54fdb07b.jpg
e3e48630.jpg
4c0e8f03.jpg
35322ed6.jpg
4b49f8f3.jpg

優美なベールに包まれた女性像 



それは、楚楚とした可憐な女神のようであり、艶麗な貴婦人のようでもあり ・ ・ ・  




★ 「藤部恭代展 ― ARABESQUE ― 」 Yoshiaki Inoue Gallery (25日まで、11:00-19:00、日祝休) 大阪市中央区心斎橋筋1丁目3-10 心斎橋井上ビル2.3F※心斎橋大丸の間の筋を東 TEL06-6245-5347 ★




私が初めて藤部恭代さんとお会いしたのは、2004年10月23日から11月21日まで神戸アートビレッジセンターで開催された 『神戸アートマニュアル2004 トナリノマド』

大庭大介さん、金沢寿美さん、小橋陽介さん、中岡真珠美さん、中野祥代さん、久門剛史さん、藤部恭代さん、牧瀬奉行さん、安富洋貴さん、矢部奈桜子さんという、今から考えると非常に豪華な顔ぶれ 


そんな作家さんのグループ展イベントに、小崎 哲哉 氏 (REALTOKYO代表) と私がトークをさせていただき時に、作品を拝見しました 


当時の藤部さんの作品は、カラフルな水の揺らぎのような油彩画を描かれており、画面上に独特の空間が存在していたのを覚えています。


それから5年、『アートフェア東京2009』 の Yoshiaki Inoue Gallery ブースで再会。

透明感のある女性像を大きなキャンバスに描いた作品がパテーションに展示されていて、来場者の目を釘付けにしていました 



そして今回の初個展 

作品を拝見した時に、私が思ったこと。




「2004年に観た時の画面上の空間が、より豊満になり進化している 




《画像1》 「ARABESQE 38 (lace)」 oil,acrylic on canvas 116.7×116.7cm 2010

《画像2》 画像1 作品部分アップ


 COOLな表情の女性の顔に、レースのようなマスキング 

これはまず下地をしっかりと塗り、レース状のものをキャンバスに貼り、その上から oil,acrylic で描き、すべて描き終えた後に剥がすと、このような作品に仕上がるそうです 



つまり、マスキングされている箇所の色は下地の色で、ある意味スケルトンのような感じ 




《画像3》 「ARABESQE 48 (blooming ont of season)」 oil,acrylic on canvas 116.7×116.7cm 2010


 実はこのポートレート、女性の理想像 




《画像4》 「ARABESQE 37 (fuchsia)」 oil,acrylic on canvas 116.7×116.7cm 2010


 鼻を高くしたり、唇を潤したり ・ ・ ・ 

美しいものにはどこかミステリアスなところがあり、その奥底にある女性の嫉妬的な理想が下地のカラーに表現され、それで覆うことにより



「女性は永遠の女優である」



というものが見え隠れし、妖艶絶美なエッセンスが香りたちます 

 ベール・ビューティであるからこそ認識できる、女性本来の ” 美 ” 


藤部さん、これからも ♪ えぇ作品 ♪ 期待してます 


” 初 美 展 ” おめでとうございました 




《画像5》 藤部恭代さんと 「ARABESQE 44 (perennial)」 oil,acrylic on canvas 116.7×116.7cm 2010