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★ 「 柴川 敏之 展 PLANET ANTIQUES | 2000年後の骨董市 」 YOD Gallery (7/31まで、11:00-19:00、日月休) 大阪市北区西天満4-9-15 TEL06-6364-0775 ★




 【ある骨董市での風景】

さぁ〜、寄ってらっしい 見てらっしゃい 

オモロイ、骨董品はどぉーでっかぁー 



 そこの あっ あっ あいほん? っちゅーやつイロてる、にぃーちゃん 

まずこれ、見てもらえまっか?




《画像1》 展示風景


えっ、左はレアメタルの成れの果てやて?

ちゃいまんがなぁ〜 



そうそう、半分は古伊万里とかのお馴染みの骨董品やねんけどね、もう半分の錆びとるような連中いてまっしゃろ?




《画像2》 招き猫、キューピーちゃん他


うわっハッハッハッ 

招き猫の前足は動いとるわぁ〜、ショワッチ! ちゅーてスペシューム光線出すヒーローが、うぉっホッホッホォ〜 言うて分身の術使いよる怪獣とメンチ切っとるわぁ〜  




《画像3》 展示風景


手前の口がパカッと開いてんのん、何かわかりまっか?

えっナニ? ・ ・ ・ 今の政治の状況に、開いた口のふさがらんアゴの外れた人??

うまい って、兄ちゃんボケ長いわぁー 


これね、実を言うたら2000年後のカップ麺ですねん 



それは蚊取り線香、そう! それは携帯電話、あとCDとかおもちゃとかいっぱいありまっせぇ〜 

実はこれ、作家の 柴川敏之 はんがわざと錆びたように見せ掛けてるんですわぁ〜 


それも1回塗っては1週間乾かし、また塗っては乾かし 

1回を100年として、20回繰り返して2000年後の風合いを出して、こうやって展示して骨董市させてもろてますねん 




《画像4》 展示作品


『太陽の搭』 、よろしぃなぁ〜 岡本太郎はんは 



まっ、ワシみたいなおっさんが説明してもようわからんやろうから、賢ぉーい人が説明してくれはるみたいなんで、よう聞いたってやぁ〜 





 □ 当展趣旨  
 
 このたびYOD Galleryでは、「2000年後から見た現代社会」をテーマに活動を続ける美術作家、柴川敏之(Toshiyuki Shibakawa, b.1966)の大阪では9年ぶりとなる個展を開催いたします。

 広島県福山市の草戸千軒町遺跡とイタリアのポンペイ。柴川の制作活動におけるコンセプトの原点は、この二つの場所にあります。草戸千軒は室町時代、ポンペイは2000年前、共に当時は隆盛を極めた文明都市でしたが、突然の自然災害によって急速に衰え消滅したという共通点を持ちます(*)。地球の年齢と比べて全く短いわずか数千年の間に、人類の文明は急激な進化を続けています。しかしながら、これらの都市の歴史が物語るように、文明は自然災害に遭えば、一瞬のうちに跡形もなく崩れ去る可能性があるのです。いかに人類の優れた頭脳を駆使しても、自然の壮大な力の前にはひれ伏さざるを得ず、この繰り返しが人類の歴史となって堆積され、現代を構築するに至っているのです。(*草戸千軒町遺跡 は、現在の研究では約500年前に衰退した説が有力になっています。 )

 現代に作られた様々な日常品を「化石化」することにより、2000年後の世界から見る現代へと鑑賞者をタイムスリップさせ、改めて「現代」を問い直すことをコンセプトに発表活動を続ける柴川は、近年では全国各地の公立美術館を中心に断続的に発表を続けています。彼の名が全国に知れ渡ったのは2003年の広島県立歴史博物館で開催された展覧会です。現代美術作家が博物館で個展を開催した国内初の事例としてのみならず、会期中のワークショップでは6000人超の参加者を集め、近年の公立美術館・博物館の運営方法・方向性に大きな一石を投じた記念碑的な企画となりました。以後、佐倉市立美術館、高知県立美術館、青森県立美術館、十和田市現代美術館などで多くの地元の人々を巻き込み、各々の土地が培ってきた歴史を起点に、柴川が提示する現代から未来を通じて、時の流れのダイナミズムを体感させる様々な大規模な企画を実現しております。

 当展では「2000年後の骨董市」と題し、柴川の作品群と現代の「骨董品」とのコラボレーションをインスタレーションスタイルにてギャラリー空間内に展開いたします。弊廊が位置する老松通り界隈は、大阪天満宮の参道という立地に始まり、戦後以降関西有数の美術・骨董街として発展した街として知られています。サイトスペシフィックな要素を常に取り入れ、歴史的な遺構や、出土物との展示を中心におこなってきた柴川にとって、今回の「骨董品」とのコラボレーションは従来の彼のスタイルとは一線を画するものがあります。原型を失った数百年、数千年前の出土物とは異なり、「骨董品」は現在性を失っているものの、そのかたちにおいては現代の人々がはっきりと存在を認識できるものであり、まだ日常に取り込むことのできる現在と過去が同居した存在といえます。今回新たな要素として加わる「骨董」は、彼の基本コンセプトであった過去・現在・未来の3つの軸それぞれの境界線の間にある時間経過のプロセスとして、コンセプトの更なる深化を可能とするのです。現在を通過した「骨董品」から、柴川が作品で表現する2000年後へと、かたちと意味を変化させていく段階的な時間の流れを、老松通りという土地のアイデンティティと共に体感していただければと思います。

 当展は、この「骨董」のテーマで今後シリーズ化して展開していく柴川展の第一弾として開催いたします。まずは柴川の作品群と初めて交わることになる「骨董」との邂逅(かいこう)をぜひお楽しみください。この機会にぜひご高覧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。





 ふーん。ワシも勉強になったわぁ〜 

″ 残し伝える ″ って、未来を語ることができるちゅーことなんやねぇ 


えっ、兄ちゃんクレジットカードで作品買うてくれんの?

嬉しいなぁ〜 


えっナニ?

代金の引き落としは2000年後って?



そんなアホなぁ〜 ・ ・ ・



\(゜ロ\)(/ロ゜)/




《画像5》 柴川敏之さんと展示作品




□ 柴川 敏之(Toshiyuki Shibakawa) プロフィール

1966  アルベルト・ジャコメッティの命日 (1966.1.11) に大阪府で生まれる(香川県出身)
1991  広島大学大学院 修了
1993  福山市立女子短期大学講師(2000-助教授、2007-准教授)
1997  文部省在外研究員としてイタリアに滞在(ミラノ国立ブレラ美術学校)
2002  文部科学省科学研究費補助金若手研究(B)にてベルリン・ロンドン等を調査
2006  エネルギア美術賞受賞/財団法人エネルギア文化・スポーツ財団
2009  広島県民文化奨励賞受賞/財団法人けんしん育英文化振興財団
2010  就実短期大学准教授

[主な個展・プロジェクト]
2009  PLANET WALL:APS企画シリーズ “a piece of work” #14
      柴川敏之展/a piece of space APS(東京)
2008  PLANET SANNAI:柴川敏之|2000年後の未来遺跡|三内まるごと
      ミュージアム/青森県立美術館、三内丸山遺跡他
      PLANET MUSEUM ☆ PROJECT:柴川敏之|2000年後の美術館☆
      プロジェクト|室戸から足摺へ800km|2000年後の高知県立美術館
      ニョキニョキ増殖大作戦!/高知県立美術館、他17施設
2007  TRAVELER:縄文土器と美術家 柴川敏之の世界|2000年後の
      ミュージアムへようこそ/京都造形芸術大学芸術館(京都)
      PLANET CAPSULE:2000年後のタイムカプセル|あなたのケータイが
      未来に発掘されたら…?/鶴岡アートフォーラム(山形)
2006  PLANET STREET:2000年後に発掘された〈駅〜まち〜美術館〉
      /佐倉市立美術館, 栄町, 京成佐倉駅(千葉)
      時のかけら:2000年後のミュージアム〜縄文と現代の行方
      /辰野美術館(長野)
      PLANET DRAGON:龍の道:2000年後の龍の行方/千光寺道,
      尾道市商店街, 尾道市内小学校他(広島) 
      PLANET PIECES:APS企画シリーズ “a piece of work” #07
      柴川敏之展/a piece of space APS他(東京)
2005  未来美術館へ行こう! 柴川敏之展:PLANET MUSEUM OF ART
      / TWO ROOMS/奈義町現代美術館(岡山)
2004  アート・ネットワーク 柴川敏之展:PLANET MUSEUM OF ART
      / ONE ROOM/ふくやま美術館(広島)
      PLANET MUSEUM / ONE ROOM:柴川敏之展 /夢創館(神戸)
2003  2000年後の冒険ミュージアム “川に埋もれた伝説の町〜草戸千軒”
      と“現代の美術”展/広島県立歴史博物館
2001  PLANET CIRCLE:今日の作家シリーズ 柴川敏之展
      /大阪府立現代美術センター

[主なグループ展]
2009  SUMOAURA(相撲オーラ)展/十和田現代美術館(青森)
2008  TAMA VIVANT ? 2008「イメージの種子」/多摩美術大学(東京),
      みなとみらい駅(横浜) 
2007  おもちゃの今〜未来展 藤浩志と柴川敏之
      /篠山チルドレンズミュージアム、歴史美術館、丹波古陶館他(兵庫)
      パレットの記憶〜日本近代洋画家たち/鶴岡アートフォーラム(山形)
2006  TAMA VIVANT 2006「今、リズムが重なる」/多摩美術大学(東京),
      みなとみらい駅(横浜) 
      Art in 福寿会館/福寿会館(広島) *ふくやま美術館企画
      印象派から広がる美術の世界/浜田市世界こども美術館(島根) 
      さわって楽しむ現代美術展/浜田市世界こども美術館(島根)
      現代の造形 - Life & Art -「酔いのかたち」
      /東広島市立美術館(広島)
2005  ARTOM60 現代美術展 被爆60年に向けて
      /旧日本銀行広島支店(広島) 
      VOCA展 2005「現代美術の展望 - 新しい平面の作家たち」
      /上野の森美術館(東京)
2002  ヒロシマアートドキュメント2002/旧日本銀行広島支店(広島)
2000  ふれる・感じる・かたち展 ?アートとおはなし/海田町ふるさと館(広島) 
      龍の國・尾道〜その象徴と造形/尾道市立美術館(広島)
1999  クロスオーバー10 若い表現者たちの?(問い)
      /岡山県総合文化センター(岡山)
1994  アジアひろしま芸術大賞展【優秀賞】/中国電力ホール(広島)
      第11回 現代日本絵画展【準大賞(朝日新聞社賞)】
      /宇部市文化会館(山口)

[その他]
2009  講演「2000年後の美術館・博物館プロジェクト〜現代アートとの
      コラボレーションによるミュージアムの活性化について〜」
      /北海道大学総合博物館
      特別講義「2000年後の世界をイメージしたアートプロジェクト」
      /東京電気大学(埼玉)
2008  シンポジウム「2000年後のまちの行方〜地域文化を活かした
      アートプロジェクト〜」/辰野美術館(長野)
      ギャラリートーク「2000年後のふくやま美術館へようこそ!」
      /ふくやま美術館(広島) 
      *ふくやま美術館20周年記念「20世紀の日本と西洋」展
2007  ギャラリートーク「2000年後の絵画の行方」/ひろしま美術館(広島)
      *「ふたつのコレクションでみる日本洋画のあゆみ:その黎明から成熟へ
      山岡コレクション+ ひろしま美術館」展
2006  特別講議「2000年後に発掘された現代の遺跡」/多摩美術大学(東京)
      映画「ちゃんこ」:脚本・美術協力, 題字デザイン他
      /カンヌ映画祭、ベルリン映画祭他 *制作:ドリームワン
      公開制作「ようこそ! 41世紀の画材屋さん」
      /浜田市世界こども美術館(島根) *さわって楽しむ現代美術展
      講演「体験☆美術館でのワークショップ」/ふくやま美術館(広島)
      *平成17年度広島県美術館ネットワーク研修会
2005  「2000年後の冒険ミュージアム」記録集を発行 
      *助成:文部科学省科学研究費補助金