2005年06月

クレジット・カードで泣く人、笑う人

クレジット・カードの情報が流出して、ネットでの不正使用、偽造カード使用で被害が拡大しています。アメリカでも、6月23日のWallStreetJournalの一面に記事が出ていました。

日本国内でも被害が出ているようです。ニュースによれば、
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米カード情報流出事件で、日本国内発行のクレジットカードに絡む不正使用の被害は、流出した顧客データをもとに偽造したカードを使い、店頭で商品購入したケースが約八割に上ることが二十四日、カード各社の調べで分かった。ネット上の通信販売では身元が分かる可能性があるためとみられる。
 ビザ・インターナショナル東京事務所によると、国内の提携カードで見つかった八百三十八件の不正利用のうち、約八割の六百五十八件が対面販売で偽造カードを使ったとみられるケース。被害額は七千九百万円に上り、全体の86%を占めた。
 本人に成り済ましネットを通じた通信販売で商品購入するカード犯罪もあるが、業界関係者は「通販では商品の受け取り先の住所などを記入する必要がある」と指摘。
===


不正使用されても、全額保障されるので、カード保有者は心配不要だそうです。
全額保障なのかと聞いて、カード保有者が悪意を持って、カードを偽造させる事態も今後は出てきそうです。

この事件は、先日の"盗難カード VS 盗難通帳 何故違う??? 銀行は地獄"で書いたような『銀行受難』に続く、銀行に対する悪材料だと思われます。

クレジット・カード決済の流れには、(1)VISAやMASTERのようなカードの仕組み(インフラ)を提供する企業、(2)カードの発行社(Docomo、ジャスコ、銀行など、顧客を押さえている)、(3)資金決済を提供する銀行、といったように多数の企業が複雑に関連しています。

彼らが全員おいしい利益を享受するために、小売店などが支払う手数料は、4〜5%などと非常に高くなっています。それにもかかわらず、『カード保有者のデータが流失しても、その事実をカード保有者に公開しない』という横柄な態度でした。今回の大規模なデータ流出も今年の1月に発生した模様です。バレなければ知らぬ存ぜぬという態度です。

カード保有者には迷惑がかからないのだから、良いではないか! というのは議論のすり替えです。なぜなら、不正使用の賠償分は、薄く広く小売店から手数料として徴収しているわけで、その分消費者は割高な価格で商品を買わされているのです



そんな傲慢なカード制度は、アメリカでは崩壊の兆しが見えています。主に高額の手数料を負担している小売店(WalMartなどが有名)が反旗を翻しています。WakMartは銀行も買収してしまいました。独自に安いカード制度が導入されそうです。
また、サインが必要な現行制度(割高手数料)ではなく、4桁のコード(PIN)を入力する割安な制度も90年代以降拡大を続けています。

さらには、消費者の知る権利の要求の広がりが最終兵器となって、カード制度を根底から改善させるパワーとして作用し始めるように感じております。
カード・データはカード保有者(消費者)のものであり、そのデータが流出するなどリスクにさらされたら開示(Disclose)せよ!(私にチャント知らせるのが当然だ!)ということです。分野は異なりますが、患者のカルテも同様な動きがあり、アメリカでは患者個人の医療データ(治療・投薬)のDiscloseの制度も国が率先して現在作っています。

今後、データ保護に多大なシステム投資が必要です。
流出は根絶できません。発生すれば、今まで以上にDisclosureをすることになり、コストがかさみます。
手数料は低下圧力にさらされています。
これまで美味しい思いをしていた銀行はコスト・アップの時代になるのです。

しかし、これをBusinessチャンスとして儲ける企業もあります。
システム投資を受注する一部のハイテク産業です。DataStorage、Security関連企業です。私は、先日DataSecurity企業(デクルー)を買収したNetworkApplianceはSweetSpotにある企業だと思っています。この数日の下落はチャンスかもしれません。
(参照:NetApp focus 2005に行ってきました



『運用は、独立系!』の流れが加速

今月のM&Aで、これは!と思ったのが、CityとLeggMasonの事業部門の交換です。

Cityが傘下に抱えている投資顧問事業をLeggMasonに譲渡し、LeggMasonは傘下のいわゆる証券会社(ブローカー)をCityに譲渡します。

金曜日の株価の反応は、LeggMason(上)が+15%です。City(下)は+0.15%です。
反応は、10倍も違います。

このディールの底流に流れていたのは、資産運用商品(ファンド)の『運用と販売の分離』です。
株のバブル崩壊の過程で、『本当に良いものを顧客に勧めるのではなく、自分が儲かるものを顧客に押し付けていた』事実が露呈しました。まあ商売であすから、根絶はできないのでしょうが、株のバブル時代の劣悪さは度を越していたのです。

現在、企業崩壊に瀕している(最悪期は脱したようですが、、)MorganStanleyなども、投資信託の販売態度で大規模な訴訟に巻き込まれました。


Cityは、日本では超金持ち相手の運用商品斡旋業務の不正が発覚し、日本からその業務の撤退を余儀なくされました。

長期間悩んで、将来のCityの姿を考慮した末、Cityは、銀行と証券会社として生きていくことを選択し、そこで販売する運用商品は、自社では運用しないことを決めたのです。
6月23日のWallStreetJournalには、『production、 distribution、 conflict of interest』という3つの単語が並んでいました。

LeggMasonは独立系の投資顧問会社として、買収を重ねながら次第に大きくなってきました。今回のCityの運用部門の買収で、世界第5位の運用資産規模をほこる投資顧問会社になります。大出世です。+15%の株価上昇は、自己の事業分野を一心に強化して、世界の表舞台に飛び出した姿を反映したものと思われます。

反面Cityは、得たものはそれほど大きくなく、膿を出した段階です。
これからのCityの行動力が問われます。しかし、方向は正しく、株価も市場全体が大幅下落した中、Cityの正しいビジネス判断を評価して、その株価は多少ですが上昇したのです。



"住宅を買おう"というTV広告が増えていたアメリカ

1週間アメリカに滞在した。
いつものように、TV広告を観察した。

"住宅を買いましょう。私がお手伝いします!"という広告が増加していた。
また、"あなたの家を売ってください。即、現金を支払います!"という広告も目に付いた。

以前から、住宅の広告はあったのだろうが、昨年より増えた気がした。
ネット・バブルの時の株の売買を勧誘する広告ほどの状況では無い。だから、まだこのバブルが弾けるのは少し先だろう。

しかし、今回気になったのは、"アパートを2〜3個、買いませんか!"という広告です。
これは、居住用ではなく、値上がり期待の投資目的の住宅投資を勧誘するTV広告です。バブルは、前半を折り返したことは確かのようです。

先週、発表された住宅統計は、じり高状態が継続していました。
上は、5月の中古住宅販売状況です。



下は、5月の新築住宅販売状況です。

ドカン!!、という増加ではなく、着実なじり高という状態なので、まだ持つと思います。
だからこそ、FEDは利上げをやめられない、そんな気もします。
原油価格が下がらないのも、FEDが利上げをやめられない背景になっている、そんな気もします。



訪米前の頭の整理

あすからアメリカに行きます。その前に、自分が考えていることを整理して書いておこうと思う。来週帰国した時に、現在感じていることと変わったのか、変わらないのかを比較するのが目的です。

<<長期トレンド>>
2003年を大底とする長期強気相場が、世界中の株式市場に広がっている。
5年以上継続する大きなトレンドである。
私は、extremely bullishである。
アメリカと中国の2個の巨大消費国家が、世界の供給を吸い込み続ける。

<<短期トレンド>>
欧米は春先の『獏とした不安』局面を脱した。日本もやや遅れて追随するだろう。
日本の上昇相場は、(1)送れて始まること、(2)一年以上の調整期間を経ていること、(3)長期金より配当利回りが高いという異常なまでの安値にある、という状況に鑑み、かなりのスピードと幅での上昇相場になるだろう。

日本株は、すでに来年のポスト小泉を織り込み始めたのかもしれない。緊縮小泉の次は、反動が出て、振り子が反対に動き出す感じで、放漫財政の可能性がある。景気が加速する可能性も考慮すべきかもしれない。

足元は、企業に向かって、『配当出せ! 無駄金、使うな!』という風潮だが、次第に、『将来に向かって積極的に投資しろ!』という風向きに変わるだろう。
しかし、その段階に至るまでは、(至っても)、世界の企業からの資金需要は弱く、インフレも無い状況が続くだろう。それほど、世界の企業経営者の多くは、縮み上がっているのだ。2000年以降の、バブル崩壊・会計疑惑・Corporate Governance強化の後遺症は、まだまだ残っているし、次のバブルが始まるまでは、相場を健全で長持ちさせる役割を果たすだろう。したがって、長期金利は低いままとどまる期間が相当長期に渡るだろう。

欧州は、屈折してしまった。フランス、オダンダのEU憲法に対する、『NO!』で、ノックアウト・パンチを食らってしまった。イギリス、フランス、ドイツが体制を立て直すまでは、トルコなどの新規加盟は事実上白紙になってしまう。中央・東欧などと、イギリス、フランス、ドイツ、イタリアなどとの利害対立はさらに激化するだろう。欧州内の大国も、『無い袖は振れない』という『ケツまくり状態』になるだろう。したがって、国内景気優先、保護優先、為替(ユーロ)下落歓迎、というトーンは意外と長く続くだろう。これは株式市場にとっては、足元同様に『好ましいこと』と受け止められるだろう。欧州の政治は停滞するが、企業活動、国境を超えたM&Aは加速するだろう。特に多過ぎる金融機関の買収統合は鮮烈を極めるだろう。ここには巨大な投資チャンスがある。

欧州の政治的な停滞ムードもあり、相対的に日本が米国投資家などから選好されることとなろう。日本の相場は、内需相場が本格化するだろう。老齢化=消費の長期的な上昇、貯蓄の長期的下落、満足を得られるサービスに対する惜しみない消費が進展するだろう。それにこそ投資すべきである。

企業は、システム投資が大きく離陸するだろう。足元、公的資金を返済し、リストラの進展した銀行が、行動の自由を取り戻し、将来に向けた拡大のための基盤となるシステム投資に動き出している。5年程度は継続すると思われ、現在まだ2年目と考えられる。

BRICsをはじめ、アジア、中東欧は、先進国企業の資金需要が本格化するまでは、好調な相場が続くだろう。まだ2年はOKだろう。

来年のアメリカの中間選挙に向かって、アメリカの政治情勢、アメリカ国民の考え方は、戦争の呪縛から開放され、やや民主党優位の方向へ動きそうだが、それをヒラリーが生かせるかどうかは不明である。民主党のまとまりの無さは健在である。しかし、チャンスは大きい。


配当利回りをチェックする

前回のBLOGで、日本に注目しよう!という特集記事の中に、
(3)配当利回りが上昇してきており、国債の利回りと比較しても魅力的になっている。
と言う項目がありました。

昨日届いたアジア株のレポートに日本の1970年以降の配当利回りの推移がありましたので、転載します。

まさに、株が下がらないのであれば、こんなおかしな状況(債権利回り<株の配当利回り)は修正されるはずです。
投資信託業界でも、高配当銘柄を多く組み入れた投信が大人気です。早晩、高配当銘柄の株価が上昇して、配当利回り<国債利回りとなると思います。

ただ、高配当を歌った投信を販売する際に、以下のような『20%正しく、80%間違い』の事柄をイメージとして言いふらすやからが増えているのは心配です。
===
配当する企業=良い企業
しない企業=できない企業=悪い企業
社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility)の意識の高い企業=良い企業
買収で大きくなろうとする企業=欲張り企業=自己中心的な企業=悪い企業
===
続きは次回のBlogにします。


人知れず離陸する日本経済: さあ、日本に投資する準備をしよう!

Marketwatch.comに、日本に注目しよう!という特集記事が出ている。
記事の内容は、
(1)素晴らしくは無いが、世界No.2の経済大国がリカバリーしている。
(2)株式市場も低迷を脱する気配が感じられる。
(3)配当利回りが上昇してきており、国債の利回りと比較しても魅力的になっている。
(4)企業業績の質は、1973年以来で最高のレベルである。
(5)銀行のリストラの進展でバランス・シートが改善し、経済の血液としての資金供給パイプは心配不要になった。
などといった感じです。



相場が一節超えた、次はどうなる?(2)で、
『欧米に送れてリバウンドが始まる。日本・中国・韓国問題で嫌気がさしたり、日銀の超金融緩和が終わったり、銀行が盗難カード賠償責任を負わされたり、株主虚偽記載問題があったりで、投資意欲が低い今だからこそ、今年の買い場がきているのだと思うのです。』
買い!と言いましたが、ようやくその安い局面で買った銘柄が年末から来年にかけて、大きな利益をもたらしてくれそうな状況になってきました。
来週が楽しみです!

Stay Hungry. Stay Foolish.

Stanford Report, June 14, 2005

'You've got to find what you love,' Jobs says

This is the text of the Commencement address by Steve Jobs, CEO of Apple Computer and of Pixar Animation Studios, delivered on June 12, 2005.

I am honored to be with you today at your commencement from one of the finest universities in the world. I never graduated from college. Truth be told, this is the closest I've ever gotten to a college graduation. Today I want to tell you three stories from my life. That's it. No big deal. Just three stories.

The first story is about connecting the dots.

I dropped out of Reed College after the first 6 months, but then stayed around as a drop-in for another 18 months or so before I really quit. So why did I drop out?

It started before I was born. My biological mother was a young, unwed college graduate student, and she decided to put me up for adoption. She felt very strongly that I should be adopted by college graduates, so everything was all set for me to be adopted at birth by a lawyer and his wife. Except that when I popped out they decided at the last minute that they really wanted a girl. So my parents, who were on a waiting list, got a call in the middle of the night asking: "We have an unexpected baby boy; do you want him?" They said: "Of course." My biological mother later found out that my mother had never graduated from college and that my father had never graduated from high school. She refused to sign the final adoption papers. She only relented a few months later when my parents promised that I would someday go to college.



And 17 years later I did go to college. But I naively chose a college that was almost as expensive as Stanford, and all of my working-class parents' savings were being spent on my college tuition. After six months, I couldn't see the value in it. I had no idea what I wanted to do with my life and no idea how college was going to help me figure it out. And here I was spending all of the money my parents had saved their entire life. So I decided to drop out and trust that it would all work out OK. It was pretty scary at the time, but looking back it was one of the best decisions I ever made. The minute I dropped out I could stop taking the required classes that didn't interest me, and begin dropping in on the ones that looked interesting.

It wasn't all romantic. I didn't have a dorm room, so I slept on the floor in friends' rooms, I returned coke bottles for the 5 deposits to buy food with, and I would walk the 7 miles across town every Sunday night to get one good meal a week at the Hare Krishna temple. I loved it. And much of what I stumbled into by following my curiosity and intuition turned out to be priceless later on. Let me give you one example:

Reed College at that time offered perhaps the best calligraphy instruction in the country. Throughout the campus every poster, every label on every drawer, was beautifully hand calligraphed. Because I had dropped out and didn't have to take the normal classes, I decided to take a calligraphy class to learn how to do this. I learned about serif and san serif typefaces, about varying the amount of space between different letter combinations, about what makes great typography great. It was beautiful, historical, artistically subtle in a way that science can't capture, and I found it fascinating.

None of this had even a hope of any practical application in my life. But ten years later, when we were designing the first Macintosh computer, it all came back to me. And we designed it all into the Mac. It was the first computer with beautiful typography. If I had never dropped in on that single course in college, the Mac would have never had multiple typefaces or proportionally spaced fonts. And since Windows just copied the Mac, its likely that no personal computer would have them. If I had never dropped out, I would have never dropped in on this calligraphy class, and personal computers might not have the wonderful typography that they do. Of course it was impossible to connect the dots looking forward when I was in college. But it was very, very clear looking backwards ten years later.
Again, you can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something your gut, destiny, life, karma, whatever. This approach has never let me down, and it has made all the difference in my life.



My second story is about love and loss.

I was lucky I found what I loved to do early in life. Woz and I started Apple in my parents garage when I was 20. We worked hard, and in 10 years Apple had grown from just the two of us in a garage into a $2 billion company with over 4000 employees. We had just released our finest creation the Macintosh a year earlier, and I had just turned 30. And then I got fired. How can you get fired from a company you started? Well, as Apple grew we hired someone who I thought was very talented to run the company with me, and for the first year or so things went well. But then our visions of the future began to diverge and eventually we had a falling out. When we did, our Board of Directors sided with him. So at 30 I was out. And very publicly out. What had been the focus of my entire adult life was gone, and it was devastating.

I really didn't know what to do for a few months. I felt that I had let the previous generation of entrepreneurs down - that I had dropped the baton as it was being passed to me. I met with David Packard and Bob Noyce and tried to apologize for screwing up so badly. I was a very public failure, and I even thought about running away from the valley. But something slowly began to dawn on me I still loved what I did. The turn of events at Apple had not changed that one bit. I had been rejected, but I was still in love. And so I decided to start over.

I didn't see it then, but it turned out that getting fired from Apple was the best thing that could have ever happened to me. The heaviness of being successful was replaced by the lightness of being a beginner again, less sure about everything. It freed me to enter one of the most creative periods of my life.

During the next five years, I started a company named NeXT, another company named Pixar, and fell in love with an amazing woman who would become my wife. Pixar went on to create the worlds first computer animated feature film, Toy Story, and is now the most successful animation studio in the world. In a remarkable turn of events, Apple bought NeXT, I retuned to Apple, and the technology we developed at NeXT is at the heart of Apple's current renaissance. And Laurene and I have a wonderful family together.

I'm pretty sure none of this would have happened if I hadn't been fired from Apple. It was awful tasting medicine, but I guess the patient needed it. Sometimes life hits you in the head with a brick. Don't lose faith. I'm convinced that the only thing that kept me going was that I loved what I did. You've got to find what you love. And that is as true for your work as it is for your lovers. Your work is going to fill a large part of your life, and the only way to be truly satisfied is to do what you believe is great work. And the only way to do great work is to love what you do. If you haven't found it yet, keep looking. Don't settle. As with all matters of the heart, you'll know when you find it. And, like any great relationship, it just gets better and better as the years roll on. So keep looking until you find it. Don't settle.



My third story is about death.

When I was 17, I read a quote that went something like: "If you live each day as if it was your last, someday you'll most certainly be right." It made an impression on me, and since then, for the past 33 years, I have looked in the mirror every morning and asked myself: "If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?" And whenever the answer has been "No" for too many days in a row, I know I need to change something.

Remembering that I'll be dead soon is the most important tool I've ever encountered to help me make the big choices in life. Because almost everything all external expectations, all pride, all fear of embarrassment or failure - these things just fall away in the face of death, leaving only what is truly important. Remembering that you are going to die is the best way I know to avoid the trap of thinking you have something to lose. You are already naked. There is no reason not to follow your heart.

About a year ago I was diagnosed with cancer. I had a scan at 7:30 in the morning, and it clearly showed a tumor on my pancreas. I didn't even know what a pancreas was. The doctors told me this was almost certainly a type of cancer that is incurable, and that I should expect to live no longer than three to six months. My doctor advised me to go home and get my affairs in order, which is doctor's code for prepare to die. It means to try to tell your kids everything you thought you'd have the next 10 years to tell them in just a few months. It means to make sure everything is buttoned up so that it will be as easy as possible for your family. It means to say your goodbyes.

I lived with that diagnosis all day. Later that evening I had a biopsy, where they stuck an endoscope down my throat, through my stomach and into my intestines, put a needle into my pancreas and got a few cells from the tumor. I was sedated, but my wife, who was there, told me that when they viewed the cells under a microscope the doctors started crying because it turned out to be a very rare form of pancreatic cancer that is curable with surgery. I had the surgery and I'm fine now.

This was the closest I've been to facing death, and I hope its the closest I get for a few more decades. Having lived through it, I can now say this to you with a bit more certainty than when death was a useful but purely intellectual concept:

No one wants to die. Even people who want to go to heaven don't want to die to get there. And yet death is the destination we all share. No one has ever escaped it. And that is as it should be, because Death is very likely the single best invention of Life. It is Life's change agent. It clears out the old to make way for the new. Right now the new is you, but someday not too long from now, you will gradually become the old and be cleared away. Sorry to be so dramatic, but it is quite true.

Your time is limited, so don't waste it living someone else's life. Don't be trapped by dogma which is living with the results of other people's thinking. Don't let the noise of others' opinions drown out your own inner voice. And most important, have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary.

When I was young, there was an amazing publication called The Whole Earth Catalog, which was one of the bibles of my generation. It was created by a fellow named Stewart Brand not far from here in Menlo Park, and he brought it to life with his poetic touch. This was in the late 1960's, before personal computers and desktop publishing, so it was all made with typewriters, scissors, and polaroid cameras. It was sort of like Google in paperback form, 35 years before Google came along: it was idealistic, and overflowing with neat tools and great notions.

Stewart and his team put out several issues of The Whole Earth Catalog, and then when it had run its course, they put out a final issue. It was the mid-1970s, and I was your age. On the back cover of their final issue was a photograph of an early morning country road, the kind you might find yourself hitchhiking on if you were so adventurous. Beneath it were the words: "Stay Hungry. Stay Foolish." It was their farewell message as they signed off. Stay Hungry. Stay Foolish. And I have always wished that for myself. And now, as you graduate to begin anew, I wish that for you.

Stay Hungry. Stay Foolish.

Thank you all very much.


京の水道 疎水物語

このフォーラムは京都で開催されること、環境をテーマにしたフォーラムであることあら、直接自動車とは関係ないものの、面白い展示があった。

そのひとつが、京都市上下水道局の『災害備蓄飲料水、京の水道 疎水物語』です。



最先端技術の車の展示場の真ん中に、右の写真の"京の水道 疎水物語"のボトルが大量に陳列されてました。私も一本いただきました。

(上の2枚の写真は国際会議場のフォーラム会場です。)


おいしい水でした。
塩素が入っていない水は、こんなにおいしいのだ!
井戸水がおいしいのも、ミネラルが含まれていることに加え、塩素が無いことも理由のひとつだろうなと思いました。

会場に置いてあった京都市水道局の小冊子は、その活動がわかりやすく記載されてました。ホーム・ページも、アマチュア的な造りかたで好感がもてました。


右のような質素なパンフレット(裏は英語版)も配布してました。

実は、昨年の夏から、世界的に水をテーマに投資をしています。
世界中を見渡せば、飲料水・農業用水が不足していること、世界の砂漠化が進んでいること、飲料水の水質が劣化していること、、、、
さまざまなことを考えていて、これは飲める水関係の企業に投資することは理にかなっている、そう考えるようになりました。


投資している数社のうち"Cuno"という浄化フィルターを作っている会社が"3M"という大企業に買収されました。
右のドカンと上昇しているのが、買収の発表です。
以後、証券会社は、水探し(=宝探し?)の様相を呈しております。

私は、このテーマは結構先の長い投資テーマだと思っています。
この売却代金は、別の水の会社に再投資する予定です。


流れが変わった欧州統合

週末に以下のようなニュースが流れた。
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<<独野党CDU:ブルガリアとルーマニアのEU加盟阻止も>>
6月5日付のドイツ紙、ウェルト日曜版によると、同国の野党、キリスト教民主同盟(CDU)はブルガリアとルーマニアが欧州連合(EU)の加盟基準を満たさない場合、両国のEU加盟を阻止する可能性がある。欧州問題に関する議会委員会のマティアス・ビスマン委員長の話として伝えた。
2007年1月1日に予定される両国のEU加盟に向けた交渉は完了しているが、ドイツの連邦参議院(上院)、連邦議会(下院)のどちらか1方でも加盟批准を拒否した場合、手続きは中断する。CDUは連邦参議院で過半数の議席を握っており、9月の選挙後には連邦議会でも過半数議席を獲得すると見込まれている。同紙によると、ビスマン委員長は、ルーマニアが向こう数カ月で根本的な変化を遂げない場合、2007年1月の加盟は「現実的」ではないと指摘している。
===
近づくドイツの総選挙に向けて、有権者にアピールしたものだが、本音が出ていると思われる。本音部分は、
(1)有権者(=労働者)は、東に拡大したEUの悪影響で、職を奪われるなど経済的なダメージをこうむっている。これ以上は勘弁してくれ!
(2)ドイツがEUの基準を守れないのは、東に拡大したEUの悪影響である。だから、財政赤字の規模の縮小ができなくても非難されるものではない。しかし、ルーマニア、ブルガリアには、厳格に適応する。彼らには抗弁する理由がないのだ。
(3)フランスもオランダも『これ以上、変なやつらが加入して、補助金をかっさらって、しかも職を奪っていく状況が増えるのは嫌だ!』と言っているじゃないか、ドイツ国民も同じだ!

確かに、フランスの国民投票を境に、流れが明確に変わりました。
ユーロは、まだ安くなるかもしれない。


投資判断には、感情が必要である

多数説は、『感情を廃することが、正しい判断につながり、好パフォーマンスを生む』と考えていると思われる。

私は違う。投資を業として始めたときから、感情を廃することに違和感を覚えてきた。
感情を正しく観察することが、好パフォーマンスをもたらすと信じている。

現在読んでいる2冊の本の中に、『やはり、私の考え方は間違ってはいなかった』と思わせる部分を見つけた。うれしかった。一冊は、『心と脳の地形図』(上の写真)である。もう一冊は、『人はなぜお金で失敗するのか』(下の写真)である。



『心と脳の地形図』によれば、感情は人間の判断活動に不可欠であり、感情が無ければ判断不能に陥るのが人間の物質的特性だそうだ。感情を持たない人工知能(AI:Artificial Intelligence)は、おそらく不完全で危険な(暴走を止められない)存在かもしれない。

『人はなぜお金で失敗するのか』は、近年急速に脚光を浴びている『Behavioral Finance(行動ファイナンス・行動経済学)の本であり、“実は非合理的な特性を持っている人間の判断・行動”について書かれている。“すべての情報を瞬時に合理的に判断して行動する人間を前提とした古典的な経済学を正しく修正するものである。
なお、もっと古典的な経済学は、非合理的な人間の特性を加味してあったらしいが、計量的な経済学の邪魔になるという理由で、すべて合理的という単純前提化<してはいけないのに>してしまったようだ。ある意味では経済学は昔にもどりつつあるとも言える。



さて、2冊の本に書かれたことをベースに、私が信じてきたことを記述します。
=====
人間は本質的に心の安定(安心の感情)を求めるようにできている。
感情が安心を求める時には、正しい・合理的な決定よりも、心の安定をもたらす判断・行動を優先してしまう。
心の安定は、生物としての人間が求める『満たされるべき欲求』の中で優先度が高いのである。特に非通常の事態ではそうである。生物として安定した感情を求める人間には、時として一見非合理的な決定・行動が必要になるということである。
特に、不確実性が高いような状況では、人間は非合理的になる確立が高いということは、株式投資の銘柄選択・売買タイミングに関して、相場の大幅な上昇・下落の状況での投資判断などが、まさにその最たる例だろう。
“なんで、こんな時に!こんな銘柄を!買って(売って)しまったのだろう???”という事例が多いのは人間の判断・行動特性から当然の成り行きなのだ。

『心と脳の地形図』によれば、感情は、物事を天秤にかけたり、評価するのに必要である。合理的な対応が複数浮かんできた時に、そのうちどれが正しいかを選定するのが感情である。人間の脳では、わかること(感覚・知覚)の上位に感じること(感情)が位置している。
このように、感情が決定を支配しているがゆえに、心に通常以上の圧力がかかったりする際には、一見非合理的な決定・行動を迷わず選択するのである。
なお、私たちが能動的に何かをすることとは、感じることである。
そして、感情の本質とは、『危険から遠ざかり、利益になるものに近づこうとする生き残りのメカニズム』なのである。
====


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