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習い事は、子供の時には、親の言うままに、いろいろとやっていたような気がします。子供の習い事の定番ともいえる習字などもやっていましたね。あまり興味はなかったのですが、とにかく書道教室に通えと親が言うので、言う通りに真面目にかよっていました。当時、ボクが通っていた書道教室は、先生が１名いて、子ども達が１０人から１５人ぐらいいたと思います。それぞれ、学年や書道のレベルも違う子どもたちが放課後に、きめられた曜日に通うというシステムで、先生から与えられた課題をこなしていました。

先生は、女の先生で、いかにも書道の先生といった感じで、いつでも姿勢が正しく正座で指導していたのが印象にのこっています。先生は、赤字で、良い点や修正した方がいい点などをチェックしてくれていました。ボクが褒められた点は、自分の名前ですね。なぜか、名前を書くのだけは得意だったようで、いつも褒めてくれていた記憶があります。

その他で記憶にならっている習い事は、とくにありません。学習塾に通っていましたが、あれは、習い事とはいえないでしょう。子ども時代よりも、大人時代に、自分の意思ではじめる習い事の方が、（当たり前ですが）集中して取むので、自分自身を成長させてくれますね。もちろん、幼少の時からはじめたバレーやテニスが、自分に合っていて、突き詰めて練習して大人になったらプロになったというケースもよく聞きますが、指導者や環境に左右される要因が強いと思っています。

その点、大人からはじめた習い事は、自分自身で環境を作り出す努力ができますし、興味があれば、書籍などを購入して、仕事などにできる飽き時間中も技量を高めるための勉強時間にあてはめることができます。個人的には、全ての社会人は、習い事や趣味を持ったほうがいいと思う。趣味や習い事を通して社会を見ることによって、いつもとは違う視点を持つことができますから。

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