2月5日(日) ニコ生 岡田斗司夫ゼミ のハイライトです。
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今回は、今、アメリカで何が起こっているかについて語ります。


 実は僕は、何でそんなにトランプが嫌がられるのか、よく分からないんだ。
 
 オバマに比べると悪いかもしれないけど、ヒラリーと比べても、そんなに悪いと思えない。

 大統領令を連発すると言われてるけど、あれだって選挙の時に公約で出していたのを本当にやっているだけだ。

 みんなは民主主義がそんなに信用できないのかなと思っちゃう。

 それで今アメリカで起こってるこの問題は、遅れてきた“リベラル叩き”じゃないかなと思ってるんだ。

 実はアメリカよりも、日本の方が進んでるんだよ。

 日本では、この10年ぐらいリベラル叩きがあるでしょ。

 たとえば従軍慰安婦問題にしても「日本は韓国や中国にこんなに悪い事をしていた!」というリベラルな報道を全否定するような動きになっている。
 これは朝日新聞が悪いんだけどね。

 安保法案にしても「戦争は絶対にダメ」って言い過ぎちゃったものだから、「いくらなんでも“絶対にダメ”って事は無いだろう」という事でリベラル叩きが起こってる。

 普天間基地問題に関しても「政府の言う事は全部ウソで、沖縄の人たちにこんな酷い事をしている!」と報道するほど、沖縄県民と日本人との分断が起こりつつある。

 校則・体罰・イジメなどの「子供はいつも弱者だ」という問題に関しても、モンスターペアレンツ問題とかが起きてる。

 そんなリベラル叩きがすごく起こってるんだよね。
 アメリカは、このリベラル叩きがこれから起こるんだ。
 
 アメリカって、10年遅れた日本なんじゃないのかなって思うんだよね。

 アメリカって今までムリして平等にしてきた国でしょ。

 イタリア人差別を無くす為に、黒人差別をすごくした。黒人差別を無くす為に、共産党差別を始めた。

 差別に差別を重ねて来て今のアメリカがあるから、今度は移民差別をすることで、ようやくゲイとかレズビアンの差別がゆるくなるんじゃないかな。

 だって現にトランプは娘の助言でゲイやレズビアンに対する発言をゆるくしてるからね。

 だからアメリカって、何かを自由にしたり平等にしようとしたり前の差別を解消しようとしたら、新しい差別が輸入される必要があるんじゃないかな。

 そういう切ない国なんじゃないかなって気がしちゃってるんだよね。



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