミクロな世界と科学的な分析で情報を提供くださいます。

今井晋先生(北海道山岳ガイド)・イグルーづくりをご指導下さいます。

木沢の方々(小正月の伝統行事)・『賽の神』(さいのかみ)造って体感する。
     絶景を眼下に見下ろしながら、おもいっきり雪国を体験しましょう!

地域の皆さんと楽しい交流会もあります。

2009年10月に廃校だった木沢小学校が、体験宿泊施設『朝霧の宿やまぼうし』に生まれ変わりました。
今回民泊を予定しておりましたが、『やまぼうし』にご宿泊頂きます。

2010年の新年を一緒に過ごしましょう!

おぢや元気プロジェクト(OGP)のメンバーも元気いっぱいで、お待ちしています。


≪お申込み・お問合せ≫

里山再生よりみち大学事務局(NPO法人おぢや元気プロジェクト)まで

新潟県小千谷市本町1-4-16
TEL&FAX 0258-82-2650

皆様のお申し込みをお待ちしております。

事務局は新年1月4日から通常どおり空いております。
美味しいコーヒーを飲みにきてください。

今年も沢山の方々に支えていただきながら1年間の事業を遂行させていただきました。
係って下さった全ての方々に心から感謝いたします。

皆様方のご健康とご多幸をご祈念申し上げます。

「良いお年を!」


OGP 若林和枝

http://www.ojiya-genki.jp/

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