皆さんは“米一粒一粒に7人の神様が宿っている”という話を
聞いたことがあるでしょうか?
この7人の神様については七福神が宿っているという説や、
八百万の神の中の7人くらいの神が宿っているなど
諸説あり、定説はないと言われています。
しかし食べ物の大事さ教えるために
昔から民間伝承として言い伝えられてきました。
我が家でもお米を作っているので、小さい頃から稲作りは身近な事でしたが、
今回改めて稲の成長を見てきて、小さい頃祖父母に
「米粒ひとつひとつに7人の神様がいるのだから、
お茶碗についている最後の1粒まで残してはいけないよ」
と叱られたことを思い出しました。
手間暇かけて育て上げた農家さんが作ってくださった
愛情がぎっしりと詰まったお米。
一粒一粒最後まで大事にいただかなくてはいけないと改めて思いました
番外編
今回はおぢやファンクラブこだわり米のこだわりポイントの1つである
“はざ架け米”についてご紹介します
収穫したあとすぐのお米は水分が多い為、保存中に味が悪くなったり、
カビが生えてくる可能性があります。
そこで乾燥させる必要があります。
普段、私達が食べているお米は機械で乾燥させたものがほとんどです。
一方、機械を使わず太陽の光と自然の風を利用して乾燥させる
“天日干し”という方法があります。これを“はざ架け”と言います。
この写真がはざ架けの様子です。
木や棒などで稲をかける“はざ”を作り、
刈り取った稲穂で束を作りひとつひとつはざに架けていきます。
はざ架けは天気に左右される他、
全て農家さんの手で行われる為、とても時間と労力がかかります。
機械がない昔は、よくはざ架けの風景が見られたようですが、
今では機械の普及とともに、ほとんど見られなくなりました。
今回販売する“おぢやファンクラブのこだわり米”は
全て農家さんによってはざ架けが行われたお米です。
太陽の光をたっぷり浴びてゆっくりと乾燥したお米は甘みが増し、
冷めても美味しいご飯になります
ぜひ普段食べているお米と味を比べてみてください
今回はお米の成長記録ではなく番外編です
小千谷のこだわり米を作ってくださっている渡辺勝正さんが
取り組んでいらっしゃるあいがも農法はご存知でしょうか
あいがもが田んぼの虫や雑草を食べてくれるので
農薬使用を最低限、または無農薬で稲を育てることができる
あいがもが泳ぐことで土がかきまわされ酸素が混ざり、
土壌が豊かな田んぼを作ることができる
簡単に言うと上のような利点を持った農法です。
実は歴史がとても古く豊臣秀吉があいがも農法を
推奨したという記録も残されています
ですがあいがも農法は大変な面もあります。
ヒナから仕入れる為体温の低下で死んでしまうことがあります。
田んぼにいれる適切な大きさになるまで
育てるのも大切なことなのです。
またカラスや猫、タヌキ等からあいがもを守る為に
テグスや電気柵を張るということもしなければなりません。
私達が安心に美味しくお米を食べられるよう
農家さんは大事にお米を作ってくださっています
これからもお米の成長記録だけではなく
農家さんのご紹介や、なぜこだわり米なのか等々
順次公開していく予定です
おいしさ満載、楽しさ満載、見どころ満載
おぢやの楽しさをお届けします
≪詳細はこちら≫