豊かで、健康で、活動的な、人生を目指して

セカンド・ブログ→「文字と言葉」の豊健活人生

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投資アイディアの多くは公開情報に埋もれている
はっとした感覚、何となく気になっている記憶・情報・メモが、自然につながって宝の地図に変身する

<< 目次 >>

(1)テーマ別特集 
(2)毎年の投資戦略を考える  ( 2015年を考える )

(3)ご挨拶   非職業的投資家の皆様へ   投資のウンチク老後の生活資金を考える 
(4)超長期の相場観(Big Picture)    
(5)お役立ちWeb Site
(6)著書の目次
三部作
エントリーの内容は最善 を尽くしておりますが、皆様ご自身で投資の最終的な判断をお願いします。
皆様が何かを考える際にお役に立てればと存じます。

推薦本 : ジム・クレーマーの”ローリスク”株式 必勝講座

2006年の前著は名作だった。

今回は、もう少し枝葉末節、四方山話をカバーしている。

ジム・クレイマー

前著を先に読んでからのほうが、より理解が深まると思う。

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これも、1回では無く、2−3年で、3−4回読む本だと思う、体に刻み込まれるまで

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値上げできるから、給与が増える

先日のに絵を入れてみました。

1:逆資産効果から、資産効果へ

景気回復逆資産効果の終焉株価や不動産価格の反騰の恩恵により、高価格品・高級品の消費が復活増加が続いている。
売り上げ不振時に行われていたディスタウント販売が減少し、一部では値上げも始まっている。

一方、生活必需品や基礎的食料品に関しては、アベノミクス以降も消費数量に変化が見られない。
これらの商品に関しては、商品の性格上、逆資産効果の悪影響が無きに等しかったのだから、アベノミスクの景気回復による資産効果の恩恵も無い

下図は、需要や価格の変化のイメージ図
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消費景気は、楽しむ分野、高品質、高価格という分野が恩恵大であり、需要の拡大にともない、供給量の増加と商品の種類や提供されるサービスの多様化も進んでいる。

2:需給が変われば、価格が変わる

労働市場は風雲急を告げている。
景気回復の恩恵を受けている業種を中心に、ビジネスの拡大、採用増加という流れが生じており、賃金上昇など労働条件の改善が進んでいる。

しかし、景気回復の恩恵から遠いビジネスでは、業績改善が見通せないため、ビジネスの拡大、採用増加という流れは見えない。労働条件の改善をしたくても、ビジネスが“利益が出るか出ないかのスレスレ状態”であり、賃上げも困難だ。

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上図を見て理解できる事は、景気回復の恩恵企業が採用を増やしているので、日本全体では雇用者が増加している。

恩恵企業はパートやバイトも増やしており、時給も引き上げている。正規職員のボーナス・給与も平均以上に引き上げている。その結果、日本全体の一人当たり賃金も上昇している。

換言すれば・・・・
1:値上げが出来るようなビジネスでは、ボーナス・給与・時間給が増やせる
2:値上げが出来ないようなビジネスでは、増やせない
・・・という事になる。

つまり、「需給が変われば、価格が変わる」ということであり、それは、商品、サービス、労働時給、みな同じである。


3:価格が変われば、行動が変わる

円高デフレで経済が低迷する状態が20年以上継続した日本では、労働者の余剰が顕著になり、労働者の値段が下落した。
雇う側からすれば、安い時給でいくらでもパートやバイトを採用できる状態を長期間エンジョイしたことになる。

その状況は、既に大きく変わった。
始まりは、2011年の3・11東日本大震災だった。復興と原発事故のために、突然大きな労働需要が発生した。建設需要が中心だ。

そして、2012年10月以降のアベノミクスによる景気回復で完全に変わった。
様々な分野に広がる業績改善企業は、パート・バイトの時給を大幅に引き上げたり、正社員化を進めたりして人材の確保に走っている。

待遇の改善や時給を引き上げられない業態からは、パートやバイトが流出している。
やる気のある人材・優秀な人材ほど、やりがいがあり、労働者の待遇が改善しつつある、ビジネスが好調で雇用を増やしている仕事に転職している。
その結果、引き上げられない業態のパートやバイトの質は低下してしまう。

価格が変われば、人間の行動が変わる
人間の行動が変われば、社会が変わる
そういうプロセスが現在進行中なのが日本である。

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使用メモ4 : 低電圧CPU "Atom"を搭載して欲しい、Chromebook エイサーC720

スマホを筆頭とするモバイル機器のキーポイントは、
1:軽量
2:薄型
3:低バッテリー消費


1と2は持ち運びの容易さで、3は充電器を持ち運ばないで良い利便性だ。
3も、実は持ち運びの容易さである。

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Chrombook Acer C720のスペックは下記のようになっている。
Celeron
CPUの電力消費は、15Wだ。

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一方、フルスペックのPC、ASUS T100TAは、低電圧のAtomプロセッサーを搭載している。
Atom
電力消費は、2Wと非常に小さい。

15Wと、2Wの電力消費量の違いが、仕方が無く持ち歩く必要はある際のACアダプタの大きさ、重さの差になる。

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Chrombook Acer C720のACアダプタは、一般のノートPCと同じで、19V
ACアダプタは、軽量な方だが、208gもある。

一方、ASUS T100TAのACアダプタは、5V、重さも100g程度しかない。

比較

5Vなら、デジカメ・スマホ用の小型軽量のACアダプタからマイクロUSB経由で充電できる。
このメリットが非常に大きい。

つまり、デジカメ、スマホ、PC&Chromebookの充電器が一個で済むからだ。

Chrombookに搭載するCPUの電力消費量を下げて欲しいと切望する。

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これ、C720のACアダプタ
acer

下左が、ASUS T100TAのACアダプタ(マイクロUSB)
下右は、パナのデジカメのACアダプタ(ミニUSB)
USBケーブルを差し替えれば、流用できる。
5V

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目次 : 貿易収支を考える

1:赤字に転落した貿易収支

2:貿易収支と経常収支の違い

3:輸出が現地生産に変われば、統計はどう変わる?

4:対外投資は?

5:増えない輸出

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増えない輸出

1:増えない輸出数量

円安になったが、輸出が思ったほど増えない、と言われている。
下図を見れば、円安が進んでいるにも関わらず、輸出数量がほとんど増えていない現実が見える。

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輸出数量が増えない原因は、
1:経営者が景気の先行きに慎重で、「増産したものの売れない」という悪夢を避けたいと考えて積極経営に転じていない

2:長期に渡る円高で、多くの輸出企業(中小企業を中心に)が消滅した。
一度消滅してしまった企業からは、円安による恩恵が生じない

特に、2の過去の円高要因が大きいと言われている。
 
一方、現在残っている輸出企業は、1$=80円でも利益が出るような強い企業だけが存在していると言われる。それらは、輸出数量が増えなくても、利益は、二倍近くに増加している。
76円→120円、これだけでも、+57%の利益増加要因である。

それに加えて、価格競争力もアップしている。
生き残った輸出企業は、アップした競争力を背景に、2015年は数量の増加も期待できる局面に達しつつある。

この販売増加分が、輸出の増加なのか、現地生産の増加なのか?
それは企業の戦略次第だが、報道されるニュースを見る限りでは現地生産の増加が多いと思われる。
したがって、
所得収支(経常収支)黒字の増加 > 貿易黒字の増加
という構造になるだろう。


2:エネルギー輸入の動向は?

原発再稼働でエネルギー輸入が急減するので、貿易黒字に戻ると言われている。

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上図を見れば、震災後に輸入が増加したのはLNGだと分かる。
原油の輸入は、震災の有無にかかわらず、趨勢的に減少している。

理由は環境問題&コストだ。
LNGは原油よりも低コスト&環境に優しい、からだ。

原発の再稼働に関しては、政治的なファクターが多いので、単純な再稼働は困難と思われる。
震災前との比較では、
1:福島第一の分は戻らない。
2:40年超の古い原発は、相当部分が長期間再稼働できないか、もしくは廃炉の可能性がある
3:新規原発は事実上不可能
という状況だ。

政治状況を勘案すれば、2020年時点で、震災前の30%〜50%しか戻らないと言われている。
つまり、LNGの輸入量は激減しない

さらには、景気回復=発電量の増加、である。
今後、景気が回復を継続すれば発電量は増加する。その分はLNGの輸入増加要因になる。

LNG価格の低下の相当分は、「76円から、120円への円安」によって相殺されている。
原発再稼働による貿易黒字化は、過度に期待しない方が良いだろう。

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対外投資は?

1:株や債券への投資とは?

日本のお金が、外貨に交換されて、海外の株や債券を購入する、という流れになる。
1:USの株や債券に投資するなら、円売り&ドル買いが発生する。
2:資金(=元本)が、日本から米国に流出する。

下図の事例では、
(1)日本の銀行にある3兆円の円を売って同額のドルを買い、
(2)それがUSの銀行の口座に送られ(=流出)る。
(3)USの株や債券を購入する、
という流れになる。
なお、昔は、貿易決済にはゴールドが使われていた。
国内にあるゴールド(=国際決済通貨として)をUSに送る事を考えれば、流出がより実感できる。


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2:投資元本が生み出した利益は?

投資元本が生み出した利益・収益は、貿易収支・経常収支(3)で説明したように、所得収支の黒字として計上される。
 
所得収支は、経常収支の一項目だから、経常収支黒字としても計上される

下図で言えば、6000億円が、所得収支黒字、経常収支黒字に計上される。
 
なお、6000億円が、日本に送金されようが、US銀行口座に置いたままであろうが、6000億円の所得収支黒字&経常収支黒字は変わらない
日本に帰属する所得だから、である。

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実は、投資された元本、および収益が、のまま海外に留まり、海外で再投資されている。
何故なら、再投資に値する需要があるのは海外であり、日本ではないからだ。
 
つまり経常収支が黒字でも、お金は日本国内に戻らない
換言すれば、円転されないので、円買/ドル売が起こらない状態だ。
 
これが、経常収支が黒字だから、円高になる、と単純に言えない理由だ。

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輸出が現地生産に変われば、統計はどう変わる?

1:海外子会社の事例

自動車会社が、日本からの輸出をやめて、現地製造&販売に移行した場合が下図だ。

現地子会社が自動車を販売して「250億円の利益」を計上し、その全額を配当金として支払うと、という事例で説明する。

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自動車輸出(=物とお金の交換)はゼロになってしまう。
だから、貿易黒字はゼロになる。

「250億円の配当金」は、所得収支の黒字と計上される。

経済統計では、以下のようになる。
(1) 貿易収支 : ゼロ
(2) 所得収支 : 250億円の黒字
(3) 経常収支 : (1)+(2)= 250億円の黒字


2:輸出と現地生産の比較すれば・・・

日本で生産した自動車を輸出(下図左)する場合と、現地工場で生産販売する場合(下図右)を比較したのが下図だ。

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上図は、以下のようになっている。
1.200万円のコストで自動車を製造する。国内工場、海外工場とも同じ。
2.製造した自動車を、日本の工場は海外販売子会社に、300万円で輸出する。
海外工場の場合は、海外販売子会社に300万円で売る。
3.自動車は、ユーザーに380万円で販売される。
4.海外販売子会社は利益の80万円の全額を配当金とする。
5.海外工場の利益、100万円も全額配当金として払いだされる。

左側の輸出の場合、経済統計では、以下のようになる。
貿易収支 : 貿易黒字、300万円
所得収支 : 所得黒字、80万円
経常収支 : 380万円の黒字

右側の現地生産の場合は、
貿易収支 : ゼロ
所得収支 : 所得黒字、180万円
(海外工場の配当金、100万円 + 海外販売子会社の配当金、80万円)
経常収支 : 180万円の黒字

地球的な見地では、同じ企業が、同じ自動車を、同じ価格で、同じユーザーに販売する。
しかし、日本だけを取り出した経済統計では異なった数値になる。
貿易収支などの国際収支とは、国境線で区切って計算した統計なのだ。

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貿易収支と経常収支の違い

貿易収支が赤字でも、経常収支が黒字だから、何も問題ではない、という記事が多い。
そう単純に問題なしとは言えない、と春山は思う。
初心者用に、両者の関係を解説してみたい。多少は不正確な面があるが、分かり易さを優先した。

1:貿易収支

貿易黒字はシンプルだ。

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上図に示したように、物と交換されたお金を集計して、お金の出入りが黒字か赤字かを示したのが貿易収支だ。

この黒字・赤字の集計数値には、輸出した物の損益は無関係だ。
だから、コスト割れで出血赤字の大量輸出でその輸出企業が大損をしても、貿易黒字と集計される。

なお、物ではなく、サービスと交換されたお金を集計して、お金の出入りが黒字か赤字かを示したのは、サービス収支だ。
輸送、旅行、通信、建設、保険、金融、情報サービス、特許権使用料、その他営利業務、文化・興行などが含まれる。
なお、サービス収支にも損得の概念はない。


2:経常収支

貿易&サービス収支と経常収支は、単純に置き換えられる項目でも相殺させる項目でもない。
下図に示したように、貿易&サービス収支は、経常収支の内訳、一項目にすぎない。

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経常収支には、貿易&サービス収支に加えて、投資した元本(証券投資、直接投資で海外に設立した子会社)からの利息や配当金、(これらを「所得収支」と言う)が含まれている。

所得収支は、元本の動きではない。
それは、別項目で集計されている。


3:投資収支 & 資本収支

投資する元本の動き(日本からの対外投資、日本への対内投資)を集計した統計数値を「投資収支」と言う。

下図に示したように、投資収支に加え、その他資本収支(説明省略)を合計したものを「資本収支」と言う。収支というが、損得では無い。元本の動きの集計だ。

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投資収支、資本収支は混同して使われることが多いので、資料を読むときには注意したい。


4:まとめると・・

(1)物とサービスの交換 : 貿易&サービス収支
(2)投資成果 : 所得収支
(1)+(2) ≒ 経常収支

(3)投資元本の動き : 投資収支 & 資本収支

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赤字に転落した貿易収支

1:貿易収支の推移

3.11の震災以降、日本は貿易赤字に転落した。
下記は1950年以降の貿易収支の推移だ。
過去に大幅な貿易赤字を記録したのは、オイル・ショックで世界経済が不況に陥った時だった。
(下図ピンクの丸印

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その後、省エネに成功した日本が巨額の貿易黒字を計上した。
貿易相手国(特にUS、欧州)からは、「貿易黒字を減らせ!」と文句を言われた
1984年〜2007年の約23年間の出来事だ。(上図、緑枠内

しかし、リーマンショックによる世界経済の不振、その後の震災による原発停止で、全く様変わりしてしまった。

2:エネルギー輸入の増加

貿易収支の赤字化の要因は、下図を見れば明白で、原発が停止したために火力発電所の稼働増強による鉱物性燃料(ほとんどが天然ガス)輸入が急増したのだ。
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電力会社の燃料輸入代金は、震災後に月間約1兆円増えた。
増加した電力会社の月1兆円の支払い増加は、そのまま貿易赤字の1兆円(月間)の悪化になっている。
ドル・ベースのエネルギー価格は下がってきたが、円安の影響で円ベースの支払代金はあまり減っていない。

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ドル建ての原油価格と、円建ての原油価格を比較したのが下図だ。
2013年後半〜2014年夏までは、日本は円安で値上がりした原油を買うハメになった。
この間、月間1兆円の負担増加だった。
昨年秋以降の原油価格の下落で、ようやく輸入価格は下がってきたので、負担はそれなりに減少している。

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