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セカンド・ブログ→「文字と言葉」の豊健活人生

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<< 目次 >>

(1)テーマ別特集 
(2)毎年の投資戦略を考える  ( 2014年を考える )

(3)ご挨拶   非職業的投資家の皆様へ   投資のウンチク老後の生活資金を考える 
(4)超長期の相場観(Big Picture)    
(5)お役立ちWeb Site
(6)著書の目次
三部作
エントリーの内容は最善 を尽くしておりますが、皆様ご自身で投資の最終的な判断をお願いします。
皆様が何かを考える際にお役に立てればと存じます。

目次 : 10月の調整の記録

2014年10月の株価の下落

それに関する考察と、乾坤一擲の投資判断についてのまとめ

(1)ハイイールド市場の様子

(2)10月のドタバタ

(3)株式市場への波及

(4)少し、深掘りして考えてみる

(5)デ・ジャブ、deja-vu

(6)景気を優先しない3各国

(7)郷愁とトラウマ

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10月の調整の記録 (7)郷愁とトラウマ

現在の経済や株式市場に存在する深層心理は、「バブル経済への郷愁」と「バブル崩壊のトラウマ」だ。

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投資家の過剰な期待
良すぎた昔が忘れられない、
バブルが終わって7年も経過したが、物事の判断基準が「バブル時の基準」から「新しい普通の時代の基準」に完全には変わっていない。

その結果、普通の時代の実績を着々と出してくる現状の企業決算に対して「理不尽な不満」を感じている。
もっと、ガツーンと爆発的な決算を出してほしいという思いがあるのだ。

これらは、バブル経済への郷愁に過ぎない

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企業経営者の杞憂
企業は、突然のクレジット不足を懸念している

リーマンショック時に、それまで難なく借りられていた運転資金(短期の銀行借り入れ)が、突然ストップした。
銀行が突然貸せないと言い始めた。

短期の運転資金が無いと、製品やサービスが好調でどれだけ儲かっていても、資金繰りがつかず倒産する。
だから、多くの企業がリーマン・ショックの時は辛酸をなめる苦労をして、運転資金の確保に奔走した。
その苦い記憶は、「もう二度とあんな辛い思いはしたくない。銀行は信用できない」というトラウマになった。

その結果、リーマン・ショックから立ち直って、儲かってどんどん利益が増えても、その利益を現金として確保している。
だから、企業の保有する余資(現預金残高)は急増している。

増えても増えても、その余資を設備投資に使おうとしない。
金融環境は、当時から大幅に改善している。
しかし、もう二度とあの辛い思いはしたくないから・・・・・
羹に懲りてなますを吹くような企業の防衛姿勢である。

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上記の状況を、景気や株式投資に関連させて考えると

投資家は・・・・株式市場に関しては、
1:こんな利益状況じゃ、相場は終わりだ
2:相場は高すぎる、利益が足りない
3:長期間上がり過ぎた、株は暴落する
・・・・と言うように、「もう終わりだ、まだまだ足りない」などと、否定的な考え方に傾きやすいのが現状だ。

また、景気に関しては、下図のバブル時の状況に示されたように、「景気が良い=資源エネルギー価格は大幅に上昇を継続する」ハズだという考え方が刷り込まれてしまっている。

郷愁

だから、資源エネルギー価格が少しでも想定外の下げ(そもそも想定が、いまだに高すぎると思うのだが)に直面すると、景気は失速する、不況がやってくると、過度に景気を悲観する。

新興国経済に対する期待も、まだ高すぎる。
中国は10%を超えなければ、国が崩壊するなどという悲観論者が、いまだに残っている。

資源エネルギーの価格、新興国の設備投資、、あの状況は、バブル景気が返ってこなければ実現しない。
無い物ねだりをしている投資家(=郷愁に浸っている投資家)は、まだまだ結構残っている。

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10月の調整の記録 (6)景気を優先しない3各国

今回の株の下落の際に、景気減速が言及されたのが、中国、ロシア、ドイツだ。
何かと注目される3か国、中国、ロシア、ドイツには共通する特徴がある

1:USの言う事、意向、経済政策、、そのようなものに、素直に従わない。
2:我慢せずに消費するUSに対して、少々の不況や辛い状況を我慢する
3:経済成長を優先するUSに対して、経済よりも政治やモラル、ベキ論を優先する


US流の資本主義(借金依存のレバレッジ経済、信用本位制の経済)は、
A:バブルを作りやすい
B:バブル崩壊を、別のバブルで包み込んでしまう

という流れで経済運営をする。

しかし、政治面、経済面のUSのスーパー・パワーが徐々に低下し、中国、ロシア、ドイツの力が相対的に上昇しているのが現在であれば、上記のA,Bは過去ほど安易には起こらない事を示唆している。

現在、何かとバブルを懸念する論調があちこちで見られるが、US主導のバブルは、なかなか起こりにくいと思う。

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10月の調整の記録 (5)デ・ジャブ、deja-vu

ハイ・イールド債券市場からの資金流出、高リスク資産からの脱出、リスク回避行動の急速展開

これを目にすると過去の同様なイベントが思い起こされる。
私は、1998年のロシア危機、韓国危機の構造的要因を思い出して、当時と現在を比較した。

ロシア危機はロシアの失態による困窮を、US(ルービン財務長官)がわざと放置して悪化させて、USの国益を増進させた、という解釋は現在では多くの専門家、投資家が知っている事だ。
参考
1:http://blog.livedoor.jp/okane_koneta/archives/51195268.html
2:http://blog.livedoor.jp/okane_koneta/archives/51195269.html

ただ、韓国がロシアに大量の投資ポジションを持っていて、韓国企業がロシア危機のために苦境(資金繰り危機)に陥ったことは忘れられている。

この10月の株の下落、リスク・オフ・トレードの発動に関して、ロシアの経済悪化とその欧州経済への悪影響が牽連された。
そして現在、ドイツ企業は、ロシアに巨額の投資ポジションを有している。

1998年当時の韓国企業 VS 2014年のドイツ企業
1998年に資金繰り危機に陥った韓国企業
ポジション解消(企業的には、資金繰り)が出来なくなって、破綻したLTCM(USの巨大ファンド)

2014年のドイツ企業は?
多分、大丈夫だろう

ロシアに多額の投資をしているファンドの危機は?
春山にはワカラナイ

まわりまわって、南欧(PIIGS)危機の再燃?
最終的に、ドイツが金を出すだろう。
ドイツ・メルケルと南欧諸国の関係 = FRB・イエレンとUSの企業や金融機関の関係、、、そういうものだと春山は判断している。

つまり、色々心配してみたが、何も起こらなかった、という結果に投資家は直面する、そう春山は思う。
その時の投資家は、「心配 → 慢心」という変化を起こす可能性がある。

慢心が起こって初めて、将来のどこかで崩壊するバブルが始まる。
慢心が無い現状(2009年から現在まで)では、崩壊を懸念するべきバブルは株式市場には存在しない。
個別企業レベル、特定業界、特定投資テーマでは別問題だが。

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10月の調整の記録 (4)少し、深掘りして考えてみる

ここに書くことは、10月11日に書いたことに補足するものです。
参考:「ビル・グロースの転職騒動」ショック

今回の株の下落は、「ビル・グロースの転職騒動」の余波がテクニカル面の引き金になったと思う。

彼の転職で、ピムコのハイイールド投信は大量の解約が来ているハズで、流動性の無いハイ・イールド債券はミニ・パニックが起こったのだ。

それは、
1:ハイ・イールド債券から安全な国債へという資金シフトを引き起こし
2:クレジット市場を悪化させ
3:リスク・オフの動きを発生させた。

リスク・オフのトレードは、債券市場だけに限定されない。
普通は、ドル売り、高PER銘柄売りもセットで実行される。、

下の図のドル円、ドル・ユーロの動きを見れば、債券市場だけの騒動が、株や為替を巻き込んだパニックになったのは、10月になってからだという事がわかる

FX


10月になって、株や為替も巻き込んだリスク・オフの動きが加速した理由は、

1:USの9月に発表された経済指標が微妙に「less positive」になっていた。
2:欧州、特に一過性とは言え、ドイツの景気モメンタムの減速を示す経済統計が出た。
3:日本の4−6月の決算が想定通りとは言え、冴えなかった
4:景気回復と企業業績を引っ張ってきた円安に対して、メディアがネガティブ・キャンペーンを始めた。
5:円安に対して、黒田日銀総裁は問題なしと主張したが、その日の夜に安倍首相は「行き過ぎた円安の悪影響を懸念」的な発言をして、市場参加者に恐れていた円高回帰を察知させた。


これらが、国債買い、クレジットの売り、ハイ・イールド債券売り、高PER株売り、、というリスク・オフ・パッケージのトリガーとなった。
つまり、経済指標が、ファンダメンタル面で、売りを正当化させたのだ。

今回の調整局面で、これは買い向かって大丈夫だと思わせた理由の一つは、短期市場の定位安定だ。
ここが崩れれば、まさに前面撤退を意味すると、春山は考えている、アンカーである。

10月の米欧中の短期市場は、下図のように、安定的に推移した。
だから14,15,16,17日、4日間の乾坤一擲の買い向かいを実行できたのだ。

US_Euro_China_Oct 
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10月の調整の記録 (3)株式市場への波及

下図上段は、10月の株式市場様子だ。

下段のジャンク・ボンド市場の下落に引きずられて下落した様子がわかる。

Stock

欧米株は、ジャンク・ボンド市場の底打ちに合わせて下げ止まったが、日本株は金曜も大幅に続落した。

それは、110円まで行った円安が、「米国のファンド筋が主導するリスク・オフの嵐」に起因する円高で、105円台まで円高に巻き戻されたショックによるものだ。

テクニカル的には、一旦のドルの反騰(=円安)が期待できるフェイズに、今はある。
週明け前半に、三連騰してほしいものだ。
特に、円高の進行によって売られた銘柄の戻り具合を観察したいと思う。

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10月の調整の記録 (2)10月のドタバタ

ハイ・イールド債券、特にジャンク・ボンド市場は、7月以降、急速に下げ足を速めた

PIMCOのビル・グロスの事実上の解雇が決まり、その情報が徐々に漏れ出し、それが何を意味するかを察知した俊敏な投資家が動きを加速させたのだろう。

jnk
9月26日のビル・グロスの退社&転職の正式発表で一旦は材料出尽くし&底打ち反転を見せる。
しかし、10月9日以降にミニ・パニック的な「出来高の増加を伴ったパニック売り」が発生した。

jnk_Oct

春山が、6年ぶりに株式投資用に新規資金を投入する思いを友人の一人に「ボソッと口に出した」のが10月9日だった。
そしてその後、それをfacebookで「14日、15日、16日、17日」で実行すると宣言したのが、14日朝8時だった。下記、リンクをご覧ください。

ジャンク・ボンド市場は、NY時間15日にボトムをつけて、16日、17日と戻り始めた。
とりあえずは、乾坤一擲の決断は、報われると感じた。

1:https://www.facebook.com/shoka.haruyama/posts/753273688079494
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2:https://www.facebook.com/photo.php?fbid=753277704745759&set=a.138215109585358.29202.100001906080968&type=1

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続く

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10月の調整の記録 (1)ハイイールド市場の様子

ハイイールド市場で起こったこと

5月のGW前後に、ハイイールド市場の軟調が市場でうわさになった。
ファンド筋が処分を始めたと言われていた。
下図,了期

6月には、Fedのイエレンがハイイールド市場に懸念を表明した。
(参考 : 異例の指摘!イエレンさんのご懸念 )
下図△了期

9月26日には、世界の債権王と称されたピムコのビル・グロスがピムコを退職して、ジャナスへ転職することが公になった。

下図を見れば、正式な退職発表(9月26日)の前に、それなりの規模のハイイールド・ファンドの解約売りが起こったことが認識される。

なお、PIMCOは、ハイイールド債券の最大の投資家であった。
PIMCOから何らかの原因で大量の資金が流出するとなれば、何が起こるか、特に流動性の小さなハイイールド、ジャンク・ボンド市場で、何が起こるか、、一種の阿鼻叫喚であることは、火を見るよりも明らかだ。


ハイ・イールド債券の相場推移
jnk_20141016

債券しか投資できないファンドの運用者は、景気の減速懸念、もしくはその他の原因によるハイイールド市場の変調を感じると、「ハイ・イールド → 国債」という安全への逃避、質への逃避、リスク回避という行動」をするものだ。

GW以降のUS10年国債の動向を見れば、2.5%〜3.0%という「米国の巡航速度経済に対応する金利レンジ」を下回る動きを始めたことが認識される。
その背景は、債券ファンド運用者による上記の行動だったと思われる。

2014_1015NY


なお、PIMCOの期間ファンドである「トータル・リターン・ファンド」は、2013年以降の債権の長期金利低下の終焉を受けて、資金流出が続いていたが、9月は巨額の解約が発生した。
下図参照


PIMCO Total Trturn Fund

参考メディア記事
1:http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM2701R_X20C14A9MM0000/
2:http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NDEPE36JTSEJ01.html
3:http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NCO3R26S972N01.html

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「ビル・グロースの転職騒動」ショック

今回の株の下落は、「ビル・グロースの転職騒動」の余波がテクニカル面の引き金になったと思う。

彼の転職で、ピムコのハイイールド投信は大量の解約が来ているハズで、流動性の無いハイ・イールド債券は小規模のパニック(=売りが売りを呼ぶ展開)が起こっていると推定される。

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それは、
1:ハイ・イールド債券から安全な国債へという資金シフトを引き起こし
2:クレジット市場を悪化させ
3:リスク・オフの動きを発生させた

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上記の動きは、株式市場の高PER銘柄の下落を引き起こす。
さらには、若干「less positive」なUS、欧州、日本の経済指標が、ファンダメンタル面で、売りを正当化させた。

先週初に、10月はダメと判断したが、その後の下落は一気に来た。

株式市場の特徴は、
上昇は、ゆっくり、ジリジリ、懸念の壁をよじ登り、
下落は、一気に滑り落ちる

今回も、普通の株式市場のまんまの性格だ。
ガス抜きの調整だと判断している。

今後の展開は、底打ち → 「乗るか反るか」のポイント(=11月だと思うが、ドイツ次第だ)
反れば、全軍退却もありうる。
普通は、乗ってくれるので、OK

反るキッカケは、ドイツだろう。
ドイツが世界経済を無視して、財政規律を主張して、USの希望する経済対策に真っ向から異を唱えれば、1987年のブラックマンデーの再来が来るかもしれない。
これは先月からfacebookに何回も書いてきたことだが、アンテナを高くしておきたい。

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