2006年06月

上半期の総括、ハイテク株

上半期が終わろうとしています。ハイテク銘柄の総括をします。
パフォーマンスは、円ベースです。でも、昨年末が117.75円で、昨日が116.57円ですから、円ベースでも、ドルベースでも、ほぼ同じです。

最初は、昨年の一押し銘柄アドビ(ADBE)に変わって、2006年の一押し銘柄にしたシトリックス(CTXS)です。会社の内容は、シトリックス(3)など過去記事を検索してください。
年初来のパフォーマンスは、+28%、 業績も好調です。
5月の高値から、6月の安値まで▼24%ほど下落しましたが、現在は戻りつつあります。 現在のところ一番安心できる銘柄だと思います。年末〜3月にかけては、$47の可能性もあるかなと期待しています。 そうなれば半年で+25%のパフォーマンスですね。



次は21世紀の最初の10年のテーマと位置づけたWeb2.0銘柄の、グーグル(GOOG)と、セールスフォース・ドットコム(CRM)です。

グーグルのパフォーマンスは、冴えません。 昨年上がり過ぎたこと、春ごろにグーグルをバッシングする記事が多かったこと、そのころ業績が踊り場に差し掛かったこと、、それらが合わさって、年初来▼7%の下落です。

1月の高値から5月の安値まで▼29%も下がりました。 しかし、その後は相場全体の軟調さにもかかわらず、下値を着実に切り上げて上昇してきました。 90年代のドットコム銘柄のような超高いPERではありません。 たった43倍(06年12月)です。

私が何故グーグルを重要視しているかは、グーグル・インパクト に特集しております。
年末〜3月にかけては、$500の可能性もあるかなと期待しています。 そうなれば半年で+23%のパフォーマンスですね。



セールスフォース・ドットコムのパフォーマンスも冴えません。 
会社内容は、セールスフォースドットコム(CRM)は、Web2.0企業の代表銘柄 (2) など、過去記事を検索してください。
事前の期待が高すぎて上がってしまったこと、ところが実際の業績はそれほど飛び上がるほどは良くなかったこと、PERが超高い(139倍、07年1月)こと、それらが合わさって、年初来▼19%の下落です。

1月の高値からは、▼42%も下落しました。 しかし、先週のオラクルの決算が良かったことを見て、『へーっ、オラクルさえも恩恵を受けるような環境になってきたのだ。ならば、より顧客の需要が強いセールスフォース・ドットコムの業績は再加速している可能性がある』と思いました。

年末〜3月にかけては、$35〜40の可能性もあるかなと期待しています。 そうなれば半年で+20%〜+37%のパフォーマンスですね。 しかし、この銘柄は、volatikityが高いので、売り買いのタイミングは超重要です。


そしてダーク・ファイバーが消える をテーマとしたJDSユニフェーズ(JDSU)です。
年初来のパフォーマンスは、+10%、 業績は、まだ赤字です。2007年は黒字が期待されています。

3月の高値から、6月の安値まで▼46%ほど下落しました。ようやく底を打ちつつあります。今日書いている5銘柄では一番自信がありませんが、当たればぶっ飛ぶ銘柄です。当たれば、年末〜3月にかけては、$4.5の可能性もあるかなと期待しています。そうなれば半年で+66%のパフォーマンスですね。 博打といわれれば、そうかもしれません。


最後が、F5ネットワークスです。
5月にセミナーに行ったときの記事をご覧ください。
年初来のパフォーマンスは、▼12%、 業績は、好調です。
しかし、3月の高値から、6月の安値まで▼41%ほど下落しました。
4月20日に発表された決算で一部ゲットできなかった受注があったこと、最近オプションの付与に関してSECなどが調査をしていますが、不正な付与(後から安い値段で発行するなど)の疑いがある約20社に名指しされたからです。

今日書いている5銘柄では、来年にかけて、まだまだ業績が加速すると自信がある銘柄です。 しかし、不正はアメリカでは一番嫌われます。 株主訴訟など裁判も多発するかもしれません。
これらがクリアーされれば、ぶっ飛ぶ銘柄です。良い方向になれば、年末〜3月にかけては、$80の可能性もあるかなと期待しています。そうなれば半年で+56%のパフォーマンスですね。 これも、博打といわれれば、そうかもしれません。


消費を楽しむのがアメリカ人です

過去一年間を振り返ると、アメリカ株は冴えない動きです。
先進国の地域別の円ベースのパフォーマンスはラフな数値ですが、
日本:+35%
欧州:+24%
アジア:+18%
北米:+12%
となって、ビリのパフォーマンスです。

何回か書いていますが、アメリカは借金経済ですから、金利が上がると借金の金利=返済金額が増えるので、利払い後の正味利益が減少したり、利払い後の消費可能金額が減少したり、、、、株式市場には、そんな不安が蔓延するのです。 特にガソリン代がこの数年で倍以上になっているので、ましてや、、、なんて考えて、しり込みするのです。

上のコピペは数日前のFinancial Timesの挿入画です。
消費者が抱え込んだ借金が山のようになっている。 こりゃ心配だ、大丈夫??? 投資家が懸念しているという図です。



この数年、脚光を浴びているのが、不動産を担保とした消費者金融(不動産担保貸付)です。MEW(Mortgage Equity Withdrawal)という言葉があちこちのレポートに登場しています。
不動産が値上げリする=担保価値が上昇する=もっと金を借りることが可能、、という事になります。 もちろん借金ですから、金利と元本を最終的には返済しなければなりません。

一見、アリとキリギリスのような話に対比する方も多いでしょう。 今日の暮らしのために、将来の元利金の返済を真面目に考えていないのがアメリカ人で、アメリカ人はキリギリス的生活をしていて許せない、天罰が下るハズだ、、、、

でも、ものは考えようです。 子孫に財産を残すなんて考えないのであれば、自分の財産をどう使うかは、自分で決めれば良いのです。 自分が死ぬときに、不動産を処分して元利金を返済すれば良い、、そのときまでキャッシュ・フローが回れば良い、、
美田を子孫に残さず、、、アメリカ人が実践しているのは、そういう事かもしれません。

右のグラフは、不動産を担保にして、毎年いかほどの金額が借金として引き出されているかを示しています。不動産が値上がりすれば、このグラフは上昇するのです。
昨年は、1年間で約90兆円借金が増加した計算です。3億人で割れば、一人30万円、一世帯で100万円強の借金をしたような計算です。
なんだ、100万円か、、、日本のサラ金問題よりマシかもしれません。 金利は20%ではなく、6%〜8%でしょうから、、、


ただ、不動産価格が『バブル崩壊で、、、、』という日本のような状況になれば大問題です。 今のところそこまでは至ってません。 ただ、上がりすぎた反動で、不動産の取引は閑散になっています。 右のグラフのピンクの線は新築住宅販売ですが、最近はガクンと低迷しています。 ただ取引価格は前年比で下落までは至ってません。 
そうは言っても、もし今後半年以上も金利が上がり続ければ、さすがに不動産価格の下落が顕著になるかもしれません。 まさに、それを株式市場が非常に神経質に心配しているのです。


90年代のバブルのとき、企業は稼ぐ金額以上に設備投資をしました。
稼いだ金額(キャッシュ・フロー)と、実施した設備投資(=使った金)の差額は、借金です。 この差額をFunding Gapというのですが、それが最後のグラフです。

最後の局面では、年間40兆円ほどの借金をしたのです。
まあ、死ぬ時に売って返せば、、、、でも死ぬって、企業が倒産して、解散価値で借金を返すという事です、、、企業は人ではありません。 死ぬという選択肢は、投資家は困ってしまうのです。 (個人はどうせいつかは死ぬのですが、、)

さて、40兆円も借りた後に、残念ながらバブルが崩壊して不景気になり、借金して作った設備が利益を生まない状況になりました。 企業が死ぬ確率が高まったのです。 だから、パニック的に株価が下がったのです。

今後ですが、
(1)真面目に借金を返す、
(2)来年は借金の金利が下がる、
(3)ガソリン代が下がる、
(4)給料が増える、
という組み合わせで、1年〜2年のやりくりをするのだと、私は思ってます。

でも、アメリカ人は消費をなかなかやめません。
消費を楽しむためにアメリカに移住したのが現代のアメリカ人だからです。
耐える生活をするためにアメリカに移住したひとはいないと思います。


久しぶりの力強さ (2) 6月23日(金曜)

まだ金曜のアメリカが終わっていませんが、5月に始まった大規模調整は、一旦整理が付いたようです。

しかし、今年はアメリカの中間選挙(11月7日)の年ですから、秋(9月、10月)はもう一回試練があると予想しています。また、メキシコの大統領選挙(7月2日)もあり、その前後では、小波程度はありそうです。

しかし、日本株は昨日、本日ともに力強さを感じさせました。 
アメリカ離れを演じていくプロセスに入ったように思います。

チャート(クリックして拡大してください)を見れば、重要なレベル(白線、赤線)をしっかりクリアーしてくれました。昨日クリアーして、その後アメリカがだらしなく下落したので、朝は弱く始まりました。また今日は金曜日ですから、通常は利益確定の売りが出てだれて終わります。 しかし、今日はそんな雰囲気を吸収して、日中の安値から上昇して終わったのです。

しかも、巷に出回り始めた投資レポートは弱気、注意喚起、慎重、、そんなトーンのオンパレードです。 そんな中、値段だけがスルスル上がって、買い損ねた人が多い、、そんな展開が理想的です。 なせなら、買えなかった人は、上がったら買ってくるからです。 安いときは不安で買わない人が多いのです、、人間の心理です。


インドも、先日書いたように、とりあえず▼30%を達成して、不安の壁をよじ登る相場というフェイズにあります。

ファンダメンタルが目立って悪化したわけではありませんでした。
経常収支の悪化はやや気になりますが、為替がやや弱含んでいるので、変なことにはならないでしょう。 80年代〜90年代は、為替を守って金利を引き上げるなどして、経済を悪化させるという間違った政策を採用する国が多かったのですが、現在の政策担当者は、過去の失敗例を勉強したのだと思います。


久しぶりの力強さ (1)

今日は、日本株の引けまでの動きを注視しました。
重要なチャート・ポイントにあったからです。
伸るか反るかという日・ポイントが、相場にはあります。日本株にとって、今日の相場はそんな重要な日だったのです。

さて、右の図に2本の横線があります。(クリックして拡大してご覧ください)
下の線を越えるのが、第一関門です。ここを超えなければ、予選を通過できません。
上の線は、第二関門です。ここから上は、別世界です。

朝の予想では、第一関門を超えて、第二関門の手前で終わると思ってました。第二関門は、アメリカなど他の市場の様子を見てから動くと予想していました。

しかし、なんと後場から続伸して、第二関門もクリアーしてしまいました。
非常に心強いです。
おそらくアメリカ市場が多少ガタガタしても、日本はゆっくり上がる=アメリカ離れ、と思われます。


腰の据わった投資

Financial Timesに、『ついに日本の厚生年金資金が小型株に着手』という記事がありました。つまり、我々の将来もらう年金の投資先として小型株もやるという宣言です。

これは素晴らしいことです。
これまでの日本株の欠点は、時価総額上位100銘柄は年金ファンドが売買するのに適した出来高がありますが、それ以下になると極端に出来高が無いという市場の2極化でした。

世界の常識は、小高株こそパフォーマンスが良好で長期投資に適している。大型株は景気変動に左右され、インデックス並みのパフォーマンスしか出ない、という事です。

今後は小型株にスポットライトが当たります。この6ヶ月で小型株は結構下がりました。今後1年を考えると、リバウンドは大きそうですよ。

やっと日本にも腰の座った投資が増える可能性が出てきました。個人投資家にはうれしい話です。


腰の据わった投資といえば、インド株に対する日本人個人投資家の思い入れは世界一ですね。今朝の日経新聞(右のコピペ)の記事を見ても確認できました。


1987年末から先月末までの超長期の円ベースのパフォーマンスを調べてきました。
白:インド株、
緑:先進アジア株(香港、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランド)
赤:日経平均
です。

インド株>先進アジア株>日本株、という順ですね。
短期的な株価変動を耐えれば、こういう結果だったという事ですね。


今更ながら、パソコンです

1998年〜1999年ごろの話です。こんな思いを語ったことがあります。
===========================
パソコンって、何でもできるようになってきているけど、なんか使いづらいんです。便利じゃなくなってきているんです。 昨年あたりから、『インテルもマイクロソフトも、いらない!』と思って実は投資していないのです。

フル・スペックのパソコンよりも、これが常時携帯するのに便利なんです。
そういって、WinCE機(当時愛用していたカシオペアA55)を彼に見せました。
何が便利かって? スイッチ入れて、3秒で使えるんだよ! たかがPCを使うのに、何で30秒も待つんだ、おかしいよ!
================================
当時は、カシオペアA55(写真左上)というWinCE2.0にピッチの611S(シャープのデータ・カード一体型PHS)を差し込んで使ってました。
カシオペアのようなPDAは、一旦は下火になったのですが、最近は復活して現在のウイルコムのW-ZERO3/WS003SH(シャープ製:写真右の二つ)に結実しているのは、私としては非常にうれしいです。


結局、当時のノートPCに対する不満のポイントは、『重い、電池の消耗が早い、起動が遅い、高価格』という重厚長大、過剰だらけという部分でした。
しかし、その後、ノートPCの価格が劇的に下落したこともあって、『PDAは中途半端』ということで見捨てられていきました。

さて、わが世の春のノートPCですが、今年のクリスマスには、500ドル台(59800円)という価格帯が実現しそうな気配です。というもの、最近のインテルやAMDのMPU価格の値下げ競争は半端じゃ無いのです。▼50%と言う感じです。最近、Dual Processor搭載で、9万円を切るものも新聞に宣伝されてました。

いままで、液晶、HDD、Dラムを含めほとんどのパーツが劇的な値下がりを示してきました。ただただ、MPU価格だけが高止まりしてきました。 それは競争が無かったからです。 インテルは60%というマージンを堪能してきたのです。

しかし、最近のAMDの攻勢で、ようやくMPUに競争原理が現れたのです。今は、AMDとインテルでシェア争いの値下げ競争になってきました。 おそらく両者とも足元の消耗戦が終わる頃には、相当なマージン低下になっているでしょう。最近の株価の軟調さ(右上のチャート)は、NASDAQの下げだけではなく、そういう部分が相当織り込まれていると思います。

それですから、今年のクリスマスのPC価格は値下げが可能なのです。 マイクロソフトのVISTAも出てませんし、熟成されたXPと低価格だけがセールス・ポイントです。


MPU価格が下がれば、最終製品としてのPCの組み立て業者であるヒューレット(HPQ)や、デル(DELL)は多少マージンが増える可能性があります。
でも、デルはまだ下がってます。 ヒューレットは、ストーレッジの好調があるので、株価はそこそこ堅調です。(右のチャート)

デルは、AMD製のMPUを全体の50%近く採用するかもしれないと示唆しています。
これは、インテルとAMDを競わせて、市場原理の恩恵で高性能、低価格のMPUを使いたいからです。

消費者にとってはうれしい話です。


でも、価格が下がっても、ノートPCには問題が残ってます。
重い、電池の消耗が早い、起動が遅い』という重厚長大・過剰部分です。

ネットに書かれている希望する製品は、フラッシュ・メモリー(HDD無し)を使ったノートPCです。起動が早い、電池の消耗が少なくなるからです。

しかし、私が思っているのは、ブラウザー・ベースのソフトで十分に社外での仕事が可能になったのだから、フルスペックのOSは不要だと言うことです。

ワープロなんかは、基本ベタ打ちで95%は事足ります。グーグルが無料のブラウザー・ベースのワープロを年内にみんなが使えるように出してくるでしょう。
グーグルは、スプレッド・シートでさえ、ブラウザー・ベースのもの(無料)を出してき始めました。これもクリスマスには、私たちも使えるでしょう。

であれば、ブラウザーさえしっかりしていれば良いのである。 次期VISTAは、15ギガの容量と聞いている。ウソでしょ! そんな巨大さじゃ、フラッシュ・メモリー・ベースのノートPCでは使えません。 マイクロソフトの株価(右のチャート)のだらし無さも仕方が無いです、こんなfatでslowなOSがセールス・ポイントなんじゃ、、、

でも、そうなると、軽量小型のOSである俄然WinCEが復活する可能性がありそうなのです。
10インチのLCDで、500g、12時間駆動、、、9万円、、、出ませんかね??
シャープさん、いかが!?


(資料)アメリカのベア・マーケットの記録_2

1番目は、1966年と、1960年


2番目は、1956年〜1957年と、1948年〜1949年


3番目は、1953年


最後は、今年2006年6月中旬まで


(資料)アメリカのベア・マーケットの記録_1

市場が軟調になると大所高所の資料が増える。
ブローカーは、基本暇になるからだ。

しかし、過去の記録を丁寧に解説した資料はありがたい。
特にベア・マーケットの資料は、記録に値する。
これは、BBHの資料だ

1番目は、2000年〜2002年と、1994年


2番目は、1998年と、1990年


3番目は、1987年と、1976年〜1978年


4番目は、1980年〜1982年と、1973年〜1974年


5番目は、1969年〜1970年と、1962年

まあ、株は定期的に、そこそこの調整を演じてきたのだ


ゴールドは、今年の高値をつけたのかもしれない

金価格が低迷していた時期に言われていたことを思い出しています。
(1)金本位制が終わったのだから、通貨としてGoldが保持していたプレミアムが徐々に消失する
(2)中央銀行が徐々に金を減らしている

(1)に関してですが、金本位制は確かに終わっています。もはや世界のどこの中央銀行も、紙幣を金に交換してくれません。

しかし、金が保持していたプレミアムですが、、、、
他の金属(銀、銅、鉄、アルミなど)と比べてみてとんでもない大きなプレミアムがついていた時間が非常に超長期にわたっていた為、プレミアムは直線的に消滅することはありません。

これは心の問題なのです。金は特別、これをもっていれば安心という心がある限り、金には一定のプレミアムが付きまとうのです。その辺は、ゴールド、The Power of Gold に詳しく解説させています。
しかし、『もはや世界のどこの中央銀行も、紙幣を金に交換してくれない』という事実は大きいのです。私は金のプレミアムは徐々に低下するのだと思います。宝飾品としてのプレミアム価値に収斂するだろうと思っています。

-
(2)の『中央銀行が徐々に金を減らしている』という点ですが、足元も継続しています。
田中貴金属のHPに、中央銀行の金の売却に関する合意事項が解説されています。簡潔な説明なので、右にコピペしました。(原文はここです。)


財政赤字を埋め合わせるために金が売却されるとも書かれています。
最近の高値を考慮すれば、過去数年に比べ、倍以上の値段で売れるのですから、中央銀行としてはホクヒクでしょう。

金が中央銀行のリザーブとして見直されているという主張を多く目にします。私はそれを根拠にして金に投資はしません。 あまりにも価格変動が激しい状態は、リザーブとしては好ましくないと思うのです。リザーブとして重要な事は、値上がりが期待させるということでは無く、価値が安定しているという事だからです。

経済の成長に合わせて、通貨を増加させる必要があるのが、現代資本主義経済です。
かつて金本位制だった時代は、金の量が限定的だったので、通貨の増発が出来ないために、経済の発展が阻害されていました。

金の呪縛から離れることができたからこそ、経済発展を加速することが可能になったのです。その意味では、金本位制に戻ることは、デフレ経済になることを意味していますから、金本位制への復帰などありえないと思っています。


金のチャート(3番目の図)ですが、この形から短期で高値を抜くという事は確率的に低いです。チャートが当たる保障は無いですが、こんな形はピークの形成である場合が多いです。


しかし、壮大なピークはスルスルとは終わりません。
何回ものた打ち回りながら、下落するのだと思います。

そして次の上昇波動までエネルギーを貯めるのです。


(資料)1993年〜1995年 金利、エマージング市場、商品

エマージング市場は、4倍上昇し、▼30%の下落

短期金利は、+4%

商品は、+35%


2002年〜2006年に似ている


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