2010年08月24日

MAXフェスティバル in 砂川!!!

年に一度の砂川開催となる「MAXフェスティバル」に行ってきました。
いろんな意味で疲れたー(笑)


今年も首尾良く栄光さんの隣に陣取って、勉強させてもらいながらのサポートでした。

ゲストドライバーとして全日本チャンプやら日本代表やらDD2現役チャンプなどの蒼々たる面々がやって来ていて、ちょっとしたことでも勉強させてもらえるのです。

毎年思うことだけど、去年の松谷さんは別として、まあ栄光勢は選手よりもエンジニアが強いのよね(笑)
そこそこのタイムが出るまではマシンセットの変更もしてもらえないw

本州のエンジニア全体に言えることなのですが、イニシャルセットを信じてまずは所定のタイム(多くはトップタイム付近)で走れということですねー。
イニシャルセットでトップタイム付近まで行って、それでヒートになったら不足しているところを補って行くというやりかた。

「カートはドライバーがまずタイム出して来るところから始まる」ってことらしいです。
イニシャルセットでそこそこのタイムが出せないうちは、何やってもムダって言われちゃうのね。

まあ一流のドライバーだから、本来なら初めて乗った瞬間から「あれをこうしたい、これをああしたい」っていう気持もあるのかもしれないけど、あまり動かさない。

セットを変えると、良くなる場所も出て来るけど悪くなるコーナーも出て来るわけで、そうそう簡単に「セット、セット!」ってならないししないのね。

初級〜中級のドライバーならなおさら必要なことだと思います。
曲がらないとか、滑るとか、当然どこかのコーナーではあるんですよね。
それをドライバーが乗り方を考えて対処する。
まずはそれがなにより大切なんだと思います。

まあO&Kはセッティングが大好きなので、選手を手助けしてあげてセットの方向を探してあげるのが好きですけど、選手の側から見ると今のマシンでの最善というのを見つける努力がまずは大切ということは基本的考えとして持っています。

今回はDD2チャンピオンの子が苦労してまして、土曜日とかどんどんセットを変えれば良いのになあとか思いつつ見てたんですけどね。
変えない。
変えても最小限。

それで、苦労してましたけどドライバーも解っているので頑張るわけ。
で、日曜日に少しずつ改善して、最終的には満足いく速さになったもんなあ。
さすがだとおもいました。



追記

トップドライバーがタイヤテストやシャシーテストの時に細かなセッティング変更をどんどんやってマシンを作り込むのと、レースウイークに入ったらあまりセットを変えないのと、両面ですね。

レースウイークには驚くほどマシンセットに手出ししない。
変えてもちょっぴりのマシンバランス改善程度。

これって、トップドライバーですらそうなんです。

理由には幾つかあると思います。
それぞれのドライバーが心して考えて欲しいことです。

レンタルカートの世界では、マシンセットをいじれないです。
その中で必死になってトップタイムを探す。
それで、たとえば何周したら満足いくのかって話しで。

結構レンタル経験ある人でも何十周もしないと満足いかない場合も多い。

それってつまりマシンポテンシャルの100%を引き出すのがそれだけ難しいということです。
じゃあセッティングを大幅に変えて、どうなるのかといえば「そのセットでのポテンシャルを100%合わせる難しさ」に直面します。

つまりセット変更に付いて行けない。

初〜中級ドライバーの場合、マシンポテンシャルを上げることよりも自分の今の乗り方にマシンを合わせようとしてしまう。
自分の乗り方、例えば突っ込んでいきなり曲げるとかっていう乗り方にマシンの反応を上げて合わせたり。
でもそれは決してマシンポテンシャルを上げることとは繋がらない。

だからマシンセットは難しいです。

O&Kは選手の手助けとしてセッティングのアドバイスをする時は、やはり選手の走りに合わせて行く方向と、ポテンシャルアップする方向とを考え合わせますけど、難しいんですよねー。


A選手のサポートをしていると、好みに合わせるとリアがどんどん軽くなって行って蹴らないマシンになって行ってしまう。
だから今回はあえてリアを軽くしないでフロントの応答性の考え方を見直して乗ってもらったんです。
選手好みというよりはポテンシャルアップの方向です。
テスト走行では「曲がりすぎる」と評価が来るほど曲がるセットが見つかりました。

それでもヒートが始まると、コースインして数周でフロントタイヤだけタレてしまい、曲げられなくなってしまう。
それに合わせてエア圧を下げて行くと、信じられないエア圧にしてもまだフロントがタレるw

ディスカッションして、加重変化やきっかけで曲げようって話したんですけど。
ステアに頼りすぎるとフロントばかりタレますからね。

セットはかように難しいです。



特に子供などは、セットを変えたら相当な時間それに乗せてみないと判断難しいと思います。
もしかしたら抜群のセットなのに、ドライバーが走りを合わせられなかったからダメセットってしちゃっている場合があると思う。
もったいないですよ。

基本的に、曲がるセットにするとブレーキで奥に入り難くなります。
逆に曲がらないセットにすると突っ込めるので一見いい感じに見えたりしますし。

最善の曲がるセットで抵抗も少なくて速いセットなのに、入って行けない、止められないとかって評価されちゃうこともあるのですね。
そこでドライバーに合わせて曲がらない方にしちゃって良いのか?っていうところがエンジニアサイドの悩みどころです。


ok_kart_sapporo at 11:01│Comments(0)TrackBack(0)

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