「毎日一歩づつ!それがなかなかできねえんだよなぁー」(みつを)
せんだみつお氏の平易な格言は親しみやすく、我が家のトイレの扉裏に今かけてあるのがこの言葉である。「継続は力なり」とも云うけれど、やれば効果があるのに続かない私の典型はヨガ。会社が非常勤になってから、ベルファームに来てもらっていた素敵なヨガ講師の佐久間先生に頼み込んで豊ヶ丘に教えに来てもらうことになったのにヨガの日が会議などに重なったりして出席は月一回程度のこともある。先生からも毎日少しずつでもやってくださいとは云われるけれど、元々体が固くて、コロナによる運動低下で一層固くなるとヨガのポーズそのものが取れなかったりして余計に億劫になるのである。
 それにもう一つ意識していないストレスがあると動きが悪くなることもあるかもしれない。というのは最近はとりわけ何となくストレスになっている竹遊倶楽部の会計処理を溜め込んだり、翌月の企画案内に連絡したり確認したりで時間を取られて延び延びになっている仕事が昨日夜に何とかし終えた。就寝が0時半ころで5時過ぎに目覚めるまで寒かったこともあってかトイレに夜中3回も行ったりしたのだが、睡眠不足の割に目覚めがよかった。それでいつもの腰痛防止の胎児のポーズだけでなく、布団の中で腰の捻りや軽い腹筋などしてほぼ日課になっている2.3km(コロナ前の4kmに戻すのが目標高)の散歩にでかけた。
 100mも歩くとその日の調子が分かるので腰痛になりそうとかの気がするとペースダウンしたりするのだが、今朝は一番フィットする運動靴(駅伝など続けていたときだと試合用の勝負靴) を選んだこともあってスタスタ歩ける。若いときからの癖で調子をストップウォッチで確認するのだが、500mで5分を少し切っていて、ずっと以前の体調の良いときの時速6kmのペースである。速歩の終わり頃にコミュニティクラブのラジオ体操に出て、再計測して家に帰り着いたら23分30秒。今年になってから2.1kmコースから2.3kmコースに変えての新記録である。それにしてもなんでこんなにも体調が良かったのかな?これまでと一番違ったのは念入りな準備体操ができていたことだろうか。それに懸案の一つ2つをやり終えて気分が高揚していたかもしれない。それがはっきりするのは明日以降の経験である。

 4月はじめに終了した朝ドラcome come everybodyのひなた編、大部屋俳優・伴虚無像(重厚な脇役松重豊が演じる)がひなた(川栄梨奈)に諭す言葉「日々鍛錬せよ!そして、いつ来るかも分からぬ機会に備えよ!」もなかなかできぬことだけれど、本質をついた素敵な言葉である。(4/16)