豊かで、健康で、活動的な、人生を目指して

セカンド・ブログ→「文字と言葉」の豊健活人生

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投資アイディアの多くは公開情報に埋もれている
はっとした感覚、何となく気になっている記憶・情報・メモが、自然につながって宝の地図に変身する

<< 目次 >>

(1)テーマ別特集  **新冷戦時代**
(2)毎年の投資戦略を考える  ( 2014年を考える )

(3)ご挨拶   非職業的投資家の皆様へ   投資のウンチク老後の生活資金を考える 
(4)超長期の相場観(Big Picture)    
(5)お役立ちWeb Site
(6)著書の目次
三部作
エントリーの内容は最善 を尽くしておりますが、皆様ご自身で投資の最終的な判断をお願いします。
皆様が何かを考える際にお役に立てればと存じます。

新冷戦時代 : ウクライナの歴史(ソ連に組み込まれるまで)

9世紀ごろに、この地域の歴史が始まる

東スラブ人が住む「ルーシ」という国がまとまり始めた。
キエフ(橙色)が、その中心である
モスクワは、まだ存在しない。 

地図は、ウィキペディアより 

1キエフ公国


1236年以降、モンゴルの侵攻を受け、一網打尽にされる。

全地域がモンゴルの支配下に入った。
このころには、小さな砦に囲まれた村程度と記録に残るモスクワ(緑色)が出来ている。

モンゴル軍は、ルーシ征圧後さらに西へ進みポーランドに侵入する。

2キエフ公国_モンゴル支配下


モンゴル軍が、14世紀に去った後、現在の中東欧州の歴史が始まる。

ルーシは、最初に強国になったリトアニアの支配下に入る
クリミアは、へき地、誰も見向きもしない土地、そんな感じだ。

3リトアニア支配下


その後は、リトアニア・ポーランド連合共和国の支配下に入る
この時代、クリミアオスマン帝国の領土になっている

PL_ウクライナ

遊牧民のDNAを持つコサックの軍事共同体としての「ウクライナ・コサック人の国家:ウクライナ」は、その後も、ロシアやポーランドに侵略されたり、両国によって分割支配された。

コサックの軍事共同体は、モンゴル帝国がモンゴル騎馬兵の軍事共同体であった事と同じであり、遊牧民族の国家の本質部分だと思われる。

なお、いわゆるコサック兵は、ロシア、ポーランド両国にとっては優秀な軍隊として重宝された。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜  ここから現代史  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ロシア革命から第一次世界大戦、この時期のウクライナの歴史は悲哀の歴史だ。
1917年から1920年のウクライナは、文字通り大国に翻弄される。
ドイツとロシア(ソ連)の奪い合いの対象地と化した。

1917年10月ロシア革命によって共産党のソビエト政権が誕生
11月7日に、ウクライナは帝政ロシアから独立し、キエフを首都とするウクライナ人民共和国の樹立を宣言

ウクライナ・ソビエト戦争が勃発
1918年年2月8日にロシア赤軍はキエフを占領

2月9日にウクライナ・ドイツ・オーストリアの同盟が成立
同盟国の軍事力を借りてウクライナを解放し、3月に首都を奪還
保守階級によるクーデターでスコロパードシキー大将の政権が成立し、国号はウクライナ国に改められ、元首はヘーチマン

1918年末、第一次世界大戦でドイツが連合国へ降伏
1918年12月19日にスコロパードシキー政権が倒され、新たな執政内閣の政権が成立、国号は再びウクライナ人民共和国となった。

ドイツ軍の撤退によりウクライナ・ソビエト戦争が再開
1919年1月6日にソビエトは傀儡政権として首都をハルキウとするウクライナ社会主義ソビエト共和国を樹立
2月5日にソビエト軍はキエフを占領し、ウクライナ人民共和国の政府を追放

1919年から1920年にかけてウクライナの支配を巡って、ウクライナ人民共和国軍、ソビエトの赤軍、ロシア帝政派の白軍、白軍を支援するフランス軍・イギリス軍・ポーランド軍、ネストル・マフノ率いる無政府主義者の黒軍、ウクライナのゲリラを中心とする緑軍などが争った。

1920年冬に戦争がソビエトの赤軍の勝利で終結し、ウクライナ社会主義ソビエト共和国は西ウクライナを除きウクライナ全域を確保した

これ以降、米ソ間の冷戦の時代へと向かう。
冷戦が終わるのは、1989年だ。 



現在のウクライナ問題に関しても、FT誌は下絵のように揶揄している。
USトロシアの外相がウクライナの奪い合いをしている風刺画 

大国小国

ポーランドとウクライナは、似ている。

ロシアとドイツという2大軍事強国
2つの軍事大国(ドイツ、ロシア)に挟まれた軍事弱小国の悲哀の歴史、という共通点がある。
地図を見れば、それは納得できる。 

ウクライナ_ポーランド


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短期の相場観

福歌(fuge)君:おい、春山君! 短期の相場観はどうやねん?
春山:年初から何回か書いたけど、2014年は投資家の期待以下の年だ判断している。

福歌君:初めて聞いたぞ、だって今月来たんやからな、俺、
春山:2012年、2013年と投資家は大儲けした。でも相場に乗れた人は半分以下。指をくわえていた残りの投資家が、強欲になって「前のめりの投資」をしているのが2014年。

福歌君:何やねん、その「前のめり」って?
春山:将来の薔薇色の夢を過大評価して、足元の現実とのギャップを無視して一直線に結びつけた、つまり今すぐにでも夢が実現すると勘違いした、そういう事だね。

福歌君:で今後は、どうなるんや?
春山:前のめりの強欲を市場がとがめているだけだし、世界経済は徐々に改善しているので、時間の経過とともにジンワリ戻ってくると思う。

橙福歌


福歌君:日経平均は、あのお絵かき予想かい?
春山:そうだね、あれで良いと思う。年末は+5%〜+15%のレンジだと判断している。下の図が、以前書いた予想図です。

nkyお絵かき予想

福歌君:そうかい、一応当たるように俺も応援しとくは
春山:ウクライナは爆発しないと思ってるけど、爆発したら、そりゃ短期的に大下げすると思う。そうなれば、キューバ危機みたいなものだからね。今のところは、長期こう着状態シナリオで推移しているけど。

注:
福歌(fuge)、、中国語のサウンドを当てはめて「造語」していただきました。
幸せを呼ぶ歌、、実に良いです、気に入りました。
フーガ君の字は、福歌を使うことにしました。

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新冷戦 : ヤヌコビッチ政権打倒へのUS関与に関するメモ

1:お金で民主主義を買ったり、移植することはできない。
民主主義は国民が育むものだ。
様々なフェイズ、多くの失敗を経て民主主義に到達するもので、それには時間がかかる。
西側欧米諸国が資金援助をしても、その資金の多くは非民主的な政府転には効果を発揮するが、その後の民主主義の育成には効果的には使われず、新政権内部の権力闘争や汚職構造を生み出す触媒になってしまう面が大きい。

これが、ウクライナに関する記事を読んでいて感じたことだ。

2:どこの国でも、多かれ少なかれ実施している国際政治活動(諜報活動)

この革命は米国に支援されたクーデターとは言えないが、資金援助がヤヌコビッチ政権の転覆を目論むグループの多くにとって大きな力になったことを表わす明確な証拠が見つかっている。

今回のウクライナの革命ではネオファシストが中心的な役割を果たしたが、本当の政治の実権はウクライナの親欧米派のネオリベラリストにかかっており、その一人が2004年のオレンジ革命のリーダーであるビクトル・ユシチェンコ氏の右腕だったオレグ・ルィバチュク氏だ。

http://newclassic.jp/archives/9402


ピエール・オミダイア
慈善活動にも関わり、2004年6月に、営利団体にも非営利団体にも資金を提供する組織の Omidyar Network を妻とともに設立した。2005年11月には母校タフツ大学に1億ドルを寄付した。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%9F%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%A2


2:ウクライナ暫定政権側は、メディアを効果的に作為的に利用した。デモを扇動し、ヤヌコビッチ政権を崩壊させた。それを支えたUSとソロス財団からの資金援助効果は絶大だった。

国務省は、米国政府が秘密活動に対して資金を提供するために設立した全米民主主義基金(The National Endowment for Democracy=NED)を含めた非軍事介入のための主要な資金源を管理している。米国政府がNEDを設立したのは、雑誌「Ramparts」をはじめとしたメディアがフォード財団などの民間の財団を通してCIAが資金提供を行っていることを暴露した後だった。

国務省はビクトリア・ヌーランド国務次官補を通じて、ジェフリー・パイアット・ウクライナ大使にキエフでのクーデター調整作業をさせたのだった。

パイアット大使指揮下の一団にとっての外交政策とは、「民主主義を促進する」ために、選挙という正統な手段で選ばれたウクライナのヤヌコビッチ前大統領の政権を転覆させることだった

たとえどんなに多くの進歩的な評論家がネオコンを批判したとしても、外交政策を立案しているのはネオコンではない。NEDはネオコンとして再び登場した社会民主主義者に楽な仕事を提供している。パイアット大使の上司であるヌーランド国務次官補は、ネオコンの主導者の一人である歴史家ロバート・ケーガン氏の妻に当たる。

欧米の挑発によってプーチンは、真のロシアの民族主義者として欧米に立ち向かおうと奮起し、欧米にとってさらに付き合いにくい相手になってしまった。また、プーチンに古くからある独裁者の手法を使う口実を与えてしまったのだ。つまり、大急ぎで住民投票を行い、「重要なのは投票数ではなく、投票数を誰が数えるかだ」というヨシフ・スターリンの考え方に戻るという必要のない事態を作り出したのだった。

米国が選んだ暫定政権のヤツェニュク新首相がIMFとの協力の下でギリシアやスペイン、イタリアと同じ緊縮政策を強行する中で、緊張は高まっていくだろう。

民衆による反乱は、誰が何の目的でそれを指揮しようとするのかによって支持するか反対するかが決まってくる。問題は、誰がそれを指揮し、誰がどんな戦略的利益のためにそれを扇動したのかということだ。

バリケードが張り巡らされた中でウクライナの少数派の人たちは勇敢に戦ったが、パイアット大使以下の外交官たちがキエフの抗議デモを扇動し、指揮権を発動した。

パイアット大使、ジョージ・ソロス、オランダ大使館の三者がHromadske.TVに資金を提供し、反政府運動を動かしていた。
この三者がHromadske.TVに共同出資し、独立広場からのネット放送が行われていなければ、革命の映像が流されることはなかったかもしれないし、ヤヌコビッチ前大統領は抗議運動が勢いづく前の段階でそれを鎮圧することができていたかもしれないのだ。

オミダイアが最近発表した内容によると、さらに別の資金提供先が挙げられており、その中には、USAIDから資金を受けているPact、スイス大使館、英国大使館、スウェーデン国際開発協力庁(SIDA)、NED、ソロスのIRFが含まれていた。また、チェスノ運動にはカナダ国際開発庁(CIDA)からも資金援助が行われていた。

ルィバチュクのキャンペーンに関する限り、そんなことはどうでもいいことだ。そこではUSAIDとその他の政府機関による資金が圧倒的に使われている。米国大使館がPactを窓口にして、ルィバチュクの活動のほとんどについて調整作業を行っていたのだ。私が知っている限りでは、ソロスもオミダイアも国務省の中核的な位置から外れたことはない。

2013年11月14日、ルィバチュクは街頭に出てデモ行進する理由を見出すことはなく、ヤヌコビッチ前大統領が28日から29日にかけてリトアニア共和国の首都ビリニュスで開かれる予定の首脳会談でEUとの連合協定を締結することを全面的に期待していた。ところが21日になって、ヤヌコビッチ前大統領が突如として態度を変え、ロシアとの関係修復に舵を切ったのだった。ルィバチュクはこの動きを政府による裏切りであり、約束違反だと考えた。

ルィバチュクは『キエフ・ポスト』に対して、「それが原因で民衆が抗議デモに走ったのであり、そういう行動が必要だったのだ」と語っている。
そこが国務省による第二のオレンジ革命の出発点だった。

http://newclassic.jp/archives/11938



ヌーランド国務長官補の下記行動も上記とも関連するだろう。

2014年2月、ジェフ・パイアット英語版ウクライナ大使との通話内容がYoutubeに投稿された。そこでは2013年末からのウクライナの政情不安についての議論がなされ、ウクライナの今後の体制はアルセニー・ヤツェニュク英語版政権の発足が望ましいものとされ、ビタリ・クリチコオレグ・チャグニボク英語版の排除が合意された。その場でヌーランドは国連によるウクライナへの介入を支持し、ヌーランドの意にそぐわないEUを「fuck EU(EUなんか、くそくらえ)」と侮蔑する発言をした。これによりウクライナやロシアから、アメリカのウクライナに対する内政介入を批判する声が上がっている。米国務省のサキ報道官はこの会話内容が本物であることを認め、2月6日にヌーランドはEU側に謝罪したと発表した[10][11]

なお、暫定政権の首相はヌーランド氏の希望したアルセニー・ヤツェニュクが就任している。



3:背景・遠因

アメリカが反ロシア派を支援した背景には、ロシア帝国時代やソ連時代にロシア勢力から弾圧を受けた非常に多くのウクライナ人がアメリカに亡命を余儀なくされたという歴史上の経緯も関係している、という分析もある。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A

4:ポーランドとウクライナ

20世紀初頭から第二次世界大戦とその後の両国の歴史を読むと
ドイツとロシアという2大軍事強国に隣接する軍事的な小国の悲哀を感じる

ウクライナ_ポーランド


ウクライナの歴史

ウクライナ


ポーランドの歴史

ポーランド


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新冷戦 : After「クリミアのロシアへの編入」

国境が変行された。
戦争の勝敗によらない国境変更が行われた。
21世紀に起こった画期的な事件だと思う。

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2013年秋ごろから、ウクライナの政情が不穏になり、年明け2014年に一気に事態が加速した。
とは言うものの、多数の死者を出すようなテロや内戦は起こらなかった。

平和裏に「クリミア」がウクライナから離脱して、ロシアに併合された。

自治共和国議会で、独立そしてロシアへの帰属という議決が行われ、3月16日に住民投票が実施された。
投票率82%、賛成96%、という圧倒的に多数の賛成が得られた。
間髪を入れず、3月18日に、ロシアのプーチン大統領は、ウクライナをロシアに編入した。

クリミアは、そもそも自治共和国というウクライナとの一体感が希薄な地域であったとは言え、ウクライナが、武力に訴えてでも阻止しなかった背景は・・・
1:ロシアとの圧倒的な戦力格差ゆえ、ウクライナが手を出せなかった。
2:EUやUSも、
ウクライナに軍事的な支援を実施しなかった
・・・という事だろう

==== 以下、重要事実、記事、コメント等を記録しておきたい ======

3月18日、プーチンのクリミア併合時の演説(英語)
http://eng.kremlin.ru/news/6889

318Putin

上記演説を日本語訳をしているtwitter

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3月24日深夜、ウクライナの極右のリーダーの一人(暴力団の親分に見える)が、殺された
政府の特殊部隊との打ち合いで殺害されたらしい
http://www.bbc.com/news/world-europe-26729273

Muzychko


ムズィチコ氏は、インターネット上にビデオメッセージをアップし、その中で「ウクライナ検察指導部は、自分を肉体的に殲滅するか、あるいは逮捕しロシアに引き渡すかする決定を下した。ロシアに送還するのは、すべての責任をロシアの特務機関に転嫁するためだ」と述べていた、と書かれている。

彼が勝手な行動、ウクライナ東部のロシア寄りの地域に乗り込んで内戦を起こすとか、クリミアの奪回のためにテロを始めるとか、それらの行動は全て
「ロシアがウクライナ本体にロシア軍を侵攻させる」口実を与える事になる。

そういう説得にムズィチコ氏が応じなかったので、やむなくウクライナ政府がムズィチコ氏を殺害することになったのかもしれない。もしかしたら別の真相が出てくるかもしれない。

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クリミアのロシアへの併合に反対する西側陣営は、ロシアに対して経済制裁を課すと宣言した。
投資家は、既にそれを察知して投資を引き上げた
ロシア当局の発表ベースで、1−3月で、7兆円の資金流出らしい。
http://www.bbc.com/news/business-26725905
ロシアからの資金流出

ルーブルの対ドル為替の動きを見ると、
もうほとんど出てしまった後だと考えられる
上記記事が掲載された3月24日時点では、ルーブル安は既にピーク・アウトしている。 

rub

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3月24日のG7の会合で、
長期的な経済制裁の一環として、
ロシアの資源エネルギーへの依存度を減らすことが決められたようだ。

the United States, Germany, France, Britain, Italy, Japan and Canada agreed their energy ministers would work together to reduce dependence on Russian oil and gas and increase energy security.

日本もこの方針に協力することになり、ロシアからエネルギー購入を減らす
事を約束した。
これは北方領土返還交渉とロシア・ガス輸入・プロジェクトが、「新冷戦」の犠牲で無期延期される事を意味する。

325_Reuters

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ウクライナの次の焦点が、
沿ドニエストルだ。
現在すでに約2000人のロシア軍が駐留し、親ロシア自治政権が実効支配している沿ドニエストルだが、3月17日には議会でロシアへの正式編入を求める決議が採択された。

ドニエストル

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今後に関して、様々な憶測や懸念が渦巻いている。

新生クリミアの“義勇兵”が、ロシアの指示でウクライナ東部に侵入し、ロシアが背後で操る地元“自警団”と決起するといった事態が起これば、「ウクライナ戦争」の現実味が一気に浮上する

もしもウクライナにロシア軍が侵攻した場合、ウクライナはEU、アメリカ、そしてNATOに助けを求めるだろう。

ウクライナが最も政治的に関係が深いのはEUだが、EUだけで軍事的に対処することはまず不可能だ。
EUにはEUとしての軍事機構が存在するものの、その実態は実質的にNATOの一部のようなものであり、EU単独で大規模な作戦を行うことは想定されていない。
現実には、EUの軍事機構は平和維持活動などに限られている。

Russia NATO

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仮にロシアが、G8から除名されると。。。ロシアは、G8(ロシア抜きでは、G7)の取り決めに制約されない自由な行動が可能になる。

これは、WW2前の日本の国際連盟脱退の時の理論(国連から脱退すれば、国連の制裁を受けない、自由に行動できる権利を得る)と同じ

G7の会合では、ロシアに対する制裁が一致できなかった。
足並みの乱れが指摘されたものの、G7としての最低限の団結を演出したが、ロシアの「G8恒久除名」までは踏み込まず、対話を継続する姿勢を示した。

2013_0324_G7

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ウクライナは実質的には「ほぼデフォルト」している
日本のウクライナ援助は、安倍総理は当初1000億円といていたが、いつの間にか、「1500億円」に増額されている。誰かに、もっと出せを言われたのだろう。

>首相はウクライナへの15億ドルの経済支援も表明した

安倍首相15億ドル

ちなみに、G8にロシアが参加した歴史は下記のようになっている

G8

1:当初は、サミットの枠外で参加
冷戦の終結に続く1991年のG7サミット終了後、旧東側諸国の盟主で、かつてはG7諸国と対立していたソ連(現・ロシア)とサミットの枠外で会合を行うようになった。

2:その後・・・
ロシアは1994年のナポリ会合以降は首脳会議のうち政治討議に参加するようになり、1997年のデンバー会議以降は「世界経済」「金融」等の一部セッションを除き基本的に全ての日程に参加することになった。

3:ロシアを参加させた背景
(1)ロシアの参加には米大統領ビル・クリントンの示唆などもあった。
これは当時のロシア大統領ボリス・エリツィンに経済改革を進めさせ、またNATOの東への拡大に関して中立を保つようにさせるためのクリントン大統領のジェスチャーだった。

(2)他方2005年2月18日、米上院議員ジョー・リーバーマンとジョン・マケインがロシア大統領ウラジーミル・プーチンによって民主的、政治的自由が確保されるまではG8への参加を見合わせるようにロシアに呼びかけるなどの動きもあった。

(3)ロシアは加入当初は経済破綻で貧困状態であったために先進国とは言い難く、一人当たり名目GDPも1999年には1334ドルに過ぎない発展途上国状態であったために、名称を「先進国会議」から「主要国会議」に変更した。

以上は、http://ja.wikipedia.org/wiki/主要国首脳会議からの抜粋

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FTには、
断固とした戦略を構築すべしとの論が掲載された。

The region needs to address its dependence on Russian energy and cash
欧州(中東欧を含む)は、ロシアの資源エネルギーから独立を目指すべし!
ロンドンは、ロシア・マネーでエンジョイするビジネスを放棄すべき!
という意見だ

The US administration effectively cut off Bank Rossiya from the global financial markets. With the dollar and the euro as the two largest transaction currencies, the west can produce financial instability in Russia at the flick of a switch.

There will be no more bilateral summits between Russia and EU members. The Group of Eight leading nations is now the G7; whether or not the change is official is irrelevant. Russia’s membership of the International Energy Agency and the OECD will remain on hold. 

None of this may matter to Mr Putin now but it might matter to Russians in the long run.


FTFT

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3月24日から、ロシアの通貨ルーブルの流通が始まる=着々と既成事実を積み上げる

これを実効支配の確立という
世界が領土と認知するか否かは、さほど重要では無い。
そのような場所は、世界中に多数存在する
2011年までの尖閣諸島がそれに該当する
現在の竹島もそうだし
北方領土もそうだろう


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プーチンの行動に関する分析記事
これは、正に今のプーチンを上手に説明している

putin柔道

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野田元首相もプーチンに関してコメントしている。

プーチン大統領が、国際社会を試しています。
クリミアをロシアに編入するという荒業を仕掛け、ウクライナ情勢は大変緊迫してきました。
シリアやイランの問題でロシアの力を借りたい米国、ロシアとの経済的な結びつきを強めたい欧州、北方領土問題を進展させたい日本などの足元を見透かしているように思えます。


野田
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迷ったら、両方買っちゃう

買い物のクセ、パターンの話題になった時

気に入ったものがあって、「色に迷ったら、両方買っちゃう」という私の買い物のクセを話した事がある。
その時、例に出した色違いのネクタイを取り出してみた。

IMG_0968


1978年に小田原の街を歩いていて、ふと目に留まった
どの色にしようかと迷って、結局3本とも買ってしまった
これが、「迷ったら、両方買っちゃう」の浪費癖春山の原点かもしれない。

当時、1本6000円という高い買い物だった。
でも買ってしまった。
30年以上も使っているから、まあ良いか・・・・

そして今日初めて、どこのメーカーなのか調べた。
( 私、ブランドだから買うというよりは、気に入ったら買うという衝動派なのです。 )
ロゴを観ても分からない
裏のタッグをみると、COUNTESS MARAからのライセンス生産と書かれている

IMG_2724

ネットで調べたら、出てきた。
堀越ネクタイ株式会社が生産販売している。
チャントしたブランドなのか・・・・購入後30年以上も経過して初めて知った。

今でも、6000円〜となっていますね

countess mara

さて、今日もチョイト庭仕事
300株以上に増えた水仙、球根が分球&密集して、花を咲かせるのは、100株ほどになっている。

今日は、モクレンと金木犀の日陰になって、今年は1個も咲かなかったエリアの60株程を掘り出した。
日が差す時間が短いし、掘り出しには少し早いせいもあって、球根は小ぶりだ。
ここから4−5個を選んで、陽射しの良い場所に植えてやろう

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クリスマス・ローズは、種を造るプロセスに入ってきました。
メシベの根元が膨らんでいます。

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庭は緑が濃くなってきました。
プリムラが咲き始めています。

薔薇の新芽もグングン伸びています。
シャクヤクも茎をのばしています。
4月後半〜5月が楽しみです。

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新冷戦 : こっちの水は、甘〜いぞ!

こっちの水は、甘〜いぞ!
経済援助競争が始まる。

ドッチの陣営についた方が生活が改善するのか?
1945年以降の冷戦期間、東西陣営が繰り広げた「水面下の戦い」だった。

東西どちらの陣営に加担するか、迷っている国に対しては、多額の「経済援助競争」が供与された。
 
自国民に対しては、「福祉の充実」が加速的に進んだ。

それらは、「こっちの水は、甘〜いぞ!」という政治的なショーだった。
相手陣営よりも自陣営の方が「豊かで明るい生活」ができるという甘美な夢を大衆に見せることが必要だった。

冷戦の終結(1989年)で、この「経済援助競争」&「福祉競争」の”政治的な必要性”は、一旦は終わった。

しかし、ウクライナ問題で「ウクライナ東部地域」が焦点になってきた。

ウクライナ東西問題

ウクライナ東部地域は、東西どちらの陣営に加担するか、迷っている国に該当する。
ロシア語を母国語とする住民が多く、ロシアに編入されればロシアから多額の援助が来ると期待が高まっているからだ。

3月18日にロシアに編入されたクリミアも焦点だ。
ロシアに入れば、こんなに生活が改善する。そのショーケースがクリミアになる。

ウクライナに留まれば、汚職と暴力にまみれた政治、IMFの厳しい融資条件で低迷する経済、困窮する生活が長期間続く、、、、そうロシアは宣伝するだろう。

東西冷戦期間にわたって続いた「こっちの水は、甘〜いぞ!」が、再び始まる。

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新冷戦時代 : ウクライナの不安定が固定される

3月30日のUSとロシアの外相会談

1:While there were no outlines of an agreement, 
2:the two sides agreed to keep talking 
3:and both said the Ukrainian government had to be part of the solution.

3が重要、USとロシアの双方が”それなりの満足”を得られるウクライナ政府を目指す
つまり、どちらかの決定的な有利を避ける妥協を模索することになった。

ウクライナは、完全に自国の意志で政府を作れない。
換言すれば、ウクライナの不安定が固定されることになる。

特集目次 : 新冷戦時代

2014年4月16日:ウクライナの歴史(ソ連に組み込まれるまで)
2014年4月14日:ヤヌコビッチ政権打倒へのUS関与に関するメモ

2014年4月5日:After「クリミアのロシアへの編入」

2014年4月3日:こっちの水は、甘〜いぞ!

2014年3月31日:ウクライナの不安定が固定される

2014年3月31日:三極の冷戦
2014年3月30日:プーチンの言動を振り返る過去記事
2014年3月24日:新東西冷戦
2014年3月13日:ウクライナ・セミナー・メモ
2014年2月17日:頭の体操、南北朝鮮の統一

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<2014年3月24日追記>
2013年夏は下記のようにアジアを心配していたが、中東&ロシア東欧が先に爆発してしまった。
2013年12月以降のウクライナで新冷戦が始まってしまった。
2008年10月まで考えていた懸念のほうが先に始まったのだ。

〜〜〜〜〜〜〜以下、2013年7月13日の記事〜〜〜〜〜〜〜

2013年7月現在

冷戦=世界の分裂、という意味でとらえれば、
1:世俗主義・経済優先陣営 VS 宗教主義・宗教規律が経済に優先する陣営
これは、イスラム諸国 VS その他諸国
2:中国 VS 米国
という2つの可能性がある

1:イスラム諸国 VS その他諸国

2:中国 VS 米国
2013年7月12日:可能性は低いので、投資的にはまだ考慮は不要だが、新冷戦時代の想定


2008年10月までは・・
プーチンは、我慢に我慢を重ねながら、しかし周到に準備をしてきた・・・・そう確信した。

過去に書いた関連エントリー・・・今となっては、的外れもあろうが、とりあえず集めてみました。


2008年10月21日:アイスランドに続き、パキスタンも事実上の国家破産・・
2008年10月19日:ハンガリー、ウクライナへのIMF支援の思惑
2008年10月8日:10月7日のハイライト:誰かが死んだ・・(2) アイスランド & プーチンの戦略
2008年9月26日:格下げ攻撃
2008年9月15日:冷戦か、譲歩か、、本当に試されているのは、アメリカからの国際政治的な独立
2008年9月15日: アメリカの認識ギャップ(FT記事)
2008年9月14日:ロシアの外貨準備の使われ方にいらだつアメリカ
2008年9月14日:中国の外貨準備の使われ方にいらだつアメリカ
2008年9月10日:ロシア-ドイツのガス直通に反対するポーランド
2008年9月1日:本気で仲間に入れてくれるの?? 言われて困る欧州
2008年8月29日:挑発するプーチン
2008年8月29日:二つの解釈 : 振り上げた拳が下ろせない・・・困った欧州
2008年8月26日 : 一つ駒を進めて様子をさぐる
2008年8月24日:2011年のイラクからの米軍撤退(2) 何故、PERが低下するか
2008年8月23日:2011年のイラクからの米軍撤退(1) 事実上始まった冷戦
2008年8月14日 : リーダーは俺だ! それは、こっちの台詞だ! <キューバ危機の再来へ??>
2008年8月13日 : 今年一番重要な写真 : リーダーは俺だ!
2008年8月9日 : 週末の定点観測 : 全体観(1) さまざまな反転相場
2008年8月3日 : 週末の定点観測 : 全体観(穀物輸出事業の国営化)
2008年3月7日 : 無力で貧乏な民主主義
2007年12月11日:2008年の投資戦略を考える (6)ヒラリーを半分だけ織り込んで事態の推移を見守る
2007年10月23日 : 迷走する年金(2)、2000年にあるコラムに書いたエッセイ
2007年11月11日 : ロシア VS 西欧
2007年2月26日 : 太陽と北風、、、+ロシア
2007年2月18日 : 週末の雑感
2007年1月3日 : 大勝負に出ているロシア(5) ついにベラルーシのガス・パイプラインの奪取の成功!
2006年12月22日 : 大勝負に出ているロシア (4)エピローグ_2 :独裁恐怖政治を完成させたプーチン
2006年12月16日 : 大勝負に出ているロシア (3)エピローグ_1: EUは、トルコをどうする?
2006年12月16日 : 大勝負に出ているロシア (2)
2006年12月13日 : 大勝負に出ているロシア (1)
2006年12月13日 : 理性は、感情を説き伏せられない + トルクメニスタン
2006年12月9日 : ロシアは、まっとうな商売が通用する範囲が、急速に縮小していると思う


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上記以前のロシア関連記事
高飛車にでるGazprom、、勇み足か? 磐石の支配体制か?
ロシアの横暴 良くなっているような気がします、、外交の新フェイズ入りも、関係すると思う
(雑感)資源エネルギー相場と、BRICs株式市場と、相場の格言
石炭を使おう、いやオイル・サンドだ、あのーロシアのガスあります、、、、
超長期の相場観 (3)
IMFの金を返して、アメリカの呪縛から逃れて、こっちの仲間に入りなさい
欧米のロシアへの反撃開始、複雑化する資源・エネルギー価格形成
エマージング市場上昇の構図の復習
アメリカのジレンマ
資源価格の高騰でスーパーパワーを失うアメリカの苦悩
大国の威信の復活に賭けるプーチン VS 1998年の恩を仇で返すのかと怒る欧州
壮大な資源エネルギー相場の仕上げ段階か
買占めは、結局破綻する、、、、それが年金によるものであっても、、、
資金の偏在・集中は、中東(オイルマネー)発で、欧州エマージングにより顕著に発生している
資源消費国の反発と、BRICs相場の行く末
原子力発電
独占の終焉は、利権の高値売却か?
お金は、天下のまわり物 (2)
流動性の引く時の恐ろしさ (2)
流動性の引く時の恐ろしさ (1)
侮辱されたプーチン大統領=緊張が高まる世界情勢、冷戦2の序章 (3)
侮辱されたプーチン大統領=緊張が高まる世界情勢、冷戦2の序章 (2)
侮辱されたプーチン大統領=緊張が高まる世界情勢、冷戦2の序章 (1)
プーチンのイスラエル訪問
外交の季節 (1)
ロシアのドル離れ

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新冷戦時代 : 3極の冷戦

「覇権者になる」とか、「親分・子分関係を構築する」とは、守ってやるから従えという封建関係、主従関係が構築されることになる。
日米安全保障条約NATOなどは、その例だ。

中国第二列島線までの覇権を求めて、徐々に海上における拡張政策を実行している。
それが成功するという意味は、その内側にある国と主従関係が構築されること、つまり、子分国家に中国軍の駐屯基地が建設されることになる。

列島線


ロシアも国外の基地の建設を進めたいようだ。

Vietnam, Cuba, Venezuela, Nicaragua, the Seychelles, Singapore
という名前が出ている。
キューバ、、キューバ危機2.0が起こるかな?

下記記事参照
 Russia Says It's Building Naval Bases in Asia, Latin America
Russia Naval Base



もし、中国とロシアの国外基地建設が進展すると、世界は米国、中国、ロシアの3極体制になるかもしれない。
世界の警察官USは、両国の拡張政策に対して、1:強硬阻止するか、2:口で反対し時間稼ぎをしつつも容認するか
このUSの戦略決定如何で、三極体制(新冷戦)の姿やプロセスが変化するので、重要観察事項だ。

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